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ソフト・ハード紹介 番外編


palmware for musician
Palm/ワークパッドと一緒に音楽するためのソフトウェア

MIDI (Software)

*楽譜ソフトminiMusic NotePadとTS Noterは、「楽譜・作曲」をご覧下さい。

*BeatPlus、CLIE-T/NRシリーズについては、それぞれの専用ページをあわせてご覧下さい。
 → BeatPlus関連情報
 → CLIE-T600/400関連情報
 → CLIE-NR70関連情報

*パームでMIDI演奏するために必要な機材については、こちらをご覧下さい。

BeatPad ver.1.0.5

$29.95 サイズ 19.113KB 作者 miniMusic (http://www.minimusic.com/)

[追記:2000/11/23]既に製品版が発売されていますが、以下の記事は、2000年2月に、当時のデモ版について書いたものです。

 簡易パターン・シーケンサです。一部機能はPalm単体でも利用できますが、外部MIDI音源と接続して使うのがお奨めです。

 外部音源を使うと、単音のメロディ(orベース)・パートとドラム・セット(12種類の打楽器)を演奏できます。現在公開されているデモ版で作成できるリズム・パターンは、16ビート1小節分。製品版では、もっと長いパターンを入力できるようにする予定だそうです。

メロディパートの設定

 プログラム起動してまず現れるのは、メロディ入力の画面です。

 黒い横線が音符です。画面をタップして音の高さを(半音単位で)調整します。
 下の白抜きの横線でオクターヴを切り替えることができます。

 「MIDI」をチェックしてから再生ボタン(黒い三角マーク)を押すと、外部MIDI音源を鳴らすことができます。また、ここをチェックせずに再生すると、Palmの内蔵スピーカを鳴らすこともできます。

 一番下の四角いボックスをチェックすると、ミュート、音が消えます。

 「duration」、「velocity」のタブをタップすると、画面が切り替わります。ここで、音の長さや音量を微調整します。

ドラムパートの設定

 画面左下のボタンを押すと、ドラムパートの設定画面が現れます。

 黒います目が音符に相当します。リアルタイムに入力が演奏に反映されますから、まず再生をスタートさせて、音を鳴らしながら入力するといいと思います。

 特定の楽器の音を消したり、逆に特定の楽器の音だけ聞きたい時は、左の「M」(ミュート、音を消す)、「S」(ソロ、他の音を消す)をチェックしてください。


Theremini ver.3.2.1

$5.00 サイズ 23.9KB 作者 Pete Moss (http://users.ev1.net/~bantha/palm/index.html)

■概要

 電子楽器の源流のひとつテレミンをエミュレートするソフト。落書き感覚でスタイラスの動きに合わせて音が変化します。Palmの操作性を活かした楽しいツールと言えるのではないでしょうか。

■とにかく使ってみよう!

[インストール時の注意]
 v3.1から、アーカイブにはプログラム本体(theremini.prc)と一緒に、mathlib.prcが同梱されるようになりました。mathlibライブラリがないと、一部の操作で「Fatal Error」が発生します。面倒を避けるために、最初に両方まとめてインストールすることをお薦めします。

Theremini起動画面

 起動するとこのような画面が現れます。難しいことを考えず、黒く塗られた部分で、スタイラスを自由に動かしてみてください。...スタイラスの動きに合わせて、グリグリと音が鳴るはずです。

 次に、外部MIDI音源を持っている方は、接続を済ませた上でメニューから「Switch to Theremidi」を選び、画面を切り替えてみてください。

Theremidiモード

今度は、スタイラスの動きに合わせて、外部MIDI音源から音が出ます。

 基本的には、これがTheremin/Theremidiのすべてです。スタイラスで心ゆくまで音の落書きをお楽しみください。

■カスタマイズ

 音の出方は、設定画面でカスタマイズできます。

■Theremini(内蔵スピーカーモード)の設定

 内蔵スピーカーを使うThereminiモードでは、スタイラスを左に動かすほど音が高くなり、上に動かすほど音が大きくなるのですが、画面下部の背景が白い部分……

Thereminiモードの設定

ここで、最低音(上段左)、最高音(上段右)、音の長さ(下段左)を設定できます。

 デフォルトでは、スタイラスのx座標に「比例して」音の周波数が変化するのですが、上段中央の[linear]をチェックすると、弦楽器のグリッサンドのような、指数関数的な変化になります(人の耳にはこのほうが「直線的」に聞こえます)。

なお、[linear]を有効にするためには、あらかじめ、アーカイヴ同梱のMathlib.prcをインストールする必要があるので、お忘れなく!

 また、[smooth]をチェックすると、リアルタイムに(=設定した長さ分、律儀に音をのばすことなく)、音がスタイラスに追随します。

*音の長さを1000〜2000秒くらいに長めに設定しておいて、[Smoother]をオンに設定すると、「ウィ〜〜ン」とピッチベンド風の効果が出ます。

■Theremidi(外部MIDI音源モード)の設定

 外部MIDI音源を使うTheremidiモードには専用の設定画面があります。Theremidi画面で、画面下の現在の設定をタップするか、[Menu]から[Setting]を選んでください。

Theremidi、x軸の設定


Theremidi、y軸の設定

 x軸とy軸に別々の楽器を割りあてることができるようになっています。これも、Theremidi v3.0で追加された魅力的な新機能です。

 設定項目は、MIDIではおなじみのもの。

  • [channel] …… MIDIメッセージの送信先チャンネル。
  • [note on/off] …… 基本となる音の高さ([Pitch])、強さ([Vel])。
  • [patch change] …… 楽器音色のバンク番号(GMは0)、楽器番号([Instr])。
  • [pitch bend] …… ピッチベンドとその幅([Range])。
  • [cc] …… コントロールチェンジを3つ設定できます(詳しくは、お手数ですが一般的なMIDIの解説書をご覧ください)。

 ピッチベンドとコントロールチェンジの数値は、タップ位置のx(y)座標で決まります。

* x軸側、y軸側で[Channel]、[Pitch]、[Instr]を別の数値に設定して、[cc]には、パン(「7」)とボリューム(「10」)に設定すると、音がスタイラスの動きにあわせて左右を駆け回ります。

■設定の切り替え

 Thereminiモードでは5つ、Theremidiモードでは16の設定を保存できます。v3.1から、設定の保存・切り替えは非常にわかりやすくなりました。現在の設定は、反転して選択状態の番号に自動的に保存されています。別の番号をタップして、他の設定を入力しても、もういちど元の番号に戻れば、元の設定が復元されます。なかなか便利です。


Midi File Player (playmidi) ver.0.45a

フリーウェア サイズ 19.3KB 作者 Tom Zerucha (http://www.execpc.com/~tz/)

 2000年10月現在、Midi File Playerと母艦上のコンジットを統合した新ヴァージョン Music Boxのテストが進行しています。この新版についての情報は、こちらをご覧ください。

MIDI File Player画面


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 配布アーカイヴ(playmidi45a.zip)の内容
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 作者サイトで配布されているzipファイル(playmidi45.zip)には、以下のファイルが含まれています。

   [Palmデヴァイスにインストールして使うファイル]
     playmidi.prc (palmアプリケーション本体)
     ZLib.prc (圧縮データ展開用ライブラリ)
     itcto.prc (サンプル曲、「イタリア協奏曲」)
     goldmzip.prc (圧縮データサンプル、「ゴールドベルク変奏曲」)

   [Windows上で使用するコンバータ類]
     mfffix.exe
     (Windows用コンバータ、60KB以上のデータを利用する際の前処理をします)
     mfftoprc.exe
     (Windows用コンバータ、非圧縮データを作成します)
     mff2mzip.exe
     (Windows用コンバータ、圧縮データを作成します)

   [添付ドキュメント]
     README

   [UNIX(Linux?)用コンバータとソースファイル]
     mfffix.c
     mfftoprc.c
     prctomff.c
     mff2mzip.c
     mff2mzip
     mfffix

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 インストール
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 プログラム本体(playmidi.prc)とMIDIデータ(配布アーカイヴ同梱のitcto.prc=「イタリア協奏曲」など)を、通常のやり方でインストールしてください。また圧縮データ(配布アーカイヴ同梱のgoldmzip.prc=「ゴールドベルク協奏曲」など)を利用する場合は、ZLib.prcも一緒にインストールしてください。
 マニュアルによると、「MIDIデータがひとつもインストールされていない場合はクラッシュする」ということなので、MIDIデータのインストールをお忘れなく!

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 MIDIプレイヤーの使い方
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 MIDIプレイヤー本体の使い方は、画面をご覧いただけば一目瞭然だと思います。
 「メニュー」にも多くの項目が並んでいますが、未実装の機能も含まれています。(「Trk」メニューのMIDIデータ編集機能は未実装。「Seq」メニューの「Rename」、「Delete」は有効ですが、「New」は、編集機能がないため事実上、使えないようです。)。
 BGMでMIDIを再生する場合には、「Misc」メニューの「JukeBox」が便利です。この項目を選択しておくと、インストールされているMIDIデータを順番に演奏してくれます。

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 コンバータ(Windows用)の使い方
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 MIDIファイルは、あらかじめPalmにインストールできる形式に変換しておく必要があります。
 なお、マニュアルによると、「MIDIデータがひとつもインストールされていない場合はクラッシュする」ということなのでご注意ください。
 ファイル・コンバートの手順は次のようになります。(なお、コンバータは、コマンドラインから起動します。引数を正確に与えないと上手く動作しないのでご注意ください。)

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  (1) MIDIファイルのサイズが約60KB以上の場合
  ------------------------------------------

1. MIDIファイルをmfffix.exeにかける

 MIDI File Playerで60KB以上のファイルを再生するためには、あらかじめ、トラックサイズを調整する必要があるそうです。mfffix.exeはそのためのツールです。
 使い方は、コマンドプロンプトで、

 >mfffix [変換前のファイル名(.mid)] [変換後のファイル名(.mid)]

2. mfftoprc.exeまたmff2mzip.exeで「.mid→.prc」変換

 MIDI File Playerは、圧縮データの再生をサポートしています。MIDIファイルから、この圧縮形式データを作成する場合は、mff2mzip.exeを使います。(圧縮データをPalm上で再生するためには、MIDI File Player本体playmidi.prcと一緒に、Zlib.prcをPalmへインストールしておく必要があります。)非圧縮データを作成する場合には、mfftoprc.exeを使います。
 両コンバータの使い方は次の通りです(引数の指定順序が違いますからご注意ください)。

 mfftoprc.exe(非圧縮データへの変換)

 >mfftoprc [変換後のファイル名(.prc)] "曲名" [変換前のファイル名(.mid)]

 mff2mzip.exe(圧縮データへの変換)

 >mff2mzip [変換前のファイル名(.mid)] [変換後のファイル名(.prc)] "曲名"

  ------------------------------------------
  (2) MIDIファイルのサイズが約60KB以下の場合
  ------------------------------------------

 MIDI File Playerは、圧縮データの再生をサポートしています。MIDIファイルから、この圧縮形式データを作成する場合は、mff2mzip.exeを使います。(圧縮データをPalm上で再生するためには、MIDI File Player本体playmidi.prcと一緒に、Zlib.prcをPalmへインストールしておく必要があります。)非圧縮データを作成する場合には、mfftoprc.exeを使います。
 両コンバータの使い方は次の通りです(引数の指定順序が違いますからご注意ください)。

 mfftoprc.exe(非圧縮データへの変換)

 >mfftoprc [変換後のファイル名(.prc)] "曲名" [変換前のファイル名(.mid)]

 mff2mzip.exe(圧縮データへの変換)

 >mff2mzip [変換前のファイル名(.mid)] [変換後のファイル名(.prc)] "曲名"


[追記]
 参考までに、WWW上でクラシックのMIDIデータを公開しているサイトには、例えば、次のようなところがあります。(すでにご存じの場所かもしれないですが...。)

  • Classical Music Archives
    http://www.prs.net/

    国内ミラーサイト
    http://cma.kobe-yamate.ac.jp/

     収録データ数はすごいです。有名曲は、ほとんど見つかると思います。
     表紙ページのタイトル(Classical Music Archives)部分をクリックすると目次ページに入ります。相当、重いです。でも、我慢して、画像が表示されるのを待ちましょう。MIDIデータは、作曲家のアルファベット順に格納されています。目次ページ中程の百科事典風の画像から、該当するアルファベットをクリックすると、MIDIデータのアーカイヴに入れます。

  • @Nifty MIDI Classic Forum (FMIDICLA)
    http://www.nifty.ne.jp/forum/fmidicla/

     ニフティ(@nifty)に入会されている方は、是非、こちらを探してみられることをお勧めします。また、ニフティ会員でない方でも、上記ウェブサイトには、FMIDICLA傑作選が公開されています。

 そのほか、お勧めサイトをご存じの方は、教えていただけると嬉しいです。


Tapster

フリーウェア サイズ 20.5KB 作者 Tom Zerucha (http://palmboxer.sourceforge.net/)

Tapsterの画面


 複数のパームを使って、赤外線で同期しながら合奏してしまうという斬新なプログラムです。ZBoxZと連携することで、通常のMIDIファイル(format 1)を利用することができます。

*詳しくはこちらをご覧ください。


M.Play ver.1.0

フリーウェア サイズ 92.7KB 作者 MobileSoft Labs (http://www.mobilesoft-labs.com/)

M.Playのメイン画面
M.Playのリスト選択画面


 メロディデータのリストをエンドレスに演奏するプレイヤー、上のスクリーンショットでおわかりのように、パーム上の音楽ソフトとしては画期的にかっこいいGUIです。Visor Prismの16bitカラーにも対応しているそうです。

[使い方]
 アーカイヴにある、プレイヤー本体(MPlay.prc)と、メロディリストのサンプル2種(Midi Library.pdb, Classical.pdb)をインストールするだけです。
 操作は、普通のプレイヤと同じ。三角形の再生ボタンを押すと、内蔵スピーカーでメロディを再生してくれます。音量調整のバーが付いているのも、なかなか便利です。
 フォルダの形のアイコンをタップすると、右のリスト画面が現れます。ここで、メロディリストを切り替えることができます。

[メロディリストの追加]
 別売り($10.00)のコンバータ(Windows用)を使うと、標準MIDIデータから自前のメロディリストを作ることができます。MPlay***.zipのアーカイブに、コンバータのデモ版(MPlayEditTrial.exe)が同梱されているので、試してみてください(デモ版はリストに3曲までしか入れることができない制限あり)。

関連ソフト

  • M.PlayEdit ver1.0
     標準MIDIファイルをM.Play用に変換するユーティリティ(Windows用)


MiniMidi ver.3.0.6

シェアウェア $9.95 サイズ 28.4KB 作者 JT Solutions (http://www.tsol.fsnet.co.uk/jts/minimidi/minimidi.html)

MiniMidiの画面


 画面を見るとおわかりかと思いますがキーボードです。パーム単体でも、画面上部のピアノ鍵盤をタップすると、内蔵スピーカーから音がでます。
 画面下半分のコンソール風のスイッチは、外部のMIDI機器と接続して使います。各スイッチを操作して、色々なMIDIメッセージをMIDI機器(最大16チャンネル、未登録状態では8チャンネル)に送るわけです。
 送信できるメッセージは、ノートナンバー(ピアノ鍵盤を使用)、プログラムチェンジ(画面中央の横スライドバーを使用)、ベロシティ、リバーブ、パンポット(画面下半分に並ぶ縦スライドバーを使用)。
 「ステージで、大きなコンソールを用意する代わりに、パームをMIDIマスターキーボードとして使えたら荷物が少なくていいのになあ……」、そんなミュージシャンの夢から生まれたアプリなのではないかと思われます。本当のステージ上で使うには、まだ課題が多い(使い勝手で本物のコンソールにはかなわないなど)ですが、アイデアと志に拍手です。


NSMidi ver.1.0.6

フリーウェア サイズ 6.05KB(要NSBasicランタイム) 作者 Adrian Nicolaiev (http://www.niconnect.com)

NSMidiの画面


 PalmOSに標準で入っているシステム音(System MIDI Sounds)と、同梱のMIDIデータ(USAとブラジルの国家)を内蔵スピーカーで再生するNSBasicプログラムです。現在、曲の追加などはできませんが、NSBasicで、ここまでできるという格好のデモンストレーションなのではないでしょうか。


MidiPlayer (GentleMan v0.9b4.1)

デモウェア サイズ 2.02KB(GentleManプラグイン) 作者 Collin R. Mulliner (http://www.mulliner.org/palm/gentleman.php)

GentleManの画面


 ファイルマネージャー・ソフトGentleManにプラグインとして同梱されているMIDIプレイヤーです。メモリカード上のMIDIファイルのメロディ(単音のみ)を内蔵スピーカーで再生することができます。操作は簡単。GentleMan上でMIDIファイル(.mid)を選択して、メニューから「Run Plugins」するだけです。対応形式は標準MIDIファイルのformat0。現状(v0.9b2)では、曲再生を途中で「キャンセル」することができないので、長時間データを扱うときは要注意です。


Botzam MIDIPlay ver.1.0

フリーウェア 作者 Botzam, Inc (http://www.palmgear.com/)

Botzam MIDIPlayの画面

Beat Play v0.78

フリーウェア サイズ 13.1KB 作者 c-saturn (http://homepage3.nifty.com/~c-saturn/)


 レビューは現在準備中ですが、多くの機種に対応していること、操作がシンプルでわかりやすいことなど、現状最強でお薦めのMIDIプレイヤーです。


Beat Key v0.92

フリーウェア 作者 c-saturn (http://homepage3.nifty.com/~c-saturn/)

Beat Keyの画面

BeatPlusやクリエT/NRシリーズのFM音源専用のキーボード。

GuiPar ver.0.8

フリーウェア 作者 おぎの (http://spaware.tripod.co.jp/index.html)

GuiParの画面

コードを画面で選び、6つのハードキーで演奏。BeatPlusやクリエT/NRシリーズのFM音源対応。

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