2008年5月
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08/5/31 (土)  明日の準備
08/5/30 (金)  政務調査費
08/5/29 (木)  わさびセミナー
08/5/28 (水)  デスクワーク
08/5/27 (火)  府議会本会議傍聴
08/5/26 (月)  緑のカーテン
08/5/25 (日)  森林浴
08/5/24 (土)  泊まって府協
08/5/23 (金)  選挙
08/5/22 (木)  臨時議会2日目
08/5/21 (水)  臨時議会
08/5/20 (火)  知事来高は22日
08/5/19 (月)  議案調査
08/5/18 (日)  久々の家事
08/5/17 (土)  政策立案の過程
08/5/16 (金)  議事運営
08/5/15 (木)  阪市大で講義
08/5/14 (水)  5月臨時会告示
08/5/13 (火)  鎌倉ネット
08/5/12 (月)  レジュメづくり
08/5/11 (日)  気分転換
08/5/10 (土)  財政再建とは
08/5/9 (金)  表現の自由
08/5/8 (木)  怒りの声
08/5/7 (水)  公営企業審議会
08/5/6 (火)  9条世界会議in関西
08/5/5 (月)  資料整理
08/5/4 (日)  通信配布
08/5/3 (土)  ピースウォーク
08/5/2 (金)  大学講義
08/5/1 (木)  PTとの議論(4)



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これより以前

5月31日 (土)   明日の準備

昼間は家事に追われました。
気がつけば夕方、事務所に走り、明日の二木洋子ナビゲートセミナーの準備をしました。

とりわけ会場の横断幕の作成には、なかなか手間がかかりました。
いつも作ってくださる方がお忙しく、今回は私がつくることになったしだいです。
A4サイズの紙に1字ないしは2字をうちだし、張り合わせていく作業ですが、字と字の感覚があかないように、また、張り合わせていくあいだに歪まないように、なかなか神経を使いました。
あらためて、いつも作ってくださっているご苦労に感謝しました。

レジュメや資料、アンケート用紙などもそろい、準備万端、明日を待つのみです。


5月30日 (金)   政務調査費

朝から新幹線で東京へ、午後1時から食糧会館で開かれた『政務調査費マニュアルの改善と見直し』と題した研修会に参加しました。
主催は地域科学研究会、講師は宮沢昭夫さん(「オンブズ栃木」代表、開かれた議会をめざす会副代表)です。
宮沢さんの書かれた『政務調査費−その使用実態と問題点』(公人の友社、2005年6月)には、参考資料の中に、私のHPに掲載している「政務調査費の透明化」の記事も入れてくださっていて、一度、お話を伺いたく思っていました。

講演では、政務調査費に関する住民監査請求における勧告や住民訴訟における返還判決が増えきていること、領収書公開や条例・規則の改正が進んでいること、それにあわせて政務調査費のマニュアルがつくられていること、しかし、このマニュアルには問題点も多々あり、資料購入費、広報費をはじめとする各費目について厳しい基準を示されました。

2時間の講演のあと、2時間近く質疑応答が続きましたが、その中でも、宮沢さんが繰り返し言われたのは、「政務調査費は議員活動の補助金ではない、」「地方分権化の中で、市議会の活性化のため、調査研究に資するための経費であることを再認識すべき」「政務調査費は調査・研修に使うべきで、目的の成果を記載した報告書をきちんとだすべき、視察で大半を使用しない」「予算書を読めない議員、委員会でも発言しない議員が多い現状から、議員研修条例が必要だ」「政務調査費は税金、わずかなお金で有効活用を」ということです。

今年度から私も政務調査費を使わせていただきます。
どのような基準で使わせていただけばいいのか、今日の研修会で少し整理できました。
宮沢さんの言われる厳しい基準で、そして公金(税金)であることを踏まえて対応していきます。


5月29日 (木)   わさびセミナー

6月1日(日)に、第6回二木洋子ナビゲートセミナー(わさびセミナー)を開きます。
「今、医療・福祉はどこへ向かっているのか−弱者切り捨て、健康増進社会のもたらすもの−」と題して、山口研一郎さん(医師、現代医療考える会代表)に講演をしていただきます。
午後2時から、場所は総合市民交流センター5階視聴覚室、資料代は500円です。

今日は、司会の方と打ち合わせや準備をしました。
医療制度改悪だけでなく、福祉制度の後退、健康増進法による健康管理など、広範な動きをわかりやすく話してくださって、これらのあいまった動きの本質を考えます。
とても貴重な講演です。
お時間がありましたら、ぜひ、ご参加下さい。


5月28日 (水)   デスクワーク

午後から、労働福祉課長をされていた仲尾さんの告別式に伺いました。
最後は高槻太鼓で御見送りをされましたが、現職の職員の方とお別れをするのはほんとうに残念です。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

今日は市役所で、いろいろ調査活動でした。
来週の4日(水)は、6月議会の告示日です。
体調を整えて、がんばります。


5月27日 (火)   府議会本会議傍聴

午後1時から、府議会本会議を傍聴に行きました。
傍聴席130席は、満席でした。

今日は公明党、共産党の代表質問でした。
何についても、「プロジェクトチームの試案であり、最終的に判断します」との知事答弁が繰り返され、傍聴席ではため息が続きました。

両党とも、PT試案を全面的には受け入れられないという主張でした。
そして、ドーンセンターや、センチュリー楽団、国際児童文学館、府立体育館、ワッハ上方、弥生博物館などの存続を力強く主張され、心強い限りでした。
また、答弁にたたれた警察本部長、教育長、健康福祉部長も、はっきりPT試案を受け入れられないと断言されていました。

なお、大阪府議会では、本会議や委員会がインターネット中継されていて、いつでも見ることができるようになっています。
誰しもが昼間に傍聴に行けるわけではないため、質問予定概要の掲載やインターネット中継はとても助かります。


5月26日 (月)   緑のカーテン

今日は一日事務所でデスクワークでした。
資料整理の合間に来客も続き、あっというまに一日が過ぎました。

今日、ようやく緑のカーテン「ゴーヤ」を植えることができました。
「ゴーヤ」は初めてなので、どれぐらい生い茂るのかわからず、今年は3株だけにしました。
今も、自宅と事務所の花の水遣りや手入れで、朝晩けっこう時間がかかってるのですが、これからとにかく水遣りが欠かせません。
おいしい「ゴーヤ」になるよう、がんばります。

なお、市のHPにもゴ育て日記が掲載されています。


5月25日 (日)   森林浴

昨夜に引き続き、午前中は、森林観光センター研修室で会議でした。
お昼に終了、幸い、雨が上がり、新緑の森林を満喫して、自宅に戻りました。

午後からはたまっていた家事を片付けました。
泊りがけででかけると、そのときはいいのですが、あとがたいへんで、なかなかつらいものです。


5月24日 (土)   泊まって府協

午後から、高槻森林観光センターで、ふぇみん婦人民主クラブ大阪の「泊まって府協」があり、参加しました。
今日は学習会と交流会でした。

学習会では、「今、男女共同参画行政はどこに向かっているのか」と題して、私から報告をさせていただきました。
また、中川加代子さんが「好きやねんドーンセンターの会の活動から見えてきたこと」と題して、この間の橋下知事の改革案の内容や取り組みについての報告をしてくださいました。

ふぇみん婦人民主クラブが発足したのは1946年です。
戦前から女性の人権保障、平和を目指して闘ってこられた先輩たちの足跡をたどるたびに、男女共同参画行政の後退を許してはならないと心しています。

学習会のあとは、森林観光センターでおいしいお料理をいただき、温泉にゆっくりつかって、ひさびさに、骨を休めさせていただきました。


5月23日 (金)   選挙

臨時議会3日目、午前10時から議会運営委員会が開かれました。
昨日、調整がつかなかった後期高齢者医療広域連合議員については全員協議会で、競艇組合議会議員については本会議で選挙ということになりました。

全員協議会で選挙の結果、根来勝利議員31票、小西弘泰議員4票、池下節夫議員1票という結果になり、根来勝利議員を後期高齢者医療広域連合議会議員に高槻市議会として推薦することになりました。
今年度は高槻市が広域連合の議長に当たっているとのことです。

本会議での選挙結果は、段野啓三議員20票、池下節夫議員16票で、段野啓三議員が競艇組合議会議員に選ばれました。

その後、各常任委員会委員長や副委員長、審議会委員等の選出があり、お昼前に臨時議会は閉会となりました。

私は、今年度も建環産業委員会委員、市街地整備促進特別委員会委員、環境審議会委員をさせていただくことになりました。
心新たに、がんばります。
なお、各議員の所属委員会等は、市議会のHPに掲載されています。

午後6時からはWIB、JR高槻駅南陸橋で、平和を求めるメッセージを持って立ちました。
通り過ぎる人たちの眼差しも暖かく、声をかけてくださる方もあり、うれしい限りでした。


5月22日 (木)   臨時議会2日目

午前10時から議会運営委員会が開かれ、新議長、副議長のあいさつがありました。
その後、議会運営委員会委員長、副委員長、議長、副議長のもとで、所属委員会や審議会委員等の会派間の調整が行なわれました。
最終的に午後6時10分から議会運営委員会が開かれ、調整結果の報告がありましたが、驚いたことに、後期高齢者医療広域連合議会議員と競艇組合議会議員が調整ができなかったということでした。
そして、明日午前10時までに調整がつかなかった場合、広域連合議会議員は全員協議会で予備選挙、競艇組合議会議員は本会議で選挙ということになりました。

私も希望していた監査委員については、自民、公明からということでした。
そのため、「議会3役については、それぞれ経験することも非常に重要であり、与党議員、多数の会派の方だけでなく、野党議員、長く議員をしている人も経験できるように、配慮していただきたい」と意見表明をしました。

地方分権が進む中、議会の活性化のため、与野党を超えて、議会改革が進められているところが増えてきています。
与党会派でなければ3役にはつけないのはなぜでしょう、市民の素朴な疑問です。
高槻市議会も、今までの慣例にとらわれることなく、議会改革に取組む必要があるのではないでしょうか。

なお、所属委員会については、希望通り、建環産業委員会、市街地整備促進特別委員会に所属することになりました。
明日の本会議で正式に決まります。
気持新たに、がんばります。


5月21日 (水)   臨時議会

午前10時から臨時議会が開かれました。

4つの特別委員会委員長報告の後、2件の議案の採決があり、いずれも全員賛成で可決されました。
そして、午前11時半から休憩に入りました。

今日は、議長、副議長、監査2人を決めたいとのことで、調整役は議会運営委員会委員長、副委員長、議長、副議長です。
会派ごとに呼び出しがあり、希望を聞かれました。
私は、今年度は監査をさせていただきたいと申し出ました。

お昼休みをはさみ、調整が続けられましたが、議長は市民・民主連合、副議長は高志会、共産党から希望があり、午後2時40分から選挙をすることになりました。
また、監査については、自民、公明、共産、無所属の4人が希望しているが、これ以上調整はできないので、23日(金)の議会運営委員会の時に決めますとのことでした。

議長選挙、副議長選挙の結果は下記のとおりです。

議長選挙では、岡本茂議員(市民・民主)28票、大川肇議員(共産)5票、二木洋子(無所属)3票でした。

また、副議長選挙では、福井浩二議員(高志会)26票、中村玲子議員(共産)5票、二木洋子4票、無効1でした。

議長選挙、副議長選挙で、貴重な1票を私に投じて下さった方には、感謝の気持でいっぱいです。
これからも、今までどおり、スジを通した議員活動を続けたく思っています。

なお、私は、過去、一度も議長、副議長、監査の3役を希望したことがありません。
しかし、今回は、私も「監査」を勉強させていただきたく、希望したしだいです。


昨日、大阪府議会の代表質問についてお知らせをしましたが、各会派の質問時間に間違いがあり、訂正をさせていただきました。


5月20日 (火)   知事来高は22日

明日から3日間は臨時議会です。
そのため、たまっていた仕事を片付けました。

橋下知事の動向が報道されない日がありません。
府内市町村をまわっておられますが、高槻へは22日(木)の朝9時25分から45分の間に来られるとのことです。
議長も同席されます。

また、大阪府議会では、来週、代表質問が行なわれます。
26日(月)は午後1時から、自民党(65分)、民主党(50分)、27日(火)も午後1時から公明党(40分)、共産党(25分)とのことです。
お時間があれば、ぜひ傍聴に行きましょう!

なお、PT試案に対して、府内団体から次々と要望書が出されていて、60件を越しています。
まだ続くものと思われますが、PT試案がいかに府民生活に大きな影響を与えるものか、橋下知事を支持している方に読んでいただきたく思います。


5月19日 (月)   議案調査

21日からの臨時議会を控え、今日は2件の議案についての調査でした。

毎年、地方税法は改正があり、改正点を理解するのに、時間がかかります。
法が改正されたのが4月30日、今臨時議会では、改正部分全部ではなく、4月1日にさかのぼって実施する部分だけ市長が専決処分をしていて、それを承認するかどうかの議決です。
ふるさと納税などは、今後、新たに条例提案がある予定です。


5月18日 (日)   久々の家事

今日は絶好の家事日和、洗濯・掃除に奮闘しました。

夕方からはふぇみん大阪の打ち合わせ、そして夜は高槻ジェンダー研究ネットワークの通信の発送作業でした。
少しずつ作業が進み、今夜はほっとしています。


5月17日 (土)   政策立案の過程

お隣の茨木市では、「市民力の会」というパワフルな会があります。
「みんなで政治を変えよう」という学習会をシリーズで開催されており、今日は、その学習会で、無所属議員としてお話をさせていただきました。
テーマは、「女性議員の果たしている役割〜政策立案の過程〜」というものです。
議会を傍聴してしても、なかなか議員の政策立案の過程が見えないということで、私から、17年間の中で、議会で提言、実現したことをいくつか例示しながら、それはどのようにして提言できたかをパターン化してお話しました。
結論は、議員1人では政策立案はできないということです。

この間、「わさび通信」の第1号から最新の109号まで、読み返してみました。
読んでいると、質問した当時の本会議や委員会での様子がよみがえってきました。
そして、協力してくださった専門家、市民、市民グループの方との、時間のない中での切羽詰ったやり取りをふつふつと思い出しました。

協力者の存在、そして議員自ら法律や条例を読みこなして職員の方を説得しなければ、政策提言はできないことを強調しました。
また、理解ある職員の方にめぐりあうことも重要です。

政党や組織の応援のない市民派の議員が政策提言をするには、寸暇を惜しんで勉強しなければ、とても政策提言はできません。
「プロを越えるアマチュアたれ」、今はコメンテーターとしてテレビで活躍されている山本健治さんが、よく言われた言葉です。
もう17年も議員でいると、ベテラン議員の部類に入ってきていますが、驕ることなく、プロの職員の方に負けないよう、これからも日々、研鑽を積むのみです。


5月16日 (金)   議事運営

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。
5月臨時議会の議事運営等が確認されました。

初日の21日(水)は、4つの特別委員会の委員長の報告の後、2件の議案審議、採決をし、休憩になります。
休憩の間に、議長、副議長、監査の役職についての調整が行なわれ、21日中に、議長、副議長の選出になる予定です。

翌22日(木)は、本会議を開かず、各議員の所属委員会や各委員長、審議会委員等を決め、議会運営委員会で確認します。

そして、23日(金)の本会議で、所属委員会等を承認して、閉会という段取りです。

初当選時は、徹夜で議会ポストの取り合いが繰り広げられましたが、最近はさすがに徹夜はなくなりました。
とにかくスムーズにいくといいのですが・・


5月15日 (木)   阪市大で講義

午後から母校の大阪市立大学で、「環境問題と行政」と題して、1時間半の講義をしました。
先週の立命館大学での講義と同じパワーポイントを使いましたが、今日も受講者は約100名おられ、熱心に聴いてくださいました。

この授業をされている木野茂先生の授業は、ただ講義を聞くという授業ではありません。
一つのテーマについて、グループに分かれてのリベートもありますし、グループでの研究報告会もあります。
これらをクリアしないと、単位は取れません。
それだけに受講されている学生さんも熱心で、私もやりがいのある授業です。

ただ、思いもあまって私はどうしても早口になり、かつ、大学1回生の方には、馴染みのない用語をポンポン発してしまうのです。
今年は後期もあり、また少し構成を変えて、授業をします。

帰ろうとすると、正門のところで、中国の留学生の方が、四川大地震に対するカンパ活動をされていました。
そのひたむきさに心打たれ、少しばかりのカンパをしてきました。

夜、大阪府労連主催のシンポ「真に実効ある大阪府行財政改革を−府財政のあるべき姿と橋下行革の危うさ−」に参加しました。
パネリストは、長沼進一さん(大阪市立大学大学院教授)、竹内脩さん(枚方市長、元大阪府職員)、西脇邦雄さん(民主党・無所属ネット大阪府議会議員)でした。
それぞれ、政再建プログラム試案の問題点について話されましたが、特に職員の人件費削減についての問題点指摘は、とてもよくわかりました。
竹内さんは、資料に憲法、地方公務員法、国家公務員法の条文を付けられていました。
試案にある行革のための職員人件費削減は、法的にも大きな問題があるのです。
予算編成の手続きも、包括予算システムではなく、知事独裁の予算編成になっており、これも大きな問題だと長沼さんは指摘されていました。


5月14日 (水)   5月臨時会告示

今日は5月臨時議会の告示日のため、議案書をいただきました。
市長提案の議案は2件のみです。
4月の地方税法の改正により、市長が専決処分した事項についての承認と、老人保健特別会計補正予算についてです。

5月臨時議会は「役選議会」とも言われ、メインは議長等の議会役員、各議員の所属委員会等を決めることにあります。
スムーズに決まるといいのですが・・。


5月13日 (火)   鎌倉ネット

午前10時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。
案件は2件、学校図書館支援員を規則の中に位置づける案件と教職員厚生会館管理規則を一部改正する案件でした。

午後、神奈川県ネットワーク運動・鎌倉の女性議員4名と市民の方が、事務所にこられました。
武田薬品が、医薬研究所建設を、藤沢市と鎌倉市にまたがる湘南工場跡地に予定していて、自治体のバイオハザード対策についての意見交換のためです。
雨の中、JT医薬研究所の周辺を歩きながら見ていただきましたが、あまりにも住宅が近接しているのには、驚かれていました。
私からは、JT医薬研究所反対運動の経過や、JT職員の放射性物質ばら撒き事故や下水道有害物質垂れ流し事故、最高裁で勝訴が確定したバイオ施設の情報公開訴訟について、市とJTの協定、専門者会議の実態等について話させていただきました。
高槻市の環境影響評価制度では、いくら建設面積が広くても研究所は環境影響評価の対象にはなっていませんが、神奈川県では研究所は環境影響評価の対象となっており、現在、その手続きが行われているとのことです。
しかし、環境影響評価項目はバイオハザード対策には対応しておらず、どうすればいいのか、会派として調査されておられました。
自治体のバイオハザード対策について、こうして、意見交換ができることは心強い限りです。


5月12日 (月)   レジュメづくり

今週は、15日(木)は大学の授業があり、17日(土)は市民グループの学習会で話さなければなりません。
今日は、そのレジュメをつくるのに、集中しました。

新しいテーマで話させていただく場合には、準備にけっこう時間がかかります。
しかし、考えを整理するいい機会にもなります。
納得がいくよう、まだまだ内容を練らなければなりません。
がんばります。


5月11日 (日)   気分転換

昨日降り続いた雨もようやく上がり、今日は朝から晴れ、洗濯、掃除と家事に精を出しました。
咲き終わった庭のつつじも、少し早いかと思いましたが、短く剪定しました。

午後、事務所で資料整理、その後、美容院で短くカットしてもらって、気分を一新しました。
今週は多忙な1週間です。
明日から、気合を入れて、がんばります!


5月10日 (土)   財政再建とは

午後2時から、シンポジウム「財政再建とNPO・市民 大阪府の事例を中心に」に参加しました。
財政再建にNPOや市民はどのように関わっていけばいいのか、何ができるのかを考えるためのシンポジウムです。
主催は大阪市立大学大学院創造都市研究科都市共生社会研究分野、場所は大阪市立大学文化交流センター・ホール(大阪駅前第2ビル6階)でした。

最初に、柏木宏さん(大阪市立大学大学院教授)が基調報告をされ、橋下知事のPT試案に対して、財政再建を考える場合、「財政再建を言う資格があるのか」「財政再建にいたる原因究明は」「なぜ財政再建をするのかのビジョンが必要」「財政再建は経費の縮減ではなく、歳入の増大こそ打ち出すべき」「財政再建上のセーフテイネットをどうつくるのか提案すべき」と指摘されました。
そして、NPOは経費節減のための受皿のように扱われるが、そうではなく、新たな担い手となる創造者としてとらえるべきではないかと問題提起をされました。
「新たな担い手となる創造者」という概念は、簡単にはここでまとめられませんが、私には、とても新鮮な概念でした。

その後、越堂静子さん(好きやねんドーンセンター世話人)、藤本伸樹さん(アジア・太平洋人権情報センター研究員)、安孫子浩子さん(茨木市議会議員)から、この間の取り組みの報告や意見が出されました。

最後のデスカッションでは、横のつながりをつくっていくことの重要性を多くの方が語られました。

財政が厳しいからNPOや市民との協働ではなく、もっと新しい公共サービスの担い手として位置づける必要があるとの認識は重要です。
橋下知事のPT試案は、NPOや市民との協働についても、今までの積み上げを評価することなく、切り捨てています。
そして、そのあと、経費節減のためにだけNPOや市民を利用しようとしているのでしょう。
これでは、確かに1100億円浮いたとしても、活力は何も残らない、死に体の大阪府になることは目に見えています。
PT試案は白紙撤回し、府庁の各部局、市町村と十分話し合って、府と市町村の行財政改革を見据えた計画を作り直すべきではないでしょうか。


5月9日 (金)   表現の自由

ゴールデンウィークも休むことなく外出が続き、今日は、少し体を休ませていただきました。

そして、元気を貯え、夜は車を出していただき、通信を配布しました。
約2000枚の配布でした。

自衛隊官舎へのビラまきが有罪となり、憲法で保障されている表現の自由が奪われつつあります。
最近のマンションでは、不動産広告や有害チラシだけでなく、政治ビラお断りの張り紙のあるマンションもあります。
管理人さんにお聞きすると、いいですよといってくださるマンションもあれば、一見しただけで、とにかくダメですと断られる場合もあります。
集合住宅では確かにチラシが多く入り、ご迷惑なのかもしれません。
しかし、議会リポートまで拒否されると、なんともやるせない気持になります。
毎号、配布をしながら、「表現の自由」について考えさせられています。



5月8日 (木)   怒りの声

今日は事務所でデスクワークでした。
その合間を縫って、来客や高齢者の方から、市政に対する怒りのお電話が相次ぎました。
年金問題、医療改革に伴う負担増、物価上昇などを考えると、高齢者の皆さんのこれから先の生活は不安でいっぱいです。
怒涛のように怒りが押し寄せられた一日でした。

仕事が一段落して、通信の配布、今日は約700枚配布しました。

母がついに腰痛が出始めたというので、母の日のプレゼントにと、杖を買いに松坂屋へ走りました。
洒落たデザインの杖があるのに、驚きます。
素材や使い心地を確認するため、杖を頼りに売り場を少し歩いてみましたが、なかなかうまくできていて、便利なものです。
折りたたみ式がいいとのことだったので、売り場の方に聞くと、折りたたみ式のものは強力なゴムで、すぐにびしっと1本になります。
技術革新にもびっくりです。
柄に悩んだのですが、ちょっと派手な杖を送ってもらうようにしました。
気に入ってもらえるといいのですが。


5月7日 (水)   公営企業審議会

午後1時半から公営企業審議会が開かれ、傍聴しました。
案件は、今後の水道料金体系についてでした。

委員は10名、今日は、諮問と高槻市水道事業の現状と課題についての説明でした。
今後5回の審議会を経て、8月下旬には答申が出される予定です。

会長から確認がありましたが、料金の値上げではなく、あくまでも料金体系の見直しで、値上げはしないということです。


5月6日 (火)   9条世界会議in関西

朝から、大阪市・舞州アリーナで開かれた9条世界会議in関西に参加しました。
6000人以上の参加があったようで、大成功でした。

私もメンバーである「ふぇみん婦人民主クラブ大阪府支部連絡協議会」はブースを出していて、私はWIB(Women In Black)担当でした。
いつもJR高槻駅前で持っている横断幕等を持っていき、10時から4時まで、皆さんと交代で、横断幕やメッセージを持って黒衣で立ち続けました。
たくさんの方が立ち止まって見てくださり、写真を撮られました。
海外ゲストのメアリー・アン・ライトさんも、「“Women In Black” is good」と腕を力強く振ってくださいました。
いきいき日誌左側のカレンダー上の写真は、アン・ライトさんといっしょにうつしたものです。
真ん中がアン・ライトさんです。

メインアリーナでの海外ゲストは3人、1人はベアテ・シロタ・ゴードンさん、日本国憲法の男女平等の条項(24条等)を担当された方です。

2人目は、ジテンドラ・シャーマさん、インドの方で、国際民主法律家協会の会長さんです。
国際民主法律家協会の会長はネルソン・マンデラさん、ノーベル平和賞を受賞された方です。
協会では、2005年に「21世紀に戦争のない世界をつくりあげることは人類の悲願である。それゆえ日本国憲法第9条は人類の希望の原理を指し示している、人類の宝であるといっても過言ではない」という内容の決議をしているとのことです。

そして、3人目が、メアリー・アン・ライトさんでした。
アン・ライトさんは米軍陸軍大佐でしたが、2003年に米政府が国連の支持ばないままイラクを攻撃したこと、イスラエル・パレスチナの和平プロセスに対する努力不足などに抗議して、辞任、以後、反戦団体「コードピンク」のメンバーとして活躍されています。

3人のお話からも、平和のために、日本こそが9条を世界に広めていかなければならないことを確信しました。

国民投票法ができ、改憲の動きがいつ加速するかもしれませんが、基本的人権の尊重と9条を世界に広めようと、日々、訴えていかねばと、心した一日でした。


5月5日 (月)   資料整理

午後から事務所にこもって、山積していた仕事を片付けました。
資料の整理、事務所の片づけ、明日の9条世界会議in関西で配布するWIB用チラシづくりなど、あっという間に時間が過ぎました。
議会リポートも配布したかったのですが、天候が今ひとつのため、断念しました。


5月4日 (日)   通信配布

今日は、議会リポートの配布に汗を流しました。
この間、府庁へ通うことが多く、配布が予定より遅れています。
夜は車も出していただきました。
集合住宅を中心に、今日の配布枚数は約4000枚、まだしばらく、がんばります。


5月3日 (土)   ピースウォーク

今日は61回目の憲法記念日、市内で取り組まれた2つアクションに参加しました。

午前10時半からは、恒例のピースウォークでした。
市役所前に集合、11時に出発して、阪急駅前、ダイキョー、駅前郵便局、松坂屋を通って、市役所前まで、約40分、9条を守ろうと、声を上げながら元気に歩きました。

午後2時からは山本健治さん(フリーライター)の講演会、会場となった総合市民交流センターの会議室は満員でした。

自衛隊官舎へのビラ配布が有罪となった最高裁判決や、裁判所の命令に従わずに日教組に会場を貸さなかったプリンスホテル事件など、すでに憲法で保障されている表現の自由が奪われつつある現実をふまえて、今、3つの動きに注視しなければならないと指摘されました。
政界再編の可能性、中国や韓国・北朝鮮の動きにあわせての軍備拡張、「せんたく」(北川元三重県知事)の動きです。
そして、いつ改憲の動きが起こるかもしれないと指摘されました。
また、憲法を読む、憲法を基にした具体的な行動が必要、農業を始め、地域でどう生活を作っていくかが問われていると結ばれました。

9条が変えられていなくても、現に、基本的人権はどんどん縮小されていっています。
そのことにもっと敏感になって、憲法を具体化するように訴え続けなければなりません。
「権利の上に眠るな」という女性の参政権獲得のために尽力された故市川房枝さんの言葉をかみ締めた一日でした。


5月2日 (金)   大学講義

午後から立命館大学で、「環境問題と行政」と題して、1時間半の講義をしました。
木野茂さん(大学教育開発・支援センター教授)の授業「現代環境論」のひとこまです。
法学部、国際関係学部、文学部の1年生の方が多く、100名以上おられました。
教室も前から埋まり、とても熱心に聴いてくださり、こちらも熱が入りました。

毎回、同じ授業をすることは、私の性に合いません。
講義の趣旨は同じですが、最新の話題や地域性を取り入れ、少しでも学生さんが行政というものを身近に感じてくださるよう、学生さんの反応を見ながら、展開しています。

今日は、ちょっと時間配分を間違え、質疑応答の時間が取れなかったのが反省点です。
でも、授業終了後の交歓会には、10名あまりの学生さんが来られ、いろいろ質問が出ました。
ざっくばらんな意見を聞かせていただくと、私も勉強になります。

大学での講義の準備は時間がかかりますし、緊張もしますが、少しでも若い方の心の琴線に触れればと、試行錯誤で取り組んでいます。


5月1日 (木)   PTとの議論(4)

午後から大阪府庁へ、各部局とPTとの議論をテレビ傍聴しました。
今日は、健康福祉部と教育委員会でした。

健康福祉部は、まず、部長がPT試案に対する基本的な考え方について5点、説明され、これは部2300人の思いであると力強く述べられました。
5点は、「府の仕事は生命(いのち)を守ることであり、生命に関わる予算のカットは認められない」「府の現施策はお互いの納得の上で進めてきた。ともにがんばるというのなら、十分の手順と哲学を持ったものにしなければならない」「改革は府庁だけではできない。市町村、事業者、社会福祉関係団体などがいっしょに信頼関係を築きあげてきたものであり、協働作業が必要だ」「大阪発の財政改革が府の息の根を止めることになってはならない。渾身の智慧を絞ってがんばりたい」「今一度、福祉と何か、原点に戻りたい。自助、互助、公助ををふまえ、福祉の原点から考えなければならない」というもので、最後に、「5点を大切に改革に取り組んでいくのが部の認識である」と締めくくられました。

その後、PT試案の主要検討事業など多岐にわたり、反論がなされました。
反論のトップは、救命救急センター運営関係事業についてでした。
PT試案の大阪赤十字病院に対する運営補助の2008年度10%縮減、2009年度より廃止については、今後検討するが、三島救命救急センターについては、府の単独加算の2008年度10%縮減、2009年度廃止は、「絶対不可」と反論されました。
高槻市・島本町はこれまでも経営努力してきていて、収支は良好であり、もし、府の単独補助である4500万円を縮減、廃止をすると両自治体に大きな負担(現行:2市町で4.3億円)となり、両自治体が撤退すればセンターの廃止か府の直営をしなければならず、府の直営は非現実的でありと主張されました。
PTからは、質問も出され、もう少し議論させてほしいと結ばれましたが、部からは、再度、2次、3次救急救命は府に責任があることを強調されていました。

このほかにも障害者施策についてなど、手に汗握る議論が続き、予定の1時間を30分あまりオーバーして、議論は終わりました。

続いて教育委員会でした。
教育委員会もA4版37頁にわたる資料を作成、教育長は、冒頭に、基本理念「大阪の教育水準の維持・向上に向けて〜10年後の大人になる子どもたちへの責任を果たす」をもとに、3つの理念「85万人の児童生徒・保護者の期待に応える」「10年後の大人に負担を転嫁しない」「教育の継続性・連続性を軽んじない」を紹介されました。
その後、PT試案にたいして、7点の基本的な考え方を打ち出されました。「教育は1年間の学校教育計画に基づき実施されており、計画に影響の出るような事業については、年度途中の大きな事業変更は困難」「子どもに直接大きな影響を及ぼす事業や学校運営に著しい支障をきたすものについては、廃止・大幅なカットは困難」「特に義務教育において、市町村教育委員会や地域・家庭と連携・協力して進めてきた事業については、これまでに築いてきた信頼関係を壊さぬよう、対応すべき」などです。
そして、教育長が個別事業への反論をしようとすると、PT側から、基本的な考え方は7点ともすべて「困難」とあり、これではどういうふうにするつもりなのかと質問、すると、教育長は、「心外だ。再構築、見直すという言葉も入れている。その前に教育の位置づけをわかってほしいのだ」と反論されました。
そして、35人学級編成廃止、時間講師縮減、学校支援人材バンク活用事業の廃止、障がいのある児童生徒に対する医療的ケア実施体制の縮減、学校の維持管理・教材購入・修繕などの縮減、学校安全総合支援事業の縮減・廃止、大阪府立体育館など公の施設の廃止・売却などのPT試案に対して、反論が続きました。
PT側からは質問が出されるのですが、正直、「子ども」「教育」の現場を知らない質問に、情けなくなりました。
知事の、「教育日本一をめざしたい。それにはお金をかけるやり方と人が汗をかくやり方がある。府庁職員も汗をかいている。教職員も今一度汗をかいた上で、日本一をめざすことはできないか」という最後の発言には、傍聴席でも失笑がでていました。

健康福祉部も教育委員会も並々ならぬ決意を感じました。
健康福祉部は、2008年度106事業の廃止、見直し額80億円、2009年度は150事業の廃止、見直し額181億円です。
教育委員会は、2008年度79事業の廃止、見直し額27億円、2009年度は92事業の廃止、見直し額48億円です。
そのため、資料も多く、1時間という制限時間で、早口で話され、メモが不十分になりましたが、それぞれの仕事への「誇り」を強く感じました。
福祉とは何か、教育とは何か、それぞれ原点に戻って、議論をしなければなりません。
健康福祉部長の言われた「2300人の職員の思い」「十分な手順と哲学」がズシリと心に残りました。

健康福祉部の時間は、テレビ傍聴席は超満員でした。
約70名はおられたでしょうか、イスが足りず、丸イスなど、職員の方が次から次へと入れてくださいました。
また、資料も全員にいきわたるようにしてくださいました。
障害者団体の方も多数きておられ、手話通訳もありました。
この府民の傍聴の様子を、知事やPTの方に見ていただきたかったです。

今日で、試案についての各部とPTとの議論は終わりました。
予定では、連休明けに重要施策案の発表とのことでしたが、新聞報道では少し遅れるようです。
試案がスクラップなら、重要施策はビルドです。
2つを併せて議論をすべきですが、6月府議会までに、府民意見の反映も含めて、時間的に間に合うのでしょうか。
内容もですが、手順も重要です。
「強行」は許されません。
 

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