2007年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    




07/5/31 (木)  所管事務報告
07/5/30 (水)  府警刑事逮捕
07/5/29 (火)  1日だけの審議
07/5/28 (月)  松岡農水相自殺
07/5/27 (日)  改悪教育基本法
07/5/26 (土)  高槻のわさびに
07/5/25 (金)  白梅地区浄化計画
07/5/24 (木)  所属委員会決定
07/5/23 (水)  誤請求水道料金
07/5/22 (火)  議長選挙
07/5/21 (月)  控室の引越し
07/5/20 (日)  集団的自衛権
07/5/19 (土)  更衣(ころもがえ)
07/5/18 (金)  控室
07/5/17 (木)  特別委員会
07/5/16 (水)  議席や控室決定
07/5/15 (火)  審議会傍聴
07/5/14 (月)  決意を新たに!
07/5/13 (日)  女性自衛官訴訟
07/5/12 (土)  掃海艇の出動
07/5/11 (金)  会派構成
07/5/9 (水)  京都へ行こう!
07/5/8 (火)  議員総会
07/5/7 (月)  収支報告書提出
07/5/6 (日)  立夏
07/5/5 (土)  デジカメ
07/5/4 (金)  高槻南校校歌
07/5/3 (木)  憲法記念日
07/5/2 (水)  千客万来
07/5/1 (火)  中之島メーデー



2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
これより以前

5月31日 (木)   所管事務報告

午前10時から建環産業委員会協議会でした。
建環産業委員会が担当する部署は、建設部、都市産業部、環境部、農業委員会です。
最初に、各部の課長以上の職員の紹介があり、その後、各部がどのような仕事をしているのか、所管事務の報告がありました。
委員会は新人議員がいないため、質問も無く、1時間あまりで協議会は終了しました。

午後からは、事務所でデスクワークでした。

それにしても、国会の与党の強引な運営に怒りがおさまりません。
これでは、国会には民主主義は無いのと同じ、憲法無視の、数にものを言わせた暴力そのものです。
7月の参議院選挙では、怒りの意思表示をしっかりしましょう!


5月30日 (水)   府警刑事逮捕

午後2時から国民健康保険運営協議会を傍聴しました。
2007年度の保険料は据え置きということになりました。
しかし、政令で、賦課限度額が53万円から56万円に上げられたために、高額所得者は保険料が上がり、逆に中間層ではかなり下がる世帯もでてくることになっています。
来年は、後期高齢者医療制度がスタート、65歳以上の方の保険料がどうなるのか、この6月から住民税アップもあり、ほんとうに心配です。

協議会終了後は打ち合わせ2件、そして夜は2学期制を考える会でした。

枚方の第2清掃工場の談合問題で、大阪府警察本部捜査2課の警部補が逮捕されました。
まさかの事態です。
不正を捜査すべき警察が不正にかかわっていたなど、前代未聞です。
これでは、警察を信頼できません。
府警としてもなぜこうなったのか、きちんと説明責任を果たすべきです。

この先、市役所内部への波及も懸念されますが、清掃工場をめぐっては各地で談合が絶えません。
税金の無駄遣いを許さない、談合は許さない、高槻市でも強い姿勢で取り組んでいかなければなりません。


5月29日 (火)   1日だけの審議

今日、緑資源機構の元理事長が自ら命を絶ちました。
5月18日には阿蘇市で松岡農水相の秘書と言われた人が自殺をしていて、この官製談合をめぐっては3人目の自殺者です。
いったいどのような事件なのか、鍵を握る人物が次々と亡くなっていますが、東京地検には、なんとしても全容を明らかにしていただかなければなりません。
そして、農水省を舞台に、税金に群がった政、官、財の癒着の構造を徹底的に裁いていただきたいものです。

今日、社会保険庁関連法案が本会議で採決される予定でした。
ところが与党は急遽方針を変え、採決は明後日にしました。
しかも、急遽、議員立法で、救済法案を提出、明日わずか一日だけ審議をして、31日の本会議で、一緒に採決をするというのです。
5000万件もの不明年金について、どこまで責任をとるのか、これを明らかにせずして、次の段階には進めません。
この間、あわててつくった法律は、現場にくると不明な点が多々あり、結局、市民につけがまわることがよくあります。
とにかく委員会で形だけでも審議すればいいというのではなく、国会議員でない私たちも理解ができ、納得できる時間が必要です。
わずか一日で法案を審議して採決するというのは、暴挙です。
こんな手法で進められる「美しい国」はまさに「暗黒の国」です。
民主主義を踏みにじる国会運営は許せません!

夜のテレビのニュースで、枚方市の清掃工場建設をめぐる談合疑惑で、大林組や枚方市役所に大阪地検が家宅捜査に入ったことを知りました。
大阪府内でも、大手ゼネコンによる談合が次から次へと問題になっています。
どのような展開になるのか、こちらもほんとうに気になります。


5月28日 (月)   松岡農水相自殺

ポストから夕刊を取り出すや飛び込んできた活字、あまりのことに驚きました。
松岡農水大臣が議員宿舎で首をつって自殺をしたというのです。
月曜日の朝刊には週刊誌の広告が載っています。
今朝、出かける前に、朝刊に載っていた週刊誌の見出しに、特捜の倉庫から「松岡農水相の急所」資料はこう消えたと書かれていて、これはいよいよ政治家がらみの大きな展開があるなと思っていただけに、よけいにびっくりしました。

遺書が発見されたとはいえ、まだ理由はわかりません。
しかし、誰しもが、ナントカ還元水の事務所費問題ではなく、緑資源機構をめぐる談合事件とかかわりがあるとみています。

24日の朝日新聞の社説は、安倍首相と松岡農水相が政治倫理を踏みにじったと書きました。
松岡農水相はさまざまな圧力の板ばさみになっていたとも言われていますが、政治家である以上、説明責任を果たすことは義務です。
政治倫理を省みることなく、説明責任を果たさないまま幕を引くということは、政治家としてあるまじきことです。
テレビで石原都知事は「彼は侍だ」などのコメントをだしていましたが、「切腹」を美化するような人が都知事とはこれまた許せません。
政治家は、事実をすべて明らかにし、説明責任を果たしてこそ、償いになるのです。

ここに至った安倍首相の責任は重大です。
事務所費問題で大臣を辞めさせるべきであったのに、本間正明政府税制調査会会長の辞任など相次ぐ不詳事で、これ以上現職閣僚を辞めさせるわけにはいかず、まさに政権保持のために、かばい続けました。
また、緑資源機構問題でも、厳しく責任を問うていません。
相次ぐ、「政治家とカネ」の問題に、なんら前向きの姿勢をとれない人に、首相としての資格はありません。
任命責任があることを認めるのなら、「政治家とカネ」の問題への自らの姿勢を謝罪をし、安倍首相が辞めるべきです。
今夜は怒りの気持ちでいっぱいです。


なお、国会議員の政治倫理要領は次のように書かれています。
この政治倫理は、私たち地方議員にも共通するものです。
議員になると、「先生」「先生」と言われて、ついつい驕り高ぶりに陥りがちになりますが、この政治倫理を議員活動の根底にすえるために、私はいつも読み返しています。

政治倫理綱領 (1985年6月25日議決)

 政治倫理の確立は、議会政治の根幹である。われわれは、主権者たる国民から国政に関する権能を信託された代表であることを自覚し、政治家の良心と責任感をもって政治活動を行い、いやしくも国民の信頼にもとることがないよう努めなければならない。
 ここに、国会の権威と名誉を守り、議会制民主主義の健全な発展に資するため、政治倫理綱領を定めるものである。

一、われわれは、国民の信頼に値するより高い倫理的義務に徹し、政治不信を招く公私混淆を断ち、清廉を持し、かりそめにも国民の非難を受けないよう政治腐敗の根絶と政治倫理の向上に努めなければならない。

一、われわれは、主権者である国民に責任を負い、その政治活動においては全力をあげかつ不断に任務を果たす義務を有するとともに、われわれの言動のすべてが常に国民の注視の下にあることを銘記しなければならない。

一、われわれは、全国民の代表として、全体の利益の実現をめざして行動することを本旨とし、特定の利益の実現を求めて公共の利益をそこなうことがないよう努めなければならない。

一、われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。

一、われわれは、議員本来の使命と任務の達成のため積極的に活動するとともに、より明るい明日の生活を願う国民のために、その代表としてふさわしい高い識見を養わなければならない。


5月27日 (日)   改悪教育基本法

午後から京都市のみやこメッセで開かれた「改悪教育基本法の具体化を許さない全国集会」に参加しました。
参加者は750名、会場には全国からの参加者の熱気が満ちていました。
集会では、「教育基本法が改悪された今、私たちが目指すこと」と題した、呼びかけ人の三宅晶子さん、大内裕和さん、小森陽一さんそれぞれからの問題提起や、特別報告として、7人の方から闘いの報告があり、問題提起と特別報告を織り交ぜるかたちの3時間半のロング集会でした。

これから何を目指すのかと題した問題提起は、教育基本法の改悪は、「子どもの人権で尊重ではなく、国家の道具にしようとするものであること」「格差社会や新自由主義とも結びついていること」「アメリカの戦争の最前線に日本の子どもを送り込むことにつながること」など、三宅さんをはじめ3人の呼びかけ人からそれぞれ鋭い指摘が続きました。
また、「同じ労働者、同じ人間であることが感じられる運動が必要で、分断から連帯へ」「草の根からの運動を」など、力強い呼びかけがありました。

特別報告は、都教委に対する「日の丸・君が代」の不当処分撤回を求める闘い、大阪府教委が進める教員評価・育成システムとの闘い、全国学力テストに唯一不参加の犬山市から、民族学校への弾圧と親の思い、鎌倉の市民運動からなどで、元気をいただきました。

最後に、都教委から処分を受け、停職中のお二人の先生にさらなる処分をさせないために闘おうと呼びかけられた愛知県の方の言葉に胸がつまりました。
日教組は「教え子を戦場に送らない」と運動をしてきが、今、私はすでに教え子を戦場(イラク)に送っている、基地のある学校で、子どもたちから「お父さんは大丈夫かな」と聞かれると、ほんとうにつらいと語られました。
沖縄でも、基地の町でも、アメリカの戦争に否が応でも巻き込まれ、家族などの「死」と向き合わざるを得ません。
大阪にいると、生活の中に「戦争」がなく、その緊張感がともすれば薄れるのですが、おもいを馳せなければと思いました。

集会終了後、会場から四条烏丸まで2時間近くにわたるデモ・パレードがあり、途中、伊吹文部大臣の事務所前では大きな怒りの声があがりました。

昨日からの集会にもかかわらず、今日の午後からだけの参加となりましたが、参加して、胸のつかえが少しとれました。
「教育基本法敗北の日に、法でなくなった今、文学で輝きだした」というのは、呼びかけ人の小森さんに大江健三郎さんが送られた言葉です。
「法でなくても生活の中で輝かせよう!」私も心を新たにしました。


5月26日 (土)   高槻のわさびに

朝から本当の「わさび」を見るために京都に出かけました。
以前、島根県日匹見町でわさび田を見せていただきましたが、こんな近くでも立地条件によれば栽培できるようです。
清流のもと、久々に大きな生き生きとしたわさびの葉に対面でき、胸が高鳴りました。
私も、ますます「わさび」を効かさなければと、心新たにしたしだいです。

午後からは、梶原ピッコロ保育園(社会福祉法人四季の会)の理事会でした。
写真は、ピッコロの学習田で育てた麦です。
来週、子どもたちが楽しみにしている収穫です。
麦は子どもたちが籾をとり、全粒粉にして、給食のカレールーやクッキー作りに使います。
麦の収穫後は、稲の田植え、秋の収穫後には大豆をと、学習田は1年中活用しています。
もちろん、学習田だけでなく、菜園活動にも力を入れてきました。
ピッコロの29年にわたる食育の取り組みについては、現在、エイデル研究所発行の「げ・ん・き」に連載中です。


5月25日 (金)   白梅地区浄化計画

午前10時から環境影響評価委員会を傍聴しました。
カインズモール高槻店(大塚町)建設に関する環境影響評価準備書についての審議でした。
追加資料として出された緑地計画、照明計画、排水計画、騒音予測について、さらに準備書の振動、低周波音、電波障害について審議が行われました。
今日も専門の方がたから厳しい指摘が続き、事業者側から委託を受けた環境コンサルタント会社は返答に窮す場面が多々ありました。
また、遮音壁の長さが書かれていないことについての質問に、いずれ地元住民との話し合いで変えていくという答えがあり、環境アセスメントの手続きに重きを置いていないことが感じられました。
準備書の記載も矛盾する箇所がいろいろあり、コンサルタント会社の安易な姿勢に腹立たしい限りです。
準備書は科学の論文です。
専門家が審議されますが、市民にもわかるような論文にすべきです。
でなければ、市民は意見を出せません。
何のためにアセスメントがあるのか、コンサルタント会社には、原点に返って考えていただきたく思います。

お昼に控室に戻ると、「旧ユアサ高槻事業所白梅地区に係る土壌汚染浄化対策について(概要)」が配布されていました。
白梅地区の土地所有者が3月末に阪急不動産に変わりました。
それに従い、浄化業者も鹿島から大成建設に変わりました。
概要によると、エリアを7ブロックにわけ、汚染土壌72454立米、土間コンクリート14509立米、合計86963立米を掘削除去するというものです。
期間は来月から2009年6月までの2年となっています。
重金属による地下水汚染対策については、あらためて浄化計画書が出されることになっています。

夜は住民自治をすすめる会の会議でした。
「洋子さん、きれいな虹がかかってるよ」と一番に事務所に来てくださった方が声をかけて下さいました。
見ると、朝から激しく降っていた雨があがり、JR高槻駅の上に大きな虹がかかっているではありませんか。
これはチャンスとあわててカメラを取り出しシャッターを切りましたが、残念ながらうまく写っていませんでした。
高槻で虹を見るのは何年振りでしょうか。
心が弾みました。

写真は控室横の2階の中庭です。
雨にうたれて、今日はいきいきしていました。


5月24日 (木)   所属委員会決定

臨時議会2日目の今日は、午前10時から議会運営委員会が開かれ、再度、所属委員会等を確認、10時15分から本会議となりました。
そして、常任委員会、特別委員会の所属、一部事務組合派遣議員等を正式に決め、休憩をとり、委員会ごとに委員長、副委員長を選出しました。

その後、本会議が再度開かれ、3件の議案の議決がありました。
私は、監査委員選任、老人保健特別会計補正予算には賛成しましたが、市税条例改正の報告には反対しました。
この条例改正には、小西議員が反対の立場から質疑を、勝原議員が反対の意見表明を行い、私も含め9人(共産5、小西、川口、北岡、二木)が反対をしました。
この市税条例改正は地方税法改正に基づき、3月31日付けで専決処分されたものですが、6つの改正点のうち、1点は納得がいかないからです。
つまり、高齢者住宅のバリアフリーの改造をすれば翌年分だけ固定資産税が減額される、駅舎内での商業等施設部分への課税強化など評価できる点もあるのですが、上場株式等の譲渡益への課税優遇措置を継続するという点がありました。
格差が進む中、このような優遇措置は納得できず、私も反対をしました。

最後に、市長からあいさつがあり、臨時議会は閉会となりました。

なお、私は、今年度も建環産業委員会委員、市街地整備促進特別委員会委員を、また環境審議会委員もさせていただくことになりました。
昨年と同じですが、がんばらせていただきます。

環境審議会は6月1日(金)午前10時から開かれます。
さっそく、今日はその資料を届けていただきました。
今回は環境基本計画の中間見直し作業の重要な会議です。
お時間がありましたら、ぜひ傍聴においで下さい。

午前中で本会議が終わったため、午後からは調査活動でした。
課題山積、しっかり調査を続けます。


5月23日 (水)   誤請求水道料金

昨日の読売新聞夕刊の報道で、水道部が水道の閉栓業務にともない、218円の請求すべきところを643万円もの請求をしていたことが明らかになりました。
また、今朝の読売新聞の朝刊では、同じようなミスが続いて起こっていて、363円の請求のはずが355万円もの請求をしていたことが明らかになっています。

昨夜、水道部より、事件の概要とお詫びが各議員にFAXで届きました。
今日、担当課より説明を受けましたが、あまりにも基本的なミスに驚かざるを得ません。

普通、水道料金は2ヶ月ごとに検針があり、下水道料金と一緒に支払うことになっています。
引越し等で水道を使わなくなった場合は、連絡をし、メーターを見に来てもらい、精算することになります。
具体的には、閉栓の連絡があった場合、水道部から業務委託を受けている水道サービス公社の職員がそのご家庭に行き、メーターの数字を確認し、それを用紙に書き、公社に戻って、パソコンに入力、精算すべき額を計算して、請求用紙を打ち出します。
その請求用紙を水道部に渡し、水道部から、銀行等の引き落としの場合は銀行等に渡す、あるいはご自宅へ郵送したりしています。
今回の2件のミスはいずれも、この閉栓業務の中で起こったものでした。

今回の場合、公社職員が、メーターの数字はきちんと確認したものの、公社でのコンピュータの入力、計算時に間違って操作し、643万、355万円もの請求額が出てしまいました。
643万円は下水道料金も含まれており、355万円は下水道料金が入っていません。
この時点で、わずか2ヶ月の間に、個人の家庭でこれだけの高額の水道料金はおかしいと気づかなければなりませんが、担当者も、又公社内でもこの異常な額をチェックをできていませんでした。

その上、この請求用紙は、公社から水道部へ行き、水道部から銀行等に渡されたのですが、この水道部でもチェックができていませんでした。
徴収業務では、請求金額に間違いが無いかどうか点検することは基本です。
こんな初歩的ミスを、公社も水道部も見抜けなかったというのは怠慢としかいいようがありません。
これでは、水道部だけの問題ではなく、市の徴収業務や市政全般にわたっていい加減な徴収が行われているのではと疑われても仕方がありません。
ちょうど、今日、自宅のポストには市税広報が入っていました。
国から地方への税源移譲にともない、本年1月ないしは2月から所得税が減っているかわりに、住民税が来月から増えるというお知らせです。
これをいただいても、水道部のミスを見れば、正直、税の徴収も大丈夫なのかと疑ってしまいます。

これほどまでの高額な請求に、今回は口座から引き落とされなかったものの、もしこれが引き落とされていたならたいへんな事態です。
すでに、入力プログラムの変更などの措置もとり、研修の強化なども対策が考えられているようです。
今後、このようなことが起きないように、あらためて万全の対策を講じるとともに、今必要なのは、一番に市民の皆さんにお詫びをすることではないかと指摘しました。
市のホームページにはまだお詫びが出ていません。
広報のスピードがメリットであるホームページを、このようなときこそ活用すべきです。
間違ったらすぐに非を認め、誠心誠意お詫びをする、このことこそが信頼回復の第一歩です。
今までもそうですが、議員にFAXをした内容を、ぜひとも市民の皆さんにもお詫びをしていただきたく思います。


今日は、午前10時から議会運営委員会が開かれ、正式な議長、副議長のもと、あらためて議会運営委員会が正式に発足ししました。
その後、議会運営委員会委員長、副委員長、議長、副議長のもとで、各会派の希望を聞きながら、所属委員会等の調整が行われ、午後3時に最終確認が行われました。

私は、希望通り、建環産業委員会、市街地整備促進特別委員会に入らせていただくことになりました。
明日の本会議で正式に決まります。
心新たに、がんばります。


5月22日 (火)   議長選挙

今日は臨時議会の初日、午前10時から本会議が開かれました。
臨時議長は年長の小野議員(自民)です。
仮議席の決定や市長からのあいさつののち、10時15分に休憩に入りました。

ただちに議会運営委員会が開かれ、今日は3役(議長、副議長、監査委員2名)について各会派の希望を出して、調整して決めるという確認が行われました。
そして、議会運営委員会委員長(久保隆夫議員)、副委員長(灰垣議員)が調整役となり、各会派の希望を聞き、調整が行われました。

午後1時15分からふたたび議会運営委員会が開かれ、調整の結果、議長は公明党、副議長は自民党、監査委員は市民連合、高志会となったとの報告がありました。

2時から本会議が始まり、議長選挙、副議長選挙が続けて行われました。
結果は下記のとおりで、議長に藤田議員、副議長に角議員が選ばれました。
<議長選挙>投票数36
藤田頼男議員(公明)26、大川肇議員(共産)5、二木洋子(無所属)3、
無効2
<副議長選挙>投票数36
角芳春議員(自民)26、中村玲子議員(共産)5、二木洋子(無所属)3、
無効2

いつも、議長選挙等では自分に投票しているのですが、今回は3票もあり、私以外にお二人が投票して下さいました。
私のこれまでの議員活動を評価して投票してくださったようで、ほんとうに光栄です。

選挙の後、市長より4つの特別委員会設置の要請があり、設置を決め、午後3時前に本会議が終わりました。
こんなに本会議初日が早く終わったのは17年目にして初めてです。
昨年も深夜になったので、覚悟をしていたのですが、ほっとしました。

明日は本会議は開かれず、所属委員会や審議会委員等を会派から希望を出し、調整する一日です。


5月21日 (月)   控室の引越し

午後3時から、無所属の小西議員、北岡議員と、改修したばかりの控室の机の配置等について相談をしました。
事務局の皆さんに手伝っていただき、ああでもないこうでもないと移動を繰り返しながら、なんとか落ち着きました。
また、応接セットは入れずに、会議机を入れていただきました。
このほうが、書類を開けての担当課との話がしやすいように思います。
最後に、電話やパソコンの配線もして下さいました。
これで、いよいよ明日から臨時議会です。
初心を忘れず、がんばります!

沖縄の辺野古では、海上自衛隊の掃海艇「ぶんご」の協力を得て、環境調査機器の設置が強行されました。
海中への機雷設置のプロを使って、米軍基地建設を強行しようという姿勢です。
多くの機器が設置され、サンゴをずいぶんいためたようです。
おりしも、辺野古で反対運動の先頭に立っておられた「命を守る会」の金城祐治さん(72歳)がお亡くなりになりました。
辺野古での座り込みも1100日が過ぎていますが、20日は告別式のため、抗議行動も喪に服して行われませんでした。
昨年、辺野古に行った際にも、イスに座りながらでしたが、金城さんはその思いを熱く語ってくださいました。
いきいき写真館にある辺野古の写真の真ん中に座っておられる方です。
ほんとうにつらいお別れです。合掌。


5月20日 (日)   集団的自衛権

朝の番組「サンデープロジェクト」では、自民党の船田議員、民主党の枝野議員が出演、安倍政権の解釈改憲を強く批判されていました。
安倍首相は、国会議員の3分の2以上の賛成が必要な改憲をめざすのではなく、歴代政府の9条解釈を変更し、集団的自衛権を認めようとしているとの批判です。
すでに、集団的自衛権の解釈を検討する有識者の懇話会(安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会)が立ち上げられ、18日に初会合を開いています。
メンバーは13人ですが、集団的自衛権を認める人たちばかりです。
しかも、解釈を変えるだけなら、国会での議決は必要ではありません。
安倍首相は、アメリカの意のままに憲法の解釈を変え、アメリカとともに、アメリカに代わって戦争ができる国にしようとしているのです。
こうすれば、3年後を待たなくても、国民投票法案に基づく手続きを踏まなくて、戦争ができるのです。
ほんとうに恐ろしい道に突き進んでいます。
なんとしてもこの解釈改憲の道をストップさせなければなりません。

今日は自宅で家事に、調査に専念しました。
洗濯物を干しながら庭を観察すると、ドクダミの葉にテントウムシの幼虫を発見(上の写真)、左の写真はユキノシタの花です。
私が楽しみにしているジャコウアゲハの食草ウマノスズクサもどんどん大きくなっています。
今年も姿を見せてくれるといいのですが。


5月19日 (土)   更衣(ころもがえ)

第3土曜日は子ども会の古紙等の回収日です。
朝一番に、新聞、チラシ類、書籍、ダンボールの4種類を出しました。
これ以外に、厚紙、クラフト紙、古着と、自宅では子ども会用に7種類に分けています。
別にこれだけに分けてくださいという指示があるわけではありません。
古紙リサイクルの現場に行った際、リサイクルのために紙も種類ごとに細かく分別されていたのを見て、こういう風にしなければ気持ちがおさまらなくなったからです。
もちろん、古紙を出すときの紐も茶色の紙紐を使っています。
工場での、古紙回収後の一番の作業が、ナイロン類の袋や紐をとることだったからです。
古紙のうち、牛乳パックは、牛乳やヨーグルトのパックは共同購入先に返還、市販のジュース類のパックは市のリサイクルごみの日に出しています。
このごろは、この分別も慣れ、苦になりません。
もちろん事務所でも、この分別をしています。

その後、久々に難波へ。
統一地方選挙を闘った友人たちと昼食会でした。
若い方々とは異なり少し上の世代、共通する思いがいろいろあります。
これからも、皆さんに助けていただきながら、がんばります。

ナンバパークスには、大阪球場の思い出として、南海優勝のトロフィーや選手の写真が飾ってありました。
子どもの頃、鶴岡監督や杉浦投手、広瀬叔功、岡本伊佐美、大沢など南海の選手が近くに住んでいて、サインもらいにまわったことがあります。
ちなみに、小学生のときから、私は、高校野球、プロ野球の大ファンでした。

暦の上では今日は「更衣(ころもがえ)」。
いよいよ燃える夏がやってきます。


5月18日 (金)   控室

午前、午後と事務所に来客が続き、調査事項が次々と増えました。

その後、市役所に行き、臨時議会の議案について担当課より説明を受けました。

今日で、4年間使わせていただいた控室(左写真)ともお別れです。
右が岡本嗣郎さん、左が私の机で、窓の向こうは桃園小学校の運動場です。
春の桜に始まり、四季折々の緑を満喫させていただき、また、にぎやかな子どもたちの声も楽しませていただきました。
この景色もこれからは毎日見ることはできなくなります。

岡本嗣郎さんは、6期24年間議員をされましたが、あるときは、窓の無い控室だったとのことでした。
さすがにその4年間はつらかったとよく言われていました。
やはり、一日の居場所には、太陽の光と外気と緑が見えることが必要ですね。

高槻市議会では、議員には、机、イス、脇机、ロッカー、書棚、パソコン(インターネットに接続)が配布されています。
応接セット、プリンター、リサイクルごみ分別箱、電話は控室ごとに共用です。

控室は議員としての公務の場、電話やパソコンを使うにも、私は議案調査や質問のための調査など、公務に限って使わせていただいています。
職員の方が電話やパソコンを私用で使えないのと同じです。
政務調査費はいただきませんが、調査活動に限り、この電話とパソコンをこれからも利用させていただきます。


5月17日 (木)   特別委員会

昨日の議会運営委員会協議会では、市長より、今年度も4つの特別委員会を設置してほしいとの申し出があり、その設置が決まりました。
4特別委員会の付託事件一覧を市議会速報に掲載しました。

22日(火)から始まる臨時議会では、議長や副議長だけでなく、4つの常任委員会と4つの特別委員会に所属する議員も決めます。
希望通りいく場合もあれば、希望が多ければ調整となり、うまくいかない場合もあります。
特別委員会はどこにも入りたいのですが、1つを選ばざるをえません。
しっかり考えます。

朝から強い雨と強風が吹き荒れた一日でした。
事務所の階段に並べている植木鉢がひっくり返り、何度起こしてもまた、ひっくり返りました。
そのたびに、葉やつぼみが傷みました。
事務所で花を育てるのには、日照時間と風が一番のネックになっています。

今日の花は自宅のペチュニアです。


5月16日 (水)   議席や控室決定

午前10時から会派代表者会議が開かれました。
続いて午前11時からは議会運営委員会協議会が開かれ、傍聴しました。

議会運営委員会のメンバーは、公明党の藤田議員、灰垣議員、市民連合の久保隆夫議員、自民党の岩議員、共産党の中村議員、高志会の福井議員の6名です。
互選の結果、委員長に久保隆夫議員、副委員長に灰垣議員が決まりました。

続いて、市長より、22日から始まる臨時議会の付議案件について説明がありました。

その後、22日からの臨時議会の議事日程や審査方法、本会議場の議席、会派の控室の割り当て、6月議会の日程などの確認が次々となされ、12時に終わりました。

私の議席は、前から3列目の一番左端です。
また、控室は無所属の3人(二木、小西、北岡)が同室となることになりました。
場所は、市民連合議員団が以前に使っていた応接室を改修して使うことになりました。
21日(月)に引越しの予定です。
部屋の配置については、3人で相談することになっています。

これでようやく居場所が決まり、落ち着きました。

なお、市議会速報に、会派一覧、5月臨時議会及び6月議会の日程を掲載しました。
また、昨日、告示日で5月臨時議会の議案が明らかになり、今日、市のホームページに掲載されましたので、
こちらをご覧下さい。
14議案がありますが、うち12議案は議会選出にかかわる人事案件で、質疑のできる案件は2件のみです。

午後2時から、就学前の教育・保育・子育て支援のあり方検討会を傍聴しました。
これからの高槻市の就学前の子ども施策を方向付ける重要な審議会です。
今日も、現場におられる方々の発言は重みがありました。
早いスピードで審議が進んでおり、この間、傍聴できなかった会議については、早急に議事録を読んでおかなければなりません。


5月15日 (火)   審議会傍聴

 市の施策を決定するに当たり、専門家や関係団体、市民の声を反映させるために、さまざまな審議会が設置されています。
初めて議員になった頃は、なぜこういう施策決定になったのかよくわからなかったのですが、審議会の会議の公開や議事録が公開されるようになり、ずいぶん理解ができるようになりました。
無所属で一人ですべての議案に対して意見表明をするためには、日頃から何が議論されているのか、勉強をしておかなくてはなりません。
それもあって、私は、できうる限り審議会等の傍聴をしてきました。

昨日は、個人情報保護運営審議会を傍聴しました。
案件は答申1件、新規諮問2件でした。
答申は、「子育て総合支援センター」開設に伴う子育て支援情報システムの取り扱いについてです。
新規諮問事項は、水道料金システムの拡大について(富田支所に水道料金オンライン端末機を設置)、と同和問題の解決に向けた相談事業を通じた実態把握についてでした。
新しい期になって初傍聴でしたが、とても参考になりました。
これからも審議会等の傍聴は続けます。

審議会等で出された資料は、市役所1階の情報公開コーナーにあります。
また、必要でしたら、ご連絡下さい。

今日の写真は、「地底人」。
市役所近くの上田辺町にあるお家の畑の大根です。
テレビで紹介されていて、昨日、見てきました。
思わず、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる「地底人」です。
皆さんに楽しんでいただくために、収穫はされず、こうして置いておられるそうです。
道路からもとてもよく見えます。


5月14日 (月)   決意を新たに!

改憲手続き法案(国民投票法案)は、今日、参議院本会議で可決されました。
自民党、公明党の賛成多数でした。

改憲手続法ができ、参議院選挙後の秋の国会では憲法審査会が設置されます。
そして、自民党改憲草案をもとにした議論を行い、3年後には憲法改悪の発議をという段取りです。

もう、待ったなしです。
今日から、9条を変えていいのか、戦場に行って人殺しをするのか、徹底した議論をしていかなければなりません。
否応無しに、憲法のついて真剣に論議をしなければならなくなったのです。

安倍政権はなぜここまで強行に憲法改悪をはかろうとするのでしょう。
安倍首相の信念とともに、米軍の意向が強くあるからです。
米軍の再編問題ともからめ、9条を変えるのは、米軍のかわりに日本軍が戦争をできるようにするためです。

戦争は最大の殺人です。
高槻で毒ガス展や731部隊展をしたとき、戦争体験者の方々がたくさん来られました。
そして、体験を踏まえ、もう2度と戦争はすべきでないと、今になってようやく言葉にできると言われていました。

戦後62年が経ち、こうした戦争体験者がどんどんお亡くなりになっています。
そして、一方で、若い国会議員のゲーム感覚の語り口には、人の命についての重みを感じることができません。

団塊世代の私には、子どもの頃から、まわりに戦争の跡がたくさん残っていました。
戦争体験者亡き後、私たちには、経験を風化させずに、「戦争No!」を訴える責任があります。

56歳の私が、今日まで安心して暮らせたのは、平和憲法のおかげです。
憲法9条を変えない、そして子どもは戦場に送らない、平和をと、声を上げ続けます。

今日は、憲法を変えさせない、新たなスタートの日です。


5月13日 (日)   女性自衛官訴訟

去る5月9日、航空自衛隊の女性隊員が、札幌地裁に、1100万円の損害賠償請求の訴訟を起こしました。(北海道新聞参照)
同僚男性にわいせつ行為を受け、上司に相談したところ、退職を迫られるなど、嫌がらせを受けたためです。
現職にとどまっての勇気ある裁判です。
提訴の日、さっそく配置転換を受けるなど、嫌がらせがさらにひどくなっているようです。
これからも、厳しい毎日が続くことと思われます。
ぜひ、皆さんの暖かいご支援をお願いします。
担当弁護士さん宛てにお手紙を書いてくださるだけでもけっこうです。
詳しくは、館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会のブログの5月10日をご覧下さい。

今日は久々に、自宅で少しゆっくりさせていただきました。
ゆっくりと言っても、丸一日、洗濯、掃除など、家事に追われた一日でしたが。
おかげさまで、まわりが少しすっきりしました。


5月12日 (土)   掃海艇の出動

沖縄県名護市辺野古(へのこ)では、米軍の海上基地建設をめぐって、反対運動が続けられています。
そして、環境アセスメントの事前調査を許さないと抗議の行動もとられてきました。
これに対して、具体的に滑走路をどうするかの地元合意がないまま、政府は事前調査を強行しようとしています。
アメリカとの約束があるからです。
そのため、ついに海上自衛隊の掃海艇「豊後」詳細)が投入されることになりました。
調査の支援を口実に、まさに、軍が市民に銃口をつきつけて、調査を強行しようとしているのです。

報道が余りなされない中で、急遽、緊急ブログも立ち上げられました。
地元の様子は、ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!辺野古からの緊急情報 基地建設阻止をご覧下さい。

掃海艇を出動させての調査は16日と予測されています。
いよいよ軍部が武器を突きつけて、市民を支配していくことです。
まさに、戦前と同じです。

下記まで抗議の声を!
防衛省 infomod@mod.go.jp
海上自衛隊 mso-cadv@ic.jmsdf.go.jp


なお、上の写真は、昨年1月に辺野古へ行った際に、海上基地予定地から見たキャンプシュワブです。
予定地にはジュゴンも住み、エメラルドグリーンのほんとうにきれいな海でした。
米軍の基地には絶対にさせたくありません。
右の写真は、辺野古の浜で昼食を食べていると、米兵がジープで監視にやってきた時のものです。
さすがに少し緊張しました。
有刺鉄線の向こうがキャンプシュワブです。
この有刺鉄線も、戦場で使われるもので、とげのような突起ではなく、剃刀がついていました。
これが沖縄の日常です。


5月11日 (金)   会派構成

新議会の会派構成が明らかになりました。
無所属は私と、小西議員、北岡議員の3人です。
無所属の野々上議員と社民党の川口議員は「元気市民」です。
また、自民・真政会は名称が高志会となり、池下議員、根来議員、福井議員に、新たに太田議員、蔵立議員が入られました。
共産党は5人、自民党は6人、市民連合は7人、公明党は8人です。

私は、この4年間も無所属・草の根市民派として、今までどおり原則を貫いてがんばります。

午後から、立命館大学で講義をしました。
「現代環境論」という授業の1コマで、「環境問題と行政」というテーマです。
対象は法学部、国際関係学部の学生さんで、広い教室がいっぱい、熱心に聴いてくださいました。
10分前に終わり、質問タイムを設けたのですが、環境アセスメントについてなど、何に関心を持ってくださったのかがとてもよくわかりました。
こういう双方向の授業は楽しみです。どんな質問がでるか、こちらもわくわくします。
今年はあと2回講義の予定があり、パワーポイントを駆使してチャレンジです。
16年間議員をさせていただいて、又その前から様々な市民運動をしていて、現場から見える環境行政についてはお話したいことが山積です。

夜は、住民自治をすすめる会の会合、選挙の反省会でした。

夜遅く帰宅し、ニュースを見て、愕然としました。
やはり改憲手続き法案(国民投票法案)が参議院特別委員会で採決され、賛成多数で可決されていました。
民主党は反対したとはいえ、今日の採決を、委員会の運営を話し合う理事会で認めていました。
この間、民主党に期待して、様々な働きかけがなされてきましたが、ほんとうに残念です。
悔しく、怒りはおさまりません。

14日(月)の参議院本会議で、成立ということになるのでしょう。
安倍首相は、7月の参議院選挙で、自民党草案でいいかどうか問う、つまり改憲を選挙の争点にすると明言しています。
戦争への道をストップさせなければ。
「子どもたちを戦場に送らせない」、今こそ、私たち市民も、声を大にしなければなりません。


5月9日 (水)   京都へ行こう!

最近は、このHPを1日に100人以上の方が訪問してくださっているようで、うれしい限りです。
3日のピースウォークでも、HPを見て参加しましたと声をかけてくださる方がありました。
議員として、議会で質問したことをご報告する議会リポートの発行とともに、日々の活動をお伝えするこのHPも、一層の充実をはかっていきたく思っています。
こうすればもっとよくなる等、ご意見やご感想をぜひお寄せいただきたく、よろしくお願いいたします。

さて、今日は、集会案内です。
教育基本法が改悪されましたが、それを具体化させないためにどうすればいいのかを考える集会が、京都で開かれます。
5月26日(土)午後〜27日(日)夕方までです。
27日(日)は会が終了後に、午後5時からデモ・パレードも行われます。
詳しくは、コチラをご覧下さい。
お時間がありましたら、ぜひご参加下さい。

国会の方も緊迫しています。
国民投票法案(改憲手続き法案)は、11日(金)に参議院の特別委員会で強行採決、14日(月)本会議で採決の予定とも言われています。
統一地方選挙のさなかに衆議院で強行採決をするなんて、あまりにもひどいやり方でした。
その上、参議院でも、審議をしたというアリバイ作りのための公聴会を積み上げていく手法がとられています。
国会周辺では、連日、さまざまな取り組みが行われていますが、マスコミではまったく報道されていません。
自公のこんな横暴を許さないために、7月の参議院議員選挙では私たちの意思をはっきりと示す必要がありますね。
平和憲法をなんとしても守るために。


5月8日 (火)   議員総会

午前10時から本会議場で議員総会が開かれました。
選挙後、初めての会議です。
正式な本会議ではないため、議員は、前列右側からアイウエオ順に座りました。

総会では、最年長の小野議員(自民党)が仮の議長となり、今日の会議の進行役を務められました。
まず、議員及び理事者から簡単な自己紹介ののち、市長からあいさつがありました。
その後、全員協議会室に移動、事務局より、諸手続きや今後のスケジュール等について説明が行われました。
そして、また本会議場へ戻り、全員で記念撮影をして、今日は終了となりました。

今後の日程ですが、11日(金)正午までに、会派届出が締め切られます。
それを受け、16日(水)午前10時から会派代表者会議、議会運営委員会協議会などが開かれます。
また、会派構成が決まれば、控室も決まります。

なお、議長等を選出し、各議員の所属委員会を決める臨時議会は、5月22日(火)〜24日(木)の予定です。

新人の方々は、少し緊張されていたようでした。
今後、新人の方対象の説明会や公共施設見学会なども予定されています。

本会議場には、4月から着任された新部長さんも席についておられました。
議会も新人の方が9人もおられます。
雰囲気がガラリと変わりました。
私も気分一新、原点に戻って、草の根市民の声を市政に反映させるため、パワフルにがんばります。

なお、下記の写真は、議会の2階についている議員の登庁ランプです。
登庁時には必ずランプをつけることになっています。
市役所においでの際は、ぜひ、少し足を伸ばして控室にお寄り下さい。
ランプがついていましたら、登庁しています。

今日は全員のランプがついているのですが、フラッシュが反射し、部分的に薄くなっています。
デジカメの機能を使いこなすのにも、時間がかかります。





5月7日 (月)   収支報告書提出

選挙運動収支報告書を今日、選挙管理委員会に提出しました。
まだ領収書が届かない支出もあるので、今日は第1回目です。
領収書がつき次第、再度提出の予定です。

窓口で、報告書に記載した金額が領収書の写しと間違いがないかなど、点検があるのですが、今日は訂正もなく、ほっとしました。
選挙の準備段階から領収書等の整理をしてくださっていた出納責任者の方のおかげです。
ありがとうございました。

また、前回から提出書類はパソコンで作成しています。
書式が残っていたため、今回もパソコンで作りました。
エクセルを使うと合計金額も間違いが無く、助かりました。

明日は、議員総会で、選挙後、初めての会合です。
いよいよ本格的なスタートです。


5月6日 (日)   立夏

今日は朝から雨でしたが、暦の上では「立夏」、いよいよ夏到来です。
この間、真夏日が続き、あわてて夏物を引っ張り出して着ていますが、もう初夏なのですね。

今週は大学で講義の予定があり、今日は午後からその準備をしました。
いろいろ新規に調べたいこともあるのですが、なかなか思うようには作業がはかどりません。
もうしばらく、がんばります。

夜、NHK教育テレビで、『焼け跡から生まれた憲法草案』を見ました。
改憲を唱える人たちが、現憲法はGHQが押し付けたものだと主張していますが、そうではないことがとてもわかりやすく解説されていました。
1946年2月に示されたGHQ案は、1945年12月に鈴木安蔵さんら民間人の「憲法研究会」が明らかにした憲法草案に影響を受けていたのです。
たとえば、天皇を象徴と位置づけるもの、その原型が憲法研究会案にあったのです。
また、憲法研究会案には明治時代の自由民権運動の立役者だった植木枝盛の憲法案が参考にされていたことが伺えるのです。
さらに、GHQ案を受けて国会に提案された憲法草案には生存権の規定がありませんでした。
森戸辰男さん(衆議院議員、憲法研究会メンバー)が、ワイマール憲法にあった「生存権」の規定を盛り込むよう国会で働きかけた結果、盛り込まれました。
義務教育の無償化も最初は初等教育となっていたのを、さまざまな運動で中学校まで含めるようになったのでした。
これらの事実を検証すれば、現憲法がGHQから押し付けられたものではないことがとてもよくわかります。
まさに日本人によってつくられ、しかも世界の憲法が普遍化されているのです。
あらためて、憲法誕生の背景を勉強しなおさなければと思いました。

還暦を迎えた憲法、世界の人から祝ってもらえるように、守り続けましょう!

なお、鈴木安蔵さんを主人公にした映画『日本の青空』の上映会も行われます。
現在、わかっている大阪での上映会は5月13日(日)豊中市民会館で午後6時半からです。
また、6月17日、24日(日)にもエル大阪で開かれます。
詳しくは、
コチラをご覧下さい。


5月5日 (土)   デジカメ

お気づきかもしれませんが、この間、この日誌に写真を取り込んでいます。
実は、今まで、古〜い古〜いデジカメを使用していました。
ちょうどデジカメというのが販売されてすぐに買ったものでした。
容量が少なく、いい写真が写せませんでした。
選挙の後、思い切って新しいデジカメを買いました。
これを使いこなすべく、毎日、デジカメを持ち歩いています。
これからは、私も写真入りの日誌にできればと思っています。

今日の写真は、友人のお父様が、当選のお祝いに折ってくださったものです。
鶴と亀が一枚の千代紙で折られていて、とても縁起のいいものです。
事務所に飾らせていただいています。

今日も午後から事務所で選挙の残務整理でした。
まだしばらくいろいろな仕事が残っています。


5月4日 (金)   高槻南校校歌

昨日、今日と、お天気もよく、ジャズストリートで市内は人通りも多く、にぎわっていました。
昨年、廃校になったけれども校歌を歌いたいと出場された高槻南高校のOBのバンドは、今年は午後1時から松坂屋の屋上で演奏をされました。
風薫る5月、さわやかな青空の下で、わたくしもつかの間の休息を楽しんできました。
もちろん、校歌も2回、歌われました。

そのあと、夫の実家に。
この間、選挙準備でなかなか帰ることができませんでした。
庭の掃除など、少しお手伝いをしてきましたが、義母の体調が今ひとつすっきりしないため、心配です。


5月3日 (木)   憲法記念日

還暦を迎えた憲法、今日は2つの催しに参加しました。

朝は、高槻・島本の市民有志で開催されたピース・ウォークに出かけました。
オープニングは、Sさんが「♪ハッピーバースデー 憲法」と60歳をお祝いする歌を独唱、一気に盛り上がりました。
10時半から11時まで、新聞を見て参加しましたという方など、次々と、市民が憲法改悪反対の思いを発言をされました。
11時市役所前を出発、阪急高槻市駅から松坂屋、そして、又市役所まで、40分間、ゆったりと歩きました。
歩くときはシュプレヒコールではなく、チャント「いややねん」を掛け声に合わせて楽しみ、日本国憲法簡略版を読み上げ、そして、替え歌「みんなで歩こう!」を歌いました。
この歌は、聖者の行進の替え歌で、昨年亡くなられた杉岡じゅんげんさんの作です。
「みんなで 歩こう 平和を願って 不戦の誓いを 広げよう世界に」はギターに合わせて心を込めて歌いました。
私は、「国民投票法案を廃案に」のゼッケンをつけ、「変えたらアカン 憲法9条」の横断幕を持ちました。
お天気に恵まれ、今年もたくさんの方の参加があり、元気のでるピース・ウォークでした。

午後からは、大阪国際交流センターで開かれた「9条の会おおさか」主催の憲法施行60周年のつどいに参加しました。

主催者を代表して澤野義一さん(大阪経済法科大学教授)から改憲の動きが進む中で、現在参議院で審議中の国民投票法案の問題点について、「法案は改憲促進法」「市民の運動を厳しく制限する」「500万人もの教員などの公務員の運動も制限する」「有効投票数の過半数で憲法を変えていいのか」「最低投票率が明記されていない」「法が施行されると憲法審査会が発足し、3年の間は改憲法案は審議できないといわれているが、骨子は審議でき、改憲論議がどんどん進む」と指摘されました。

平岡敬さん(元広島市長、マスコミ9条の会)からは、改憲潮流とマスコミの責任について、「新聞やメディアは権力を監視する使命があり、真実を伝えなければならない」「戦前も現在も、市民の側に立たず、権力をよいしょする側になっている」と批判されました。

メインは、井筒和幸映画監督と木下智史さん(関西大学法科大学院教授)の対談でした。
井筒監督は「パッチギ!」第二作が5月19日から封切られるにあたり、「若い人たちにこそ自分たちの思いを伝えなければ」「戦争シーンは今まで撮らないことにしていたが、この映画では、在日1世を描くに当たりどうしても戦争に触れなければならず、撮影した、ぜひ、見てほしい」と熱く語られました。

安倍首相はなぜ憲法を変えなければならないのかという問いに、「戦後レジュウムからの脱却」と言っています。
ファシズム国家を反省してできたのが現憲法です。
憲法は、国のありようを拘束するものです。
この憲法の「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」からどのような社会に変えようとしているのか、安倍首相は明確に語っていません。
しかし、自民党の憲法草案などを読む限り、安倍首相のめざす社会は軍隊を持ち、外国で戦争ができるようにし、そのためには国のために死ぬことをいとわない人間をつくりだし、「個」よりも「公」を重視する社会です。
私は、そんな社会には反対です。
現憲法を変える必要はありません。

会場は1200人がぎっしりつまり、別会場でも500人が聞かれ、それでも入れずに帰られた方もあったようです。
私も、イスに座れず、床に座って聞きました。
地域で、足元から、若い世代の方々とともに、9条を守る運動を作り上げなければと、心した一日でした。


5月2日 (水)   千客万来

今日も事務所で仕事でしたが、「一息つきましたか」と次々に寄って下さり、うれしい一日でした。

選挙運動収支報告書がほぼ出来上がり、夕方に選挙管理委員会で、費目の分類や書き方などの最終確認をしました。
7日に提出できる目途がつき、ほっとです。

その後、議員控室に行き、この間、配布されていた資料を持って帰ってきました。
議会入り口には、新しい議員の登庁ランプが設置されていました。
控室にも、すべて「仮」が付けられていました。
8日(火)に議員総会があり、新議会がスタートしますが、会派の届出は11日(金)が締め切りです。
どのような会派構成になるのでしょうか等、市民の方からすでにお問い合わせもありますが、11日(金)には明らかになります。

明日はピースウォークです。
今日の朝日新聞の北摂版に紹介記事がでました。
午前10時30分、市役所前に集合です。
たくさんの方が参加してくださるといいのですが。


5月1日 (火)   中之島メーデー

 第78回中之島メーデーにお招きいただき、今年も参加させていただきました。
 朝から激しい雨で、覚悟してでかけましたが、念力が通じたのか、大会中は雨がやみ、ほっとしました。
 参加団体から次々と力強いアピールがあり、格差社会NOの怒りを新たにしました。
 その後、会場の中之島剣先公園から西梅田まで1時間余り、労働者の皆さんとともに、しっかりデモをし、オフイス街に怒りの声を轟かせました。

 メーデーといえば、なんといっても「赤」です。
 血みどろの闘いがあればこそ、今の労働者の権利が獲得されたのです。
 今日も風が強く、大きな赤い労働組合旗がたくさんたなびいていました。
 私は、この日は赤い服を着ることにしています。
 久々に声を出しながら1時間も歩くと、「やった」という充実感で満たされましたが、大会の中で時間がなく、『インターナショナル』が歌えなかったのがちょっぴり残念でした。

 午後から事務所で仕事をし、夜は再び大阪へ、ふぇみん大阪の運営委員会に出席しました。
 いよいよ選挙前の市民運動再開です。
 

■ご意見・ご要望はこちらから
wasabi@osk3.3web.ne.jp

       
         

©二木洋子事務所