2007年7月
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07/7/31 (火)  「慰安婦」決議
07/7/30 (月)  9月議会日程
07/7/29 (日)  歴史的大敗
07/7/28 (土)  これでいいのか
07/7/27 (金)  久々のWIB
07/7/26 (木)  後期高齢者医療広域連合議会
07/7/25 (水)  プラン中間見直し
07/7/24 (火)  梅雨明け
07/7/23 (月)  第3者の目
07/7/22 (日)  長周期地震動
07/7/21 (土)  原発震災
07/7/20 (金)  景観懇話会
07/7/19 (木)  政務調査費
07/7/18 (水)  使用停止命令
07/7/17 (火)  公害部会
07/7/16 (月)  中越沖地震
07/7/15 (日)  台風一過
07/7/14 (土)  雨宮処凛さん
07/7/13 (金)  6月議会終了
07/7/12 (木)  一般質問始まる
07/7/11 (水)  市街地整備特別委
07/7/10 (火)  議事運営
07/7/9 (月)  光熱費800円
07/7/8 (日)  一般質問準備
07/7/7 (土)  七夕・小暑
07/7/6 (金)  都市計画審議会
07/7/5 (木)  雨宮処凛さん講演会
07/7/4 (水)  一般質問
07/7/3 (火)  総務消防委員会
07/7/2 (月)  文教市民委員会
07/7/1 (日)  文月



2007年06月
2007年05月
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2007年01月
これより以前

7月31日 (火)   「慰安婦」決議

昨日(日本時間では今朝)、米下院本会議で、「慰安婦」問題に関する決議案121が可決されました。
共同提案議員は、共和党、民主党の167人です。

決議では、1930年代から第2次世界大戦期間に行われた日本政府による強制の軍隊売春制度「慰安婦」は、集団の性的暴行や強制流産、辱め、身体の切断や死亡、究極的に自殺を招いた性的暴行など、残虐性と規模で前例のない20世紀最大規模の人身売買のひとつだとし、公式に認めて謝罪すること、強制の事実はないとの主張に明確に公開的に反論すること、そして、国際社会が示した慰安婦に関する勧告に従い、現世代と未来世代に残酷な犯罪について教育することを求めています。

日本戦争責任資料センター、女たちの戦争と平和資料館(wam)、「戦争と女性への暴力」日本ネットワークの三団体は、直ちに記者会見を行い、政府がこの決議を真摯に受け止め、被害者が納得する真の解決をとるよう、具体的な施策も含めた提言を明らかにし、政府に申入れました。

安倍首相自身が、総理大臣になる以前は、強制の事実はないという主張の先頭にたっていました。
まさにそのことが、今、国際社会の中で、大きな批判の対象になっているのです。
決議には拘束力はありませんが、これを真摯に受け止め、政府は被害者に向き合った施策を一刻も早くとるべきです。
安倍首相の「人権」に対する姿勢そのものが国際的に問われています。

午後6時から、人権施策推進審議会を傍聴しました。
昨年度の人権施策行動計画の実施状況や2007年度の取組みについての報告でしたが、委員からはさまざまな意見がありました。
事業の取組み状況を記載するのはわかるが、その結果、市民の意識がどう変わったのか、それを示す指標がない、それこそが重要ではとの指摘は、なるほどと思いました。
もっと数値化をとか、費用対効果を考えるべきとの意見もありましたが、人権施策の費用対効果はどうはかるのか、私自身、疑問を持った意見もありました。
計画に比べ実施が遅れている、国際化施策推進指針の策定や「子ども条例」の制定についての意見も出ていました。
高槻にお住まいの外国人の方にとっては急を要する国際化施策推進指針ですが、計画よりも1年も遅れるのは残念です。
次回の審議会は来年とのことです。

なお、環境影響評価都市環境部会の日程は、その後変更があり、8月23日(木)午前10時からになったとの連絡があり、昨日の日誌も変更しました。


7月30日 (月)   9月議会日程

午前10時から議会運営委員会が開かれ傍聴しました。
9月議会の審議日程案が決まりましたので、市議会速報に掲載しました。
8月31日が告示日で議案書をいただきます。
あと1ヶ月しか時間がありません。

そのあと、環境影響評価委員会都市環境部会を傍聴しました。
案件はJR高槻駅北東地区開発事業ですが、部会の第1回目の会議のため、最初に準備書市民説明会の報告や街づくり協議会等の体制と役割についての説明があり、審議に入りました。
今日は、日照阻害、電波障害、交通の途中まででした。
日照阻害や電波障害は、建物の高さを高くしてスリム化することで影響の出る範囲を狭くしているとのことでしたが、それにしても、影響の広さに驚きます。
計画変更も含め、住民の皆さんの納得のいく話し合いをという趣旨の意見が繰り返し出ていました。
次回は、8月23日(木)です。

今夜、ようやく議会リポートの原稿が完成しました。
今日も、まだ通信が来ませんがとお電話をいただきました。
待っていてくださる方もあり、心苦しい限りです。
週末から、発送・配布の予定です。
暑い中ですが、がんばります。


7月29日 (日)   歴史的大敗

参議院議員選挙の結果は、自民党、公明党の歴史的大敗となりました。
小泉改革以来の与党連立政権に「NO」が突きつけられた結果です。
それでも、まだ安倍首相は辞めないとのことです。
この「怒り」を直視できず、この間起こった様々な問題に責任を取らなかったことが敗因の一番の原因であることに気がついていないようです。
予測されたとはいえ、今夜の選挙結果は厳しい結果でした。
しかし、民主党が第1党になったからといって、安心はできません。
憲法改悪は遠のいたとはいえ、改憲派もたくさんいます。
次は総選挙、自公政権による政策が国の支配を強化しながら生活を破壊し続けている現実を、地方議会の場から明らかにしていきます。


7月28日 (土)   これでいいのか

午前中、洗濯、掃除と一気に家事を片付け、午後からは議会リポートづくりでした。

夜は、地元芥川商店街の夏祭り、夕立もありましたが、にぎやかなお祭りでした。
今年もスズムシをいただきましたが、玄関でリンリンと涼しげに鳴いてくれています。
大切に育てます。

今朝、待望のアサガオの第1号が咲きました。
水をやっていると、ご近所の方が、「やはり自然の日よけはいいですね」と声をかけてくださいました。
楽しみにしてくださる方も多く、秋の気配が漂うまで咲き続けてくれるよう、今年はがんばります。

明日は投票日、期日前投票者数は前回の1.5倍とか。
ただし、期日前投票者数が多かったからといって、投票率が上がるとは限りません。
お天気も気になります。
この参議院選挙は、今後の日本社会のありかたを決める、「これでいいのか」を問う重要な選挙です。
なんとしても与党連立政権に「NO」をつきつけないと、もはや後戻りできない、たいへんな社会になってしまいます。
平和憲法を守り、格差社会にストップをかける候補に私は1票を投じます。


7月27日 (金)   久々のWIB

午後2時から社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。
案件は2006年度の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の進捗状況点検評価でした。
計画の進捗状況についての報告の後、委員の質問や意見が相次ぎましたが、最終的に「概ね評価できるが、高齢者の実状に鑑み、制度の周知や情報の共有化は不十分な点もあり、そのつど制度のわかりやすい周知徹底を」との評価になりました。
次回は来年2月頃に、2007年度上半期の進捗状況の点検予定です。

高齢者の方には、広報に掲載した、パンフを配布したというだけでは制度の周知にはならないとの指摘がありましたが、来年4月からの後期高齢者医療制度についての周知徹底も、これからの大きな課題です。

このあと、専門分科会は地域包括支援センター運営協議会に切り替えられました。
昨年4月の介護保険制度の改正により、新たに発足した地域包括支援センターですが、高槻市では市内を12区域にわけ、すでにあった在宅介護支援センターにその業務を委託(委託料年1500万円)しています。
今日は、地域包括支援センターの業務状況とともに、各センターの事業に関する決算報告書や事業実施報告書が報告されました。
ほとんどのセンターが、委託事業の部分については赤字になっています。
特に大きな社会問題になっている福祉現場の職員の待遇等について、このような状況でいいのか、またセンター間のばらつきをどう考えるかなど、人件費にかかわる意見が多く出されました。
また、介護支援専門員に対する個別支援の内容もセンターごとに大きな違いがあり、この点についても意見がだされていました。
今年度の各センターの事業計画及び収支予算書については、2年目ということで独自事業を組んでいるセンターもあり、地域性も含め、センターごとの特色が出されてもいいのではという意見もありました。
運営協議会も次回は来年2月頃の予定です。

午後6時からJR高槻駅南側でWIBでした。
今日の参加者は4人でしたが、年配の男性がよく声をかけてくださいました。
参議院選挙のさなかでもあり、憲法や政治とおカネの問題に敏感になっておられるようで、怒りが伝わってきました。

参議院選挙も後一日です。
年金が争点ともいわれますが、私は憲法が一番だと考えています。
また、なんとしても政権交代をさせなくてはと思っています。
息子の幼稚園でPTAがご一緒だった方が、WIBの中にいる私を見つけ、足を止めてくださり、いろいろ話してくださいました。
特に職場での30代の派遣職員の厳しい状況については胸が詰まります。
辞めさせられないように正規職員以上に働きながら、生活は不安定で親から独立も結婚もできない状況、いくら再チャレンジといってみたところで、現実を見れば、将来に夢は持てません。
政権交代で政策転換しか、この格差社会にストップはかけられません。
そして、平和を守り、憲法を改悪させないためにはどうすればいいのか、有権者の皆さんの賢明な選択を祈るのみです。


7月26日 (木)   後期高齢者医療広域連合議会

午前10時から環境影響評価委員会公害部会が開かれ、傍聴しました。
案件はJR高槻駅北東地区開発事業についてです。
前回の宿題でもあった追加資料について、事業者側の説明がありました。
そして、騒音についての審議が行われました。
なかなか専門用語を理解するのはたいへんで、まるで授業を受けている感じです。
今日の審議は騒音の途中まででしたが、次回(8月7日)は先に土壌汚染を審議するとのことでした。
なお、都市環境部会は7月30日(月)午前10時から第1回が開かれます。

委員会が終わるやJRに飛び乗り、大阪市・谷町四丁目にあるシティプラザ大阪をめざして一目散に走りました。
午後2時から開かれる大阪府後期高齢者医療広域連合の初の臨時議会の傍聴のためです。

来年4月から、75歳以上の方だけを被保険者とする後期高齢者医療制度が始まります。
この制度は都道府県ごとに設置された広域連合が運営することになっており、広域連合の議員は府内自治体議員から20名選出され、保険料をはじめとする重要な事案を決めることになっています。
本年度は高槻市議会からは広域連合議員が出ておらず、府民の声の反映という視点からも、この20名という定員は大きな問題です。
しかし、制度がスタートした以上、広域連合議会の動きを地方議員として知っておく必要があります。

事前に大阪府後期高齢者医療広域連合のHPで、傍聴は30名、1時半から受付ということを確認していましたので、汗をかきかき、1時半前に会場にたどりつきました。
まだ30人になっておらず、なんとか傍聴できる目途が立ち、ほっとし、急いでおにぎりをほおばりました。

ところが、ここから怒りの連続が始まりました。
今日の日誌は少し長くなりますが、ご容赦下さい。

まず、傍聴について。
1時半から先着順に議場となった会場に入りましたが、予定の2時には、約60人が来られ、入れない方から厳しい抗議が続きました。
高齢者の方も多く、皆さん怒り心頭、そして、最終的には空いていた報道席に座り、また立ち見の方もあり、全員が傍聴ができることになりました。
当たり前です。
広域連合に負担金を拠出している43市町村から各1名ずつ傍聴に来ても30人では入れないのですから。

しかも、会議資料は何一つ配布されませんでした。
議員一覧も議案一覧もないのです。
議案書は、1週間前に広域連合から各議会に送付されていたことを昨日知り、あわてて議会事務局で見せてもらい、議案一覧や予算書など少しだけコピーをして持参しましたので、ある程度のことはわかりましたが、こんな状態では、市民の方はまったくわからなかったのではないでしょうか。
これでは会議を公開したこと、説明責任を果たしたことになりません。

さあ始まると2時前から満員の傍聴席には緊張感がみなぎっていました。(写真左)
ところが、予定の2時を過ぎても会議は始まりません。
その間、何の説明もありません。
2時20分になり、友人がいったいいつ開会になるのか受付けまで聞きに行くと、全員協議会が開かれていて、いつ終わるかわからないということでした。
あきれ返りました。
議会に先立ち1時から全員協議会が開かれていたようなのです。
全員協議会開催中で、何が話されていて、予定よりなぜ遅れるのか、開会の目途などの説明ぐらいあってもいいはずです。
その上、いつ終わるかわからないなんて。
傍聴席で怒りの声が飛び交っていると、ちょうど2時25分に議員たちが議場に入り、ようやく会議が始まりました。
この時点で私はすでに1時間席に座って待っていました。
冷房が効きすぎていて、体は冷たくなっていました。

臨時議会に上程された議案は、議員提出案件3、人事案件3、条例制定案件9、事業計画作成1、専決処分報告18等、計35件でした。
まず、議長に太田勝義議員(大阪市)、副議長に渡邊稔議員(豊中市)を選出、議席指定、会期決定などの議決のあと、議員提出議案が3件提出されました。
提案議員は神原昭二議員(大阪市)、その説明の簡単なこと、高槻市議会では考えられない簡単な説明です。
広域連合議会会議規則、傍聴規則の2件については、議員20名のうち18名の連署で、広域連合議会事務局設置条例については20名の連署でした。
そして、会議規則と傍聴規則については、連署していなかった北山良三議員(大阪市)が質疑、修正案をだされました。
北山議員の質疑は「後期高齢者医療制度は75歳以上の方だけでなくご家族にも影響を与える制度であり、広く府民にかかわるもので府民にわかりやすい、責任のあるものにすべきである」と前置きして、「議会は自由闊達な議論を行う場であり、そのために地方議会は本会議では制約があるものの委員会で自由闊達な議論が保障されている。連合議会では、後期高齢者医療制度という専門的なことを扱うため委員会は設けられない。したがって、本会議では自由闊達な議論を保障すべきなのに質疑が3回と制限するのはおかしい」「公開の原則からも傍聴者を30人に制限するのはおかしい」「議事録は永年保存であることを明記すべきである」などでした。
答弁は、質疑と違う答弁をされる場面もあり、納得のいくものではありませんでした。
そこで、北山議員は修正案をだされたのです。
これに対して、北林充議員(能勢町)が原案賛成、修正案反対の討論を、広瀬ひとみ議員(枚方市)が原案反対、修正案賛成の討論をされ、採決になりました。
起立採決でしたが、修正案は否決され、原案が17名(議長、北山、広瀬議員を除く)の賛成で可決されました。
これらの質疑は、これから先の連合議会の運営を予感させるものでした。
自由闊達な質疑が保障されず、傍聴人を30名と限定する規則を制定するなんて、怒りはおさまりませんでした。

このあとは同種の議案は一括審議という方法がとられましたが、いずれも、本当に短い提案理由の説明で、質疑のある案件以外は、すべて一括採決でした。

質疑がなされた議案は、広域連合広域計画作成の件、専決処分された2007年度一般会計予算についてのみでした。
それぞれ、北山議員、広瀬議員が質疑をされ、他の議員はひとことも発言がありませんでした。
広域連合広域計画については、まだ政省令が正式に出されていない段階であり、他の連合のように、議会で議決する前にパブリックコメントをとるべきではないか、予算については、府民への広報のありかたやHPの充実、契約の透明性の確保などについての質疑、要望でした。
また質疑で明らかになった一番額の大きな契約は、本年5月に入札、契約のなされたサーバー機器の5年間リースという長期契約でした。
額は約3億4229万円、落札率90.7%、日本電子計算機器会社が落札したとのことです。
ちなみに、広域連合の2007年度予算は約16億円(府内自治体負担が15億6000万、国負担3350万)、歳出のうち電子計算費が約8億2200万円、市町村等派遣職員人件費負担金が約4億8108万円でした。
これらの本年度予算も、この長期契約も、5年間の長期契約をするための長期継続契約に関する条例も、すべて専決処分で行われていました。
これでは、連合議会は追認機関でしかありません。
都道府県によっては3月に臨時議会を開いたところもありましたが、大阪府広域連合では統一地方選を理由に臨時議会を7月にし、すべて専決処分でのりきっています。
あらためて地方自治の形骸化を感ぜざるを得ませんでした。

広域連合の構成自治体は43にもかかわらず、議員は20名です。
うち大阪市4名、堺市2名なので、残る14名を41の自治体議会から交代で選ぶことになっています。
議員を選出していない議会の議員には、今日の議決結果等についてどこからどのような説明があるのでしょう。
広域連合議会で議決して、すべての責任を広域連合議会、議員で負うのならそれでいいのですが、そうではありません。
11月に予定されている連合議会では保険料が決められます。
大阪府の一人当たり医療費は全国3位であり、そのため後期高齢者医療制度の保険料も全国3位の高額になるのではと心配されています。
その保険料は、連合議会での議決の後に、43の自治体議会でもそれぞれまた議決をしなければならないのです。
私たち地方議員も責任を負わなければならないのです。
連合議会議員を選出していない議会の議員に対してだけでなく、傍聴の件、資料配布の件など、府民皆さんへの説明責任をどのように果たそうとしているのか、それについても大きな疑問をいだいた初の連合議会でした。

議会が終わったのが5時前、心は怒りに燃えていますが、3時間半近く冷房で体は冷やされ、今夜は、冷房の風があたった左肩や左腕には痛みが走っています。
自宅に戻り、HPで会場となったシティプラザ大阪会議室「海」の費用を調べてみましたが、午後から借りても18万円でした。
全員協議会の場所やマイク等の備品代も含め、今日一日でかなりの額が使われたのでしょう。
今日の本会議の質疑でも、構成自治体の議場の活用、たとえば大阪市議会の議場の活用などが提案されていましたが、府議会や大阪市議会の議場を使えば、傍聴を30人に限定なくてもいいですし、これほどまでの費用はかかりません。
広域連合の事務局も議会も、府民の税金を使っていること、税金の無駄遣いや説明責任について、もっと自覚すべきではないでしょうか。
ただ、一番の責任は、大阪府の広域連合にあるのではなく、こういう制度をつくった、医療制度改悪を可決した与党連立政権にあります。
それを踏まえたうえで、大阪府広域連合には、でき得る限り府民の声を反映し、府民の負担を軽減する努力をしていただきたいのです。


7月25日 (水)   プラン中間見直し

午後2時から男女共同参画審議会が開かれ、傍聴しました。
案件は「たかつき男女共同参画プラン 中間見直し」答申案でした。
前回までの議論を踏まえ、最終的に、会長、副会長、そして、2人の学識経験者の計4人でまとめられたとのことです。

産休明け保育の必要性について、職員研修の重要性など、追加で盛り込むことはできないかなどの議論があり、再調整して答申をだすことが確認されました。

このプラン中間見直しについては、審議会に諮問された時点で、事務局から市民意見を聴かないとの方針がだされていました。
基本的な考えを変えるものではないので、市のパブリックコメントの指針の要件に該当しないというのがその理由でした。
これに対して、市民団体から、10年計画の中間見直しは施策推進のためには重要なもので、市民意見の反映をすべきだという申入れがなされました。
そのため、審議会でも、市民意見の反映をすべきだとの意見が多く出され、なんらかの形をとることになりました。
今日の審議会では、最後に、市民意見については必ず説明会をして意見を聴くと事務局は明らかにされましたが、いつ、どのような形で開かれるのかはわからないままです。
意見を出すには、出す側も十分内容を把握してからでないと出せません。
情報と時間が必要なのです。
まもなく答申が出されるのでしょうが、それを踏まえて、いつ頃、どのような形で開くのか、もう少していねいな説明をしていただければと思いました。

私は、施策がなぜこうなるのか、結果だけでなくそれができあがる過程を知るべきだと考え、審議会等の会議を傍聴しています。
そのためには、予定を出来るだけ早く知って、スケジュール調整をしなければなりません。
傍聴できればと考えておられる市民の方も、いつでもいけるという方はまれです。
皆さん、時間をやりくりして市役所まで来られているのです。
日程をぎりぎりに言われては、来なくても結構ですと言われているのと同じです。
この間、審議会等の開催案内も、広報には掲載されているのにHPに掲載されていなかったり、HPには掲載されたものの広報には締め切りが間に合わず掲載されなかった会議もありました。
絶えず、広報、HP、市役所1階の掲示板の3つをチェックしておかないと会議の日程は把握できない状態です。
また、傍聴者用会議資料を会議後に回収する会議もありました。
苦情を言えば、それぞれの審議会の担当課では「すみません」ですむかもしれません。
しかし、こういうことが連続して起こると、市民参加や市の総合的な情報公開の理念がどこまで庁内に徹底されているのかと疑問を持たざるを得ません。
一つの施策ができてもその理念を継続させるのがいかにたいへんか、これからも草の根市民の立場でチェックし続けなければと心する毎日です。

柏崎刈羽原発では、6号機で原子炉上部のクレーンに損傷が起きていることが明らかになりました。
やはり、「管理区域」内でかなりたいへんな事態が起きていました。
まだまだ不明な点が多々あります。
柏崎刈羽原発建設についても、原子炉設置許可を取り消すべきとの裁判が起こされており、現在最高裁へ上告中ですが、新潟地裁も東京高裁も安全審査のずさんさを認めませんでした。
その裁判の過程で、地震に対する原発の危険性が多々指摘されていました。
裁判で争点になった点も含め、裁判の原告をはじめ地元住民の皆さんの納得のいく説明を東電や原子力安全・保安院はすべきです。
情報を毎日小出しにするやり方は、不安、不信が募るばかりです。
これでは、「事故隠し」同然ではありませんか。



7月24日 (火)   梅雨明け

午後2時から文化財保護審議会が開かれ、傍聴しました。
この審議会を傍聴するのは初めてです。
案件は4件、「2007年度事業について」「史跡安満遺跡保存管理計画等について」「しろあと歴史館企画・特別展について」「文化財の掘り起こし調査について」でした。

委員の方々の意見はとても勉強になります。
安満遺跡は西日本の考古学史上、その1頁を開いた貴重なものであること、この発掘には、当時の島上高校生が関ったこと、闘鶏山古墳(つげやま)のように竪穴石室がそのまま残っている遺跡は他にはないことなど、2時間があっという間に過ぎました。

文化財の掘り起こし調査についてでは、殿町の旧家から発見された芥川村の太閤検地帳3冊についての報告でした。
殿町は芥川町の隣です。
ああ、あそこのおうちの蔵から出てきたんだと思うと、妙に親近感を持ちます。
高槻で発見された検地帳はこれで8冊目になります。
しかも、高槻村、富田村、芥川村と、城下町、寺内町、宿場町という特色ある町場の太閤検地の記録が発見されたことは、とても重要な資料となり、永久保存の必要があるとのことです。
このような歴史遺産を生かしたまちづくりにもっともっと力を入れるべきだと思いました。

今日、近畿地方も梅雨明けでした。
夏のまぶしい日差しが戻ってきました。
これからしばらく、暑さとの闘いが始まります。
夏ばてしないようにがんばります!


7月23日 (月)   第3者の目

午前10時から行財政改革懇話会が開かれ、傍聴しました。
案件は4件、「第6次高槻市行財政改革大綱実施計画の取組みと成果について」「指定管理者制度に関する直営施設への導入方針の策定について」「外郭団体のあり方に関する基本方針の策定について」そして、「業務精査(事業仕分け)の実施について」でした。

各報告について質問や意見が出されていましたが、発言されたのは公募委員ばかりでした。
諮問があるのではなく、このような形で庁内の取組みを報告して、あくまでも意見を伺うという懇話会ですが、今日は、その存在意義に少し疑問を持たざるを得ませんでした。
方針等の策定など、施策の基本を決めるにあたり、庁内組織ですべてを決め、懇話会報告するだけでほんとうに市民意見の反映につながるのかどうか、考えさせられました。

夜は、富田青少年交流センターで開かれた「青少年施設の今後を考える〜大阪市の実例をふまえて〜」の講座に参加しました。
講師は住友剛さん(京都精華大学人文学部)、大阪市の青少年会館条例廃止問題から、示唆に富む講演でした。
少子化が進む中、どこの自治体も子ども施策については部局を統一化するなどの施策がとられています。
高槻市でも「子ども」をめぐり、今後どのような施策展開をしていくのか、大きな課題です。

柏崎刈羽原発について、22日(日)に社民党調査団が敷地内に入りました。
原発内には、放射能による被曝の可能性がある放射線管理区域とそうでない非管理区域があります。
この間、報道されているのは非管理区域の写真ばかりでした。
社民党調査団は管理区域内への立ち入り調査を求めましたが、東電は拒否、「やはり」と思わざるをえません。
管理区域がどうなっているのか、それが一番重要なのです。
調査の様子は、原発訴訟にかかわる弁護士伊藤良徳さん参議院議員近藤正道さん(新潟)衆議院議員保坂展人さんのHPに掲載されています。
近藤さんが主張されているように、東電や政府だけでなく、第3者の目でも検証しなければ安全性の確保はできません。
自治体の外部監査の時代ですが、安全面でも、施策を推進の立場からではない、第3者の検証が必要です。
東電は、一刻も早く、すべての事実を公表すべきです。


7月22日 (日)   長周期地震動

巨大地震時に恐ろしいのは、長周期地震動です。
昨日ご紹介した石橋さんも、巨大地震が起こった場合の都市型災害としてこの長周期地震動によるものをあげておられましたが、これは、ガタガタと揺れるのではなく、時間をかけてゆっくりゆれる揺れのことです。
柏崎刈羽原発の使用済み燃料プールの水があふれたのも、長周期地震動が原因でした。

今回、この長周期地震動のため、東京・六本木ヒルズでは、17基の超高層用エレベーターがストップしました。
実は、2004年の中越地震時にも長周期地震動でエレベーターは損傷しました。
その後、長周期地震動があれば感知してストップする装置を取り付け、今回それが機能したというのです。
東京の超高層ビルでは、結構長い間揺れたようで、テレビで出ているタレントの人たちも恐怖を語っておられました。

巨大地震による長周期地震動で、超高層ビルがどうなるか心配ですが、仮に建物が折れなくても、中の家具等は飛び散り、エレベーターはストップ、ライフラインも含め、悲惨な状態になることでしょう。
超高層ビルにお住まいの方は、このようなことを覚悟しておられるのでしょうか。

また、柏崎刈羽原発でも、想定していた揺れよりも3倍もの揺れが起きていました。
超高層ビルも巨大地震の長周期地震動にどれだけ耐えれるのか、実証はされていません。

ユアサ工場跡地にも2棟の超高層ビル(144m)の計画があります。
今、ある駅前のマンションの1.5倍もの高さのマンションです。
来るべく南海大地震に備える防災対策が必要なら、市の玄関口にこのような超高層ビルは建設すべきではないと思います。
JR高槻駅北側には、ひろびろとした駅前広場や公園こそが必要ではないでしょうか。

今日もすっきりしないお天気でした。
疲れが出ているのか、私の体調も今ひとつで、梅雨明けが待ち遠しい限りです。

6月議会終わって1週間、ようやく議会リポートをまとめる段取りが出来ました。
なんとか今週中に仕上げるべく、がんばります。


7月21日 (土)   原発震災

柏崎刈羽原発に地震による被害状況が次々と明らかになっています。
東京電力は毎日、記者発表を行っており、私も毎日読んでいます。
現在、外観目視、つまり目で見て確認できたのが約60件、これから詳細な調査をすれば、まだまだ件数は増えることでしょう。
今日、ようやくマスコミに施設が公開されました。
地震があったのが16日(月)、地震後6日目です。
6号機の火災を起こして真っ黒になった変圧器、きれいに積み上げてあった低レベル廃棄物入りドラム缶が散乱している様子、6号機の使用済み燃料を入れていたプールの水が非管理区域で漏れているところ、敷地内で波打つ道路、1m30cmもできた段差など、すさまじい光景です。
国際原子力機構(IAEA)から調査団派遣の申入れがあったようですが、政府は返事を留保しているようで、やはり、今、見られたくない事態があるのではと思わざるを得ません。

昨日、友人から「迫りくる原発震災の恐怖」(『世界』2005年7月)のコピーをもらい、さっそく読みました。
石橋克彦さん(神戸大学教授・地震学)と村田光平さん(元セネガル大使、東海学園大学教授)の対談です。
「原発震災」というのは、石橋さんが初めて使われた言葉です。
巨大地震による大災害プラス原発の事故による放射能災害が起これば、1プラス1が10にも100にもなる人類史上最悪の超巨大災害になってしまうということから、この言葉が使われるようになりました。
石橋さんは、日本列島は大地震の活動期に入っていると主張されていて、日本海の柏崎刈羽原発(東京電力)や若狭湾の原発(関西電力)、浜岡原発(中部電力)や伊方原発(四国電力)は要注意と警鐘を鳴らされていましたが、まさに的中しました。

若狭湾で巨大地震が起き、琵琶湖が放射能汚染されれば、飲み水はすべて飲めなくなり、近畿地方はたいへんな事態に陥ります。
今回は、原子炉の冷却水が喪失し、炉心溶融、核爆発、放射性物質の大量放出という最悪の事態はなんとか避けられたようですが、世界で起きる地震の2割が集中している地震国日本では、原発は建設すべきではありません。
石橋さんの言われる「地震と共存する文化」を創っていくことこそが、地震に対する一番の防災対策です。

東電も政府も、柏崎刈羽原発で何が起きたのか、IAEAの立ち入りも認め、すべてを明らかにすべきです。


7月20日 (金)   景観懇話会

議会が終わるや、連日、審議会等の会議が続いています。
今日は、午前中は景観懇話会、午後からは、社会福祉審議会障害福祉専門分科会を傍聴しました。

景観懇話会は昨年7月に発足してすでに6回目です。
アンケート結果や景観写真展の報告を踏まえ、景観形成の課題と具体的施策について、意見が相次ぎました。
どのような仕組みを具体的に作るかが重要なテーマですが、外国や他市の事例、三箇牧地区の取組みなど、実例が次々と語られるので、とてもイメージしやすく、「なるほど!」とうなづいてばかりの会議でした。
次回9月には、実現方策の方向性についての具申案が検討され、12月には景観フォーラムが計画されています。
そして、来年度、景観計画の決定や景観条例の制定が予定されています。

障害福祉専門分科会では、第三次障害者長期行動計画の策定にあたっての実態調査の考え方や今後のスケジュール、第二次行動計画の2006年度までの進捗状況が明らかにされました。
また、つきのき園・かしのき園の再構築や療育園の移転についても、基本方針やコンセプト、スケジュールなどが示されました。
つきのき園・かしのき園については、広報7月25日号で事業者の募集が行われ、10月には決定します。
なお、公募による事業者の審査は高槻市保健福祉施設等施設整備審査会が行いますが、今年度から市の職員だけではなく、外部の方が3人入られ、公正さの担保をはかるとのことです。
来年度、両施設とも新設される予定です。

夜は、住民自治をすすめる会の会合でした。
通信の発行や市政報告会など今後のスケジュール等を話し合いました。
わさびセミナーもまた再開の予定です。


7月19日 (木)   政務調査費

午前10時から議会活動等検討会議が開かれ、傍聴しました。
案件は政務調査費に係る領収書等の公開についてです。
各委員へのアンケート結果の報告とともに、この会議での検討事項が9点確認されました。
アンケートに寄せられた政務調査費以外の項目については、後日、取り扱いを検討することになりました。
また、選挙前の代表者会議で確認されていたこととして、領収書は1円からすべて公開することの原則が、再度確認されました。
専門家の意見聴取については、事務局と座長に一任となり、案をだしてもらって検討することになりました。
次回は9月議会前とのことです。
会議の冒頭に、会議の公開については今後検討するが、会議に提出された文書は公文書として公開されることになりました。
高槻市議会では、政務調査費の条例や規則以外に、事務処理指針や使途基準などが作られていたのですが、これらは今まで非公開でした。
しかし、これらも今回は公開文書となり、私も初めて読むことができるようになりました。
一歩前進です。
私もこれらの文書をまずは読みこなして、議論にのぞみます。


7月18日 (水)   使用停止命令

中越沖地震による東京電力柏崎刈羽原発の状況が次々と明らかになっています。
外部への放射能汚染は心配ないと発表していますが、建屋内で、地震発生時やその後の放射能の除染活動等にあたっている作業員の方々の被曝は大丈夫なのかと心配です。
余震の発生状況から、原発直下に活断層があることが判明しました。
柏崎市長は消防法に基づき、原発内の危険物施設に使用停止命令を出しました。
おそらく、回復不可能なぐらい中の設備や機器もいたみ、建物は概観上は建っていても、漏れてはいけない施設として使用できない状況になっているのではないでしょうか。
もうこのまま閉鎖をすべきではと思います。
JT医薬研究所などバイオ施設も周辺へ漏れてはいけない施設ですが、これらの施設の地震対策も、原発と重なってとても気になります。

午後から、就学前の教育・保育・子育て支援策の検討会を傍聴しました。
公民・幼保の関係、地域子育て支援策展開の方策などが議論されました。
今日で6回目、次回(8月23日)に、答申素案が検討されます。
どのような案になるのか、とても気になるところです。


7月17日 (火)   公害部会

午前10時から、環境影響評価委員会公害部会が開かれ、傍聴しました。
案件は、JR高槻駅北東地区開発事業についてです。
この事業の環境影響評価準備書は、委員会を2つの部会(公害、環境)に分け、審議されます。
今日は公害部会の第1回目、この事業による大気汚染と悪臭について審議されました。
委員の質問に、事業者側が検討し、もう一度、資料を提出する点も数点ありました。
準備書の縦覧期間は今日まででした。
分厚い準備書を読みこなすには、委員会や部会を傍聴すればこそです。
次回は、26日(木)に、また環境部会は30日(月)に開かれます。
時間はいずれも午前10時からです。

「シャーシャーシャー・・」とにぎやかなクマゼミの鳴声が市役所で聞こえました。
今年初めてです。
セミを探そうとして、ふと足元を見ると、クマゼミの抜け殻がたくさん落ちていました。
そして、セミが地下から出てきた穴もあちこちに。
議会棟の目の前のモモの木にはセミの抜け殻が残っていました(上の写真)。
ちなみに市役所に来るムクドリは、このモモを食べているようです。

中越沖地震のよる柏崎刈羽原発の被害が次々と明らかになっています。
塩崎官房長官の「放射能漏れはない」との第1報とは違い、放射能漏れが起こっていました。
想定外の事態が多々あるようです。
「漏れてはいけない施設」、それはバイオ施設も同じです。
原発で、どのようなことが起こったのか、すべてを明らかにし、原因究明が必要です。


7月16日 (月)   中越沖地震

台風が過ぎてほっとしたのもつかの間、今朝、新潟県で柏崎市沖で直下型地震が起こり、大きな被害がでました。
次々とテレビに映し出されるすさまじい被害状況に、阪神淡路大震災のときのことが思い出され、胸が痛みます。

心配だったのが、東京電力柏崎刈羽原発、7基も並ぶこの原発は世界一の規模です。
地震直後、変圧器火災で黒煙が上がっていましたが、通報後1時間以上立って消防が中に入り、鎮火したとのこと。
原発で火事が起こっても、1時間以上も消防が駆けつけられないなんてことがあるのかと、このこと事態未だに納得がいきません。
そして、夜になって、放射能の入った水が漏れていたこと、また、原発建設時に想定していた以上の揺れだったことがわかりました。
地元の皆さんの恐怖はどれほどだったことか。
これ以上、何も起きていないことを祈るのみですが、地震により、原発で何が起きたのか、東京電力も原子力安全・保安院も速やかにすべて明らかにすべきです。

午後から、事務所でたまっていた資料整理等をしました。
今週は、議会リポートの作成をはじめ、山のように仕事を抱えています。
がんばります!


7月15日 (日)   台風一過

台風は紀伊半島沖を通り、ほっとしました。
涼しい朝、家事でリフレッシュ。

しかし、午後、ちょっと横になったとたん、深い眠りに陥りました。
気がつけば夕方、あわてて買い物に走りましたが、6月議会の疲れがどっと出てきたようです。
今日は少しゆっくりさせていただきました。


7月14日 (土)   雨宮処凛さん

雨宮処凛(あまみやかりん)さんの講演会「働けど働けどワーキングプア、なんでやねん」の準備のため、大阪府社会福祉会館へ。
主催はふぇみん婦人民主クラブ、私は受付担当でしたが、事前の心配をよそに、190名もの参加がありました。
ミニコミ等の案内で参加された方も多く、特に若い世代の参加が目立ち、「貧困」が世代を超えて、大きな問題であることをあらためて実感しました。

東京では、メーデーに、フリーター組合主催の力強いサウンドデモが行われています。
テレビ等でも、漫画喫茶やインターネットカフェーを生活の拠点にしている人たちのことが取り上げられていますが、いったん派遣、日雇いになれば、安定した仕事にはつけなくなるこの格差社会、その深刻さに、怒りがこみ上げます。

夜の交流会では、各支部報告や会員のアピール等が続きました。

帰りのJR東海道線は、やはり台風の影響で遅れていました。
高槻に戻るや、事務所前の植木鉢をすべて中に入れ、台風に備えました。
どうぞ来ないでくださいと祈っています。


7月13日 (金)   6月議会終了

午前10時から本会議、昨日に引き続き一般質問が行われました。

私は一番最後で、ユアサ工場跡地の土壌汚染対策、ユアサ工場跡地の開発の環境影響評価手続きについて、そして、英語指導助手の「偽装請負」問題についての3点を質問しました。

お忙しい中、傍聴に来てくださった皆さん、ありがとうございました。
登壇して、まずは一礼、そして顔を上げたとき、傍聴席に知った方々がいてくださると、心強い限りです。
「さあ、やろう!」というファイトがわいてきます。
この4年間、またよろしくお願いいたします。

ようやく長かった6月議会も終わりました。
息を抜く時間もなく、課題山積です。
明日からまた走る毎日です。
気合を入れて、がんばります!


7月12日 (木)   一般質問始まる

午前10時から本会議が開かれました。
午前中、各常任委員会委員長の報告、採決、意見書採択、出資法人の昨年度の事業報告や決算報告がありました。
そして、午後から一般質問に入り、予定通り、7人までで終わりました。

私の質問は、明日の最後です。
今夜も、最後の詰めで、パソコンの前に座り続けています。


7月11日 (水)   市街地整備特別委

午前10時から市街地整備促進特別委員会が開かれました。
6月12日の委員会は質疑の時間が足らず、あらためて開催したものです。
案件は、JR高槻駅北東地区の開発(ユアサ工場跡地開発)についてでした。

西武の建替えがなくなり、区画整理事業で行うという事業計画ですが、施設概要を見れば、関西大学と、なんとていっても約1030戸(超高層マンション450戸が2棟、複合棟の中に賃貸マンション約130戸)の住宅建設が目立つ計画です。
しかも、駅前広場の整備はできなくなり、西武前の道路も拡幅できなくなりました。
市としては、あくまで民間のプロジェクトであり、市の玄関口にふさわしいまちづくりに指導、誘導、支援をしていくとのことですが、1030戸もの住宅建設が高槻市の玄関口にふさわしい計画なのかどうか、今日は問題提起をしました。

明日から2日間、6月議会最後の本会議です。
明後日の一般質問では、このユアサ工場跡地の土壌汚染対策、現在進められている環境影響評価の手続きについても質問をする予定です。
がんばります!


7月10日 (火)   議事運営

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。
12日(木)は午前中、委員長報告、議案採決、意見書採択、出資法人の決算報告などがあり、午後から一般質問になります。
そして、5時ぐらいを目途に、7人くらいまで終えるということになりました。
私は14番目ですので、13日(木)の午後になります。
お時間が許せば、ぜひ傍聴においで下さい。

午後からは、明日の市街地整備促進特別委員会や一般質問の準備に追われました。


7月9日 (月)   光熱費800円

赤城農水大臣の事務所費が大きな問題になっています。
安倍首相が「月の光熱費800円で辞任ですか」と言っているのを聞いて、あきれました。
光熱費800円というのは、ありえません。
家計簿で、光熱費といえば、電気、ガス、水道代を言います。
それぞれ基本料金があり、仮に、電気、ガスだけでも、基本料金だけで、大阪では月に1000円を越えます。
それに水道の基本料金を足せば、3000円近くになります。
家計簿の感覚で、どうすれば光熱費800円になるのか、私は知りたいです。
新たな法改正で、政治家の資金管理団体は5万円以上の支出については領収書公開が義務付けられ、月800円には領収書公開は必要ないとのことですが、政治家として、説明責任を果たすためには、やはりすべての領収証を公開すべきではないでしょうか。

午後から市役所で一般質問の準備でした。
一般質問は通告制のため、1問目の趣旨を、担当課に事前に説明しておかなければなりません。
その答弁を確認して、2問目をします。
3つのテーマを45分でというのは、なかなか厳しいものがあります。

夕方、議会前の駐車場で餌(何かの実)をついばむむくどりです。
デジカメのどのモードでどのように写せばいいのかわからず、少しピンボケでした。
人に慣れているのか、堂々と目の前で餌を食べていました。


7月8日 (日)   一般質問準備

今日は、朝から植木屋さんが来て下さり、庭の剪定などで、午前中は庭掃除に汗をかきました。
この間、屋根屋さんが瓦やとゆの修繕をしてくださっています。
職人さんにお世話にならないと、日本家屋はもちません。
見事なお仕事にいつも脱帽です。

午後からは、パソコンの前にすわり、一般質問の草稿を作りました。
しかし、昼間は来客があったり、電話がかかったりで、なかなか集中できません。
結局、夜の作業になってしまいました。
またしても寝不足の毎日が続きそうです。

朝顔がぐんぐん大きくなってきました。
朝晩、水遣りが必要のようです。
第1号の花はいつ咲くのか、楽しみです。


7月7日 (土)   七夕・小暑

午後から、大正琴のチャリティー演奏会に、会場の現代劇場文化ホールは超満員でした。
大正琴の演奏会には、初めて伺ったのですが、奏でるのは女性ばかり、モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「津軽ジョンガラ節」はテンポも速く、勢いがあり、圧巻でした。
童謡、唱歌、歌謡曲、演歌、フォークソング、ハワイアン、シャンソン、クラシック、民謡と、幅広い演奏を楽しませていただきました。

今夜は七夕、愛犬との散歩も、残念ながら夜は曇り空で、星が見えませんでした。
ただ、かえるの合唱が夏の到来を感じさせてくれています。
暦の上では、今日は小暑、これから本格的な暑さが始まります。

朝に、夕に、今日は一般質問の構想を練りました。


7月6日 (金)   都市計画審議会

午前10時から都市計画審議会が開かれ、傍聴しました。
案件は、第2名神高速道路の計画変更に対する意見でした。
計画変更は、西日本高速道路株式会社がコスト削減、環境への配慮等から見直し、第1ジャンクション(成合)、第2ジャンクション(日吉台、宮ヶ谷)の線形変更や道路の名称変更です。
しかし、環境への配慮が具体的にどのようになされたのかなど、十分な説明がなく、厳しい意見が続きました。
採決では、賛成多数で計画変更を認めるということになりましたが、附帯意見が付けられることになりました。
文章は会長に一任となっていますが、住民の声に耳を傾け、環境に万全を期すようにという趣旨の意見です。
今日の意見をつけて、次は大阪府の都市計画審議会で審議がなされます。

今日、ユアサ工場跡地の古曽部地区の浄化が完了したとのことで、土壌汚染対策法に基づく指定区域が解除されました。
白梅地区の浄化作業のうち、汚染土壌の搬出はこれから始まり、2009年6月までかかる予定です。

午後からは一般質問の準備でした。
11日(水)は市街地整備促進特別委員会があり、続いて一般質問と、厳しいスケジュールです。


7月5日 (木)   雨宮処凛さん講演会

午前10時から第37回私立幼稚園PTA連合大会が現代劇場大ホールで開かれ、来賓として出席させていただきました。
今年は、会場が大ホールで、たくさんの保護者が参加しておられました。
議員になる前に、私も保護者としてこの大会に参加、大ホール最前列で、壇上に座っておられる議員さんを見上げていました。
まさか自分がその席に座ることになるとは、夢にも思っていませんでした。
大会に参加させていただくたびに、年子の二人を自転車の前と後ろに乗せて幼稚園に通っていた当時を思い出します。
たくましいかあちゃんでした。

今、注目の雨宮処凛(あまみやかりん)さんの、「働けど、働けど、ワーキングプア…なんでやねん!!」と題した講演会が開かれます。
7月14日(土)午後1時半から、会場は大阪府社会福祉会館(地下鉄谷町6丁目)、参加費は1500円(前売り1400円)です。
詳細をインフォメーションに掲載しました。
若い人たちが今どのような状況に追い込まれているのか、ぜひこの機会に聴いてみませんか。
前売り券は二木事務所でも取り扱っています。


7月4日 (水)   一般質問

今日の正午が一般質問通告の締め切りでした。
一般質問は7月12日(木)、13日(金)に行われます。
通告したのは14人、質問項目一覧を市議会速報に掲載しました。

私は、ユアサ工場跡地の土壌汚染対策、ユアサ工場跡地の開発計画についての環境影響評価、そして、英語指導助手の「偽装請負」問題の3点について質問をします。
14番目なので、13日(金)の午後なるのではと思います。
お時間がありましたら、ぜひ傍聴においで下さい。

午後からは質問に関する調査でした。
またまた資料と格闘の日々が続きます。

写真は、市役所議会棟前のサルビアです。
朱色がとても鮮やかです。


7月3日 (火)   総務消防委員会

午前10時から総務消防委員会が開かれ、傍聴しました。

付託案件が4件ありましたが、質問は補正予算に集中、軽自動車税のコンビ二収納についての質問など、多岐にわたっていました。
すでに水道料金もコンビ二での支払いができるようになっていますが、続いて軽自動車税(7万件)もコンビニで支払うことができるようになります。
銀行等の金融機関と同じように、コンビ二での個人情報遵守の研修徹底の必要性を指摘する意見も出されていました。

委員会終了後、協議会が開かれ、2件の報告がありました。
一つは第4次高槻市総合計画実施計画についてで、第3次(2006年度まで)の実績報告と第4次(2007年〜2009年度)の実施計画についての報告でした。
第4次実施計画分には100事業(うち新規は23事業)が入っていて、予算総額は3年間で2894億8300万円、うち実施計画分は460億4200万円となっています。

二つ目は、業務精査(事業仕分け)の実施についてでした。
これは行政改革推進法に基づくもので、高槻市が行っているすべての業務(1000事業)を4ヵ年で、@官民の役割分担の見直しA実施手法の見直し(アウトソーシング)B事務事業の効率的運営(見直し)C受益と負担の見直し(適正化)を行っていくというものです。
そのため、今年度は行財政改革推進本部の下に業務精査専門部会、作業チームを設置し、まずは精査手法の検討や、本年度の事業精査を行い、行財政改革懇話会で意見を聴き、来年3月議会に報告、公表していくというものです。
いよいよ「小さな自治体」への本格的取組みがスタートすることになりました。
「公」では何をすべきなのか、「住民自治」とはどのような制度なのか、私たちもしっかりとした物差しを持っておく必要があります。

夜は久々に大阪へ、ふぇみん婦人民主クラブの運営委員会に出席しました。
帰りの東海道線は神戸で人身事故があり、遅れるわ混雑するわで、ぐったりでした。


7月2日 (月)   文教市民委員会

午前10時から文教市民委員会を傍聴しました。
図書館や学校図書館、子ども図書館についてなど、図書館に関る質問が多数でていました。

私の所属する建環産業委員会には新人議員はいないのですが、文教市民委員会には4人もおられます。
新人の方が質問されるときは、委員会室にはピーンと張り詰めた空気が漂います。
今日も初質問にチャレンジされていましたが、傍聴者にも緊張感が伝わってきて、新鮮な気持ちになりました。

高槻市でも、年金記録確認のために住民票の写し等をとる場合、手数料を無料にすることが、今日から始まりました。
国民年金課の窓口でも、この間、相談件数が増えているとのことです。
友人たちの中にも、一度、自分の年金記録を確認したいが、今は混んでいるので、様子を見て行くという人が、たくさんいます。
参議院選挙の投票日が22日から29日になりましたが、年金に対する与党への不信感は1週間ぐらいで消えるものではありません。
なお、高槻市では、過去の年金納付記録はすべて保存しているとのことです。


7月1日 (日)   文月

今日は午前中は晴れていましたが、午後からは降ったり止んだりのすっきりしないお天気でした。
自宅で資料整理など、この間、ためこんでいた仕事を片付けました。
ようやくこの日誌も更新することができました。

今日から7月です。いよいよ本格的な夏の到来です。
まだしばらく、梅雨明けまでは天候不順が続きますが、夏ばてしないようにがんばります!

写真は日々草(ニチニチソウ)です。
選挙前に事務所用に苗を5ついただいたのですが、プランターを猫にあらされ、1つだけが残りました。
夏中、かわいい花をさかせてくれることでしょう。
 

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