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08/1/31 (木)  国保保険料
08/1/30 (水)  JT冷凍食品回収
08/1/29 (火)  第7次行財政改革大綱実施計画
08/1/28 (月)  通信配布
08/1/27 (日)  新知事
08/1/26 (土)  CAP
08/1/25 (金)  エコフェスタ2008
08/1/24 (木)  期日前投票
08/1/23 (水)  闘病
08/1/22 (火)  これからの農林業
08/1/21 (月)  大寒
08/1/20 (日)  ふぇみん婦人民主クラブ
08/1/19 (土)  終わりよければすべてよし
08/1/18 (金)  水俣病と現在(いま)
08/1/17 (木)  写真集
08/1/16 (水)  調査
08/1/15 (火)  講義の準備
08/1/14 (月)  成人祭
08/1/13 (日)  冷える一日
08/1/12 (土)  整理整頓
08/1/11 (金)  環境アセス答申
08/1/10 (木)  知事選スタート
08/1/9 (水)  明日から知事選
08/1/8 (火)  マニュフェスト公開討論会
08/1/7 (月)  資料整理
08/1/6 (日)  消防出初式
08/1/5 (土)  モデルの表現
08/1/4 (金)  仕事始め
08/1/3 (木)  がんばります!
08/1/2 (水)  年賀状
08/1/1 (火)  迎春−心あらたに



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1月31日 (木)   国保保険料

午後2時から国民健康保険運営協議会が開かれ、傍聴しました。
市長より2件の諮問がありました。
1件は保険料の基礎賦課分並びに後期高齢者支援金等分の賦課総額について、もう1件は葬祭費の支給額を現行の3万5千円から5万円に改定するというものです。

2007年度国民健康保険特別会計の決算見込みや2008年度の国保特別会計の予算説明などがあり、審議の結果、一人当たり月額保険料は7376円と据え置きになりました。
また、葬祭費も75歳以上の方が加入する大阪府後期高齢者医療連合の葬祭費にあわせて1万5千円アップの5万円になりました。

なお、一人当たり月額保険料7376円のうち、一般被保険者分は5670円、後期高齢者支援金分は1706円です。
また、介護保険分は2014円です。

最後に国民健康保険特定健康診査等の実施計画案についての報告がありました。
パブリックコメントの結果は1件のみでした。
今日の運営協議会でも、変更を求める意見は出されなかったため、原案通り策定される予定です。

冷凍食品からメタミドホスが検出され、10人が有機リン系中毒症状を起こした事件について、今夜の時点で、全国で400人以上の方から問題となっている冷凍食品を食べたあとに異常があったという届出がありました。
また、今日、新たに回収を始めた企業もあります。
すさまじい毒物中毒事件です。
中国でも捜査に乗り出したようですが、一刻も早く原因究明をして、抜本的な対策を講じなければなりません。
それにしても、あまりの冷凍食品の数々に驚きます。
これが食糧自給率39%の現実です。
ここから変えていかないと安全は確保できないのではないでしょうか。

なお、今夕確かめましたところ、高槻市保健所には異常があったとの届出はないとのことです。
また、高槻市の小学校の学校給食では、食材は国産を原則としており、中国産の冷凍食品は使っていないとのことです。
市立保育園でも、加工品の冷凍食品は使っていないとのことでした。
「食」は安全第一です。


1月30日 (水)   JT冷凍食品回収

千葉県市川市で、22日に中国産冷凍餃子を食べた一家5人が有機リン系中毒のような症状になり、1人は重体になられ、警察の調査の結果、メタミドホスという薬物が検出されたことが明らかになりました。
すでに5日にも兵庫県高砂市でも同じような事件が起きており、さかのぼると昨年12月28日にも千葉市で起きていたということです。
食品を輸入販売をしたJTフーズや、JTフーズに製造委託し販売していた生協連は、同じ中国の「天洋食品」でつくられた冷凍食品をすべて自主回収を始めました。
あまりにも恐ろしい事件に、背筋が寒くなりました。

メタミドホスは有機リン系の殺虫剤で、日本では農薬に登録されておらず、毒性はラットの経口半数致死量が7.5mg/sで毒物相当です(『農薬毒性事典第3版』(三省堂)より)。
中国では農薬として使われていましたが、今月使用禁止になったとのことです。

餃子に入っていたキャベツやニラの残留農薬なのか、製造過程での混入なのか、原因がまだわかっていません。
原因究明が急がれますが、それとともに、JTや生協連、行政の対応には大きな問題があったのではないでしょうか。
最初の千葉市の事件がおきた際に、もっときちんとJTや行政が対応をしていれば、あとの事件は防げたはずです。

今日のJTの記者会見を聞いていて、「食品」は「生命」にかかわるものだという認識があったのかと疑わざるを得ませんでした。
味の素や加ト吉なども「天洋食品」から輸入しており、自主回収を始めたとのことです。
千葉県警や兵庫県警も捜査を始めましたが、これ以上被害が出ないよう、行政も関係企業も早急に徹底した安全対策をとるべきです。


1月29日 (火)   第7次行財政改革大綱実施計画

午前10時から、行財政改革懇話会が開かれ、傍聴しました。
案件は第7次行財政改革大綱実施計画へのパブリックコメントの結果と、策定された計画の報告でした。

パブリックコメントの結果は、市民意見は36件、項目は3つ(合唱団、幼稚園、図書館)でした。
そして、修正箇所は無く、実施計画は原案どおり策定されました。

委員からも意見数が少ないのではという意見が出ていましたが、市政全般にかかわる計画だけに、もっと出されてもいいはずです。
しかし、HPに掲載された内容だけで、12月10日から1月7日までの1ヶ月以内に、つまり年末年始を挟んでの間に出すようにと言われても、実質的に無理と言っても過言ではありません。
パブリックコメントは市民との協働のために重要だと位置づけられていますが、それならば実施方法や時期など、課題も多々あるようです。

朝から一日雨が続き、冷え込む一日でした。
今週末はまた寒気がやってくるようです。
いよいよ強力な寒気団のお出ましの2月です。
風邪を引かないよう、抵抗力が弱らないよう、水分補給を欠かさず、野菜をしっかり食べる毎日です。

ガソリン国会は、「つなぎ法案」が与党から提出されました。
最初から数で通してしまおうというこの法案は、民主主義を否定するものであり、私は反対です。
給油新法に味をしめたのでしょか。
与党の横暴は許せません。


1月28日 (月)   通信配布

「わさび通信」がまだ配布できていない地域へ、今日も少し配布をしてきました。
天気がすっきりせず、仕方なく、予定を早く切り上げました。

電気代の値上げが発表されましたが、家計への影響ははかりしれません。
この間、買い物に行くたびに、えっと思うことがよくありました。
光熱費だけでなく、加工品を中心に少しづつ少しづつ値上がりが続いているのです。
電気代があがると、すべての製品が間違いなく値上げになるでしょう。
つら〜い2008年になりそうです。
ガソリン国会ですが、石油価格の高騰に対して、なんとか対策をださないと、家計はもうもちません。


1月27日 (日)   新知事

凍える一日、家事を片付け、知事選の投票を済ませ、午後からは事務所の掃除や資料整理に精を出しました。
仕事が山積していて、ちょっと疲れ気味ですが、なんとか整理も進みました。

しかし、府知事選は、シビアな結果になりました。
「府職員は戦々恐々」との見出しの記事も出ていますが、府の収入に見合った事業しかしない、一から事業は見直すという新知事の下では、府内市町村も大きな影響を受けること必須です。
また、小中学校から能力別学級をと言われていましたが、これが子どもの笑顔があふれるまちになるのか、心配です。
否が応でも府にものを言わなければならない事態が続出することになりそうです。
厳しい財政状況の中でどのような府政が展開されるのか、正直、不安でいっぱいです。


1月26日 (土)   CAP

午前11時から 第2共働舎花の会竣工式(南平台)が開かれ、出席させていただきました。
生活介護や就労支援だけでなくショートステイもある多機能型の施設です。
すでに98年に開所している施設に隣接して建設されました。
入り口のあるところはシックな赤の壁面になっています。
お聞きすると、遠くからも入り口がわかるようにとのことですが、とても暖かい雰囲気がかもしだされていました。
地元をはじめ、多くの皆さんの協力で開所となりましたが、花の会がスタートして15年、地域に着実に根を下ろされています。

午後1時半からは、CAPみしま・大阪設立30周年記念講演会に参加しました。
会場は総合市民交流センター・イベントホールでした。
記念講演は、日本に1985年にCAPプログラムを紹介され、普及に力を入れてこられた森田ゆりさん(エンパワーメントセンター主宰)でした。
CAPというのは、Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)の略で、CAPプログラムというのは、「子どもが暴力から自分を守るための人権教育プログラム」のことです。
「安心、自信、自由」は心のけんり〜子どもの内なる力を信じて〜と題しての森田さんの講演は、とても説得力がありました。

講演会の最後に、スマップの『世界に一つだけの花』を全員で歌いました。
この歌を歌うのは私は初めて、歌いたかった歌だけに、ルンルン気分で帰宅しました。


1月25日 (金)   エコフェスタ2008

午後2時から個人情報保護運営審議会を傍聴しました。
学童保育料の口座振替・振込システムの導入、市営バス運賃精算のICカード化など、3件の答申書の確認ののち、3件の諮問がありました。
新たに諮問された3件は、(1)健康管理システムにおける項目の追加について、(2)「特定健診・特定保健指導」の実施に伴う「特定健診データ管理システム」の取り扱いについて、(3)診療報酬明細書(レセプト)の電子化に伴う「保険者レセプト管理システム」の取り扱いについて、です。
(2)及び(3)については、制定予定の要綱に訂正が続き、委員から厳しい意見が出されていました。

審議会終了後、今日から始まったエコフェスタ2008に行きました。
場所は生涯学習センターの展示室ですが、各ブースには所狭しと力の入った展示が続いていました。
ドイツの交通施策や雨水利用、芥川に生息する魚など、展示を読ませていただき、お話を伺うと、ほんとうに勉強になります。
また、市内小学校の環境教育の展示も、迫力がありました。
明日、明後日は賑わうことでしょう。

夜は、車を出していただいて、わさび通信の配布でした。
前号を配布できなかった地域には、2号分をセットして配布したため、重かったです。
おかげさまで通信配布も、あと少しです。
ご協力くださった皆さん、ほんとうにありがとうございました。
予定していても天候が悪く、延期に延期を重ねている地域もありますが、なんとか1月中に終えることができるようにがんばります。


1月24日 (木)   期日前投票

今日は午前中は自宅でデスクワーク、午後からは市役所で調査活動でした。

最近はお会いするごとに「知事選は?」とよく聞かれます。
少しずつ、関心が高まっているようです。
今日は新聞折込に、大阪府知事選挙政治活動用ビラが入っていました。
読んでびっくりしました。
各候補者の著書までは読んでいなかったのですが、今日のチラシにはある候補者の著書の内容が書かれていました。
驚くばかりの内容に愕然としました。
やはり知るということは重要です。
選挙管理委員会に伺うと、期日前投票者数は昨日までに7077人あり、投票日4日前の比較で、前回の2倍とのことです。
この調子で、前回よりも投票率が上がり、大阪の未来を誰に託すのか、有権者が責任をもって1票を投じていただけるといいのですが。

今日は雪が時折舞う、まるで冷凍庫の中にいるような凍える一日でした。
さすがに今日は靴の中にカイロをはり、足の冷え対策をしなければなりませんでした。
でも、白い雪がふぶく中を自転車で走るのは爽快です。
雪国にいるようで、「♪雪やこんこ あられもこんこ ・・犬は喜び庭駆けまわり・・」の調子で、外回りの仕事もがんばりました。


1月23日 (水)   闘病

午後から、闘病中の友人のお見舞いに3人で行きました。
心配していたのですが、お元気そうで何よりでした。
あれやこれやと話し続けて、予定よりも時間がオーバーし、ちょっとお疲れにならなかったかと心配です。

とにかく、しっかり食べて、体力をつけていただくことが第一です。
そして、なんとしても回復していただいて、またごいっしょにいろんな企画をしなければ。
私にできることはと、帰路、考え続けました。

夜は、地元芥川商店街の新年会にお招きいただきました。
「安全、安心、快適な」商店街をめざしてさまざまな取組みをされています。
高齢社会が進む中、地域密着の商店街には、あらたな役割が期待されています。
私も商店街活性化のために力を入れなければと心しています。


1月22日 (火)   これからの農林業

午前10時から「高槻市農林業の活性化に関する方策検討懇話会及び作業部会」が開かれ、傍聴しました。
今日は第1回で、会長には増田昇さん(大阪府立大学大学院教授)が選ばれました。
事務局から、「農林業の活性会を基礎とした高槻市に存在する農山村地域の持続的発展のための独自方策検討の必要性」について、説明がありましたが、この中で、14の検討項目があげられていました。
今年4月から大阪府では「大阪府都市農業の推進及び農空間の保全と活用に関する条例」が施行されますが、高槻市でも同条例制定が、この検討項目の一つにあげられていました。
懇話会では、この11月頃に答申の予定です。
私も傍聴をし、しっかり勉強をさせていただこうと思っています。

大阪の未来がかかる知事選投票日が迫ってきました。
今回の知事選に際しては、約30もの団体が候補者に公開質問状をだしているとのことです。
回答の載っている主なHPは下記のとおりです。
ぜひ、投票の参考にしてください。

「男女共同参画政策を知事候補に聞く」プロジェクト実行委員会(PDF)
 
あおぞら財団(公害、環境)

関西経済同友会

「子どもに無煙環境を」推進協議会

大阪いちょうの会(多重債務)

槇尾川ダムの見直しを求める連絡会 追加

大阪でアーツカウンシルをつくる会(芸術)


1月21日 (月)   大寒

暦の上では今日は大寒、一番寒い日です。
昨夜から心配していた積雪や凍結はありませんでしたが、自転車で走るにはつらい一日でした。
寒風吹きすさぶ中、とまではいきませんでしたが、今日もあわただしく過ぎました。

夜、事務所にいると、電磁波についてのお問い合わせがありました。
送電線についてのご質問でしたが、学習会でいただいた荻野先生のレジュメをお送りすることにしました。
11月に開いたセミナーに参加できなかったのでとのことでしたが、電磁波について不安な方がいかに多いか、実感しました。


1月20日 (日)   ふぇみん婦人民主クラブ

午後から大阪市内で開かれた、ふぇみん婦人民主クラブ大阪府支部連絡協議会の新年会に参加しました。
戦後すぐに結成された婦人民主クラブですが、今日の参加者の最高齢は83歳の樽見さんでした。
1953年にクラブに入られたとのことです。
大阪空襲の生き証人でもある樽見さんは、体が動く限りと反戦平和を訴えて、あちこちに出かけられます。
最近は南京まで行かれました。
ふぇみんに行くと、こうした戦争を体験された方々にお会いでき、いつも元気をもらっています。
私もがんばらねばと心することたびたびです。

おいしい昼食をいただいたあとは、講演会でした。
昨年夏に長居競技場で開かれた世界陸上のために、長居公園内のテント村が強制撤去されました。
このテント村に通った若い方々が4名来られ、お話を聞かせていただきました。
テント村の住人たちとのかかわりから、自分がどう生きるかを考える姿勢には、私も若い頃に悩んだことと共通することが多々あり、貴重なお話でした。

長居競技場、長居公園は、1964年の東京オリンピックを機にできたものです。
ここでサッカーが開催されました。
そのため、競技場周辺の道路が見事に整備されました。
小学生の頃からこの道路工事や長居公園整備を見ていました。
土が積み上げられている工事中の広々とした長居公園で、楽しく遊んだこともあります。
当時は、なぜこんな大掛かりな工事がされるのかわからなかったものです。
ビッグイベントに乗じて、施設整備、道路整備がされることがあとからよくわかりました。

高度経済成長時には長居公園にはテントはありませんでした。
高度経済成長の建設土木工事を支えたのは、まさにテント村の住人です。
ブルーテントをはって生活をしている人たちは好んでそうされているのではありません。
バブルがはじけ、仕事がなくなり、やむを得ず、そのような生活に追い込まれたのです。
それは格差社会の一つの象徴です。
生活と仕事の補償は、行政の大きな責任だと、あたらめて感じました。

午後から振り出した雨は夜も降り続いています。
明日の朝は雪になるかもしれないとのこと、道路の積雪や凍結が心配です。


1月19日 (土)   終わりよければすべてよし

午後から、島本町ふれあいセンターで開かれた上映会に参加しました。
映画は、羽田澄子監督の『終わりよければすべてよし』です。
この映画は、終末期医療のあり方について、「ライフケアシステム」(東京中心)「総合ケアセンターサンビレッジ」(岐阜県)「医療法人アスムス」(栃木県小山市)やオーストラリア、スウェーデンの在宅医療の現場も取材された、長編ドキュメンタリー映画で、全国各地で、自主上映されています。
誰もが迎える死ですが、現在、ほとんどの人が病院で死を迎えています。
映画にでてくるような形で、高槻でも在宅医療を受けることができるのか、考えさせられました。
まずは、理解のあるお医者さんとの出会いです。
映画では理念が中心となっていますが、現実には、経済的にどれくらい負担がかかるのか、これもまた大きな課題です。
終末期の在宅医療の実現には何が課題なのか、時間をかけて、じっくり考えなければと思いました。

夜は、高槻・市民自主講座で、今後の取り組みについて話し合いました。


1月18日 (金)   水俣病と現在(いま)

午前中、追手門学院大学で、『水俣病と現在(いま)』をテーマに講義をさせていただきました。
私には、薬害C型肝炎訴訟の原告団の闘いは水俣の患者さんの闘いに重なって見えました。

「水俣病は公害の原点であること」「公式に患者さんが発見されて以来、すでに半世紀以上たっているが、解決していないこと」「行政や企業の責任を明確にしない政治決着が1995年に図られたこと」「政治決着に応じなかった関西にすむ患者さんたちの訴訟で、大阪高裁も最高裁も国や県の行政責任を認め、また水俣病の認定基準も広げられたこと」「この最高裁判決以後、新たに認定申請が続き、認定作業を進めない行政に対し、裁判が起こされていること」「与党プロジェクトチームの案にチッソは受け入れ拒否を表明していること」「水俣病から、予防の原則や汚染者負担の原則を徹底させること、そして便利さを追う生活の背景に何があるのか、自分の生活のあり方を見直すことが大切では」などを話しました。
水俣病を振り返ると、科学者の責任や差別の問題などにもつきあたります。
水俣病との出会いは私の生き方を根底から変えました。
環境問題ということで公害問題は解決したかのように思われがちですが、水俣病を若い方々に伝えることは、私の大きな責任だと感じて、今日は話させていただきました。

薬害C型肝炎問題も、国は責任を認めたとはいえ、これから企業の責任が問われます。
水俣病は、まだ国も企業も責任を認めていません。
数万人ともいわれる患者さんの闘いは、まだまだ続くのです。
命を大切というのなら、国は水俣病についても、できうるかぎり早く解決をすべきです。

午後2時からは「中学校給食のあり方懇話会」を傍聴しました。
報告と提言がまとめられました。
希望制の給食実施を求める提言でした。

今日は議会運営委員会を傍聴できませんでしたが、3月議会の日程が決まりました。
2月26日(火)が告示日で議案書をいただきます。
本会議は3月4日から始まり、最終日は3月28日(金)です。
3月議会の市政報告会は3月30日(日)の予定です。
いよいよ3月議会の準備もしなければなりません。
がんばります。


1月17日 (木)   写真集

昨日に続き、お問い合わせのあった件について、ご報告に伺ったり、また事務所においで下さったりで、あわただしい一日でした。

また、明日の講義に使う資料を仕上げました。
水俣病のことを話すためには、患者さんの写真がかかせません。
写真集を見ながら、水俣病の50年以上にわたる歴史をあらためて振り返りました。

夜はお通夜に伺いました。
あまりの急逝に言葉がありません。
同じ世代として、胸が痛みます。
ご冥福を心よりお祈りいたします。


1月16日 (水)   調査

お問い合わせのあった件についての調査やご報告に追われる一日でした。
また、講義の準備にも時間をさきました。
時間がたつのは、ほんとうにはやいものです。


1月15日 (火)   講義の準備

今週末には、大学での講義をお引き受けしています。
その準備で、今日は一日集中し、レジュメの最後の仕上げをしました。
友人にも相談、いろいろ資料をお借りしています。
こういう機会をいただくと、新たな文献を読み、自分の考えをまとめる機会ともなり、とても感謝しています。

夜は、大阪市内で開かれた「ふぇみん婦人民主クラブ大阪府支部連絡協議会」の運営委員会に出席しました。
いつものことながら、元気な方々から、パワーをもらってきました。



1月14日 (月)   成人祭

今日は各地で成人の式典が開かれました。
高槻でも午前10時から市民会館で成人祭があり、私も来賓として伺いました。
府立芥川高校の和太鼓部の力強い演奏でオープン、新成人代表の方から、市長、教育委員会委員長、議長へインタービューがありました。
インタビューの中で、それぞれ、新成人へのメッセージを述べておられました。
また、地元のアスファルトのすばらしいストリートダンスの披露で、若い方々の気持ちは一つに集中しました。
最後は、景品のあたる抽選会で終了となりました。
当日のポスターのデザインなども、新成人が考えられたとのことでした。
昨年の夕張の手づくり成人式が注目されましたが、若い方々の成人への思いが表現できる成人祭こそ、本来の式典の意味があるように思います。

友人の子どもさんたちも今年、新成人で、この府知事選が選挙デビューです。
自分たちの将来を考えて、1票を投じてほしい、保護者の皆さんの思いです。

午後からは、原稿書きに専念、ようやく仕上げることができ、ほっとしています。


1月13日 (日)   冷える一日

今日は、夫の実家で過ごしました。

体の芯まで冷える一日でしたが、忙しいときほど、心は熱くなるものです。
体調を崩さないように、気をつけて毎日を過ごしています。



1月12日 (土)   整理整頓

土曜日の午前中は家事に専念することにしています。
今日も朝からスピーデイに家事を片付け、午後から事務所で資料の整理、整頓に追われました。
何を片付けるにしても、決断とエネルギーが必要です。
しかし、整理ができると、気持ちが軽くなり、時間をかけると目に見えた成果がでる作業は大好きです。


1月11日 (金)   環境アセス答申

午前10時から環境影響評価委員会が開かれ、傍聴しました。
案件は、JR高槻駅北東地区開発事業についてです。
委員会では、昨年6月以来、環境影響評価準備書について、2つの部会(公害、都市環境)に分かれ、審議されてきました。
12月27日にそれぞれの部会報告がまとまり、それを受け、今日は答申案がまとめられ、副市長に委員長より答申が手渡されました。

答申では、環境影響評価条例に基づいた評価を行っていて、概ね環境保全への配慮が行われているとした上で、留意事項として、一般的事項が4点、個別事項が大きく14点指摘されていました。
また、現在の環境影響評価は単体の事業を想定しているもので、今回のような「市の中心部における大規模開発事業に関る環境影響評価事案においては、生活環境の保全とともに、よりよいまちづくりに資するために、総合的な観点からも審議できるような制度をのぞみます」との付記も付けられていました。

今回の環境影響評価手続きは専門家の方々にとっても問題をいろいろ感じられたものであったようです。

都市再生緊急整備地域に指定されてから今回の開発事業は動き始めました。
都市再生特別措置法ができるときに環境影響評価制度とのからみの議論がありましたが、法律制定時に、地方自治体の環境影響評価制度の実態もふまえて議論すべきであったとあらためて怒りがこみ上げました。

今日の答申を受け、市長は阪急不動産(まちづくり協議会)に意見書を出す予定です。
その後、この意見書を受けて、もう一度環境影響評価を行い、今までは「準備書」でしたが、正式の「評価書」が提出されることになっています。

夜は、二木洋子と住民自治をすすめる会で、いつも発送作業等を担って下さる方々と、ささやかな新年会でした。
集まれば文殊の智慧で、いろいろアイデアが生まれます。
今年も力をあわせて、がんばります。


1月10日 (木)   知事選スタート

今日から、いよいよ知事選挙がスタートしました。
立候補者は5名とのこと、実際は、政党から推薦、支援を受けておられる3候補の闘いです。
府政というと、直接に生活にかかわることが少なく、なかなか身近に感じられませんが、実際は大きな結びつきがあります。
私もマニュフェストをしっかり比べ、うわべの言葉に惑わされないよう、政策の中身で投票します。
27日(日)が投票日ですが、明日から26日(土)まで、期日前投票もできます。
午前8時半から夜8時まで、総合センター14階会議室です。

今日も、年末から年明けにご相談やお問い合わせのあった件について、担当課へ行くなど、調査の一日でした。
まだまだ仕事が山積しています。
この2、3日、暖かい日が続き、体も緩み、助かりましたが、明日から天気が崩れるようです。
花粉症対策はこの時期からです。
疲れが残らないように、食事と睡眠時間、運動量に気をつけ、体調をコントロールしながら過ごしています。


1月9日 (水)   明日から知事選

市役所、事務所で、調査やデスクワークの一日でした。

夜7時から、大阪・中之島にある中央公会堂で、知事候補者の公開討論会があり、今日も参加しました。
主催は大阪青年会議所、会場の大集会室は満員でした。

昨日に引き続き、今日はどのような展開になるのか、期待していきました。
争点は、太田府政への評価をはじめ、重点施策、行財政改革、教育、景気や産業振興、安心・安全のまちづくりなど、昨夜とほぼ同じテーマもあり、新たに政治とカネの問題などもありました。
ただ、各候補とも、昨日の総括をきっちりされているようで、慎重になっておられたり、あるいは攻撃的にのぞんでおられる場面もありました。
首長と議会との関係などについては、若干発言が変わっている方もありました。
まさに、選挙は生き物であることを実感しました。

公開討論会の運営は、昨日は一つのテーマに各候補が発言する時間は各2分、もう一度1分づつという設定でした
今日は、テーマにより、3分ないしは2分という設定でした。
短時間では結論部分の言葉だけを話され、なぜそうなるのかという部分がどうしても短くなります。
私たち自身も政策の勉強をしておかないと、短時間で話される言葉の内容を理解するのはなかなか難しいものです。

各候補にもっともっとお聞きしたいという項目もありました。
明日から選挙が始まりますが、あとは街頭での演説を聞くしかありません。

コーディネーターの方が「大阪府知事選の投票率がここのところ40%代になっており、今回の選挙は21世紀の大阪を問う選挙であるとともに、大阪の民主主義が問われている選挙でもある」と最後に結ばれていました。
投票率アップも大きな課題です。

大阪府政と府内市町村の施策は直結しています。
知事がどなたになるかにより、高槻市政も大きな影響を受けます。
それぞれの候補が、どのような大阪をめざそうとしておられるのか、税金を何にどのように優先的に使おうとされているのか、厳しい財政状況であるからこそ、しっかり見極めて、1票を投じます。
また、周りの皆さんにも、投票率アップを訴えます。


1月8日 (火)   マニュフェスト公開討論会

午前10時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。
議案は3件、いずれも、承認され、30分で終了しました。

その後、市役所で市民の方からお問い合わせをいただいている件の調査でした。

夜6時から、知事選候補者のマニュフェスト公開討論会が、府立ドーンセンターで開かれ、参加しました。
主催は大阪府知事選挙マニュフェスト討論実行委員会です。
会場は150人で超満員、6時から休憩10分を挟んで9時まで、3候補の激論が続きました。
討論のテーマは、太田府政をどう評価するかに始まり、財政の危機(大局観)、環境と防災(自然観)、教育の再生(人間観)、地域の福祉・医療(共生感)、産業の振興(仕事感)、芸術文化振興施策、地域再生方策についてでした。
その後、それぞれの候補が他候補に疑問点を聞かれ、会場からの質問に答えるコーナーもあり、最後に、自分こそが知事だというアピールと府民へのメッセージを発言され、終了となりました。
急なことで、実行委員会の皆さんもたいへんだったことと思いますが、会場は各候補の発言を一言も聞き漏らすまいという緊張感がみなぎっていました。
3候補の発言を踏まえてのコーディネーターの問題の掘り下げ方も、各候補の主張の違いを引き出すのに、とてもよかったと思いました。
マニュフェストは重要ですが、こういう公開の場で議論をリードするコーディネーターの存在もほんとうに重要なことがよくわかりました。
熊谷さんも梅田さんも声を聞くのは始めてでしたが、今日は、3候補のマニュフェストの違いがよくわかり、また、お人柄もにじみ出ていて、とても参考になりました。

なお、3候補の男女共同参画政策に対する考え方をきこうと、「男女共同参画政策を知事候補に聞く」プロジェクト実行委員会が結成され、公開質問状を出されました。
3候補から回答がよせられ、それを一覧表にまとめられましたので、掲載します。
回答には、「マニュフェストに書いています」等の答えもありますので、3候補のマニュフェストもあわせてご覧下さい。
実行委員会の呼びかけに、12団体、51人の賛同があり、私も賛同させていただきました。

3候補からの回答(PDFファイル:42KB)

梅田章二候補
橋下とおる候補
熊谷さだとし候補


1月7日 (月)   資料整理

午前中から雨が降り始め、残念ながら予定を変更、事務所でデスクワークでした。
年末からお問い合わせをいただいていた件なども、お電話を差し上げることができました。
しかし、まだ調査が終わっていない案件もあり、心苦しい限りです。

午後遅くに雨が上がり、中央図書館へ行き、予約していた本を借りてきました。
図書館にいると、時間を忘れます。
他にも読みたい本がたくさんありましたが、今日は4冊にしました。
急いで読破します。
調べたいことがあるとき、市役所に隣接して図書館があるので、ほんとうに助かっています。


1月6日 (日)   消防出初式

高槻市消防出初式が、午前10時から第1中学校グランドで開かれました。
昨年は霙(みぞれ)の降る凍える出初式でしたが、今年は雲ひとつ無い青空の下で、気合の入った出初式となりました。

出初式といえば、なんといっても訓練を見せていただくことです。
今年は、消防団によるポンプ車操法訓練と、消防本部による中高層のビル火災で、ビルの中に人が取り残された場合の救助・救急訓練でした。
第1中学校の校舎屋上から逃げ遅れた人を救助するために使われたはしご車は、車椅子の方でもそのまま救助できるという最新式のものでした。
また、救助の後、屋上から消防隊員がロープでスーッと地上へ降りてこられるのですが、地上に降り立たれると、思わず会場から拍手がわきました。
ただ、私は、見ているだけでも怖くて、心臓がどきどきしました。
毎日、安心して地域で生活できるのも、このような「消防」があればこそです。
ありがとうごいざいます。

午後からは、「わさび通信」の配布でした。
前号を配布できなかった地域もあり、前号をセットして配布しました。
風も無く、気温も暖かく、外回りには助かりました。
あとしばらく、がんばります。


1月5日 (土)   モデルの表現

午前中は家事を片付け、午後から「わさび通信」を市外の皆さんに発送しました。
これで発送作業がすべて終わり、次は、ポスティングです。がんばります。

そのあと、京都で開かれていた星野倫さんの写真展を訪れました。
「<いま-ここ>と交錯し、滲み合い生成する記憶たち」と題した、白黒写真20点です。
20人の人たちが、それぞれ場所を選び、自分の過去と今を表現しておられるのですが、過去と今の間にどんなことがあったのだろうかと想像力をかきたてられる、ユニークな写真展でした。
撮影場所はカメラマンが選ぶのかと思い込んでいたのですが、そうではなく、被写体になられた方が自分で場所を選ばれたとのこと、「撮影場所の設定もモデルの表現」という撮影方法があることを初めて知りました。
まさに、写真はモデルと撮影者の合作なのです。
そう思ってあらためて作品を見ると、モデルの方の思いがよけいに伝わってきました。
これから100人を目指しておられるとのこと、百人百様の人生がどのように描き出されるのか、とても楽しみです。

会場は京都市役所の近くだったため、帰りに三条近辺のにぎわう町屋を見てきました。
レンガ造りの建物や町屋の木造建築は心を暖かくしてくれます。
そして、その建物をうまく使いこなしているお店、まさに町屋再生には感心しました。


1月4日 (金)   仕事始め

市役所も私も今日から仕事を始めました。
午前9時半には、市長を始め各部ごとに、議会控室に新年のあいさつにきて下さいました。
お世話になっている議会事務局の皆さんにもごあいさつができ、お正月気分を切り替えて、いよいよ仕事です。

初仕事は、「わさび通信」を配布してくださっている皆さんに通信をお届けすることでした。
寒い中、暑い中、長きに渡り配布してくださっている皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
ほんとうにありがとうございます。
お天気がよくて助かりましたが、もう仕事に出ておられる方もあり、直接お会いすることはなかなか難しいものです。

その後、夫の実家に、そして夜に高槻に戻ってきました。
なかなかハードな一日でした。
今年は、こういう生活のペースになりそうです。

なお、今日の仕事始め式での市長のあいさつが市のホームページに掲載されています。


1月3日 (木)   がんばります!

今日は大阪市内の私の実家へ行きました。
昨年9月に結婚した姪のパートナーも初参加、仕事や政治の話に花が咲きました。

少し早めに実家をでて、小学校1年生まで住んでいた東住吉区内の家を見に行きました。
家は建替えられていましたが、まわりはレトロな雰囲気がしっかり残っていて、こういうところへ来るとほっとします。
よく遊んだ広場はスーパーになっていました。
束の間でしたが、幼い頃にUターンしてきました。
私は古い日本家屋が大好きなのですが、小さい頃過ごしたこのまちに私の原風景があるのかもしれません。

高槻へ戻る途中の道路は帰省帰りの車が多く、少し時間がかかりました。

夜、時間があったので、事務所へ行き、仕事をしました。
議会リポートを読んでいただいての感想やご質問を電話や葉書でいただいていました。
うれしい限りです。

ちょっとふくよかになったこの3日間、しっかり元気を貯えました。
明日から仕事始めです。
今年もがんばります。

なお、この間、PDFソフトがうまく動かず、わさび通信、報酬公開をアップできなかったのですが、管理人さんに助けていただき、ようやく更新できました。


1月2日 (水)   年賀状

今年もたくさんの年賀状をいただきました。
ありがとうございます。
パソコン仕様のものが多くなってきていますが、短い文章の中にお人柄がにじみ出ていて、感心することばかりです。
さっそくお返事を書き始めました。
それぞれの方の自分との関係を考えながら、短い文章を書くのは、時間がかかります。
また、パソコンをしていると、長時間、手で書くという習慣が無く、しばらくすると、指が痛くなり、休憩休憩でした。
一番古くから付き合いのあるのは、小学校の同級生です。
かれこれ45年間、年賀状のやりとりをしていることになります。
字体は当時のままですが、きっと会ってもわからないだろうなと思いながら、近況を伝えました。
皆さんへはできるだけ早くお手元に届けることができるようにかんばります。

今日から政治活動を始められている政党もあります。
寒い中、ほんとうにごくろうさまです。
私のほうは、もう1日だけゆっくりさせていただきます。


1月1日 (火)   迎春−心あらたに

今年の元旦も、新年のスタートにふさわしい、すがすがしいお天気でした。
今日は夫の実家で、一日ゆっくり過ごさせていただきました。
初詣は近所のお宮さんに、しっかりお願いをしてきました。
ちなみにおみくじを引いたら「大吉」でした。
そして、夜は自宅に戻り、ウィーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサートを楽しみました。
演奏された曲は全部で21曲、今の私には、ギャロップが一番でした。
気持ちがゆったりとしていなくて、どうも前へ前へと出ていくようです。

2008年は府知事選挙に始まり、総選挙と、大きな政治の変わり目の年になります。
小泉政権以来、地方で何が起こっているのか、「地方分権」「地方自治体の構造改革」はどうだったのか、私も皆さんにしっかり発信をしていかなければと思っています。
今日いただいた高校の同窓会の案内は来年の日程が書いてありました。
還暦の年の同窓会です。
議会は3ヵ月ごとに開かれ、いつもその議案への対応に追われています。
どうしても目の前に起こっていることへの対応に追われがちなのですが、これからは少し先を見据えながら歩んでいかなければと思っています。
激動の時代、私たちのような、政党に属していない市民も動かなければ政治は変わりません。
「格差」のない「公正」な社会をめざして、草の根のように、しっかり地に根を下ろしてがんばります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

なお、今月の写真は12月議会の一般質問です。
 

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