07/11/30 (金) バス問題・処分
07/11/29 (木) 調査山積 07/11/28 (水) 議会運営委員会 07/11/27 (火) 議案調査 07/11/26 (月) 12月議会の議案 07/11/25 (日) フリーク 07/11/24 (土) 電磁波の恐ろしさ 07/11/23 (金) 勤労感謝の日 07/11/22 (木) 全国第3位 07/11/21 (水) 梅肉エキス 07/11/20 (火) 中間報告 07/11/19 (月) 読書の愉しさ・大切さ 07/11/18 (日) 木枯らし1号 07/11/17 (土) どんぐり 07/11/16 (金) 求む!自転車 07/11/15 (木) 関大支援策 07/11/14 (水) 電磁波の危険性 07/11/13 (火) 事業系ごみ減量 07/11/12 (月) 落ち葉舞う 07/11/11 (日) 農林業祭 07/11/10 (土) 認知症 07/11/9 (金) 星野芳郎さん 07/11/8 (木) 防衛利権 07/11/7 (水) 大連立 07/11/6 (火) 自治体財政 07/11/5 (月) 地方自治 07/11/4 (日) 通信配布 07/11/3 (土) 季節はずれ 07/11/2 (金) 中国の女性政策 07/11/1 (木) IBM環境シンポ 2007年11月 2007年10月 2007年09月 2007年08月 2007年07月 2007年06月 2007年05月 2007年04月 2007年03月 2007年02月 2007年01月 これより以前 |
11月30日 (金) バス問題・処分
今日も議案調査の一日でした。 お天気もよく、現場へ行くのも助かりました。 午後2時からは環境影響評価委員会都市環境部会を傍聴しました。 事業者側から追加資料4件の説明があり、その後、都市環境部会の部会報告の議論がありました。 次回は12月27日に開かれ、それぞれの部会報告が行われる予定です。 なお、追加資料のうちの一つが、冬至日に8時から16時までの日影図でした。 超高層マンションの影響はかなりの範囲になるのではと思っていたのですが、準備書でも、また市民意見の見解書に付けられた資料でも、日影が途中で切れていて、どこまで影響があるのかわかりませんでした。 今日、提出された資料をみて驚きました。 朝8時には月見町のほうまで影がかかり、16時には別所中の町までかかっていました。 影響のある方がたにその説明がなされているのでしょうか。 夕方、市バス問題で、報告書及び処分結果について、ようやく説明を受けることができました。 いろいろ疑問も感じています。 もう少し整理をします。 議案調査に追われた一週間、これからが本番です! 11月29日 (木) 調査山積 今日も議案調査に追われる一日でした。 担当課の皆さんには、無理をお願いしながら、私の時間にあわせて、説明をしていただいています。 まだまだ質疑を組み立てる以前の調査です。 がんばります! 11月28日 (水) 議会運営委員会 午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。 冒頭、市長より、市営バス問題で、調査委員会の最終報告書を受け、昨日、不当利得について返還請求を行ったこと、今後、返還の確約書をとるとともに厳正に処分をするとの報告がありました。 理事者側からの議案説明の後、審議日程等が決まりました。 議員提出議案である意見書案については8件提出されており、11日(火)までに会派間で調整が行われます。 また、政務調査費については、議長より、後半議会に条例改正を提案したいと表明があり、了承されました。 いよいよ高槻市議会も領収書公開に向け、1歩を踏み出します。 今日も、午後は議案についての説明を受けました。 何にしぼってどのように質疑をするか、これから集中力と創造力が試されます。 まずは栄養管理と体調管理に気を使う毎日です。 なお、12月議会の議案が市のHPに掲載されました。 また、市バス問題の調査報告書も掲載されています。 お読みになって、ご意見等ありましたら、早急にお寄せ下さい。 11月27日 (火) 議案調査 朝から、議案について各担当課から説明を受けました。 まだまだ議案調査をしなければなりません。 連日、市役所にいる予定です。 がんばります!! 11月26日 (月) 12月議会の議案 今日は12月議会の告示日、議案書をいただきました。 議案は、契約案件3、条例案件9、指定管理者の指定2、流域下水道組合の解散について等3、補正予算案件6の計23件です。 詳しくは、28日(水)の議会運営委員会終了後に、市のHPにアップされますので、そちらをご覧下さい。 今日から、議案書と格闘の日々です。 午後になり、市バス問題で、高槻市交通部事務処理調査委員会の最終報告「高槻市交通部における不適切な勤務及び給与支払い等の調査」をいただきました。 代走については2004年から2007年度までで計372回、職場離脱は2006年度及び2007年度で延べ27時間12分、職務専念義務許可日数は2002年度から2007年度までで506日とあります。 ただし、これらは文書で確認できたものだけとのことです。 そして、不当利得の遡及期間は5年とし、不当利得返還請求総額は904万2689円とありました。 また、情報公開請求文書に対する加筆者一部消去については不適切な行為であったとしています。 議案とともに、この報告書についても調査しなければなりません。 11月25日 (日) フリーク 午後から豊中市にある「フリーク」に出かけました。 何度も通った「フリーク」も今日でお別れです。 「フリーク」の和田明子さん、原水禁運動に携わってこられた和田長久さんともご一緒に記念写真を写してきました。 昨日、高槻に来て下さった荻野さんも、「フリーク」の和田明子さん、和田長久さんとも、反原発運動を通じて知りあいました。 若いときからこうした多くの人との出会いがあればこそ、今の私があります。 育ててくださった皆さんに感謝しながら、これからもその関係を大切にしていきたく思っています。 11月24日 (土) 電磁波の恐ろしさ 午後1時半から大阪市立大学大学院創造都市研究科で、授業をさせていただきました。 「都市再生を考えるー高槻市の事例」と出して、ユアサ工場跡地の開発の現状までの報告です。 パワーポイントを使いながら話すと、なかなかリズムがとれず、残念ながら今日は質問時間を取れませんでした。 皆さんのご意見が伺えず、残念です。 社会人の皆さんがこうして大学院へ通われるのには、頭が下がるとともに、うらやましい限りです。 もう一度、私も大学にもどり、きちんと勉強したくてしたくて、たまりません。 午後6時半からは二木洋子ナビゲートセミナーでした。 「暮らしの中の電磁波」と題して、講師の荻野晃也さん(電磁波環境研究所所長)は、1時間半にわたりさまざまデータを駆使して、電磁波の危険性について話してくださいました。 そして、予定時間を延長、9時半近くまで、皆さんからの質問が続きました。 今日の講演内容については、また日を改めてご報告させていただきますが、送電線の下に住宅があったり、携帯電話を子どもに使用させている国は日本だけという事実には驚きます。 電磁波による体への影響についてはさまざまな研究論文が出されており、予防の原則をふまえて、日本もECの国々並みに規制すべきです。 経済産業省が規制をしようと検討していますが、世界の基準からみるととても緩い数字を考えているようです。 荻野さんは第2のアスベストかと指摘されましたが、被害が多発しないと腰を上げない日本、健康被害が出てからでは遅すぎます。 私たちもメディアに載らない情報をしっかり学ばなければとあらためて思いました。 11月23日 (金) 勤労感謝の日 風邪が抜けるのもあと一息というところまできました。 午後6時からのWIBも、体が冷えないように休ませていただき、体調を整えました。 そして、事務所で、明日の大学での講義とセミナーの準備に集中しました。 11月22日 (木) 全国第3位 ユアサ工場跡地白梅地区の地下水汚染浄化計画書が10月26日に市に提出されています。 午前中、高槻・市民自主講座で環境保全課よりこの計画書について説明を受けました。 全国でも、これほど大規模な鉛等重金属による土壌汚染・地下水汚染が起こったケースは少なく、汚染原因者はきちんと浄化する責任があります。 お昼に市役所を出て、大阪府庁別館で開かれた後期高齢者医療広域連合議会に走りました。 開会は1時からの予定でしたが、わずか30人の傍聴席のため、入れない人からの抗議が相次ぎ、開会が30分遅れました。 今回は別室が用意されていて、音声と映像で議会を視聴できるようになっていました。 私も傍聴席には入れず、別室に行きましたが、93人の席に約150人来られ、超満員で、暑くてたまりませんでした。 今日の議会は、議案は2件、請願6件、報告1件の審議でした。 議案及び請願について、発言されたのはわずか5人です。 古川議員(堺、公明)、山本議員(寝屋川、社民)は条例案についての質疑、広瀬議員(枚方、共産)、北山議員(大阪、共産)は条例及び請願についての質疑、条例原案賛成・修正案反対の討論を西林議員(堺、自民)が、条例原案反対・修正案賛成の討論を広瀬議員がされました。 質疑の中で、被保険者の意見反映を保障するための運営協議会については、来年度設置の報告で検討されているとことが明らかになりました。 保険料については、平均年額10万1449円で、東京、神奈川についで全国第3位であること、また均等割については4万7415円で、全国トップ水準であることが明らかになりました。 11月以降、各地の広域連合で議会が開かれ、保険料が決められていますが、所得の高い人の多い東京や神奈川、大阪では、その分だけ国の交付金が入らなくなり、保険料にしわ寄せがいっています。 その上、大阪の場合、一人当たり医療費が高いため、このような保険料になっています。 しかし、これでも当初の予定より安くなっていて、計算にはいろいろからくりがあるようです。 北山議員は、保険料算定について、都道府県連合の中には、公費投入を増やしている連合もあり、大阪府もそのような取組みをすべきではと均等割保険料を4万3329円に、1人平均保険料を9万2706円に引き下げる修正案を出されました。 しかし、この修正案に賛成されたのは、北山議員と広瀬議員のみで、原案が通ってしまいました。 ほんとうに残念です。 北山議員がつくられた資料によりますと、これでは、現行の国民健康保険料より高くなる市町村も多数あります。 また、2年後の見直しで、これからどんどん高くなることは目にみえています。 傍聴をしていた方々からは大きな怒りの声が上がっていました。 請願のほうは、何が採択されて何が採択されなかったのか、よくわかりませんでした。 高槻市議会の運営と異なり、一つの請願に複数の請願事項がある場合、分けて採択か否かをはかられます。 また、同種の請願があると、いっしょに採決されます。 議長のペースについていけず、また後日確認します。 なお、今日は議案等の資料が傍聴者全員に配布されました。 前回に比べると一歩前進です。 しかし、音声は人がたくさん入ると、音が吸収されて聞きずらく、高齢者の方からは聞こえないとの苦情が出されていました。 もっと広い会場で、ゆっくり、しっかり視聴できるように配慮すべきですし、採決時には賛否がわかるようカメラアングルも考えていただきたく思いました。 終わってからは傍聴に来られていた市民派議員の方々と保険料等について意見交換をしました。 夜、自宅に戻ると、食卓にいつもと違うメニューが並んでいました。 ケーキもあるとのことで、やっと気がつきました。 今日は私の58歳のバースデーだったのでした。 頭の中には考えることが山のようにあり、まったく忘れていました。 また、メールを開けると、友人のお嬢さんからもおめでとうのメールをいただいていました。 こうして支えてくださる皆さん感謝、感謝です。 還暦まであと2年、残りわずかな50代、悔いのないよう、パワフルにがんばります! 11月21日 (水) 梅肉エキス 朝起きると、のどの痛みもだいぶおさまり、朝食もスムーズにとることができました。 あと一息と、今日は外に出ないで、事務所でおとなしく、デスクワークに励みました。 おかげで、夕方には痛みもほぼとれ、思い切って美容院へ駆け込み、カットをしてもらい、気分転換をしてきました。 そして、ようやく首も左右に曲がるようになりました。 こうして1日で回復できたのも、貼るカイロと梅肉エキスと美容院のおかげです。 風邪気味のときは体が冷えていて、特に昨夜は2の腕が痛く、ここにカイロを貼りました。 また、体調の悪いときは体が酸性に傾いているときが多く、アルカリ性にするために、梅干からできた梅肉エキスをたっぷり飲みました。 そして、美容院でシャンプーをしてもらうと、頭全体が刺激を受け、頭がすっきりし、肩こりがとれるのです。 今日も、「肩こりがひどいですね」と言われたのですが、痛いくらい肩が凝っていたのも、少しおさまりました。 そのためか、今夜はどっと疲れが出てきています。 明日から、またハードスケジュールが待っています。 体調を整え、がんばります! 11月20日 (火) 中間報告 午前10時から議会活動等検討会議が開かれ、傍聴しました。 12月議会では、政務調査費の条例を改正をする予定です。 そのため、今日は議長に出す中間報告の確認でした。 報告の内容は、調査費の支給対象は議員個人にすること、ただし会派共用費を認めること、経費区分(使途基準)を見直すこと、按分や上限の考えを取り入れること、領収書はすべて公開することなどで、条例案や規則案も含んでいます。 ここまで、議論が進み、私もうれしい限りです。 まだ、会派視察制度をどうするのかや、議会運営をめぐる課題もあり、これからも、このような形で、高槻市議会の議会改革に取り組んでいけたらと思います。 また、今回は、無所属議員は傍聴で、意見を言うにも、会議の間に休憩をとってもらって意見を出すという運営でしたが、私たち少数派も正式のメンバーとして、会派の皆さんと一緒の土俵で議会改革に取り組めればと思います。 今朝、起きたときからどうも体が重く、目の状態もおかしかったのですが、夕方になり、のどが痛く、赤くはれ上がってきました。 風邪をひいたようです。 今夜は、早く休ませていただきます。 11月19日 (月) 読書の愉しさ・大切さ 午後3時半から子ども読書のまち推進委員会を傍聴しました。 委員会は第1回目で、委員長に園田雅春さん(大阪教育大学)、副委員長に長谷川秀子さん(学校図書館運営協議会副会長)が選ばれました。 そして、園田さんの「読書の愉しさ・大切さ」についての講演があり、事業実施案、スケジュール等の報告がありました。 委員の意見交流では、この事業がまだ学校現場で十分周知されておらず、各学校で全体のものになるような取組みが必要であることや、ボランテイアの皆さんの中にも、学校の授業に関ることについて慎重な意見も多々あることなどが出されていました。 この事業は、全国で10箇所のモデル地域で行われる2ヵ年事業ですが、町単位で行われるところなどもあり、中核市という大規模なまちで取り組むのは高槻市だけです。 それだけに、その中身が問われることになります。 園田さんは、小学生も読んでいるケイタイ小説にはいいところもあるが、問題もあることの指摘から始まり、子どもと読書の現状、読書が培う人間力の大切さ、そして、最後に子どもが本と出合う環境がいかに重要かを話されました。 灰谷健次郎さんの言葉を引用されていましたが、「やさしい人は心の中にいろんな人が住んでいる」というのは、本と子どもが出合うことの大切さは端的に語っています。 現在、図書館協議会でもこれからの図書館のあり方について議論がなされています。 ブックスタートに始まり、高槻の子どもたちが本と出合う環境がもっともっと豊かになるよう、全市的なレベルで取り組む必要があります。 そして、まずは学校図書館の蔵書を増やすこと、そして、市長の公約でもある小学校の学校図書館司書の配置です。 11月18日 (日) 木枯らし1号 この冬初の木枯らし1号が吹き、冷え込む一日となりました。 そして、ついにストーブを入れました。 暖房のためだけでなく、洗濯物を乾かすためでもあります。 今年の石油代がほんとうに心配です。 今日も家事に追われる一日でした。 夜になり、大阪市長選挙は民主党推薦の平松候補が当選されました。 自・公推薦の関市長は完敗です。 投票率もあがりましたが、市民はやはり現状にNOを突きつけていることがはっきりしました。 どのような大阪市政になるのか、楽しみですが、次はいよいよ来年1月の府知事選、そして総選挙です。 なんとしても、政権交代を実現させたいですね。 11月17日 (土) どんぐり 午後から梶原にあるピッコロ保育園にでかけ、「ピッコロまつり」をエンジョイしました。 午前中に家事を片付けておき、おまつりの最後まで、園児たちの世界と秋をたっぷり楽しみました。 園児たちのいる空間を流れる時間はとてもゆっくり、ゆったりしています。 風もなく、ほんとうにさわやかなお天気で、私には束の間の休息でした。 卒園生も大勢来られていましたが、何種類ものまつぼっくりやどんぐり、枯れ枝など「自然」を使って作品をつくるコーナーは、子どもが絶えることがなく、すばらしい作品がずらりと並んでいました。 いつもこのコーナーでは私も作りたいと思うのですが、とても入る余地がないくらい、人気のコーナーでした。 来年もまた一緒に楽しませていただきます。 11月16日 (金) 求む!自転車 午前10時から都市計画審議会、午後2時からは食育推進会議を傍聴しました。 都市計画審議会の案件は2件、生産緑地の地区の変更及び北部大阪都市計画住宅市街地の開発整備の方針の変更に関する意見についてでした。 生産緑地地区に変更については全員賛成でした。 しかし、住宅市街地の開発整備の方針の変更に関する意見については、深沢住宅建替え等の計画には賛成だが、JR高槻駅北東地区は、環境影響評価の手続きの中で、超高層マンションについては景観、ビル風等から疑問が多々出されており、問題が解決されていない以上、賛成できないとの意見表明がり、お二人が反対されました。 食育推進会議では、計画策定の趣旨、食育推進計画の骨子、計画策定のスケジュール、食育についてのアンケートについて説明がありました。 スケジュール案によれば、今日の会議も含め計8回の会議を行い、パブリックコメントも経て、来年12月には公表の予定です。 アンケート案については、各委員から多くの意見が出されていました。 ところで、見出しに書きましたように、お願いがあります。 お使いになっていない自転車(女性用)がありましたら、譲っていただけないでしょうか。 もちろんとりに伺います。 事情があって、緊急に必要な方がおられます。 どうぞよろしくお願いいたします。 11月15日 (木) 関大支援策 午後1時から市街地整備促進委員会が開かれました。 案件はJR高槻駅北東地区(ユアサ工場跡地開発)についてで、大きく3点について報告がありました。 1点目は弁天踏切の橋梁化計画について、JRとの協議がほぼととのったため、その報告でした。 事業費は12億円、財源は国からの交付金が4割とのことですが、当初の試算よりも3億円も増えています。 JRの負担金について質すと、撤去費用等の約2500万円とのことでした。 「もっと負担してもらうよう厳しく交渉すべきでは」「関大生や住宅入居者等の利用も増えることが予想され、幅員4mで大丈夫なのか」「自転車も乗れるエレベータが着くようだが、踏切近くには幼稚園、保育園、子育て支援センター・カンガルーの森もあり、小さな子ども連れの方の利用も多いため、安全対策には万全を期していただきたい」と質問、要望をしました。 2点目は、関西大学新キャンパス構想に関して、その経済効果、地域貢献の今後の方向性と課題についての報告でした。 経済効果については、産業連関表を使用して試算した結果、建設時には6.85億円、建設後は毎年21.61億円の経済効果があるとのことでした。 また、地域貢献については「地域防災」「施設開放」「地域交流」「高大連携」の4つの柱があげられていました。 しかし、私はその2つとも、報告には納得がいきませんでした。 経済効果については、元データのとり方により、数字はかわりますし、この結果をどのように検証するのかを質すと難しい旨の答弁でした。 これでは、支援策の金額を検討する根拠にはなりません。 また、地域貢献も、「地域防災」では(仮称)安全ミュージアム、(仮称)危機管理センターの設置があげられていましたが、内容を質すと、まだわからないとのことでした。 どうも関大の地域貢献は大学・学校の施設開放に重きが置かれているようですが、これは本来の大学の地域貢献策ではありません。 大学と地域の連携は、まず大学の「知の財産」をいかに地域に還元するかということが一番です。 学校の開放は、その次の問題でです。 しかし、来年の今頃には関大学舎の工事着工といいながら、いまだにその学部や学科の内容の説明がなく、「新キャンパス構想」のままです。 安全、防災、危機管理関係の学部というだけで、学部名もどのような学科ができるのかも一切明らかにされていないのです。 このような状況では、税金を使っての市の支援策を考える状況ではありません。 新キャンパスでどのような研究がなされるのか、そのことが高槻市の抱える問題とどうリンクするのか、それが具体的に明らかになってこそ、税金を使って支援するかどうか、検討できるのではないのでしょうか。 市の誘致なのか、それとも関大が高槻に進出すると言ったのかを確認しましたが、関西大学が進出を発表したのが先だとの答弁でした。 それならば、やはり、関西大学自身が、学部、学科の内容をもっと議会や市民に具体的に示すことが先ではありませんか。 私は、大学自身のセキュりティの問題からも、そんなに、市民が施設をオープンに利用できなくてもいいと思います。 安全ミュージアムも危機管理センターも、市民の間でも議会でも必要だと聞いたことはありません。 市民の皆さんの税金で支援をと言われるのなら、施設開放よりも、新キャンパスが、高槻に、ひいては全国にどのような「知の財産」を還元しようとしているのか、それこそが一番重要ではないでのしょうか。 また、「高大連携」について、市として、大学と地元府立高校の連携で、現在どのような状況なのか、課題は何なのか把握しているのか質したところ、把握されていませんでした。市の権限のない府立高校の施策を、府立高校側ときちんと話し合わずにこのような4つの柱の一つに盛り込むのは問題です。 関大と地元高校の連携の実態や課題を把握し、進展できる可能性がどれくらいあるのか十分調査をし、市として責任をもって取り組めないのなら、このような形で、大きな柱として盛り込むべきではありません。 3点目は今後のスケジュールについてでした。 環境影響評価手続きが終われば、都市再生特別措置法に基づき、民間事業者側から市に都市計画等の提案がなされ、6ヶ月以内に結論を出さなければならなくなります。 そして、来年の今ごろには、工事が始まる計画です。 いよいよ重大な局面を迎えます。 私としては、関大支援策、つまり、小中高一貫校及び大学、大学院等の立地に、税金をいくら使うのかについては、もっと慎重であるべきだと思います。 まずは、関大側から「知の財産」の内容をもっと具体的に市民にも議会にも明らかにしていただくべきです。 現在出されている「構想」段階では、とても税金を使うかどうかの判断はできません。 そして、仮に支援するとしても、大学に対する地元自治体の支援策というのは、研究のフィールドの提供などもっともっと多面的にいろいろあると思います。 11月14日 (水) 電磁波の危険性 久々の第5回二木洋子ナビゲートセミナーは下記のとおり、電磁波問題についてです。 私たちの身のまわりには、携帯電話、IHクッキング・ヒーター、オール電化住宅、携帯電話タワー、送電線や変電所など、電磁波の発生源があふれています。 しかし、電磁波は、白血病、脳腫瘍、乳ガン、肺ガン、アルツハイマー病などの原因にもなるとの報告もあり、日本ほど電磁波が問題視されていない国はありません。 すでに、イギリスでは、子どもの携帯電話使用に規制がかかっています。 そこで、この健康を脅かす電磁波問題について学びます。 講師は、荻野晃也さん(電磁波環境研究所所長、元京都大学工学部講師)です。 私たちはどうすればいいのか、ごいっしょに考えましょう。 なお、荻野さんに初めてお会いしたのは36年前になります。 原子力発電の仕組みについて、一から教えていただきました。 活断層による原発の危険性を最初に指摘された方で、住民、市民の立場にたってくださる科学者です。 電磁波問題も早くから警鐘を鳴らされていて、とてもわかりやすく話してくださいます。 また、なんでもていねいに答えてくださいます。 どなたでもご参加いただけます。 連休の間ですが、お気軽にお越し下さい。 資料準備の都合上、事前にご連絡いただけると助かります。 <第5回二木洋子ナビゲートセミナー> −悪影響が出てからでは遅すぎる− 「暮らしの中の電磁波」 −ケイタイからオール電化まで 何が問題?何が危険?− 日 時:11月24日(土)午後6時半〜8時半 場 所:総合市民交流センター7階第6会議室 資料代:500円 保 育:有(要申込み) 11月13日 (火) 事業系ごみ減量 午後2時半からごみ減量推進会議が開かれ、傍聴しました。 一般廃棄物処理計画策定のため、すでに2回開かれていますが、時間の調整がつかず、傍聴できませんでした。 今日は3回目で、事業系ごみの減量対策についての議論で、いろいろな立場から意見が出されていました。 次回は、前回にだされた家庭系ごみ減量対策と今日だされた事業系ごみの減量対策について、意見がまとめられる予定です。 傍聴者は私1人、ちょっとさみしいものです。 12月議会に向け、他市の友人たちも議案についての説明が始まっているようで、高槻市ではどうですかと、いろいろお問い合わせをいただいています。 特に条例案件については、他市の取組み等を調査しなければならず、告示日からの説明では、十分な調査ができず、議員としての責任が果たせません。 こうしてお問い合わせをいただくと、自治体により、議案についての説明方法がこんなに違うものだと、あらためて感じています。 また、こうした形で、他市の議員の皆さんのお役に立てれば、うれしい限りです。 夜は、住民自治をすすめる会の会議、24日(土)に開くわさびセミナーの最後の打ち合わせでした。 11月12日 (月) 落ち葉舞う 午前10時から議会活動等検討会議が開かれ、傍聴しました。 政務調査費に関る領収書等の公開に向け、今日も使途基準や公開のあり方などについて議論が続きました。 次回は11月20日(火)です。 いよいよ大詰めです。 午後2時からは国民健康保険運営協議会を傍聴しました。 前回に引き続き、来年度の保険料、特定健診実施実施計画素案、全期前納報奨金の交付方法の変更等についての審議でした。 後期高齢者医療制度のスタートに伴い、国保料も変更しなければならないのですが、政令が遅れているため、12月議会には条例改正は提案されないとのことです。 3月議会になるようですが、厚生労働省のぎりぎりになって政令をだすというやり方のために、現場がどんなにたいへんか、いつものことながら腹立たしい限りです。 午後7時からは地域情報化推進市民会議を傍聴しました。 「e-たかつき計画」アクションプログラムの追加事業、進捗状況、調査・研究報告についてでした。 11の調査・研究報告の中の、「教職員用コンピュータの整備」についてはいろいろ意見が出されていました。 今日は風が冷たく、市役所でも、風が吹くたびに落ち葉が舞いました。 この寒さで、一気に街が色づいてきたようです。 上田辺町内には、柿の木が数本あるのですが、たわわに実った柿の木に、ムクドリが群れをなして食べにきていました。 いよいよ冬の到来です。 風邪を引かないように、体をできるだけ暖めて、がんばります。 11月11日 (日) 農林業祭 今日は農林業祭、会場となった市民グランドは朝早くからにぎわいました。 午前9時半からは記念式典、農畜産物品評会表彰式が行われました。 猛暑という悪条件の中、これだけ素晴らしい農畜産物が出品されるのは、労力を惜しまない姿勢と生産技術がいかに高いかを示すものだと、府の方が講評されていました。 表彰式の間、いつも私は心の中で、『お百姓さんの歌』を思い出し、感謝をしています。 式典が終わり、さあ、お野菜を買おうと会場をまわりましたが、白菜やおねぎなどはすでに売り切れていました。 皆さん地元の野菜はおいしくて安いことをよくご存知のようで、早くから来て、買われているようです。 あきらめて、お漬物や竹細工、サツマイモ、いのししの肉を使ったコロッケ、そしてパンジーの苗を買ってきました。 パンジーは来春のためです。 新年を迎える準備が今日から始まりました。 11月10日 (土) 認知症 午後1時半から、「認知症を理解し、地域で支えるフォーラム」に参加しました。 会場の総合センター14階の会議室は、福祉・介護・医療関係者、ご家族の方などで満員、熱気にあふれていました。 フォーラムは3部構成、基調講演は長谷川和夫さん(聖マリアンヌ医科大学名誉教授)の「認知症を理解し、地域で支えるには」、体験記録を聞くと題した2部では、音声と映像をつかって、認知症の患者さんの家族の声、そして3部のパネルディスカッションでは、「認知症を支えるには何が必要かー今求められること」と題して、家族の方や医療、介護の現場の方などの意見が出されました。 高槻市では認知症を地域でどのように支えていくのか、今日はその第1歩です。 私も祖母が認知症でした。 お金をどこに入れたかわからなくなったことから始まり、夜、突然起きて外に出て行こうするなど、認知症の症状はほとんど体験しました。 母と私で介護をしましたが、夜は私がずっと横に寝ていました。 有吉佐和子さんの『恍惚の人』が流行ったときで、本を読んで、どこにでもある問題なんだと妙に納得していたものです。 今日の長谷川先生のお話で、認知症そのものについてはとてもよくわかりました。 地域でどのようにして支えていくのか、ほんとうに大きな課題です。 11月9日 (金) 星野芳郎さん 朝、家族も出て行き、ようやく朝刊を広げるや、科学技術評論家の星野芳郎さんの訃報が目に飛び込んできました。 85歳でした。残念です。 心より、ご冥福をお祈り申し上げます。 星野さんの『技術と人間』(中公新書)は、宇井純さんの『公害原論』のように、学生時代に何度も繰り返して読みました。 初めてお目にかかったのは、瀬戸内海汚染総合調査団に参加したときです。 星野さんは団長でした。 調査団は西日本の大学の若手研究者や学生で構成、1971年の夏に2週間をかけ、瀬戸内海の汚染の実態を調査しました。 大阪港を出発、兵庫、岡山、広島、山口、大分、愛媛、香川、徳島と、船とバスでまわりました。 船上では、ポイントを決め、透明度の測定、海水や海底の泥の採取などを行い、後にそれぞれの大学で分析をしました。 バス班は漁師さんからの聞き取りにまわりました。 瀬戸内海沿岸の漁師さんたちのご協力がなければできなかった大規模な調査です。 調査団では、私は船班の記録係でした。 星野さんもよく船に乗られ、船上で、ほんとうにたくさんのお話をきかせていただきました。 お洒落な星野さんでしたが、「その帽子、とても変わっていて、素敵だねエ」と母の手づくりの帽子を目を細めてほめてくださったこと、そして、何よりも岩国沖合いで、戦時中の岩国の海軍での体験談や海軍の兵学校のあった江田島の話をあふれんばかりに語られたことが忘れられません。 2度と戦争は繰り返してはいけないという、熱い思いがじんじん伝わってきました。 実は、そのときから一度岩国に行きたいと思っていました。 先月、岩国に行ったのも、この星野さんの話を聞いていたからでした。 昨年、星野さんを囲む会が京都で開かれました。 体調があまりよくなく、関西来られるのもこれが最後になるかもということで、私も出席させていただこうと思っていました。 ところが私自身が体調を崩してしまい、参加できず、とうとうお会いできないままになってしまいました。 ほんとうに無念です。 調査団に参加したことで、私の生き方は大きく変わりました。 現場に行くことの大切さもこのときに学んだものです。 星野さん、ほんとうにありがとうございました。 どうぞ安からにお休み下さい。合掌。 11月8日 (木) 防衛利権 今日も事務所で資料整理等に追われました。 留守をしていたためか、いろいろご連絡もいただきました。 まだまだ課題が山積しており、体が3つぐらいほしい毎日です。 夕方、山田洋行の元専務宮崎氏が逮捕されました。 いよいよ防衛利権が暴かれるのかもしれません。 問題となっている航空自衛隊次期輸送機(CX)は1000億、高槻市の1年間の一般会計予算とほぼ同じ額です。 あまりにも高額にため息しか出ませんが、それもすべて私たちの税金で購入しているのです。 防衛省の契約はほとんどが随意契約で、アメリカや日本の商社や軍需産業の懐を潤してきました。 その見返りに、防衛省役人がゴルフ等の接待を受けていたのなら、それは許せません。 第二のロッキード事件かとも言われていますが、検察庁には徹底的に、事実を明らかにしていただきたく思います。 11月7日 (水) 大連立 2日間留守にしていたため、今日は、市役所で、事務所でと、雑務に追われました。 夕方、民主党小沢代表が記者会見、辞任を撤回し、この間の経過を説明されました。 週刊誌の見出しにもいろいろ書かれていますが、「さる方」とは読売新聞社主のようです。 密室政治が行われていることに腹立たしいですが、報道機関が政治に直接介入することはあってはならないはずです。 小沢代表の言い分に対して、社主も福田首相もきちんと説明すべきです。 11月6日 (火) 自治体財政 研修会の2日目は4つの分科会に分かれての研修でした。 私は「基礎から学ぶ自治体の財政」の分科会に参加、午前9時から午後4時まで、睡魔に襲われることなく、緊張の連続でした。 講師は、初村尤而さん(大阪自治体問題研究所研究員)で、自治体財政の基礎から地方財政の改革課題まで、とてもわかりやすく説明をしてくださいました。 研修会参加者の約半分が財政問題の分科会に参加されていました。 地方財政の状況に危機感を持っておられる議員が多いためでしょう。 他市の議員の質問を聞いているだけでも、皆さんが何に疑問を持っていられるのかがよくわかり、ほんとうに貴重な一日でした。 分科会が終わるや、新幹線に飛び乗り、高槻に帰ってきました。 そして、午後7時から市役所開かれていた「JR高槻駅北東地区公共施設等デザイン検討会議」の傍聴をしました。 30分ほど遅れての傍聴だったため、委員の皆さんの自己紹介や会長のお話が聞けなかったのが残念です。 今日も含めて5回の会議で、ユアサ工場跡地開発の公共施設、つまり道路や公園のデザイン等の案の市民意見をまとめるようです。 11月5日 (月) 地方自治 朝から新幹線に乗り、東京へ、東京グリーンパレスで開かれた、市区町村議会議員研修会「地方自治を基礎から学ぶ」に参加しました。 主催は自治体問題研究所です。 午後1時から始まった研修会の初日では、宮本憲一さんと岡田正則さんから、それぞれ「地方自治、21世紀の課題と地方議会」、「やさしく学ぶ地方自治法」の講演がありました。 また、内仲英輔さんからは「三鷹市の自治基本条例づくりに参加して」の報告がありました。 猛スピードで進む構造改革で、地方議会で議論しなければならない事案が次から次へと降ってきます。 国会で、いつのまにかとんでもない法律ができていて、地方自治体はふりまわされ、地方議会も法律で枠がしばられているため独自で決めることができる領域が少なくなっています。 毎議会、出てくる議案に振り回されている感がいなめません。 地方分権どころか、中央集権が加速度的に進められているというのが、私の実感です。 こんな状況でいいのだろうかと、思い切って、この研修会に参加しました。 宮本憲一さんの講演を聞くのは、学生時代以来、35年ぶりです。 「地方自治の確立のためには地方財政が重要で、それは地域のあり方に規定されている」と指摘され、地方財政の現状、分権化改革の流れを押さえた上で、地方議会の役割は重要で、「足元の実態を把握して展望をもつべき」と結ばれました。 「足元の実態の把握」はとても大きな課題です。 でも、講演を聴き、迷いがすっきり整理できました。 研修会が終わるや、千代田区立図書館に駆け込みました。 図書館に指定管理者制度を導入、ビジネスマン対象に夜の10時まで開館しているところです。 施設案内もしていただき、1時間半ほど過ごしました。 なるほどと思ったところもありましたが、逆に高槻のいいところも見えました。 一概に比較はできませんが、これからも機会があれば、他市の図書館にも足を運んで、現場を見なければと思っています。 11月4日 (日) 通信配布 ボランティアさんに車を運転してもらい、午後から「わさび通信」を配布して下さっている方々のところへ、お届けにまわりました。 また、マンション等にもポステイングをしました。 車の中からですが、稲刈りの終わった田や風に揺れるススキに爽やかな秋を堪能しました。 まだまだポスティングが残っています。 がんばります。 夜になり、民主党小沢代表の辞任のニュースを知りました。 背景には、福田首相との会談があるようです。 いったい辞任の真相は何なのか、明日から永田町はたいへんな事態です。 政局の一寸先は闇です。 11月3日 (土) 季節はずれ 昨日はミスを2つもしてしまい、皆さんにご迷惑をおかけしました。 かなり疲れているようで、今日は予定を変更、自宅で少し体を休めました。 そして、気になっていたアサガオの後片付けをしました。 ネットは来年も使用するために、絡んだツルをはずすのに一苦労でしたが、なんとかきれいに片付けることができ、さっぱりしました。 しかし、事務所の西洋朝顔は、11月に入って、ようやく咲き始めました。 花が咲く日照時間にようやく達したようです。 ツボミがたくさんついていますが、寒くなってくればどうなるのか、心配です。 毎日、土の乾き具合を確かめながら水をあげています。 高槻ええとこブログには、まだ投稿が続いています。 継続を求める声が多いようです。 市のHPの中でも、このええとこブログとおもしろ生き物部屋は心をほっとさせる、あったかいページです。 写真のアングルも、コメントもほんとうに楽しく、担当課は苦労されていたのではと思います。 約1年余り、毎日更新はほんとうにたいへんな作業だったのでしょう。 しかし、景観計画ができあがった後も、市民の皆さんの協力なくしては計画を実現することはできません。 「市民との協働」はどうあるべきなのか、もう一度考え直して、このすばらしいブログが何らかの形で存続するよう、私も願ってやみません。 11月2日 (金) 中国の女性政策 午前10時から環境影響評価委員会都市環境部会が開かれ、傍聴しました。 市民意見等に対する事業者の見解書が報告され、準備書資料の訂正(工事期間)、気象についての追加資料の説明等がありました。 ビル風については、現地調査に基づくビル風の予測が提出されましたが、大阪管区気象台の予測のほうが厳しい結果がでるとの報告でした。 しかし、委員からは、現地でデータは1年間だけなので、10年間分ある高槻北局のデータに基づいた予測資料を出してほしいと意見がだされ、次回に提出されることになりました。 また、景観については、市民意見が多数出されており、市の姿勢が問われていました。 一応、今回で準備書の審議が終わり、次回11月30日に部会報告をまとめる予定とのことです。 午後2時からは、母子家庭等自立促進計画懇話会を傍聴しました。 アンケート調査の報告とともに、計画素案が示されました。 今日の意見をふまえ、庁内計画策定委員会でもう一度検討、社会福祉審議会児童福祉専門分科会に報告をしてからパブリックコメントをして、計画が策定される予定です。 午後6時半からは中国の女性政策についての高槻ジェンダー研究ネットワークの公開学習会でした。 講師は中国の近現代女性史を研究されている遠山日出也さん(大学非常勤講師)でした。 遠く東京からも中国からの留学生がこられましたが、初めて聞く中国の女性政策に驚くことばかりでした。 男性も料理を普通にする国ですが、女性政策についてはまだまだです。 しかし、1995年の北京世界女性会議以降、さまざまな取組みがなされているようです。 いろいろ質問もしたかったのですが、時間がなく、とても残念でした。 高槻ジェンダー研究ネットワークでは6月に韓国の女性政策をとりあげましたが、隣の国の女性の置かれている状況を知ることはとても大切です。 女性政策は、労働、保育、介護など、すべての施策と関係しており、日本の女性政策をかえりみるためにも、もっともっと勉強しなければと思いました。 11月1日 (木) IBM環境シンポ 午前10時からIBM主催の環境シンポジウムが現代劇場大ホールで開かれ、参加しました。 日本IBM副社長のあいさつのあと、大阪府三輪和夫副知事が大阪府の地球温暖化防止等の取り組みについて、奥本市長が環境に関する取り組みについて報告、そのあと、建築家の安藤忠雄さんの「地球があぶない」と題した講演が続きました。 奥本市長の報告では、高槻市の特長としてまず、市民が元気なまちであることをあげられていました。 そして、環境の取組みの基本には環境基本条例、環境基本計画があること、基本計画には環境目標が6つあるが、そのなかでも、環境行動として、市民一人一人がエコスタッフという目標が特長であるとして、町の美化やごみ減量、地球温暖化防止策、新エネルギービジョン、環境教育、市民と市との協働の取組み、環境家計簿、地産地消、森林保全など、広範な取組みの紹介がありました。 最後に、環境への取り組みについては、まず「協働」が必要で、その際にはお互いに自立、対等、共有の理念を大切にしてそれぞれの役割を踏まえること、次に「できることから始めること」、最後に「継続すること」、この3つが重要であり、これからも地球環境にやさしいまちづくりに取り組んでいくと決意表明をされました。 安藤さんの講演ははじめて聞くものでしたが、緑化に力を入れておられることがよくわかりました。 ただ、東京オリンピックに関っておられるようで、これには私は賛同できませんでした。 午後からは4つの分科会に分かれており、水俣市の事業者等の取組みの報告もありました。 しかし、こちらのほうには参加できず、残念です。 市長が市の環境施策を振り返るのを聞いていて、私も自分の環境問題へのかかわりを振り返っていました。 これについては長くなるので、また機会をみて書かせていただきます。 1969年大学入学間もない頃から私は公害問題に取り組んでいました。 水俣の患者さんと出会ったのもこの頃です。 公害問題、環境問題への取組みは、まさに私の生き方の問題でもありました。 そのため、議員になっても環境問題については、議会で多くの提言をしました。 高槻市の環境施策の基本となる環境基本条例については、4回も議会で質問をしました。 最初は92年のブラジル・リオデジャネイロでの地球サミット後すぐにでした。 「地球規模で考え、行動は足元から」を合言葉にした会議で、そのため、足元の高槻市での条例制定を求めたのです。 当時の冷たい答弁にもめげず、繰り返し質問を続け、条例ができたときはほんとうにうれしかったものです。 でも、次から次へと新たな課題がでてきます。 「協働」といえども、生命、健康を守る責任があり、かつ法的権限を持っている行政の責任は重大です。 1969年当時は局所的な公害問題でしたが、現在は地球規模の環境問題になり、またバイオハザードなどの新たな公害問題もあり、複雑化しています。 これからも環境施策にはどんどん提言をしていこう、今日は心新たに決意しています。 |
■ご意見・ご要望はこちらから |
|||||
©二木洋子事務所 |