2008年4月
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08/4/30 (水)  ピース・ウォーク
08/4/29 (火)  心に沁みる歌声
08/4/28 (月)  予算要求書
08/4/27 (日)  講義の準備
08/4/26 (土)  久々の休息
08/4/25 (金)  PTとの議論(3)
08/4/24 (木)  PTとの議論(2)
08/4/23 (水)  部局長とPTとの議論
08/4/22 (火)  追加の汚染調査報告書
08/4/21 (月)  うれしいお手紙
08/4/20 (日)  老後は大丈夫?
08/4/19 (土)  レンゲまつり
08/4/18 (金)  基本法での府の責務
08/4/17 (木)  市町村の怒り
08/4/16 (水)  発送作業
08/4/15 (火)  発送作業の準備
08/4/14 (月)  説明会(3)
08/4/13 (日)  都市計画素案説明会(2)
08/4/12 (土)  都市計画素案説明会(1)
08/4/11 (金)  5月、6月議会日程
08/4/10 (木)  9条世界会議・関西
08/4/9 (水)  地方分権推進委員会
08/4/8 (火)  教育委員会傍聴
08/4/7 (月)  議会リポート原稿
08/4/6 (日)  議会リポート作成中
08/4/5 (土)  原稿書き
08/4/4 (金)  特定健診
08/4/3 (木)  資料整理
08/4/2 (水)  ユニバーサルデザイン
08/4/1 (火)  政務調査費



2008年03月
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これより以前

4月30日 (水)   ピース・ウォーク

5月3日(土)は憲法記念日、今年も、高槻・島本市民のピース・ウォークが行なわれます。
呼びかけ文には、「憲法を大切に、大切に、子どもたちやそのまた子どもたちにてわたしてあげたい。そして、今も戦争や不平等に苦しむ世界中の国々にもひろげていきたい」という思いをこめて、今年もいっしょに歩きましょうと書かれています。

時間は午前10時半〜約1時間です。
集合場所は、市役所前です。
We Love Peace.
思い思いのプラカードやメッセージ、はた、かざりもの、鳴り物などをもってご参加ください。
ジャズストリートの合間を元気に歩きます。

連日、橋下行革の報道が続いています。
今日は、連休明けに発表される予定の重要施策PTの教育改革案が、朝日新聞朝刊1面のトップ記事になっていました。
放課後に無料の授業学習をするという案で、東京・和田中のように塾がやるのではなく、教職員OBやボランテイアにより行なう、ただし、政令市と高槻・東大阪の中核市はのぞくというものです。
高槻は独自でせよということなのでしょうか。
なぜ、35人学級を廃止し、なぜこの案なのか、私にはまったく理解できません。
また、習熟度別授業や府立高校の一層の進学強化策が出されています。
「教育」とは何か、「公教育」とは何か、根源的な問題です。

また、今夜、橋下知事の文化行政切捨て策に反対する集会が開かれたとのことです。
「文化」とは何か、行政はどう関わるのか、これも根源的な問題です。

先日、PTに問い合わせたところ、府議会で行革案について議論をする際には、府民の意見を聞くパブリックコメントを実施するとのことでした。
知事のいう教育、文化などについて、府民からも意見を言う場が保障されなければなりません。
しかし、何について、いつの時期からするのかということについては未定ということでした。
ある日、突然、新聞報道でパブコメが始まったことを知ることになるのかもしれません。
どうして、事前にいつから、何についてパブコメをすると発表されないのか、PTにかかわる手続きは府民不在です。


4月29日 (火)   心に沁みる歌声

午前中、大阪市内で用事を済ませ、午後から、高槻市少年少女合唱団の定期演奏会に伺いました。
会場の現代劇場中ホールは超満員でした。

主催者を代表して奥本市長のあいさつのあと、2時間あまり、5つのステージをたっぷり楽しませていただきました。
合唱団、OG、合唱団とOGの合同合唱など、それぞれハーモニーがすばらしく、酔いしれました。

なかでも、楽しかったのは、第2ステージの女声(児童)のための合唱組曲「キュイジーヌ」でした。
キュイジーヌとはフランス語で料理という意味です。
「スパゲッティ ペスカトーレ」「インド風チキンカレー」「パエリア」「オムレツ」「大阪風お好焼き」の5つの曲からできていて、それぞれ、料理の仕方を歌っています。
振り付けも素晴らしく、インド風チキンカレーは、インドの舞踊の振り付け、パエリアはスペインの振り付けというふうに、楽しませてくれます。
「食育」そのものの合唱曲だと思いました。

来年は20回目、また、楽しみにしています。


4月28日 (月)   予算要求書

午後から大阪府庁へ、今日から公開が始まった予算要求書を見に行きました。
府政情報センターには、各部ごとにまとめた予算要求書がずらりと並んでいました。
確認したかった事業がすぐに見つかるものもあれば、なかなかページくらないとでてこないものもあり、また、とてもよくわかる内容のものもあれば、これではというものもあり、予算要求書がどのような様式、どこまでの内容を要求しているのか、もう少し、読みこなさなければと思いました。

また、1冊しかないため、2時間待っても、一人の方が閲覧し続けられて、ついに見ることのできない部もありました。
こういうのも、困ったものです。

要求書に通し番号がついていないのも、コピーのときに不安になりました。
「公開」はいいのですが、もう少し改善していただかないとと思いました。

以前、三重県庁へ行った際、当時の北川知事が予算要求書をすでに公開されていて、どういうものか、初めて見ました。
これを読みこなして、予算審議をする、県民が県政をチェックするためには、議会も府民も読みこなす力量が必要です。
公開文書をどこまで読めるか、まさに、議員自身の力量が問われることになるのでしょう。

なお、部局長とPTとの議論の際に提出された資料や議論の概要が財政再建プログラム試案のページに掲載されました。
まだ初日の分しか出ていませんが、いずれすべてだされるのでしょう。
総務部の資料6は、PT試案のとおり、市町村振興補助金等が削減された場合の、府内市町村の財政に与える影響の資料です。
担当者の方はあくまでもラフな計算なので、このとおりではないということ強調されていました。

今日、改革PT試案による高槻市への影響額についての資料をいただきました。
本年度は8971万2千円、来年度は2億983万7千円の府補助金等の削減になります。
なかでも、医療費助成など個人給付に関する補助金削減が半分以上になっています。
また、これら以外にも、救命救急センター運営補助金、第2名神関連の府道整備、JR高槻駅北東地区土地区画整理組合への補助金なども影響を受けることになっています。
関空や箕面森町、ダム工事、彩都など、大型公共工事ストップには賛成ですが、医療費削減など、弱者への補助を削減することには反対です。


4月27日 (日)   講義の準備

来月は2回、大学の講義を引き受けています。
今日は、その準備をしました。
パワーポイントを整理し、スキャナーで新しい資料をとりこみ、編集しながら、深夜、ようやく完成させました。

時間があれば、まだまだ手を入れたいのですが、そうはいきません。
大容量を送れるメールで、すぐに大学にお送りしました。

来月は、他にも皆さんにご報告する場があり、その資料準備なども、少しづつしなければなりません。
こういう機会があればこそ、自分自身の考えを整理することができ、機会をくださった皆さんには、いつも感謝をしています。


4月26日 (土)   久々の休息

今日は、少し仕事を離れて、ゆっくりさせていただきました。
といっても、家事に、事務所整理にとバタバタしていましたが。

庭で洗濯物を干していると、ひらひらとジャコウアゲハが飛んできました。
食草のウマノスズクサは芽を出したばかりですが、ツル性のため、ネットを張り、うまくからませてあげています。
今年もたくさんのジャコウアゲハが孵化するように、ウマノスズクサをていねいに育てます。


4月25日 (金)   PTとの議論(3)

今日も午後から大阪府庁へ、部局長とPTとの議論のテレビ傍聴でした。
3部の反論した事業については、下記の通りです。

にぎわい創造部では、関西国際空港ゲートウェイ機能強化促進事業について、PTと事業は必要という部の意見が真っ二つに分かれており、最後には部から、国や国会議員にも意見を聞いて、しかるべきときに判断して欲しいと、主張されていました。

政策企画部では、(財)大阪府人権協会補助金、人権相談推進事業補助金について、これもPTと存続を求める部の意見は平行線でした。
これについては、知事は、他部局とは200%の内容のある議論をしてきたが、今日は、0%だと批判、資料について、どのような効果があったのか、わかりやすく書くべきと主張されていました。
人権に関わる施策は、費用対効果といわれても、なかなか数値化しにくい事業で、たいへんな要求だと思いました。

最後の生活文化部は、PT案では廃止事業が47、見直し額が101億円と、予算額では最大の影響のある部です。
反論された事業は5課15事業あり、1時間40分かかりました。
文化施策については、これもまた意見が真っ二つに分かれています。クラシック音楽やワッハ上方への支援に対する考え方は、文化論が違えば、どうしようもないのかと、知事の文化論を聞くにつけ、悲しくなります。

男女共同参画施策については、部は、ドーンセンターは多機能化をはかるが、施策を重点化し、その上で、財団がになうべきかどうか判断していきたいとのことでした。
事業の再構築の考えが示されたとして、もう一度、検討されます。

私学助成に関しては、部から、PT案に対して厳しい反論がなされ、PT側が一部、それを認めるという場面もありました。
これも、また検討されることになっています。

総じて、各部とも、PT試案を受け、事業の再構築をせざるを得なくなっています。
どこまでの再構築になるのか、すでに予算要求書も出されおり、予算査定の中で、議論されるのか、PTとのやりとりで議論されるのか、そのあたりの今後の手続きについては、よくわかりません。

議論も第3日目ですが、今日は、申し入れていた説明資料の配布が実現しました。
にぎわい創造部、政策企画部、生活文化部ともにそれぞれ傍聴者40名前後あり、皆さん、食入るように資料を見ながら部の反論、PTの質問、意見等を聞き、メモしておられました。
職員の方も、こんなに傍聴があるとは思っておられなかったようで、足りなくなると、すぐに追加で資料を持ってきておられました。
また、時間割表も、テレビ傍聴室の前や室内にも張り出され、やはり、メモをされている方がありました。
誰しもがインターネットにアクセスできるわけではないので、時間割表を庁内に張っておくのは当たり前だと思うのですが、それすら、今までなかったのです。
とりあえず、要望したことが実現して、ほっとです。

<にぎわい創造部>
・海外施設運営費・海外施設機能拡充費
・観光振興
・外国人行政サービス体制推進費
・関西国際空港ゲートウェイ機能強化促進事業

<政策企画部>
・(財)大阪府人権協会補助金
・人権相談推進事業費補助金

<生活文化部>

【文化・スポーツ振興室 文化課】
・今後の大阪府の文化行政について
・文化振興財団運営費事業費
・文化情報センター、現代美術センター
・上方演芸資料館(ワッハ上方)
・文化芸術活動の支援
・大阪21世紀計画事業推進費(財団法人大阪21世紀協会)

【男女共同参画課】
・男女共同参画施策

【府民活動推進課】
・公立大学法人大阪府立大学運営費交付金

【次世代育成支援室 青少年課】
・青少年育成施策

【私学課】
・私立高等学校等授業料軽減助成
・私立幼稚園経常費補助金
・私立高等学校等経常経費助成
・私立学校退職金財団、教職員共済事業補助金
・私立高等学校等教育振興助成費
・私立専修学校等振興助成


4月24日 (木)   PTとの議論(2)

昨日に引き続き、今日も午後から大阪府庁へ、部局長とPTとの議論を傍聴しました。

今日は、商工労働部、公安委員会、都市整備部でした。
各部が取り上げた事業は下記のとおりです。

小規模事業経営支援事業費補助金は、商工会議所や商工会に補助されていたもので、部としては補助制度のあり方を見直し、人件費補助から事業補助へ転換するなど制度を再構築するので、本年度は経過措置として10%縮減の経過措置をお願いしたいと主張されていました。

地域就労支援事業は、就労に困難な課題を抱える人々の就労自立のために市町村に補助する事業で、大阪府が独自に始めたものです。
担当者の方は、府内自治体のこの事業の現状一覧の資料も示し、効果が上がっている自治体もあることを説明され、更に取り組みを進めるために、制度のあり方を見直すと主張されていました。
福祉の現場からの説明で、心に響きました。
なお、この補助金は、高槻市にも出ているものです。

警察の方も人員削減は認められないと、大阪の刑事犯や街頭犯の件数が全国一である実態、警察現場が危険を伴う、かつ厳しい労働現場であることを訴えておられました。
予定の1時間の終了寸前に、これだけはと、第二枚方署の建替えについても、ぜひ進めていきたいと訴えておられました。
高槻警察署も老朽化が進んでおり、手狭で建替え要望もありますが、このペースでは、実現は遠のいた感がいなめません。

都市整備部では、説明にパワーポイントを使用、まずダム建設、とりわけ安威川ダムの立ち退きされた方への生活再建対策は遅らせることができないと、強く出張されていました。
本体工事は遅らせても、移転した方が使われる付替道路及び残土処分地を整備して移転した方が農業を継続されるための圃場整備はなんとしても急ぎたいというものです。

また、道路等の維持基盤施設の維持管理を遅らせば、後年度の維持管理費が逆に増えることになり、総じて、維持管理費は増大することになり、本年度は縮減を認めるとしても来年度からは元通り認めてほしいと訴えておられました。

今日は、傍聴室に入ると背広姿の方が40名近くこられていました。
どうしたのかと思っていると、最初の商工部が終わるや、いっせいに帰られました。
関係団体の方がこられていたようです。
傍聴者にはない説明資料を持っておられる方もありました。

説明を聞くだけでは、とてもメモができません。
府の事業は初めて聞く事業も多く、こちらの理解がついていきません。
途中から、小沢福子府議にお願いして、説明資料のコピーをいただき、傍聴しました。
おかげで、なんとか説明についていくことができました。
ありがとうございました。

今日は、商工労働部、公安委員会が終わり、1時間休憩がありました。
その間に、なんと知事は知事室からテレビ出演(『ちちんぷいぷい』)されているではありませんか。
続けて説明があるほうが、こちらも助かるのですが、議論よりもテレビ出演が優先されるのかと思ってしまいました。

傍聴席に資料配布が無いのは、腹立たしい限りです。
また、府庁は冷え込みが厳しく、雨の一日、午後から寒い部屋でじっとしていると、体が冷え切ってしまいました。
疲れた一日でした。

<商工部>
・小規模事業経営支援事業費補助金
・地域就労支援事業
・北大阪・彩都ライフサイエンス推進事業

<公安委員会>
・警察官及び警察専門嘱託員定数の削減
・第二枚方警察署(仮称)新設事業の延伸

<都市整備部>
・ダム建設事業(安威川ダム・槇尾川ダム)
・泉佐野丘陵緑地整備事業
・都市基盤施設の整備
・都市基盤施設の維持管理



4月23日 (水)   部局長とPTとの議論

今日から、財政再建プログラム試案について、部局長とプロジェクトチームの議論が始まりました。
昨日、ようやくテレビ傍聴ができることが決まったため、さっそく傍聴に府庁へ出かけました。

第一日目の今日は、住宅まちづくり部、環境農林水産部、総務部でした。
各1時間ですが、各部とも、今日、取り上げる以外の項目も納得しているわけではないとひとこと述べた上で、議論が始まりました。
まず、部長から試案に対する反論があり、それに対して、プロジェクトチームや財政課から質問や再反論があり、また部局長から反論があるという形で進められました。
予算査定の場をじかに見たことがないのですが、こういうふうにして予算査定は進むのでしょう。

3部とも、部長の発言は、市町村との信頼関係でできてきた施策であり、府の役割を考えるなら、とても廃止・縮減は納得できないというものでした。
とりわけ、総務部の市町村振興補助金の半減や市町村施設設備資金貸付金の廃止については、府の果たすべき役割を強調、とても承服しがたいと語気を強められました。

これに対して、プロジェクトチームは、いずれも府と市町村の役割分担を強調、廃止や縮減の事業は府が行なう必要がない事業であると判断されていました。

傍聴していると、いろいろ気づくことがあります。
ついついわが市での府補助金がどれだけ減るのかと思い込みがちですが、試案の影響はそれだけにとどまりません。

たとえば、今日、とりあげられた廃棄物処理対策整備推進事業では、魚あらのリサイクルシステムについて、施設の老朽化に伴う今後のリサイクルのあり方の検討のための調査費の負担金(112万5千円)が全額減額されていました。
魚のあらは強い悪臭を発することから処理困難物で、府内では1ヶ所で広域処理をしていましたが、プロジェクトチームは、これは市町村がすべきことで府が関わるべきでないと判断しているのです。
もし、試案どおりになり、老朽化した施設が使えなくなると、スーパー等で発生する魚のあらについて、市町村それぞれでリサイクル施設をつくることはできず、焼却処分になります。
高槻市で発生している魚のあらがどれだけの量かわかりませんが、それぞれの市の廃棄物施策にも影響を与えることになるのではと、初めて気がつきました。
このように傍聴していると、学ぶことがたくさんあります。
あと、3日間、予定を変更して、議論をしっかり傍聴する予定です。

なお、今日、各部が反論された事業は下記のとおりです。
試案の主要検討事業が中心です。
いずれも試案以外に別の資料を作成して、議論されていました。

<住宅まちづくり部>
府営住宅(建替え、管理等)、密集住宅市街地整備促進補助金、箕面森町

<環境農林部>
廃棄物処理対策整備促進事業、家畜保健衛生所再編整備事業、沿岸漁業構造改善事業、府民の森管理運営費

<総務部>
市町村振興補助金、市町村施設整備資金貸付金


4月22日 (火)   追加の汚染調査報告書

今日は事務所で資料整理の一日でした。

JR高槻駅北東地区開発事業(ユアサ工場跡地開発)の土壌汚染対策について、西武駐車場の詳細調査報告書、及び弁天踏み切りに続く市道の表層調査報告書が、ようやく市に提出され、今日、コピーをさせていただきました。
汚染の状況を把握するため、また、じっくり読みます。
関大の工事は10月着工と言われている以上、浄化作業がいつ、どのように行われるのか気になりますが、浄化計画書はまだ提出されていません。

なお、府の財政再建プログラム試案では、土地区画整理事業も縮減対象になっています。
JR高槻駅北東地区開発事業の土地区画整理事業の府負担分(6億6700万円)もどうなるのか、まだ確定していないとのことです。


4月21日 (月)   うれしいお手紙

通信が届くと、必ず、そのあとにお電話やお手紙、FAX、メールなどで、感想をいただきます。
今回も、いろいろご意見をいただいています。
特に、関大への支援については、納得できないという方がほとんどでした。
激励であれ、批判であれ、こうしてお声をいただくことは、ほんとうに励まされます。
発送後は、しばらくの間、できるだけ事務所にいるようにしています。


4月20日 (日)   老後は大丈夫?

午後2時から、高槻ジェンダー研究ネットワークの公開学習会でした。
「みんなで話そうー介護・福祉 あなたの老後は大丈夫?」と題して、「つどいの家はむろ」の吉原さん、「高槻の高齢社会をよくする会」の中越さんが、それぞれの取り組みや現在の課題等について、話してくださいました。
現場を知っておられるお二人だけに、とても貴重なお話で、時間を延長しての学習会となりました。

ジェンダー研究ネットワークのメンバーも、家族の介護や自分自身の老後の過ごし方を真剣に考える時期になりました。
高槻でどのようにして老後を過ごすのか、そのためには、まず足元の現状を知ることからと、これからしばらくの間、施設見学や学習会を重ねる予定です。
関心のある方がおられましたら、ぜひ、ご連絡ください。
ごいっしょに考えましょう。


4月19日 (土)   レンゲまつり

恒例の三島江の「レンゲ祭り」にお招きいただき、出席させていただきました。
前日からの雨があがったものの、足元が悪く、薄紫の絨毯の中には残念ながら入れませんでした。
しかし、レンゲのおしたしやレンゲゼリーをいただき、体中で春を楽しませていただきました。
今年は26回目とのこと、来年も楽しみにしています。

夕方から、車を出していただき、「わさび通信」を配布してくださっている皆さんにお届けにまわりました。
お届けするときはルートを決めていて、久々に走ると、新しいお店など発見がいろいろあり、助手席で目を凝らして街を見ています。
季節や発見を楽しむひとときです。
皆さんにお届けするのが終わり、これで一区切りです。
あとは私の配布分です。体力が勝負、がんばります。


4月18日 (金)   基本法での府の責務

午後6時半から、ドーンセンター存続を求める公開シンポジウムが開かれ、参加しました。
主催は、好きやねんドーンセンターの会です。

第1部のパネラーは、竹中恵美子さん(前館長)、林郁さん(婦人総合センター推進会議会長)、濱口公子さん(元大阪府職員)です。
ドーンセンターができた経過、目指してきたもの、開館から14年、どのような評価をすればいいのかなどについて話されました。
開館にいたるまでの大阪の女性たちの熱い思いがじんじん伝わってくるシンポジウムでした。

第2部は会場からの発言、次々と手が上がり、PT改革案への怒りや何に取り組めばいいか等の発言が続きました。
最後に宣言を採択して、2時間半にわたるシンポジウムが閉会となりました。

府の財政再建プログラム試案には、個別事業についても、廃止や縮減などの方向性が書かれています。
男女共同参画施策については、ほとんどの事業がなくなることになっています。
これでは、男女共同参画課の廃止にもつながりかねません。
この試案では、男女共同参画社会基本法に定められた自治体の責務を放棄しようとしているようにしか思えません。
また、自ら定めた「おおさか男女共同参画プラン」をも放棄しようとしているように思えます。
自治体が法や条例、計画を無視するというのは、まったく納得がいきません。

男女共同参画社会基本法
(地方公共団体の責務)
第九条 地方公共団体は、基本理念にのっとり、男女共同参画社会の形成の促進に関し、国の施策に準じた施策及びその他のその地方公共団体の区域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する。


4月17日 (木)   市町村の怒り

昨日に引き続き、午後から発送作業でした。
今日も駆けつけていただき、夕方には、発送を終えることができました。
封筒に四種類の紙をセットして封をするのは、なかなかたいへんな作業です。
お忙しい中、また今日は雨の中、おいでくださった皆さん、ほんとうにありがとうございました。
こうして支えてくださる方があればこそと、感謝の気持でいっぱいです。
議会のあと、市政報告会、通信の発送を終え、これで一区切りです。
次は、春の花を楽しみながら、配布に歩きます。

今日は、市町村長と橋下知事の意見交換会が開かれました。
先週金曜日に明らかになったPT改革試案について、厳しい意見が続出、橋下知事は涙ぐんでいました。
しかし、市町村からの厳しい意見は当然です。
あまりの一方的な補助金削減、府の事業削減に、今までの事業は何のためにあったのか、府議会の判断は何だったのかと腹立たしい限りです。

この意見交換会の席に、奥本市長の姿がありませんでした。
予定表を見ると、東京へ行かれていたようです。
でも、市民から見ると、わが市の市長の姿が無いのは、さびしいものです。

今日、「自衛隊イラク派遣は憲法違反」という判決が名古屋高裁でだされました。
形の上では国が勝訴しているため、国は上告できません。
原告住民は差止め等で敗訴しましたが、上告しないことに決定、この判決が確定します。
私たちを勇気付けてくれる、ほんとうにうれしい判決です。
久々に、心が軽ろやかになりました。
原告団、弁護団、そして支援を続けられた皆さんの力で勝ち取れたこの判決、ほんとうにごくろうさまでした。


4月16日 (水)   発送作業

午後から、通信の発送作業を始めました。
久々の作業でしたが、にぎやかな作業となりました。
話題は、もちろん後期高齢医者医療制度をはじめ、高齢者をめぐる医療、介護、福祉施策についてです。
福祉現場や介護現場におられる方、家族を看取った方など、実体験に基づくお話は、とても勉強になります。
今日も、いろいろ貴重なお話を聞かせていただきました。

作業は、まだ残っていますが、あまり無理をせず、半日で切り上げました。
皆さんがおいでくださるので、明日中には、発送のめどがついています。
うれしい限りです。


4月15日 (火)   発送作業の準備

今日は、明日から始める発送作業の準備をしました。
同封する「二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュース」や「第6回二木洋子ナビゲートセミナー」の案内なども印刷ができ、三つ折もなんとか終えました。
封筒に貼るシールも打ち出し、準備完了です。
予定通りの進行で、ほっとしています。


4月14日 (月)   説明会(3)

午後7時から、第3回目の都市計画素案説明会が総合センター14階であり、今日も参加しました。
今日は、背広姿の男性が多く、昨日までとは少し雰囲気が違いました。
住民の皆さんは、前に座られるのですが、今日は後ろから詰まっていて、ひょっとしたら、市民や住民とは違う立場の方がこられているのかと思ってしまいました。

いつものように説明が30分あったあと、質問の時間になりました。
今日も、交通問題についての質問、意見が多数出されていました。

質問に対する、市の答え方に対して、市民の方からとても厳しい意見が出されました。
今日の場は何のためにあるのか、意見を聞くのではなく、説得する場なのかという疑問です。
形だけ聞いたということにするのではという疑念を、私自身も持たざるを得ませんでした。
これでは、不信感を増幅させるだけです。
パブリック・コメントでも、意見が出されて修正されてこそ、初めて意義があります。
素案に対して、今回3回の説明会の場で出された意見がどれだけ反映されるのか、また、周辺自治会でも出されるであろう意見が反映されるのか、市民は、注視しています。

終わったのは8時50分でした。

3日間、続けて参加し、周辺住民の皆さんだけでなく、市民の皆さんが素案の道路計画について、大きな関心をもち、これでは解決にならないと危惧されていることがとてもよくわかりました。
また、周辺住民の皆さんがいかにたいへんな負担を背負わざるを得ないかも、じかに聞かせていただき、あらためて、この開発事業、工事計画の配慮の無さに憤りを感じます。
なお、説明会なのか、意見を聞くのがメインの公聴会なのか、位置づけがあいまいなことも納得がいきませんでした。

今日、「わさび通信」の校正も終わりました。
今週中になんとか通信の発送を終え、いよいよ配布を始める予定です。
がんばります。


4月13日 (日)   都市計画素案説明会(2)

昨日に引き続き、午前10時から都市計画素案説明会が交流センター14階で開かれ、参加しました。
参加者は約30名でした。
昨日と同じように説明が30分あり、10時30分から質問の時間になりました。

今日は、次から次へと質問と意見が続きましたが、やはり、道路問題、交通体系について多く出されていました。
素案の道路計画で、交通渋滞が解消されるのではなく、逆に渋滞を増やすのではという危惧を、多くの方がお持ちであることがとてもよくわかりました。
また、汚染土壌搬出だけでなく、事業期間中、大型ダンプが通る周辺自治会の方々からは、ほんとうに切実な声が出されていました。
関大の開校にあわせて、突貫工事が計画されており、周辺住民の生活への配慮をどれだけなされた計画なのか、納得できない工事計画です。
終わったのは12時過ぎでしたが、説明を聞いて、納得されたとは、とても思えませんでした。

夜、ようやく「わさび通信」の原稿を仕上げて、印刷屋さんに送信しました。
ほっとしています。


4月12日 (土)   都市計画素案説明会(1)

JR高槻駅北東地区都市開発事業に関する都市計画の変更(素案)についての説明会が、今日から3日間続けて行われます。
今日は第1回目、午後2時から、総合センター14階の会議室で開かれ、参加しました。
参加者は約100名でした。

梅本都市政策室長のあいさつのあと、越山主幹、岡本副主幹から、「当地区の位置づけ」「事業の概要」「都市計画素案」「今後のスケジュール」について、パワーポイントを使って、30分にわたり説明がありました。

配布資料は、6ページ(A4)で、最初に説明のあった、当地区の位置づけについては、書かれていませんでした。
都市再生特別措置法に関する説明です。

説明の後、質問、意見では、道路整備、交通問題に関するものが多く出されていました。
また、ビル風についてや市の財政負担についても質問や意見がありました。
もっともっと意見が出てもいいのでがと思いましたが、3時15分に終了しました。
市民の皆さんも戸惑っておられたのではないでしょうか。


4月11日 (金)   5月、6月議会日程

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。
5月、6月の臨時会の日程が決まりました。

5月臨時会は、役員選挙の議会で、議長や副議長、所属委員会などを決めます。
5月21日(水)から23日(金)までの3日間です。
また、6月議会は6月4日(水)が告示日で、議案書をいただき、11日(水)から本会議が始まり、27日(金)まで続きます。

議会運営委員会終了後、小西議員、北岡議員と私の無所属議員3名で、肢体不自由児者父母の会の方々から、学校のバリアフリー化について、お話を伺いました。
特にエレベーター設置についての切実な思いを聞かせていただき、胸が熱くなりました。
少し時間をいただいて、私も調査をしなければなりません。

大阪府の改革プロジェクトチームがつくった財政再建プログラム試案が今日、発表されました。
どんな内容か、インターネットでアクセスしようとしても、混んでいて、アクセスできませんでした。
夕方になり、ようやく、部分的にアクセスでき、ダウンロードしてみましたが、あまりの事態に言葉をなくしています。
高槻市への影響もとても気になります。

夜は、ドーンセンターで開かれた、公共政策のあり方についての学習会に参加しました。
講師は、中川幾郎さん(帝塚山大学大学院法政策研究科)、主催は「好きやねんドーンセンターの会」です。
公共政策とは何かに始まり、行政改革の視点、人権行政の3原則、ガバメントかガバナンスか、大阪府の赤字要因はどこにあるのか、NPM(New Public Management)論理を問い直す、参画と協働について、条例と計画を点検する、政治と行政・市民と、多岐にわたる内容でした。
私自身、疑問に思っていたことがとても整理でき、今日明らかになった府のPT改革試案にどう向き合えばいいのか、ひとつの足がかりをいただきました。
次々と、このような学ぶ場を設けてくださる好きやねんの会の皆さんには感謝!です。

終わったあと、友人たちと久々に梅田で遅い夕食を食べました。
会議が終わればいつも一目散に帰宅するのですが、今夜はちょっと一服でした。


4月10日 (木)   9条世界会議・関西

5月3日は憲法記念日ですが、今年は、9条を生かし世界に伝えようと、9条世界会議が開催されます。
東京では、5月4日、5日と2日間、幕張メッセで海外からのゲストも迎え、多彩な催しが行われます。

関西では、5月6日(火・祝)に舞州アリーナ(大阪市)で、9条世界会議・関西が開かれます。
非戦の誓いを心に刻む日です。
午前10時から午後4時半まで、元気の出る催しが続きます。
ぜひ、ご参加ください。
二木事務所でも参加協力券(1000円)を扱っています。
また、賛同人、賛同金も募集していますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

この間、多くの催しへの協力依頼をいただいています。
少しずつ、ご紹介させていただきます。

今日は朝から雨が激しく降ったり止んだりでした。
事務所でデスクワークの一日でしたが、電気がついていると寄ってくださる方もあり、なかなか多忙な一日でした。
でも、おかでさまで、予定通り、仕事が進み、ほっとしています。


4月9日 (水)   地方分権推進委員会

午前10時から地方分権推進委員会が開かれ、傍聴しました。
案件は2つ、広域行政推進に係る諸課題についてと地域再生及び構造改革特区への取組についてでした。

広域行政推進については2つの報告がありました。
一つは本年2月に大阪府が策定した「自主的な市町村の合併の推進に関する構想」についてです。
合併新法の期限は2010年です。
道州制実施も視野に入れ、住民の身近なところで自己決定できる一定の人口規模、財政規模を有する基礎自治体が必要とし、行政効率も低く、また財政対応力が比較的乏しい小規模市町村に重きを置いて、今回は、河内長野市と千早赤阪村の合併が提案されていました。

もうひとつは、本年3月に策定された「大阪府消防広域化推進計画」です。
政令市の大阪市と堺市をのぞき、府内を4つのブロックにわけて消防力の充実強化と行財政基盤の強化をはかっていこうというものです。
委員の質問に対して、この広域化については、市独自で積み上げてきた市民サービスが低下するデメリットも懸念され、慎重に対応していく課題だと認識しているとの考えが示されていました。
高槻の入るのは北部ブロックで、北摂7市3町で構成されています。
道州制になった場合、大阪府がなくなるとともに、北摂7市3町はひとつの自治体になるのではといわれていますが、その準備かと思ってしまいました。
問題になっている後期高齢者医療制度もですが、広域化をした施策で、住民サービスが向上したという例はあまりきいたことがありません。
ほんとうに慎重に考えていくべきです。

地域再生及び構造改革特区への取組については、原で取り組まれている高槻・とかいなか創生特区の報告がありました。
委員会では、その後、現地視察に行かれました。

午後からは事務所で議会リポートづくり、おかげさまで、なんとか、原稿を書き上げることができました。
ただし、一般質問のごとく、漢字ばかりの原稿です。
カットを入れたりして、読みやすくなるよう、もうしばらく推敲します。


4月8日 (火)   教育委員会傍聴

午前10時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。
案件は6件、うち4件は人事異動や審議会委員の委嘱など、人事案件でした。

質問が多くでたのが、小中学校の管理運営に関する規則改正についてでした。
学校と言えば、校長、教頭、教諭がおられますが、大阪府では、首席と言う役職をおき、規則では「首席は、校長の命を受け、一定の校務について、教職員を指導・総括する」と書かれていました。
ところが、教育基本法がかわり、学校教育法も変えられ、主幹教諭を置くことができるようになり、この主幹教諭には、地方交付税措置がされることになりました。
そこで、規則を改正し、首席は主幹教諭をもって充てるとして、今まで府の単費でしたが、あらたに国庫負担で首席を確保しようというのです。
この首席についての質問が多々でていました。
確かに、学校現場には新たな仕事が増えていて、教頭を補佐する先生も必要なのかもしれませんが、心の通った教育をするための首席になっているのかどうか、やりとりを聞いていて、現場をもっと知らなければと思いました。
首席は、本年度は、小学校6校に、中学校12校におられるとのことです。

夜は、ふぇみん婦人民主クラブ大阪府協の運営委員会でした。
ふぇみん事務所近くの天神橋筋商店街には、昔風のお菓子を売っているお店があります。
今日も、懐かしいお菓子を買い、つかのまですが、童心に返りました。


4月7日 (月)   議会リポート原稿

今日は朝から雨、一日、事務所で、議会リポートの原稿書きでした。
質問事項のどれをどこに書くのか、悩みながら、書いています。
いきいき日誌や報酬公開などは、先に出来上がるのですが、肝心の原稿が、一番時間がかかります。
もうしばらく、がんばります。


4月6日 (日)   議会リポート作成中

今日はたまっていた原稿を2本なんとか仕上げました。
そして、議会リポートの作成にようやく入ることができました。

のどかないいお天気で、お花見にでかけたい気分ですが、そうもいきません。
庭の草引きで我慢しました。


4月5日 (土)   原稿書き

朝からお天気に恵まれ、絶好の洗濯デー、大洗濯をしました。
そして、気持ちもさわやか、家事に精を出しました。

夜になって、ようやく集中してパソコンに向かうことができました。
ためている原稿書きもようやく始めることができました。
今日は家事を片付け、明日は原稿書きです。


4月4日 (金)   特定健診

午後は住民自治をすすめる会、夜は高槻ジェンダー研究ネットワークと、会合が続きました。
それぞれ、世話人の皆さんと久々にお会いし、情報交換、また今年度の取組み等について相談をしました。

毎年、欠かさずかかりつけの病院で市民健診を受けている友人がいます。
4月になり、さっそく、例年のように健診を受けに行ったところ、制度が変わっていて、5月からしかできないと言われたとのこと。
また、市の国民健康保険加入者ではないため、例年と同じようにしようとすると、1万円以上かかると言われたそうです。
後期高齢者医療制度について、マスコミが問題だととりあげていますが、このメタボに特化した特定健診制度についても、これからさまざまな問題が明らかになることでしょう。

なお、次回のわさびセミナーでは、この医療制度改悪について取り上げる予定です。
詳しく決まり次第、ご案内をさせていただきます。


4月3日 (木)   資料整理

事務所で資料整理の一日でした。
紙と格闘し続けましたが、3月議会の疲れが少し出てきたようです。
無理をせず、ほどほどのペースで過ごしました。


4月2日 (水)   ユニバーサルデザイン

新しい年度が始まり、市のホームページが昨日からリニュアルされました。
しかし、今まで見ていたページがどこにあるのかすぐに見つけられず、とまどっています。
何よりも、何を大切にして今回リニュアルされたのか、そのコンセプトが、今ひとつ私にはみえないでいます。

リニュアルされたばかりで、これからまだ変わるのかもしれませんが、どうしても検討していただきたいことがあります。
それは、「情報のユニバーサルデザイン」という視点です。

私のパソコンでは、インターネットに接続すると、画面の左に「お気に入り」が並ぶようにしています。
そうすると、新しいトップページは右側が切れてしまうのです。
「今週のカレンダー」も「お楽しみコンテンツ」も、私のパソコンでは半分くらいしかでてこないのです。
さまざまなパソコン環境があります。
マウスを使いにくい人もいます。
画面が小さくても、いちいちマウスを横にスクロールしなくてもいいように設定できないのでしょうか。
大阪府大阪市などのHPでも、パソコン画面に大小にかかわらず、画面の横幅に合うようにつくられています。

ユニバーサルデザインの視点からは、まだ気になる点もありますが、もうひとつ、検討していただきたい点があります。
アクセス数の一番多い、市バスの時刻表や図書館にアクセスするのも、トップのページを下にスクロールしないと出てきません。
このようなアクセス数の多いものは、スクロールしなくてもいいようにできないものでしょうか。

仕事がら、各地の自治体のHPによくアクセスしますが、HPはその市の顔です。
まちづくりで何を重要視しているのか、何を発信しようとしているのか、トップページの各項目の並べ方、配置などで、とてもよくわかります。
発信したい項目は、上に、あるいは視線が最初にいく左側など、目立つところにあります。
その点からも、市議会が、一番下に置かれているのは、なんともつらいものです。

市役所近辺の桜も満開になりました。
カラフルな春の花に出会うと、自転車のスピードを落として、春と向かい合っています。
外に出かけるのが、楽しみな季節になりました。


4月1日 (火)   政務調査費

高槻市議会でも、この4月から新しく政務調査費に関する条例が施行されます。
政務調査費は月額7万円で変わりませんが、会派支給から原則議員個人支給に変わります。
ただし、会派としての政務調査も認められ、議員個人が会派に毎月いくら出すかは、HP上でも公表されます。
また、領収書も公開され、各議員がどのような政務調査をしたのか、内容も明らかになります。

私は、1991年4月に議員になってから1992年12月までは政務調査費(当時は市政調査費)をいただいていました。
しかし、当時は要綱に基づいて支給されていました。
市民の方から、市議会に対し領収書や帳簿の公開を求められ、かつ地方自治法を読めば、このような条例に基づかない制度は違法だと指摘を受けました。
領収書等はすべて公開しましたが、違法ということに始めて気がつき、以後、受け取ってきませんでした。
その後、地方自治法が改正され、条例を制定すれば、政務調査費は支給できることになりました。
全国各地で、政務調査費の法的根拠や使途をめぐる裁判が起こされ、法改正がなされたのでした。

法改正を受け、各自治体で政務調査費に関する条例制定がありました。
その際、いかに透明性を確保するかが大きな課題でした。
しかし、高槻市議会では、2001年3月の条例制定時、領収書が公開される制度にはならず、私は、この条例制定に反対しました。
そして、不透明な政務調査費は受け取れないと、受けとってきませんでした。

今回の条例改正で、政務調査費は議員個人支給になり、かつ領収書公開も担保され、透明性が図られました。
議員個人の説明責任が問われるようになりました。
そこで、今まで、政務調査費無しで議員活動をしてきましたが、この4月からは、私も思い切って政務調査費をいただくことにしました。
政務調査費の使途区分や基準については、各地の裁判での判例をもとに、高槻市議会では細かく基準がつくられましたが、私の納得のいかない基準もあります。
政務調査費はいただきますが、私なりの基準でのぞみたく思っています。
そして、政務調査費を使わせていただいた場合、税金を使わせていただいてどのような政務調査を行ったのか、HP上で公表させていただきます。

今日、政務調査費用の口座をつくり、事務局に届けました。
政務調査費をいただくことについては、手続きもいろいろあり、書類もつくらなければならず、手間がかかります。
それは、税金を使わせていただくのですから、当たり前のことです。
「税の無駄遣いを糾す」のが議員の仕事です。
自ら率先垂範するべく、厳しい物差しで使わせていただきます。
そして、皆さんに納得していただける政務調査を行っていきたく思っています。
 

■ご意見・ご要望はこちらから
wasabi@osk3.3web.ne.jp

       
         

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