1999年9月27日〜10月10日
1999年10月3日(日)
日曜日のくつろぎのひとときに、こんなサイトはいかがでしょう。
「アトリエどどど」(http://www.poporo.ne.jp/~dddo/)
「WorkPadで2値画像を描き、Painter@Macで色を付ける」−−そんなPalmな画像を日々公開。ニフティのFPalm(MES 5 09747)に、自己紹介メッセージを書いておられます。
……「アトリエどどど」を訪ねたら、トップページからたどって、過去の表紙画像も拝見することにいたしましょう。TealPaint のパステルっぽい線や、Diddleで描いた優しいタッチ、なごみます。
* *
●♪♪♪● チャイコフスキー 「クルミ割り人形」より「おもちゃの兵隊」 |
1999年10月2日(土)
時間の流れが世間の数倍緩やかかと思われる大学も、遂に、新学期(2学期、欧米流に言えば「冬学期」)を迎えました。私学は、教育機関とはいえ企業です。半年ぶりに訪れた非常勤先の短大の事務室は、昨年よりも目に見えて机の数が減っています。リストラ……。でも、学生から、「まだ20代で通用するよ」などと言われて、社交辞令と知りつつ、個人的には、まんざらでもない気分の今日このごろではあります。
* *
●♪♪♪● モーツァルト 「トルコ行進曲」Part 1 |
●♪♪♪● モーツァルト 「トルコ行進曲」Part 2 |
●♪♪♪● シューベルト 「鱒」 |
{お知らせ}……「音日記」の新レイアウト(10/5 or 10/6に移行予定)のテストページも更新しました。
1999年10月1日(金)
先日、何気なくテレビを点けていると、芸人さんがオペラ歌手のパヴァロッティのものまねをやっていました。バックに正装の合唱を従えて、「フニクリッ、フニクラ〜!」……パバロッティの容姿は、確かに独特ですし、声は、ちょっと人間業と思われないほどパワフルなので、ものまねは効果満点。オペラ歌手も、まねされるほどメジャーになったのかなと感心しました。「三大テノール」のおかげ? それとも、CMか何かで露出しているのを私が知らないだけなのでしょうか。
●♪♪♪● 「フニクリ、フニクラ」 |
{お知らせ}
Haut-MeDoc で音楽データをきれいに表示できるようにするために、「音日記」のレイアウトを若干、変更しようと考えています。そのために、テストページを作ってみました。同じページに、PiloWebのための切り出し設定も、同テストページからリンクでたどれるようにしています。10/5,6頃から、トップページをこのレイアウトに変えようと思っています。ご意見、ご提案、よいアイデアをお持ちの方は(特にMachintoshの巡回ソフトでの不具合など)、まことにお手数ですが、tsiraisi@osk3.3web.ne.jp までご教示いただければ幸いです。
* *
●♪♪♪● ヴィヴァルディ 「四季」より「春」 |
(……TSMの発売は、間もなく、かな?)
1999年9月30日(木)
自宅から自転車で20分くらいのところに、「ルヴィーヴル」というオルゴールサロンがあります。昨日は、こちらにおじゃまして、ご主人の実に立派な解説で、ご自慢のコレクションの一端を拝見させていただきました。標記のドメインに、このお店のサイトがありますから、興味のある方はご覧ください。(でも、http://www.musicbox.co.jp/ とは、最近話題の「http://www.palmware.co.jp/」にも負けない堂々としたドメイン名。お店のご主人は、このドメイン名に負けない自信に満ちあふれたジェントルマンでした。)
そういえば、高原のリゾート地や、有名な湖のほとりの観光地を訪れると、最近は、必ずといっていいほど、オルゴールハウスがあるような気がします。山や湖のある避暑地といえばスイス、スイスといえば精密機械、精密機械といえばオルゴール、という連想なのでしょうか。でも、ガイドツアーやミニコンサートも企画して(だって音を聴けなければオルゴールではないですよね)、「音楽館」として本格的にやっていくのは、かなり大変なのだろうなと、昨日は、改めて、そんなことを考えました。
純粋なミュージアムではなくて、スイス製のオルゴールの販売と、レクチャーコンサートと、スイス料理のレストランを、上手にバランスを取りながら平行してやっておられたので、なおさらそう思ったのかもしれません。19世紀の技術の粋を集めた精密機械であって(ゼンマイとか、曲を記録するドラムの1/100ミリ単位の細工とか)、注文生産の高価な調度でもあって、音の磨き方や音楽のレパートリーで芸術の世界ともふれあっていて、オルゴールは、ヨーロッパ19世紀市民(ブルジョワ)社会を凝縮したようなのかもしれないものですね。
いただいた製品カタログには、このお店のオルゴールに入れることのできるレパートリーが載っていました。リストアップすると、こんな感じになります。まさに、クラシックの定番メロディばかり。……でも、改めてチェックしてみると、まだ「音日記」では取り上げていない曲がかなりありました。デジタルオルゴールを目指しているわけではないですが、せっかくですから、暇を見て、ひとつずつ空白を埋めていくことにしようかな、と思っています。そしてその第一段は、バレエ音楽の定番、この曲を。
* *
●♪♪♪● チャイコフスキー 「白鳥の湖」より「情景」 |
●♪♪♪● チャイコフスキー 「白鳥の湖」より「白鳥の踊り」 |
1999年9月29日(水)
こういうことにすぐに反応してしまうのは安直かとも思いますが、昨日くらいから、ロッテのお菓子のCMに、とてもふわふわしたアレンジで、マーラーが鳴っているようです。アナログ楽器の音でもなく、デジタルな音でもなくて、デジタル音源でアナログを真似たときの独特の音を使っているみたいです。
●♪♪♪● マーラー 交響曲第1番第2楽章 |
……ところで、先日、書いた「音日記」の PiloWeb での切り出しですが、また少し進展がありました。すなわち、
[J-DOC Readerへの対応]
SmartDoc、QED に続いて、「音日記」の中の曲データを、J-DOC Reader に対応しました。本日更新分から、「Topic移動」で、曲データが画面先頭始まりになる(はず)です。これで「画面をコピー」→MelodyEditorに貼り付けが、ちょっとだけ、楽になると思うのですが、いかがでしょうか。
なお、J-DOC や (Haut-)MeDoc で、「画面をコピー」機能を使って、「音日記」のデータを取り込むアイデアは、Life With Palm Pilot の Michiroさん から教えていただきました。さすが、PiloWeb切り出しの達人! ありがとうございました。早速、このアイデアを取り入れ、こちらの解説も一部改訂しました。(Haut-MeDocで音楽データを切り出しやすくする方法も、追って考えてみたいと思います。)
それにしても、私のこんなページも、PiloWebで切り出すと、すばらしい整形処理のおかげで、とってもすっきりして見えます。読んですぐメロディを鳴らすという夢の環境に、少しだけ近づいた気がします。(ただし、時々、匿名の「闇ナベ」データを載せることがありますので、職場での再生は「自己責任」で!?)
●♪♪♪● |
1999年9月28日(火)
[追記 P.M.15:00
PiloWeb切り出し情報に、最新の一回分用の設定を追加しました。yashimacさん、WorP@holic でのご紹介と的確なアドヴァイス、ありがとうございます。]
今日は、ちょっとした必要があって、Palm上でDOC書類を編集できるソフトというのを使ってみました。SmartDoc が多機能で有名ですが、私は、メモリに余裕がなかったので、QED の方。PiloWeb や PiloDoc で簡単インストールした文書を、ワープロみたいに手軽に編集できて、思っていた以上に快適でした。
そして、せっかく QED を入れたので、この「音日記」を開いて、音楽データ部分だけコピー、MelodyEditorに張り付け、ということをやってみました。見事成功! このやり方だと、メモ帳経由でデータをインポートするよりも、多少スムーズな気がします。母艦上の操作が不要になりますし。(もしかすると、PalmscapeやWebAroundでも同様のことができるのでしょうか。今度、試してみよう。)
以前から、このサイトの音楽データを鳴らす手順が煩雑だとのご意見をいただいており、気に掛かっていました。もしDOCアプリをお持ちの方は、この方法お試しください。詳しい手順は、こちらにまとめています。
また、この機会に、「音日記」の部分を PiloWeb で切り出す設定を公開します。
サイトの名称 |
palm - music |
サイトのURL |
http://www3.osk.3web.ne.jp/~tsiraisi/palm/ |
切り出し最初の文字列 |
<!---begin diary---> |
切り出し最後の文字列(最新の1回分) |
<hr width="40%"> |
切り出し最後の文字列(今週分すべて) |
<!---end diary---> |
実は、このサイト立ち上げ直後から、この設定での切り出しができるようにしてあったのですが、お知らせするタイミングを逃しておりました。この設定で、最新の1一回分もしくは今週分の「音日記」だけを取り出すことができるはずです。PiloWeb をお使いのかたは、是非、お試しください。(……何でもあけすけに書けばいいというものではない、慎みを忘れてはいけない−−とは思うのですが、今日も、自分のサイトの宣伝のようになってしまいました。……反省。)
●♪♪♪● |
……サイト更新に夢中になっている内に、TVから勇ましいメロディが聞こえてきました。こんな時間(AM3:30)にプロレス中継を流しているのですね。知りませんでした。
1999年9月27日(月)
先週末、25日(土)に京都で少し変わった演奏会を聴きました。ベートーヴェンの交響曲を古楽器の弦楽五重奏で弾くというものです。演奏は、エンシェント・コンソート・プラハ(ECP)という達者な五人組。録音技術のなかった19世紀に、交響曲を家庭で簡便に演奏できるようにと、C. F. エバースという人が作った簡易編曲版を、ECPのリーダーの人が図書館の片隅から発掘して演奏しているマニアックな企画です。
J.S.バッハ バディネリ(管弦楽組曲第2番より)……当日のアンコール曲
●♪♪♪● |
私は、結構楽しんめたのですが、ロビーでは、予想通り、ネガティヴな感想も耳にしました。曰く、弦楽器だけで聴くと退屈……。交響曲は、いわば、いろんな楽器があつまった「フルカラーの音楽」。一方、弦楽器アンサンブルは、単一の音色の「モノクロ音楽」。一度、フルカラーを知ってしまうと、モノクロでは耐えられないという意見です。
……音楽の話にこれ以上深入りしても何ですが、「カラーvsモノクロ」問題は、PDAの液晶だけでなく、音楽の世界にも存在するんですね。そしてPalm/ワークパッドは、液晶だけでなく、内蔵スピーカの音も「モノクロ」。音色・波形を変えるのは難しい(無理?)ようです。でも私自身は、−−変わった趣味かもしれないですが−−、そこが面白いと思っています。音そのものは貧弱でも、使い方次第で、いろんなことができそうな気がするので。
えー、このサイトのアクセスも、延べ5000を越えました。おつきあいいただき、皆様、どうもありがとうございます。まだまだこれからです。このところ、音楽系ソフトのことを私なりに調べることに力を入れてきましたが(=このページ一番上の [ソフト……カタログ] 以下のページ)、もう少しで一段落しそうです。そうしたら、また新しいこと始めるつもりでいます。懸案のMIDIも勉強したいです。これからもよろしくお願いします。
「本日回転」(ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第4楽章)……本日のアンコール(オマケ)
●♪♪♪● |
これ以前の音日記
1999年09月20日〜09月25日
1999年09月13日〜09月19日
1999年09月06日〜09月12日
1999年08月30日〜09月04日
1999年08月23日〜08月29日
1999年08月16日〜08月21日
1999年08月06日〜08月14日
1999年07月30日〜08月05日
1999年07月23日〜07月29日
音楽の著作権についての暫定メモ
e-mail to:tsiraisi@osk3.3web.ne.jp