1999年9月6日〜12日
1999年9月12日(日)
ラヴェル「道化師の朝の歌」
[Melody0]Alborada t140 |
「宴の後の朝帰り」というと、この曲が思い浮かびます。本当は、「道化師の朝帰りの歌」ではなく、「恋人たちに暁が近いことを告げる歌」なのだそうですが……。
9/11の、日本のPalm/ワークパッドユーザーの宴「パクスポ'99」は、どうだったのでしょう。会場の幕張メッセは、とにかく暑い、と伝えられていましたが、11日の熱気に満ちていたに違いない祭りの模様は、おそらく間もなく、多くのサイトで伝えられることでしょう。
ファリャ「火祭りの踊り」
[Melody0]Feu t140 |
1999年9月11日(土)
一昨日の MusicBoxに続いて、PocketSynthというソフトのことを調べ直してみました。(はたして、パクスポ'99当日の今日、ここに何か書いても読んでもらえるのかよくわかりませんが……、)
作者 Eric Hauh Cheng 氏のサイト(http://www.echeng.com/)は、トップページにCheng氏の顔写真があったりして、アーチストのサイトの雰囲気が出ています。「Shareware」→「PochetSynth」と進むと、ソフトの紹介の他に、「Song Archive」へのリンクや「News」コーナーがあります。
「MacUser Japanese Edition, August 1997, p.183, "PilotWare", also on included CD-ROM」
こんな記述もありました。1997年8月ということは、かなり早い時期に、日本の「Mac User」で PocketSynth が紹介されたのですね。PalmPilot(当時)特集だったのでしょうか? 自分の知らないところに、こういう歴史があったのですね。たった2年前なのに、すごく昔の話のように錯覚します。単に、私が新参者ということではあるのですが……。
また、マニュアルを読み直して、発見がひとつ!
PocketSynthには、テンポ測定機能が付いていたのですね! 「Up」ボタンを一定の速度で叩くと、リズムマシンのようにテンポを測定してくれるそうです。知りませんでした。この機能は、なかなか便利です。やはり、マニュアルは、ちゃんと読まなければいけません。反省です。(ちなみに、このテンポ測定用ソフトとしては、BPM2Delayというのもあります。)
1999年9月10日(金)
昨夜は、関西の古都K市の交響楽団の定期演奏会を聞いてきました。同楽団は、最近、楽員さんの不祥事を一般紙にスクープされてしまい、多少ごたごたしていますが、マックス・レーガーというドイツの作曲家の「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」というとても渋い小品を聴き、それなりに満足して戻ってきました。
モーツァルト ピアノソナタKV.331(「トルコ行進曲風」)第1楽章
[Melody0]00Turkisch t100 |
本当は別のことを書こうと思っていたのですが、それやこれやで調べる時間がなくなったので、今日はこれで……。(明日は「パクスポ'99」当日ですが、欠席組の私は何をすべきか?)
1999年9月9日(木)
これまでに公開されている音楽系ソフトウェアについて、少しずつ、ちゃんと調べておこうという気持ちになっています
手始めに、今日は、MusicBoxについて、調べてみました。ご存じの方も多いかと思いますが、BASICインタープリタ cbacPad(http://www.nicholson.com/rhn/palmpilot.html)上で動くプログラムです。ilovemacさんの「WorkPadはじめて物語」の第75話にも、ちょっとだけ紹介があります。
作者のサイトには、曲データ集も公開されています(http://home1.pacific.net.sg/~kokmun/index.html)。オーストラリアの賛美歌集というのもありますが、他の選曲は、なんとなくアメリカの曲が多いような気がします。「...net.sg」というのは、どこのサイトなのでしょう。シンガポールでしょうか?
スーザ「星条旗よ永遠なれ」
[Melody0]00Star Stripe t120 D#4 D#4 C#8 C8 C4 B_8 C8 C2. B_8 C8 C4 B_8 C8 D#4 C8. D#16 C#2 A#_4 *8 A#_8 A#_4 A_8 A#_8 A#_4 A_8 A#_8 C#2. C8 A#_8 C8 D#4. F4. F8 A#_2. D#4 D#4 C#8 C8 C4 B_8 C8 C2. B_8 C8 C4 B_8 C8 C#8 C8 A#_8. G_16 A#_2 G#_4 *8 G#_8 G#_4 G_8 G#_8 B_4 A#_8 G#_8 G#2 G#8 G#_8 A#_8 C8 D#8 G#_8 A#_8 C8 D#8 D#_8 F_8 C8 A#_2 G#_8 *8 G#8 *8 |
1999年9月8日(水)
昨日は日帰りで東京。中央線にたくさん乗りました。
[Melody0]JR1 t170 |
[Melody0]JR2 t160 |
[Melody0]JR3 t120 |
そして秋葉原。「サトームセン」の前に用もないのに立ち止まって、5回くらい広告放送を聞いていたのですが、「♪確かめてっ,見つけっよっおっ〜♪」は、なかなか音に写し難い歌−−せりふ?−−でありました。(若干、歌詞が違っていたような気がするのですが、私が聞いたのは別の曲だったのかも。)
秋葉原では、イケショップ・モバイルプラザに入り、PalmIII/WorkPad30JのクレードルにゲタをはかせてPalmV/WorkPadc3をつなぐThe Bridgeというものを買いました。今は、この小さな部品をSH-Keysに装着しています。(少し前のPilot-MLの山田達司さんの投稿−−The Bridge使用レポート−−を参考にしました。)これでSH-KeysをどうにかWorkPadc3で使えるようになって、とても嬉しいです。
1999年9月7日(火)
急に、まったく急に、今日は東京へ行くことになりました。時間があれば、「PalmVの飼育記録」(http://www1.odn.ne.jp/palmbreeding/)で度々話題になる「♪確かめてっ,見つけっよっおっ〜♪」を拝聴できるかもしれません。
1999年9月6日(月)
とても質の高いオペラ公演を日本で観ると、いつも、とても複雑な気持ちになります。どんなにすばらしい公演も、貸しホールに一晩で舞台を設営して、本番が終われば、その日のうちに撤収して廃棄処分……。だからこそ燃焼するともいえますが、そのためのエネルギーの消耗は、非常に大きい。
昨夜のNHK教育テレビには、ヨーロッパの劇場で仕事をしている指揮者が2人、N響の演奏会に出演していました。月並みな言い方ですが、地に足のついた仕事をしていることが、歴然とわかる人たちでした。
R. シュトラウス 楽劇「バラの騎士」より
[Melody0]Rosen1 t130 |
でも、実は日本にも、常設の劇場をもって、新作と定番レパートリーを上手に織り交ぜて興行を続ける音楽劇団がありますよね。東京の劇場がどこにあるのかはよく知らないのですが、関西では、阪急宝塚線の終着駅に、改装成った立派な劇場が立っています。歌手もオーケストラもスタッフも、すべて自前で養成、雇用しているのは、すごいことだと思います。まだ、観に行ったことはないのですけれど……。
[Melody0]Violet t130 |
日本のPalm/ワークパッドユーザのお祭りも、「パクスポ'99」1回でおしまいではなくて、−−もちろん、お祭りとして完全燃焼して大成功を収めていただきたいのはもちろんですが−−、息の長い活動になったらいいですね。運営に奔走しておられる皆さんが聞いたら、1回だけでも大変なのに、何を悠長なことを言うのかと怒られてしまうかもしれないですが……。
これ以前の音日記
1999年08月30日〜09月04日
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音楽の著作権についての暫定メモ
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