Palm&Music
User Group We Love PalmDevice & Music♪ 「ひとこと」:2001年10月の分 |
2001年10月31日(水)■ ittyMIDI Player v1.0PalmGear.comで、新しいパーム用MIDIプレイヤーが公開されています。 ittyMIDI Player ver.1.0 標準MIDIファイルformat0/1に対応しています(Windows用のコンバータが付属)。 ……といっても、内蔵スピーカーを使うのではなくて、シリアル経由で、外部MIDI機器をつないで使うタイプ。(MusicBoxなどと同じやり方ですね。ここに書いているような形になります。) 対応しているのは、シリアル端子をもつ機種のみ。USBネイティヴのクリエ、Visor、m50xでは利用できません。(マニュアルによると、VisorでMIDI機器を利用できるようにする専用ケーブルを準備中のようです。) 簡単なプログラム機能(ループ再生と全曲連続再生)、ボリュームやピッチの変更、テンポの調整、チャンネル・楽器設定の変更などの機能もあるので、イベントのBGMやカラオケに使えるかもしれません。コンバータも使いやすそうな印象です。 未登録状態では、MIDIファイルを15秒ずつしか再生できないので、まだ詳しいことは確認できていませんが、なかなか、意欲的なソフトのようです。 $30.00のシェアウェアです。
Reported by 白石 2001年10月29日(月)Palmwareコーナーの「CLIE専用」のところに、Twinkler ver.1.0の紹介を追加しました(直リンクはこちら)。 山岡さんの作品は、第2回「クリエ」プログラムコンテストでビジュアルエフェクト賞を受賞したDisp Art ver.1.0など、どれもグラフィックの効果が素晴らしいですよ。 Disp ArtにもAudio Playerと連動するパターンが入っています。また、他の映像オンリーの作品も、動きのリズムが見事。 Disp Artの場合、画面をスタイラスでタップすると、それに映像が反応するのですが、そのタイミングが絶妙で、少し前に「ぱーむ盆地」でちんさんが評されたように、本当に「音楽的」だと感じました。 Reported by 白石 2001年10月23日(火)■クリエ PEG-T415のサウンド機能はケータイ並み?正式発表されたクリエ(US)の新機種 PEG-T415 には、どうやらMIDI音源が搭載されているようですね。 リリースノートによると、
さらに、クリエ・サイト(US)には、本体の写真が出ていますが……、 スピーカーがどこにあるのか、サイズはどれくらいなのか、外からはよくわかりません。あと、ヘッドフォン出力端子はなさそうです。(ゲーム好きの人にとっては少々残念なところかも……。) 「FEATURES」→「SOUND EFFECTS」の項目を見ると、ソフト側の対応によって、音源の効果音を利用できるようになるみたいです。サードパーティ製ゲームの登場などを期待している、ということでしょうか? また、これはSONYの正式情報ではないですが、PDA Buzzの記事(正式発表前のスクープ)には、 「16和音オーディオ・アラームおよび振動アラーム」 という記述がありました。 これが本当だとしたら、同時発音16音でWave再生機能付きの音源ということになりそう。 VIsorの音源モジュールBeatPlusに匹敵……というか、振動付きですから、最近のケータイ着メロに対抗できそうなスペックみたいですね。 さあ、実物はどんな感じになっているのでしょう。
というのも気になりますし、 音にこだわるとしたら、
……等々も知りたいところですね。 Reported by 白石 2001年10月22日(月)[14:20 一部修正]■クリエと使えるMP3ソフトを求めて
「Palmware」コーナーの「MP3再生」のところに、MP3作成ソフトの対応状況という表を追加しました。 クリエのMP3再生機能、96kbps(やN750Cなら128kbps)の高音質で使っている限りでは実に快適に使うことができます。128MBのメモリースティックに、CD1〜2枚相当のデータが入りますから、通勤・通学のお供に、という用途には、ぴったりかと思います。 市販のMP3作成ソフトでは、ほとんどの場合、ビットレートを80kbps以下にすると、サンプリングレートが自動的に22.0kHzとなるようです。 ところが、クリエは、44.1kHzにしか対応していません。N750C同梱のRealJukeboxでも駄目……。 その結果、クリエのMP3機能は、――96kbpsよりビットレートを下げたい人にとっては――、同梱ソフトや市販ソフトだけでは上手くつかいこなせない、という状況になってしまっています。 結論として、クリエは、「96kbps(以上)での使用がお薦め」ということになるのかな、という気がします。そして、最初に書いたように、通常の使用では、それで快適に使えると思います。 ただ、敢えて我が儘な要望を書くとしたら……、PDAでのメモリ節約タイプの使用に特化したMP3ソフトがあるといいな、と思います。(80kbps以下 44.1kHzのMP3ファイルを作成できて、できれば、音質もそこそこ聞けるもので、あと、メモリースティックに、クリエでの再生順序が出鱈目にならないようにファイル・エントリー順を指定した転送ができたらいいなあ……。) なお、MP3ソフト一覧表の中のRealJukebox(PEG-N750C同梱版)の情報は、Palm Spaceのせんべさんから教えていただきました。この場を借りて、あらためて御礼を、ありがとうございました。 ちなみに、同サイトの「Palm Tips PEG-N750C: 音楽を聴こう(MP3)」は、N750Cユーザー必見のわかりやすい解説だと思います。 Reported by 白石 2001年10月20日(土)■ miniMusicで音楽を教える。miniMusic社のニュース欄(October 15th, 2001)によると、いくつかの学校が、今学期、同社のソフトウェア(NotePadでしょうか?)を使った授業を行うそうです。どんなプログラムなんでしょうね。ちょっと興味があります。 Reported by 白石 2001年10月12日(金)[10/15 記事差し替え]■しろクリのアップグレード:補足 内容的に不備な点が多かったので、削除しました。その後の再調査を踏まえて書いた、次の記事をご覧ください。
Reported by 白石 2001年10月10日(水)■しろクリのアップグレードソニーから、 PEG-N700C Palm OS4.1アップグレードサービスについてのお知らせ というのが出ましたね。クリエ本体(ROM)内蔵ソフト、アプリケーションCD-ROMともに、後継機N750Cと同じものにアップグレード。送料込み6,000円というのは、事情通の方の試算によると、かなり低価格なのだとか。 音楽についても、AudioPlayerをMP3対応のv2.1にアップグレードしてもらえるそうです(しかもROM焼き)。
ハードウェア部品を交換するわけではないみたいなので、N750Cと完全に同じになるわけではないと思いますが……、
悪いお話ではなさそうですね。 Reported by 白石 2001年10月9日(火)[追記 15:00]NotePad紹介の記事が、あまりにも長大になったので、別に、NotePad v1.1早わかりを作成しました。8/16、18、26の「ひとこと」のダイジェストです。
Reported by 白石 2001年10月9日(火)■ BeatPlusでメトロノーム一定の速度で「ピッピッ」とカウントするメトロノームは、音楽の練習に使うだけでなく、リズミカルに体を動かしたりする時にも利用できますし、シンプルですが、あると便利なものだと思います。 パームで使えるメトロノームソフトも、本当にたくさんあります。 でも、せっかくですから無味乾燥なビープ音ではなく、良い音でカウントしたいですよね。今日は、Visor用の音源モジュールBeatPlusをメトロノームとして使う方法のご紹介です。 やり方はとても簡単。ソフトはminiMusic社のNotePadを使います。
まず、新規画面を開いて、どこでもいいので五線譜上の好きな場所をタップして、音符をひとつ表示させます。 下準備はこれでおしまい。あとは、メニューから「Play」→「Loop Section」を選ぶと、この音符を「Stop」するまで延々と繰り返してくれます。
速度は「Preferences」画面で変更できます。 「Tempo 60:」にすれば、4分音符が1秒になりますね。
Reported by 白石 2001年10月7日(日)「Palmware」コーナーの分類、楽譜・作曲関係を少し整理しなおしました。作曲(MML)は新設項目です。
Reported by 白石 2001年10月1日(月)■ PDAVちょっと前の話題になりますが、第2回「クリエ」プログラムコンテスト、ファンタジー賞受賞作品、奥地耕司さんのThoru Yamamoto's Coconuts Worldが公開されています。 クリエならではの音の出る絵本。おなじみ、山本徹さんの絵にスチールドラムの軽快な音楽がついて、ついつい引き込まれてしまう楽しい世界です。 そういえば、クリエN-700シリーズのセールスポイントといえば、言うまでもなく 320×320のハイレゾ表示! と 専用DSP搭載の高音質(ATRAC3/MP3)!! だったわけですが……、 この「ハイレゾ高画質!!!」と「専用DSPの高音質!!!!」を組みあわせて駆使したアプリは、ほとんどなかったんですよね。
例えば、クリエの新しい雑誌広告には、 PDAV という4つのアルファベット(実際は4色のグラデーション)が大きく表示されています。「PDA」+「A(udio)」+「V(isual)}ということなのだと思います。 「PDA+A(udio)」――しろクリが、ウォークマンのオーディオ機能と、標準のPIMの操作とを違和感なく一体化させているのは間違いないところでしょう。 「PDA+V(isual)」――ハイレゾ表示は、単に画像・動画の楽しめるようになったということだけでなく、地図の利用、PIMアプリでの一覧性アップといった、PDAのヴィジュアル面(視認性)の向上をもたらしています。 でも、「A」と「V」の関係はちょっと心許ない^^;。 標準搭載アプリを見る限り、最新機種N-750Cにおいても、音声(Audio)は音楽オンリー、動画・画像(Visual)は音声なし、と両者はばらばらなままのようです。「A」と「V」の間は、このロゴがイメージさせるほどぴったりつながってはいないような気がします。
Thoru Yamamoto's Coconuts Worldは、この「A」と「V」の間の壁を取り払う可能性を、とても印象的に示してくれている作品ということになるのだと思います。
クリエをお持ちの方は、当然、すでにダウンロード済みのことと思いますが、お持ちでない方も、是非、オフ会の時などに、周りのクリエ・ユーザーに見せて(聴かせて)もらってください。お薦めです。 また、オーディオブックという手法は、エンターテインメント以外の分野でも利用できるはず。今後の展開にも期待したいと思います。
Reported by 白石 |