ボトルコレクションというジャンルをご存じでしょうか。 特に海外で結構盛んなようで、米国では同好の士が集まって開拓時代の今は影も形もなくなった町の跡を発掘するという本格的な人たちもいます。 運が良ければ当時のガラス瓶がザクザク出てくるそうです。
昔の真空管もこの様にどこかに埋まっているので有れば、たとえロッキーの山奥でもタクマラカン砂漠や南極大陸でも出かけていって発掘したいのですが、そんな筈もありません。 (南極はひょっとすると...)
やはり、時間と足と運で探すしか他に道は無いようです。
ガラス瓶と違って真空管は、たとえ100年近く前の物でも、フィラメントに点火してやるとガラスの中の真空の世界が当時のスペックを伴って甦ってくれます。
このコーナーでは、運良くめぐり会えた昔の真空管を中心に紹介しています。
このギャラリーは、そうした歴史的変遷を技術的に紹介するというアカデミックな内容では有りません。 現物を紹介する事で、昔の物から戦後まで真空管がどのように変化していったかを何となく分かっていただければと思い始めました。
昔の人は、よくこんな球を作ったな とか、変な形をしているな といった感じで、見ていただければけっこうです。
お気軽にお立ち寄り下さい。