2002年5月26日（日）
■遅ればせながらSG20 (その３）
SG20の関連情報、最終回です。
製造元Swivel Systemsのサイトには、パーケージ内容の写真が出ていました。（私の手元に送られてきたのも中身は同じでした。）
左上から
- AAAA（単４）乾電池２本
- 専用ケーブル
- SG20本体
- 付属CD-ROM
- 専用アダプタ（MIDI IN/OUT、オーディオ端子）
付属CD-ROMの内容は、
[マニュアル]
- SG20 ReadMe.pdf
- SG20 MIDI Specifications.pdf
[ソフトウェア（登録済正式版）]
- miniMusic NotePad v1.1
五線譜表示ができる簡易シーケンサ → レビュー記事 - miniMusic BeatPad v1.0
リズム・シーケンサ → レビュー記事 - miniMusic BugBand v1.0
ゲーム感覚で五線譜の勉強 - Theremini v3.2.1
テレミンを液晶パネルでエミュレート → レビュー記事
ちなみに、SG20に対応しているオンライン・ソフトとしては、他に
- Beat Play v0.75
外部メモリ対応のMIDIプレイヤー - MusicBox v0.25rc6
ZBoxZ付属のMIDIプレイヤー
→ レビュー記事
→ バイナリ（zbz025r6.zip）を直接ダウンロード
があります。
価格は、北米以外の場合、送料込みで$210。Swivel Systemsのサイトで購入できます。
Reported by 白石
2002年5月22日（水）
■ miniMusicのクリエNR70への対応
楽譜ソフトNotePadやリズムシーケンサBeatPadを作っているminiMusicの5/18の「News」に、同社製品のクリエNRシリーズ対応の現状と計画が出ています。
要点は、
NotePadの「BeatPlus」モード（16和音FM音源対応）は、
ヘッドフォン出力 …… ○
スピーカー出力 …… ×＊NotePadでスピーカー出力を試みると、サウンド制御が不安定になり、最悪ハードリセットを余儀なくされる場合があります。
NotePadの「Speaker」モード（単音のみ）は、
ヘッドフォン出力 …… ○
スピーカー出力 …… ○＊「Speaker」モードにすると、クリエ以外の機種と同じく、単音しか出ません（和音の「表示」は可能）。「BeatPlus」「Speaker」のモード切替は、「Preferences」画面で。
NotePadのNR完全対応版、BeatPadのFM音源（BeatPlus、CLIE-T/NR）対応版は現在、開発中。
BeatPadのFM音源対応は、PMUG-MLや掲示板でも希望の声があったところ。楽しみですね。
同「News」記事には、BeatPadのバージョンアップ（無償）が「１週間以内のはず」との記述もあります。
これまでの経験だと、miniMusicの製品リリースは、告知されたスケジュールより、いつも遅れます。^^;;;; のんびり待ちましょう。きっと、待つ甲斐のある製品を仕上げてくれると思います。
Reported by 白石
2002年5月10日（金）
■どんどん凄くなるBeat Play v0.75
PalmwareFanほか、各所で既に紹介されていますが、
Beat Play v0.75
が公開されています。
私は、申し訳ないことに、まだダウンロードしたけれど試せていない状態なのですが、
- VFS対応。
- CLIE-Tシリーズに正式対応。（Sound Converterで作ったデータにも対応）
というのが目玉である模様。
どの機種でどんなことができるかは、同梱のHTMLマニューアルのとても詳しい「4. 動作環境」で確認できます。
CLIE, BeatPlusからSG20までカバーして、最強のMIDIプレイヤとなりつつあります。
バージョンアップ＋公開お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
P.S.
以前、作者c-saturnさんが、「あまり反応がなくて……」とおっしゃっていたことがあります。
パームのMIDI演奏（←このページやや情報が古くて申し訳ありませんm(_ _)m）は、本体＋音源の多種多様な組み合わせがあって、とても作者さんひとりで動作確認できるものではなくなりつつあります。
利用した方は、堅苦しく考えずにフィードバック、「一筆啓上」しましょう。
「○○で動いています」の一言が、開発の糧になる貴重な情報だと思いますよ。
Reported by 白石
2002年5月3日（金）
■遅ればせながらSG20 (その２）
前回、簡単にご紹介した、PalmIII用MIDI音源のSG20の追加情報です。写真を中心に。
↑まず、本体のアップ。
確かに、ここの写真とは、細部が違っていますね。^^;)
「メモ帳」ボタンの下にあるのが音量調整つまみ。かなり安っぽい感じなのは残念なところですね。
本体下部には、ヘッドホン端子（左）と、専用ケーブル接続口（右）があります。
パーム用モデムのケースを流用していて、「HotSyncボタン」→「音量つまみ」、「モジュラージャック口」→「専用ケーブル接続口」となっています。涙ぐましい工夫かも。
スピーカーはなし。
単４電池２本で動きます。MIDI音源としては、驚きの省電力設計だと思います。
↑裏側のアップ。
「Swivel Systems」のロゴはこっちにありました。
上の写真ではわかりにくいのですが、ロゴの右下部分に、「Bass Boost」のON/OFFスイッチがあります。
外見は、自分で工作・改造したような無骨な仕上がりですが、音にはこだわっている印象。
↑専用ケーブルとアダプタをつないだところ。
標準でケーブルとアダプタが付属しています。アダプタには、MIDI IN/OUT端子とオーディオ端子（ステレオ）。MIDIキーボートやシーケンサ、スピーカーにつなぐ時に使うわけですね。
SG20の出荷は、予定から大幅に遅れたわけですが、プレ・オーダーした人には、事前に「どうして調達できない部品があって……」という連絡がありました。もしかすると、専用ケーブルやアダプタの製作って、大変だったのかも、と想像したりしています。違うかもしれませんが。
クリックすると、大きい画像が開きます。
↑アダプタのアップ。
MIDI IN/OUT端子（左）と、オーディオ端子（右、ステレオ）。
……という感じでしょうか。
（残るはバンドル・ソフトの紹介、あと一息（笑）。）
Reported by 白石
2002年5月1日（水）
■遅ればせながらSG20
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左の写真、下の黒い物体は何でしょう？ 昔懐かしいPalm/Pilot用のモデムと同じ形をしていますが、中身は、Palm III用のMIDI音源モジュールSG20です。 何度となく出荷が遅れて、実際に出てきたのは今年の初め。 思いっきり発売タイミングを逃してはいますが、悪い製品ではなさそうです。 |
「音-Palm!」掲示板のほうにも、質問があったので、ちょっとずつ情報をまとめてられたらと思っています。
興味のある方は、掲示板に質問などお寄せください。
（対応機種は、PalmIII系筐体の機種。ただし、HandEraでの動作はソフトによって不安定な場合あり。Bridge等のコネクタを使えば、PalmV系でも動作します。）
Reported by 白石