エンジン制御について
先日 K-jetroの燃料漏れから危うく328を燃やしてしまうところでした
K-jetroは とても燃圧が高く 破れたパイプもユニットに戻る細いパイプだったのですが
盛大に燃料を噴き出していました
そろそろ燃料系のパイプを総交換しなければと思い値段を調べてみると 結構な金額です
そこで 以前から気になっていた328用のフルコンによる8連スロットル制御を開発された
FREEDOMコンピーターの淺原さんに相談したところOKをいただき
市販第一号を製作していただくことになりました
部品が揃って 工場に入れると たった一週間でエンジンに火が入り そしてもう一週間で
セッティングが完了し納車となりました
静岡まで 328を取りに行き 8連化したうちの328とご対面
もーっ ! ! むちゃくちゃかっこいいです
しかも 作りがとても丁寧で美しいっ ! !
K-jetroの大きなユニットが無くなりエンジンルームもすっきりし
外したK-jetroのユニットを持ってみると 結構重さ・・・
これがリアのオーバーハング上の高い位置に付いていて それを外したのですから
以前から懸案だったリアの重心の高さも
少しは軽減されるのではと うれしい期待も膨らみます
なんせ328は リアのトランクに荷物を積んだだけでも操縦性が悪化しますから・・・
早速 エンジンをかけてみると もうブリッピングの段階で 以前とは全然レスポンスが違います
走り出すと 極低回転からのトルクが大幅にアップ
ゆっくりと2速で走っていて 不用意にガバッとアクセルを開けると
路面の不整で 断続的にホイールスピンをするまでになりました
で 静岡からの帰り いそいそと東名に乗って即全開
今までは5000rpmから7000までがおいしい所で 7000以上はイヤイヤ回っていくって感じだったのが
8連化された現在 レブリミッターの効く8200rpmまでスコーンと回ってしまいます
以前の感覚で トルクが落ち込んでからシフトアップという癖がついてしまってるので
何度かリミッターに当ててしまうほどです
また 背後から聞こえる吸気音とTUBIの排気音が混じり
高回転高負荷時は しびれるほどのイイ音になってます(^^)
通常チューニングパーツに交換すると 高回転は良いけど低速トルクがなくなってしまうなどの
何らかの代償があることが多いですが 今回の8連化は ほぼ全域に渡ってトルクが増大しており
F105Cの本来の性能を出せるようなったという感想です