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 公開日 :2000年 7月 20日

■ 診断書

 

診断書 No. 00069

病名 *

右手関節捻挫
右前腕挫傷
腰部捻挫
右肋骨骨折(疑)(医者名印)
右臀部挫傷
右膝関節捻挫

上記にて現時点では合併症のない限り今後約10日間の加療を要する見込み(初診日は平成11年6月26日)。
**


上記の通り診断する。

平成11年6月30日

●田町9-10
○外科・形成外科医院
○ 志郎



■ 解説

 
診断書は、同年7月6日(火)、管轄警察署にて拝見し、筆記させて頂いた。**については、担当の警察官の方と交通事故を扱う実務家による話を総合してまとめたものである。比較的軽い人身事故であっても、診断書を被害者が警察に提出しないかぎり保険会社は介入できないのが、事故当時契約していた保険商品の内容であった。


* 徐行する自車の左サイドミラーと
接触したのは、被害者の右肘部分である。接触した後、被害者は転倒することなく立ち止まっている。その後、傘を持ちながら、もう一方の手で煙草に火をつけ、しっかりとした筆記にて、自己の名前・住所を手書きしている(証拠あり)。これらは、現場検証をした警察官も多数目撃している所である。以上からすると、診断書の内容と実際とは著しくかけ離れている。

** 「今後約10日間」は、「比較的軽い」症状とされ、
付加点数もそれほど高いものとはされない。しかし、「初診日」から遡って計算しなければならず、この場合は計15日以上となる。二週間以上の加療は、付加点では、軽い症状であっても点数は4点以上となる。ワタシは、この診断書のおかげで5点も頂き、初心者講習では、いたく同情された。なお、初診日と、診断書の日に間があきすぎていることは、被害者には不利な事由となる。特に、内容によっては、「不自然さ」が際だつのである(実際、事故翌日の初診内容(レントゲン撮影)を翌々日(6/27)に被害者と直接面談して聞いているものの、その際は「異常なし」であった)。







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