2002年3月29日(金)
パムフェスから1週間。色々なサイトで報告が出ていますね。「ああ、この人も来ていたのか、ご挨拶できなかったなあ……」と不義理をあれこれ後悔しつつ、楽しく拝見しております。(「あ、Youngさんだ!」とか、会場で、気づいてはいたんですけど……。また次の機会に!)
さて、大阪では、明日、PUGO定例会です。
パムフェスの報告や新製品の話など、盛りだくさんになりそうです。私は、性懲りもなく、ここでも「リズムポッド」デモをやります。
時間の合う方は是非。(時間・場所はPUGOサイトで確認してくださいね。)
2002年3月24日(月)その2
パムフェス2002の話。いつもよりたくさんの方が見に来てくださっているようで、ありがとうございます。でも、あんまり具体的な話がなくてごめんなさい。
さて、もう少しだけパムフェスのお話です。
特に、「自分も活躍したかったゾ」と思った方へ。
わたくし、今回は「パーム一発勝負」でリズムポッドのデモをやったわけなんですが、これ、実は、スタッフ・サイドから打診があって、それなら、ということで実現したものだったんです。
私としては、リズムポッドの応援をさせてもらえるのは光栄なことだと思ったので、大喜びで出てきたわけですが、
考えてみれば、本来は、私なんか出る幕がないくらい応募が殺到して、スタッフさんが慌てるくらいが理想ですよね。
今回、「出てもいいかな」と思っていた人、ひょっとすると、いたんじゃないでしょうか?
ユーザー本位のイベント、いわば、みんなが主役な場ですから、次回、こういうイベントがあったら、そういう人は、是非、思い切ってエントリーすることをお薦めします。(^^)
以下、多少、私の個人的な趣味に傾いているかもしれませんけど……、
「一発勝負」は、新製品の話などがあって、一方に手作りグッズの紹介などがあって、このゴチャ混ぜスタイルが楽しいところだと思っています。パームという、ビジネスから趣味まで幅広く使える道具ならではという感じですしね。(今回は、私は自分のことで精一杯で、他の方の出し物を見る余裕がなく、申し訳なかったのですが……。)
だから、次回は(←ちょっと気が早いけれど^^;;)是非、全編、自主エントリーの企画で埋まるといいなあ、と思ったりしました。
パムフェス2002、個人的には大満足で、私なんかに声をかけてくださったことにも大感謝です。でも、まあ、人間、理想は高くということで、いちおう、忘れないうちに付け足しでした。
(それから、今回、音を使うデモだったので、ステージスタッフの方々には、色々とご苦労をおかけしてしまいました。すみませんでした。そして、あらためて、ありがとうございました!)
2002年3月24日(日)
パムフェス、帰ってきました。何人かの方(特に遠方からの人)は、まだ徹夜のカラオケの真っ最中でしょうか。
会場は居心地の良い空間で、快適な2時間。スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
私は、Visor用MIDI音源のリズムポッドのデモをさせてもらいました。(段取りが悪くて、時間切れになってしまったのは残念、というか、準備で助けていただいた、山田さんやくあどりさんなどに申し訳ないことをしてしまいました。自分の未熟さを痛感。どこかでリベンジせねば。)
リズムポッドは、本当にいいモノだと思います。あわただしかったですが、会場にいた方は、音の良さを実感していただけたのではないでしょうか。
音を本格的にカスタマイズすることで、PDAとしての楽しみもぐっと広がると思います。(これは、山田さん作のソフトウェアのおかげ。)
Handspring社の日本で影が薄くなっているのが辛いところですが、BeatPlusやクリエTシリーズの盛り上がりを見ていると、出たら欲しい人はいるんじゃないかという気がします。
少なくとも、このモジュールの技術やアイデアをたくさんの人に知ってもらって、他の機種にも生かして欲しいですね。
パムフェスの最中は、自分のデモのことで頭がいっぱいで、あまり他のことに気を配る余裕がなくて、あまりじっくり周りの方とお話もできなかったのですが、手元には、じゃんけん大会の戦利品が……。楽しませていただきました。ありがとうございました。
2002年3月23日(土)
いよいよ今日ですね。
私はお昼の新幹線で向かいます。日帰り予定なので^^;;;、見かけたら、一次会の間に声かけてやってください。
2002年3月21日(木)
パムフェス、たくさんの人が集まるようで、楽しみですね。私も、ちょっとした出し物やります。(^^)
ところで、コピー・プロテクトされた音楽ディスクの話。
具体的な各論は略します。もっと、傍観者的で役にたたない感想。(心臓に悪いので、抗議はしないでね。)
今のポピュラー音楽のやり方、スタジオ録音+ライヴステージ+映像によるプロモーションという贅沢なシステムは、一方でレコード、カセット・レヴェルの複製技術しかなくて、もう一方に、ラジオ、テレビ等の20世紀タイプのマスコミ、マスメディアがあって、ものすごい数のファンを動員できたから成り立ったんだろうな、という気がします。
オペラでも映画でも、クオリティを保った上で大衆の娯楽として採算が取れた時期というのは、そんなに長くないんですよね。芸能の力とテクノロジーと大衆の欲望の需給(?)バランスを保つのは、とても難しいようで……。
音楽産業も、新しい技術が出てきて、情報の流れ方が変わってきて、システムが根本的に変わっていかないと、難しいんだろうな、などと思ったりします。
おそらく、特定の誰かを悪者にして済む話ではない。
で、新しい技術や規格を提案するとしたら、将来のビジョンみたいなのがその先に見えないと、なかなか、賛同を得にくいかも。
そして、そういうビジョンのある提案ができたら、そういうのこそ、語の本来の意味での「構造改革」(←死語か?)ですよね。(またもや、優等生的な感想に収まってしまいましたが……。)
2002年3月19日(火)その2
> 3/23(土)のパムフェス、今回は欠席せざるをえない状況。……残念。
と書きましたが、その後、無理矢理時間を作って、参加することにしました。会場でお会いしましょう!
これも楽しみ。
ゲーム配布の目処が立ちました
P.S.
大西さんの続報、具体的な提言にもすごく納得。
2002年3月19日(火)
「難題」という言葉があって、ともすれば、「解決への手順が複雑な問題」という意味で使われたりします。(学校の問題集で言う「応用問題」ですね。)
でも、現実の世の中には、そもそも、諸関係が絡み合って、ひとつの「解決」というのが存在しないような状態が存在するように思います。そしてたぶん、「難題」という言葉は、そういう状況にこそふさわしい。
もちろん、それでもなんとかしなきゃならないわけで、例えば、「解決」ではないにしても、誰かに極端に負荷がかかってしまっているとしたら、それを調整するとか、そういうことが、課題になるのだろうという気がします。
大西さんは、まさにそういう「難題」に巻き込まれてしまったのだと思います。そして今度、読売新聞に新しい記事が出たというのは、すごい快挙なのではないでしょうか。もちろん、これで「解決」したわけではないですが……、状況が動いて欲しいですよね。
2002年3月17日(日)
3/23(土)のパムフェス、今回は欠席せざるをえない状況。……残念。
でも、予定や条件の合う人は、そしてそれでも迷っている人は、行きましょう。行かずに後悔するのは勿体ないと思いますよ。
2002年3月15日(金)
(3/14 PM 11:00頃書き上げていたのに、アップロードし忘れていました。)
昨日、大阪・心斎橋ソニー・タワーで新クリエNR**を見てきました。
今回は、買うつもりがなく、とても気楽に立ち寄ったのですが、その分、かえって、純粋に楽しめました。
ごついかなと想像していたのですが、実物を見ると、なかなか良い感じ。もともと、PalmIIIやVisorの大きいサイズが好きですし。(確かに「長い」ですけど。)
「開ける」→「ひねる」→「閉じる」という一連の動作が楽しいです。意味なく、繰り返してしまいました。
キーボードetc.については、余所でたくさん語られてるので省略。(思ったより使えそうでした。ホームポジションのキーに、ブラインド・タッチでもわかるポッチがあると、さらに嬉しかったかも。)
音は、ヘッドフォン出力と内蔵スピーカー(アンプ付)の両方可能。
スピーカーの音は、ラジカセほどパワフルではないですが、クリエTシリーズに比べると、若干、大きいみたい。
FM音源のアラームやゲーム音も、ヘッドフォンで出力可能。これは、Tシリーズにはなかった特徴ですね。周囲を気にせずにゲームを楽しめて良いのではないでしょうか。
最後に、これは、たぶん、あまり余所で書いていない話だと思うのですが、
蓋(キーボード)を閉じると、Nシリーズで言う「Hold」状態になります(=蓋を閉じると、液晶がオフになるが、AudioPlayerは鳴り続ける)。
で、このタイミングがかなり微妙。
試してみたら、蓋(キーボード)と本体の角度が15度くらいになったところで、液晶オフになります。ヒンジ部分に秘密があるのでしょうか。なかなか凝ってますね。
P.S.
・数字的にはささやかですが、ここも、最近、更新しない日のアクセスが、確実に底上げされているのを感じます。
・おお、これは是非、ハングル講座見なくちゃ。(^_^;)
2002年3月14日(木)
お犬様とMiniBarを特別展示へ移動しました。
それから、70,000アクセスを越えていました。ひとえに、皆様のおかげです。これからも、どうぞよろしくお願いします。
[補足]
言い忘れていました。3/8,9の日記は復活しています。(in 過去ログ)
2002年3月12日(火)
劇場というのは、非日常の「夢の世界」を体験させてくれる場所だと思いますが、しかし……、
「元○○大臣」、「元○○芸術大学学長」「日本○○協会理事長」といった肩書きの方々と同じデーブルに座らせていただく「懇親会」というのは、緊張します。(^_^;;;)
会議室を出て、ひとりになると、パームには、
「[**-ML] RE: 新クリエ」
みたいなメールが何通も入っているし、
昨日は、とっても「非日常的な」一日でした。
2002年3月10日(日)
パームとは関係のないお話です。
「聴き手の自由について」
という文章を綴りました。
音楽の著作権の話の「補足」です。
2002年3月9日(土)
情報が出そろったみたいなので、今日は具体的に書きます。
長いです。しかも、まだ決着がついていません。時間のある方だけ、ご覧ください。
さて、
のことです。
既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、この本の2つの項目(1-45、1-54)に関して、
Palmでポン
「ぴろ日記」コーナーに
「3/5ソフトの対価」
という記事が掲載されました。
「他の人に教えてもらった」情報、および、目次の記述を見た上でのコメントなのだそうですが……、
「1-45 不粋なアイコンを彩る」については、
「・・・えーと、この執筆陣はソフト作家に喧嘩売ってるのでしょうか?(わらい) 」
もうひとつの「1-54 コピープロテクトのかかったソフトを赤外線で送信する」のほうは、えいもんさんが得た情報によると、
「要するに違法コピーのやりかた」
なのだそうで、以下、えいもんさんの文章を引用すると。
数年前のコピーツールの広告かと思いましたよ私ぁ。 で、最後に逃げ口上で
ただし、コピープロテクトがかけられているソフトに付いては著作権の問題が発生する可能性もあるので、その取り扱いには十分な注意が必要だ。と書いてあるそうです。(おおわらい)
そして同の日(3月5日)の
WithPalm.Net
には、えいもんさんの文章を受ける形で、
「楽しいことではないけれど、知っておいてもらいたいこと」
という文章が掲載されました。
(また、少なくとも他にも1カ所、えいもんさん記事へのコメントを見かけましたが、特殊な場所なたので、リンクは控えます。)
昨日、私が、
ある情報について論評するときは、又聞きをもとに性急に反応するのは危険(たとえそれが信頼しうる人の言葉であったとしても!)。
と書いたのは、上の2つの記事のことです。
昨日の書きましたが、私は、批判の内容以前に、お二人が、『Palmパーフェクトマニュアル』を実際にご覧になったわけではない、という点が気になりました。
えいもんさん:
で、いつの間にか出ていたそうで他の人に教えて貰ったのですが、
えりえりさん:
実はわたしこの本はまだ買っていないので内容をよく知りませんでした。[...中略...]しかし内容についての[えいもんさんのサイトでの]記述を見てちょっと愕然としました。
「えいもんさんの知人」→「えいもんさん」→「えりえりさん」という、典型的な「伝言ゲーム」になってしまっています。
もしかしたら、結果的に情報の内容が間違っていない「かも」しれませんが、それなりに人目に触れる場所で、特定の書籍を批判する時の手続きとしては、かなり致命的に危険なやり方でと、私には思われました。
実は、昨日(日記を書く前です)、書店でこの本を立ち読みしていました。
不覚にも「1-54」は読むのを忘れていましたが、
「1-45 不粋なアイコンを彩る」
には目を通しました。
なるほど、自分の作ったアプリケーションのアイコンを「不粋だ」と言われたら、誰だってむっとするでしょう。
でも、実際の書籍には、配慮の跡が見えました。
スクリーンショットには、「WorP@holic」という架空のアプリケーション(アイコンは標準のまま)が映っています。このアプリケーションのアイコンを、AppIconを使って自作しようという記事です。
ではどんなアイコンが描かれているかというと、WorP@holicの扉絵
左側のドクターの顔が使われていました。
要するに、わかる人にはたぶん、伝わるだろう「内輪ネタ」。「目次だけ」で即断するのではなく、実際に本を手にとれば、伝わる、成立している「ネタ」じゃないかな、と私は思いました。
少なくとも、執筆者側は、この「ネタ」のために、ダミーのアプリを作って……という手間もかかっているわけで、これは、相当「気合いの入った」本だな、と思いました。
もちろん、どんなに入れ込んだって、空回りしてはダメなわけですけど、ここまでやって、「開発者にケンカ売ってる」と思われちゃうとしたら、エンターテインメント系の人としては、立つ瀬がないだろうなあ、と、正直、私は同情的な感情をもちました。
「公の場」に出す書物で、悪ふざけするのは不愉快だ、という意見もたぶんあるんでしょうね。
でも、この本の場合、既に良質の入門書類は潤沢にあるという前提で、意図的に「マニア向け」をねらっているように見えます。限界スレスレを攻めてる本なのだろうし、まあ、こういうのも、ありなんじゃないかな、という気がしました。(私個人の、短時間の立ち読みで得た印象では。)
ところが、
3/8になって、『Palmパーフェクトマニュアル』サイトと、執筆者のひとりドクターyashimacさんのWorP@holicには、お詫びが掲載されていました。
『Palmパーフェクトマニュアル』サイト
・アプリケーションの紹介にて不適切な説明があり、開発者のみなさまにご迷惑をおかけしました。該当の項目は増刷時に削除いたします。
WorP@holic
開発者のみなさまの日頃の努力やソフトウェア開発にかける思いを無為にするような説明をしてしまい本当に申し訳ありませんでした。
表に現れている情報だけから判断するかぎりでは、なんとなく、過剰反応のようにも見えます。もうひとつの箇所
「1-54 コピープロテクトのかかったソフトを赤外線で送信する」
に、よほど重大な問題があったのでしょうか。
明日、時間があったら、本屋さんで実物を確認してみようかな、と思います。
P.S.
はるやん組長様、お忙しい中、わざわざ更新後の追伸で迅速に対応していただいて、ありがとうございます。
2002年3月8日(金)
(AM 4:30 全面的に書き直しました。)
(PM 2:00 さらに加筆。グレーの部分です。)
何の話かわからない人も多いと思いますし、別に私がこんなことをかかねばならない、というか、書いてどうする、というようなことですから、無視してください。ちょっとしたつぶやきです。
えっと……、もしそれが「公の場」での発言としてなされているのだとしたら、
ある情報について論評するときは、又聞きをもとに性急に反応するのは危険(たとえそれが信頼しうる人の言葉であったとしても!)。現場というか、話題なっているものの出典(例えば、本が話題になっているのだとしたら、その書籍の当該記述箇所)を、「自分自身で」確認して、それからにしても、遅くないのではないかと、という気がします。
現物を見なければわからないニュアンスってものがあると思うんですよね。
楽しかろうが、楽しくなかろうが、まずそれがイロハではないかという気がします。
(それとも、こういう考え方は、刑事ドラマとか法廷劇とかに毒された、非現実的な理想論でしょうか……。「地道に調べを進めてみると、実は……」と先入観が覆される可能性、というのを、どうしても考えてしまいます。)
ただ、個人のウェブサイトに、かなり無防備(人はそれを「ヴィヴィッド」と呼ぶ?)に「聞きかじり」をさらりと書く方々がいるのを拝見すると、こういう場所(個人のウェブサイトが作るコミュニティ)は「公の場」ではないのかも、と、ふと不安がよぎりますね。
あゆがライヴでどうしたこうした、というのも、あまり正確ではない「噂」が、かなり不幸な形で広まった事例なのではないか、という情報があとで出たようですね。拳を振り上げてしまって、コンテンツとか作ってしまった人は、どうするのかな?
どうなんでしょう?
著作権の問題、ウェブ上で「個人の楽しみ」感覚で色々なものが公開されてしまう、ということにも、ひょっとすると似たような認識・解釈のズレ、揺らぎが関わっているのかな、と思ったりして……。
逆に、そういう無防備さ(orヴィヴィッドさ)がウェブを面白くしている、という面もあるでしょうから、「必要なリスク」なのかな。
正直、よくわかりません。
それに、人間、間違っちゃうのは仕方ないわけだし、その後をどうフォローするかが大事、ということもあるでしょうしね。
P.S.
StrawberryMudnessのRozさん、新曲MIDIヴァージョン公開。
頑張って曲作ってください!
(今のところ、PalmSpot.Net、パルマガからダウンロードできるみたいです。)
2002年3月5日(火)その2
本日発売の『週刊アスキー』にも、囲碁ソフトの記事が出ていたみたいですね。
私は、古いバージョンしか知りませんが、「手談対局」良い印象を持っています。強かったし、筋が良いというか、トンチンカンな手を打つ割合が少なかったような気がします。
最新バージョンは「初段」並みなんですね。ちょっと気になるかも。
P.S.
身勝手な情報を流す警察!
とか、
ちゃんと調べてくれなかった新聞社!
とか、
事態の推移を、ただ読者として見ているだけでも(見ているだけだから?)、色々と思ってしまいますが、本筋は、オークションでの盗品売買を放置していいのか、ということなんですね。
軸がぶれない大西さんに感動。
2002年3月5日(火)
大西さん、めげずに頑張ってください。(これしか言えない……。)
さて、
今日は少し、音楽以外の新作Palmwareのお話を。
もちろん、これ
……ではなくて、
今日の話題は、
(株)オルジェから発売された一連の囲碁ソフトです。
(本日、『ヒカルの碁』16巻も出たことですし……。)
今、お子様の間では『ヒカルの碁』を通じて、(オジサマの間では、某女流棋士の出現で?)、囲碁が注目を集めているみたいですが、
私も、父が碁好きで、家に囲碁雑誌があったりして、小・中学校の頃、ちょっとだけハマっていた時期がありました。週末に父に連れられて碁会所へ通ったりして……。
引っ越して、環境が変わったりするうちに、なんとなく熱が冷めて今日に至るのですが、PCの囲碁関係のツールなども、多少、興味をもってみています。
で、パームの囲碁ソフトですが、実は色々と動きがあるんですよね。
ご自身も様々なツールを作っている政光さんの
抹茶工房
「Palmで碁」というコーナーのリンクをたどってみてください。
「ヒカ碁」で興味をもって、ルールを覚えたばっかりという人には、ここで公開されている「Way2Go」という入門ソフトがいいと思います。(以前、PUGOでもご本人にデモしていただきました。)
関西棋院というプロ棋士の組織が作った入門プログラム
「インタラクティブ囲碁入門」
を政光さんがパーム(Java KVM)に移植したものだそうです。わかりやすいです。
これに比べると、
今回、発売された「詰碁……」「手筋……」は、もう少し歯ごたえがあるかな、という気がしました。(オルジェのサイトからダウンロードしたデモ版で最初の数問を見ただけの印象ですが……。)
ピアノで言えば、Way2Goがバイエルで、こっちはツェルニー。
(葉瀬中の女の子たちの良い教材になりそうな問題かも……。)
中級は、かなり本格的で、上級になると、もう私には、わからない……。
そういえば、私が子供の頃に見た囲碁雑誌(たぶん「囲碁クラブ」)には、「次の一手」とかいうタイトルの小さな付録冊子が付いていました。詰碁などの問題集で、きっと通勤時の携帯用ですね。
今思えば、あれは、まさに手のひらサイズ。今度のソフトは、内容的にも、そのデジタル版ということなのだと思います。
果たして、囲碁をやる層と、パーム・ユーザーがどれくらい重なってるか、というのがよくわからないのですが、PDAで囲碁っていうのも、なかなか、よさそうです。
2002年3月1日(金)
ヤフーオークション事件が新聞で取り上げられたというお話。
新聞記事への大西さんからの「反論」の文章が削除されてしまったのと(削除前に私自身は一通り読めましたが)、新聞社側の元記事も見ていないので、第3者には、具体的な判断はできないですが……、
情報元が、記者さんに「こんなことがあった」と歪んだ情報を伝えて、それがほぼそのまま記事になってしまった。しかもひょっとしたら、記者さんには、当事者の名前も知らされず、大西さんのところには取材することができなかったのかも。そういうストーリーを想像してしまいました。
こういう杜撰なことが実際にありうるのか、よくわかりませんが、大変なことになってしまいましたね。
2002年2月23日(土)
「音楽の著作権:たぶんこういうこと」(by 白石)
という文章を作ってみました。興味のある方はどうぞ。
2002年2月22日(金)
以前、パーム・ユーザーのイベントのお手伝いをさせていただいた時、刷り物とかイラストとかは、全部、自前で作っていたのに、どうして、BGMとか、音だけは既成品を使うのかなあ、とずっと疑問……というか、残念な気がしていました。
MIDIモジュールや音源内蔵機種が登場して、私が何よりも嬉しかったのは、自分たちで音を出したり、作ったりできる、少なくとも、そのための条件が整ったこと、ということでした。
「ほら、こうしたら、曲作れるよ」というサンプルのつもりで、こちらでも自分で作ったものを公開させていただいています。(一部、パロディやアレンジも含んでいます。)
今のところ、オリジナルで曲を作って公開ということをしている人は、他にはいないようですが、「もっといいものオレならできるよ!」という人が、出てきてほしいと、切実に思っています。
実際、私は、そんなに良い音楽、作れませんし、そもそも、「へたくそ」でいいから、どんどん作ろうよ、というつもりでやっていますから……。
音楽は既成品のコピーで十分だよ、というのがマジョリティのご意見だとしたら、それでもいいんですけどね。音楽をところかまわず鳴らしていると、文字通り「ノイジー」なマイノリティになってしまいますから……。(涙)
でも……、数秒のアラーム音だって、それなりに時間かけて、思い入れがないと作れませんし、そこから類推すると、ゲームの効果音とか駅のアナウンス音も、湯水のように湧いてきたわけではないはず。誰かが、というか、○○さんという実在の個人が作ったはずです。
そういう人が、名誉・称賛だけでもいいから、きちんと「作者」として遇される状況が、今、整っているのでしょうか。
音楽のライセンスで儲けよう、というビジネスの是非とは別に、いつも気になっています。
(気のせいかもしれないけれど、意匠デザインや商標の権利関係、プログラムの作者等には礼節を尽くす人でも、音の扱いはルーズだったりすることが少なくないような……。いや、批判しているのではなくて、どうしてそうなってしまうのか、私にはよくわからなくて、とても当惑しているというのが、正直なところです。)
こういう話をすると、まるで、「曲を作って公開しているこの私をもっと誉めて!」と要求しているナルシストみたいで、嫌味に聞こえるだろうなあ(特にコンピュータの世界は、ぱっと作って配っちゃうのがカッコイイという、ハッカー魂みたいなのが支配的だから……)。そう思うと、言葉にするのがためらわれますが、なかなか伝わらないみたいなので、敢えて書いてみました。
(やっぱり「ノイジー」な意見だろうか……。)