ララウリ選手


うちの家には 1993年イタリアGT選手権のビデオがあります

クラス1ではF-40が クラス2では348が大活躍しています

そのビデオの中でクラス2チャンピオンのオスカー・ララウリ選手(日本でもJGTCでおなじみでした)

の車載カメラがあります

この人のドライビングがまたすっごいんです

ターンインで切るステアリングの量がむちゃくちゃ少ない ! !

コース後半のあるコーナーなどは 全開時にほんの少しだけ(指一本分くらい)

ステアリングを切って 若干の横Gを発生させて そこでドーンとブレーキング

リアのグリップを失わして 車をインに向かわせます

CP手前まで こぶし一個分ぐらいのカウンターを当てて そこから進行方向にステアリングを切っていく

ビデオをスロー再生で見ないと 走りのメカニズムがわからないほどです

コーナーを抜けるのに ステアリングを頼らずアクセルとブレーキによる

荷重移動で向きを変えていく・・・理想の走りです

しかし ララウリ選手のドライビングテクニックもすごいですが それに応える348もすごい! !

少々ハンドリングがピーキーでも 乗りこなせればすっごい動きをするんですから

乗りやすいけど誰がのっても変わらない車より 魅力的だと思いました

フェラーリってもともと そういう車ですもんね

うちの328で ああいう走りがしたいと思うのでした