大神: | そういえば、光武の整備はみんな紅蘭にまかせちゃっているけど、 自分で作った紅蘭が一番よく知っているんだよね。 |
紅蘭: | 何ゆってんのや、大神はん。前に言ったことがあったやろ。 光武はうちが作ったと言っても、設計図は元からあったんや。 |
大神: | あ、そういえば紅蘭がこっちに戻ってきてすぐに聞いたんだよね。 確か、設計したのは翔鯨丸とかと同じく……えっと、誰だっけ……。 |
紅蘭: | 大神はんのアホーっっ! (炸裂するハリセン) しゃああらへん、これから出かけるで、大神はん。 |
大神: | えっ!?出かけるって、どこへ? |
紅蘭: | 花組隊長として知っておかないかん。 山崎真之介記念研究館や! |
大神: | こ、紅蘭、蒸気バイクの後ろは勘弁してくれぇぇぇぇぇぇぇぇ…………… |
紅蘭: | つべこべ言っとらんと、いくでええええええ! |
真相を知る前に生命の危険を感じた大神。 |
短編「光の後継者」 山崎真之介啓発小説 |