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 公開日 :2001年 5月 19日

 

#31 アメリカ合衆国交通事情


とにかくひろ--- い。

生まれて初めてアメリカ大陸に行くことができました。
そこで見たものは、大量の車と広大なフリーウェーFree Way(日本と違ってほとんどが無料
*1)。車線は少なくとも片側で3〜4車線あり、広いところでは、7〜9車線くらいあるように見えました。

それでもやはり都市部は慢性的な渋滞に悩まされているようです。ワシントンDCの主要道路は朝8時ともなると、どこもかしこも満員。散歩していると、排気ガスで苦しくなります。緑地帯がどこよりも多いワシントンですら、これは大阪の御堂筋や堺筋、神戸の2号線や43号線以上のように思えます。ロスのFree wayはギネスブックに載るほどの渋滞で有名らしく、時間帯によっては「動かない」こともあるそうです。

とはいえ、アメリカならではの渋滞緩和工夫も勿論あります。多くある車線の一番左側の車線をCar Poolとし、複数名以上(場所によっては2名か3名)が乗車していれば通れる車線を設け、違反者にはかなり思い罰金を科すことによって、遵守を徹底しているそうです。そして、出口が多い。そのため、間違えてもくるりんと戻ることが割合に容易にできます(違う州もあるかも)。

また、速度違反にはそれほど甘い処置をするわけでもないようです。夜間私たちがオクラホマで目撃したのは、Free Wayのそれほど高くない上空を警察のヘリコプターがものすごい勢いでサイレンを光らせながら飛んでいき、スピード違反の車を追いかけていました。日本で言えば、白バイによる取締なのかな、と今では思います。

ところで、走っている車には日本製が多いように見えました。


ウィラードホテル前道路を疾走(?)するS2000
(撮影・T氏)


特に目に付いたのは以下の車です。

ホンダ--さらに特に「civic」
トヨタ--RVも評判通り多かった。しかし、「カローラ」等のいわゆる「ファミリーカー」も結構いました。
日産--「プリメーラ」。ほか沢山見ましたけれど車種不明(^^ゞ
イスズ--RV
マツダ--「ユーノス」を結構みました。これは西海岸のこと。

目測で言えば、おそらくは1/3に近い量が日本製のように思いました。


もっとも、フォード製の車の量が、日本製の車と同じくらいに多く思えたのはアメリカならではでしょう。もちろん、シボレー、リンカーン、キャデラックも多く走っていました。

アメリカでの「外車」は、上記の日本製のほかには、やはりドイツ製、が目に付きました。生憎オペルは発見できませんでしたけれど、VWではNew Beetleが多く、VWA4をほとんど見ることができなかったのは意外でした。圧倒的に多いのは、メルセデス、BMWで、西海岸においてより顕著でした。

今回は、載せて貰ってばっかりの旅でした。次回、行くときには必ず!運転するのだっ。と強く決意をしています。右ハンドルは運転したことがないのですけれど、以前から、間違って右車線を走ったことも度々あるので(汗)車線については、まだしも問題ない、と思うようにしています(^^ゞ 。早く、この御報告をできれば、と願うばかりです。

*1 全国で約70箇所あります。けれども、値段が安い。一番安いものでは20セント(22マイル)で、一番高くても14.40ドル(とはいえ、ここのは266マイルもある)です。最も距離の長い有料道路は496マイルあります(どちらもNew York 州)ものの、値段は15.10ドルと17.60ドルです。Intercity Toll Road Information, United States ( Rand Mc.Nally, 1999) ISBN 0-528-98171-4.


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