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 公開日 :2000年 10月 7日

#28 「賢明な利己心」


自己主張と "自己中" とは違う、と思いたい

「今、クラクションならす必要あった?」。

たまにヒトを乗せると、たまに言われます。この疑問は、免許は持っていてもほとんど車に乗らない"ペーパードライバー"というリッチなヒトとか、現在殆ど乗らないお忙しいヒトから頂きます。そのため、この次に展開する場面は、なぜそう思うのかを私が尋ねる状況ではなく、自分がなぜならしたのか、を説明することに費やされます。

そこで彼等に語った自分のカンガエをまとめると、「歩行者であろうと、自動車であろうと、二輪車であろうと、自分以外の人間は絶対に信用しないのが、交通事故を避ける最善の方法である」ということです。

私が鳴らす状況と鳴らされた (^_^;) 状況をおおまかに以下、まとめてみます。

1、まず、一般道路では、信号のある交差点。

(1) 右折車と対向直進車とのあいだで鳴らすことがあります。

自らが右折車の場合、直進車が進むのか停止するのか、一瞬では分かりかねることがあります。対向車が従うべき信号が自分の頭上にあるため、見えにくい(←よく通る交差点で、時差交差点の場合、私はたまに確認したりする(^_^;))。そこで、進む前にクラクションを軽くならして、行くよ!と知らせることもあります。


(2) たまに信号を無視するヒトがいるので知らせることがあります。

同じく、右折車と直進車の場合が典型です。自らが直進車の場合、右折車に停止すべきことを知らせるために鳴らすこともあります。・・え〜と、ヨイ機会なので、懺悔いたしますと、自分が直進車のとき、幾分大きな交差点で信号無視状態になってしまって、行くべ!と鳴らしたことがあります。直進できましたけれど、結果、対向右折車のおにーさんに「バカヤロー」と怒鳴られました。スイマセンです・・。


(3) 突然針路を変更する人に鳴らすことがあります。

これは、彼・彼女等からみて、死角にいる自分の存在をアピールするために鳴らします。交差点にかかって自分のレーンが右折車専用であることに気がつく人って少なくありません。というのは、日本の交通道路事情のせいもあるのでしょうけれど、一、二車線しかなくても、右端の車線が右折専用になったりしてます。横幅が狭いものも少なくない。しかも「お知らせ」がおそーい!

そのため、前車に詰まって、ウィンカーも出さずに車体を左に向ける人もいる。オイオイ、後ろ見ろよ。と私はココロのなかで思い(たまにつぶやく(^_^;))危なくなりそうなときにはもちろん、そうでなくても・後ろを見てなさそうな人の場合には、多少距離があっても、今後の教育のため(?)、クラクションを鳴らします。

‥実はコレ、教習車に乗っているとき、よく怒られたことの一つです。ブレーキをわざわざ思い切り踏まれましたデス。大きな事故にはならないかもしれないけれど、注意の方向を認識することの重要性がかいま見れると思います。


2、それから、高速道路を走っているとき

関西だけなのでしょうか、高速道路で突然停止状態になる人が居ます(^_^;) 特に、針路変更をしなければならない看板がでてきたときや、右車線へと合流する地点の周辺で、なぜか、ブレーキをしっかりと踏んで止まってる。

コレ、めちゃくちゃコワイです。

実は、二、三度こういう人に出会い、クラクションを鳴らしたことあります。一人ははっとして動き、一人はのそのそ動いて・でも動けず、もう一人は気がつかなかった・・。事情はあるかと存じますけれど、とりあえず、道路では停止せず、加速してくれ〜。


クラクションは万能ではないけれど、自分の存在をアピールして、確実に理解して貰える唯一の方法。最近では、お礼にクラクションを鳴らすことができるようになり、ちょっと成長したかも、と自画自賛してます(^_^;) しかし、お礼のツモリなんだけれど、ピッ、というのではなく、どうしても、ビィ- になってしまうのが、どうにかならんか、と悩み中・・。



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