YOU ARE HERE: くるまなひび < LOVING A4 < ちびねこ

line

last update 20 May 2000

 

#21 二人の距離が近すぎる


煽るのは、癖?

免許をとって二日目から高速道路を走った無謀なワタシですが、ムヅカシイな、と思ったことの一つに、「車間距離」があります。

追い越して、また元の車線に戻るときに、ぶつかりそうになったり(笑)(←無事だったから笑える、、)するので、身にしみて難しさが分かりました。乗っている人はもちろん、自分も恐怖を感じないように、停止できるブレーキのタイミングを体得するのにも、この距離感は重要。しかし、理解するのに結構時間がかかったような気がします。

今も肝に銘じていることですが、「車間距離を充分にとる」。やっぱり大事なんですネー。突然の「理解できない前車の行動」に影響を受けないくらいの距離を取ることは、自分のクルマはもちろん、他の人たちにメイワクをかけないために、最低限守らなければならないことなのでしょう。

特に、北海道にいる人たちは、アイスバーンでの経験から、充分くらい車間距離をとって安全を図っていらっしゃる、と聞いています。でも、交差点で停止するとき、発進するときに滑ったら、もうどうしようもないらしいけれど・・・(流浪の北海道民・妹情報)。

さて、ゴルフは、セダンにはあるトランク部分の幅がないので、後ろの座席とクルマの最後尾との距離が狭い。なので、前のクルマ・ファミリアと、教習所のクルマ・カリーナしか運転したことのなかったワタシには、通常に走っている場合でも、後ろにいるクルマがあまりにも自分に近すぎている気がして、慣れるまでは、本当に怖かった。しかし、慣れてもやっぱり怖いことがあるのです。

それは、車間距離をどこまでも詰めることを信条(モットー)にしている人たちがいるから、デス。しかも、自分は車線を変更しない。このなかで、何人か印象に残った人たちの所行をまとめてみましょう。

まず、大阪・外環状線(近畿自動車道の側道、二車線)での一台。吹田から守口の方向へ向かっているときのこと、いつもにまして、後ろのクルマとの距離が近いようなことにふと気が付きました。常にそれほど空いている車線ではないのですが、気になったので、隣の車線に移りました。その後、そのクルマの動きを見ていると、ちょっと前が空くと、ものすごい勢いで前のクルマにひっついていく。このときは、不思議な気なものを見たな、と見送るのみ。これは、白い中型トラックだった。トラックの製造会社のマークがバックミラーに大写しになっていた、その理由が分かる気がした。

そして、阪神高速道路東大阪線でのとある一台。大阪市内から奈良方面へ機嫌よく(?)帰るときのこと。バックミラーを見ると、ものすごい勢いで近づいてくるクルマが。

あ!ポルシェだ〜♪ 
↑とうとう、ポルシェもバックミラーで発見できるようになったo(^0^)o

しかも、ワタシの好きなCarera 4 。もっとも、一番好きな現行のものではなく、先代のタイプです。色は白。丁度、その時刻は、少々込み合う場所と時間帯だったので、そのポルシェはぴったりとワタシの後ろに付くことになりました。観察する時間ができてウレシイ・ワタシ。

しかし喜びも束の間。

あまりにも近すぎる、その距離。

今回は先ほどの急接近を見ていたので、ピン。このお方もムシをお腹に飼っている人のようです。そのムシは「煽りムシ」。二車線のどちらも混雑している。それでも、右往左往したそうにしている、ポルシェ。ライトはまぶしいし、近すぎるのも気にさわる。‥というよりも、あまりにも接近されると、急ブレーキを踏んで驚かしてやりたい、という欲求がもたげてき、それを抑制するのに一苦労なのです。

これは、ワタシのあまりにもトロイ運転に頭にきた(?)ドライバーが、ゴルチャンを凄い勢いで左側から追い越し、その直後にスピード違反検問で止められたのを見たためでしょうか(in 神戸)。溜飲を下げる、という言葉がぴったりの瞬間でした(笑←イジワル)。

しかし、自ら騒動を起こすのは大人げない(?)。それに、なんといってもカワイイ・ワタシのクルマ。様子をみて、どちらにしても込んでいる隣の車線にとりあえず無理矢理でも入らせて貰いました。

込んでいるときは周りの人も分からなくても、後ろに付かれると分かる、煽り屋サン。せめて込んでいるときには謹んで頂きたい。道路はアンタだけのもんじゃあないんだから、と言ってやりたい、自分を棚に上げるワタクシでした。

それにしても、縦列駐車でもその車間距離はためらわれるでしょう、というくらい詰めるのって、ムヅカシそう。それとも、煽られている方が、逃げ上手?

 


backindexnext

home

メールはこちら

(c)nagaoaki