いきいき日誌

 

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8月31日 (月)   草の根デモ

「民主主義って何だ!」、SEALDs(シールズ)の言葉です。7月、国会前で、シールズの奥田さんの発するこの言葉を生で聴いて、衝撃を受けました。若者の心の奥からの叫びでした。同じフレーズを私が発しても、響きは違うのです。平和な社会で育った若い世代の、激しい問いかけです。

昨日、200か所以上で戦争法案廃案を求めるデモが行われました。総数が何人かはわかりません。でも、国会前に集まった人が警察発表3万人でないことは確かです。大阪扇町公園が満杯になって2万5千人、集会経験者なら、集会場のどれくらい埋まれば何人というのは経験上わかります。関東圏だけでなく、全国各地から国会へ行かれていて、あの空からの映像を見れば、3万人の数倍であることは確かです。

橋下市長はツイッターで、デモは否定しないがとしたうえで、「日本の有権者数は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセントなんだ?ほぼ数字にならないくらいだろう。こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」と発信しています。
「デモ」に対する考え、つまり民主主義に対する考えが、まったく違います。しかも国会前しか見ていないで、木を見て森を見ずです。ひょっとしてご自身が国会議員をめざしているため、国会だけが意識にあるのかもしれませんが。

東京新聞の8月30日の社説「週のはじめに考える デモの民主主義が来た」を読みました。デモが議会制と並ぶ第2の民主主義になったという指摘です。

橋下市長にはこの構造が理解できないのでしょう。シールズの叫びを共有する感性すらないのでしょう。あらためて独裁者と言わざるを得ません。一刻も早く退場していただきたいです!

午後から大阪市内で開かれた社会福祉法人経営に関する研修会に参加しました。今日も、現在参議院で審議中の社会福祉法改正案について触れられました。規制緩和で、民間企業参入が前提の社会福祉に変わってきています。その結果が何をもたらすのか、明らかです。講師の先生は「勝って下さい」と言われましたが、そのためには、あまりにも課題が大きすぎます。



8月30日 (日)   戦争法案廃案!

午後4時から扇町公園で、戦争法案廃案を求めるおおさか3万人大集会が開かれ、参加しました。公園に入りきれないほど多くの人の参加で、集会終了後3つのコースに分かれてデモをしました。
集会では、民主党、共産党、社民党の国会議員の皆さん、学者、若者、弁護士、宗教者、元校長会代表、落語家など、多彩な、かつ個性的なアピールが続きました。創価学会の方のアピールには大きな拍手が送られていました。
赤い紙に黄色で「戦争アカン」と大阪風のメッセージを書いたボードが参加者全員に配られ、コールにあわせ掲げましたが、「戦争法案絶対廃案!」の声は地響きのようで、圧巻でした。
「変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本」ののぼり旗もたて、高槻・島本の参加者の皆さんといっしょに歩きましたが、かなりの長距離でした。
東京では12万人に参加だったとのこと、あらためて、廃案を求める人がいかに多いかを示しています。皆さんから元気をもらい、私もがんばります!


8月29日 (土)   「タチソ」写真集

戦後70年、高槻地下倉庫(成合)の記録写真集が発刊されました。『消えていく戦争 70年目のタチソ』(高槻「タチソ」戦跡保存の会編、写真:橋本学、東方出版)、1200円です。

タチソとは、高槻の「タ」、地下の「チ」、倉庫の「ソ」の略で、陸軍の暗号でした。戦況が厳しくなってきた1944年から、本土決戦に備え、各地にこのような地下トンネルが掘られました。
成合では、地主から農地と山林を強制収用、「勤労動員」として近隣の人を働かせただけでなく、朝鮮人労働者も過酷な仕事につかせました。
敗戦が濃厚になると、資料は焼かれ、当時の状況を示す資料はほとんど残っていません。
そのようななかで、、保存の会は、現地調査や聞き取りの力を入れてこられました。
全国各地のトンネルは70年の経過のなかで、保存されないまま、荒れ、記憶が消されつつあります。
そのような中で、現状を残そうとこの写真集が出されました。
47ページの写真集ですが、ほとんどがカラーです。そしてカメラマン橋本学さんの手で、トンネルが読み手に語りかけ、訴えてきます。ぜひ、手に取って下さい。
JR高槻駅前のジュンク堂、紀伊国屋、大垣書店にも置かれています。

高槻の巨大地下壕群「タチソ」、写真集を出版(8月26日朝日新聞)
「消えていく戦争」の紹介(東方出版)


明日は、戦争法案廃案を求める全国100万人行動です。大阪では、午後4時から扇町公園で3万人集会&デモです。
この間、入っているメーリングリストで、さまざまな行動案内、行動報告が流れてきます。
国会前では10万人規模の集会です。その準備だけでも、相当な人が動いてくださっています。
立憲主義を守り、9条を守るため、私も、微力ながら皆さんといっしょにがんばります!!!


8月28日 (金)   維新の分裂?

橋下市長と松井知事の動き、まったく理解できません。離党、そして新たな国政政党立ち上げというのですが、そうコロコロ変わったり、つくっていいのでしょうか。
戦争法案の審議のさなか、わざと派手な話題をつくって、マスコミジャックをしているのかと、思わざるを得ません。
大阪府民として、怒り心頭!です。

柿沢幹事長が山形市長選の応援に行ったことが許せないということだそうですが、それはあくまでもそういうことにして、本音は、自分たちのやりたいことだけが通る政党にしたいだけなのでしょう!おまけに、11月の大阪府知事、大阪市長のダブル選挙では、「都構想」をもう一度、信任を問うと言っています。あの住民投票はなんだったのでしょうか!

憲法違反と国民の多くが撤回を求めている戦争法案、この審議の大詰め段階で、法案の審議を横に置き、11月の選挙、来年の参議院せんの準備を優先させ、自らの内部紛争に明け暮れる維新の党、このような政党が、府民や市民の暮らしがよくなる政治をするとは、とても思えません。
今は、法案が違憲かどうかが争われているのです。国家のありようは、憲法によっておこなう「立憲主義」か、選挙で選ばれた首相が何をしてもいいという「独裁政治」を選ぶのかの問題なのです。
維新の党の皆さんの良識ある対応を望みます。


8月27日 (木)   長居公園

たかつき市民環境大学の観察会でした。午前中は大阪市立自然史博物館へ、午後は吹田市になるアサヒビールの工場見学でした。いずれも行きたいなあと思っていたところでしたので、楽しく学ばせていただきました。お世話くださった幹事の皆さん、ありがとうございました。

大阪市立自然史博物館は東住吉区の長居公園内にあり、公園にはスポーツ施設もあります。住吉区で育った私には、すぐ近くの長居公園は思い出の場所です。
スポーツ施設のひとつ、陸上競技場は、1964年の東京オリンピックに合わせ完成しました。オリンピックのサッカーの競技が行われました。
オリンピックが行われるというので、長い月日をかけ、競技場建設や公園整備、周辺道路の工事が続きました。そんな工事現場は、小学生のかっこうの遊び場でした。今なら立ち入り禁止でしょうが、残土があちこちに積み上げられ建設資材がある凸凹の工事現場で走り回って遊ぶのは、ほんとうに楽しかったです。
競技場完成後は、中学も高校も運動会は長居の陸上競技場でした。団塊の世代で生徒数が多くて学校の運動場は使えなかったためです。
緑が生い茂る公園になっていますが、ボランティアの皆さんが、水やりなど、手入れをされていました。
また、落雷で亡くなられた方の木には、お花などが供えられ、冥福を祈られる方が絶えないようでした。

京大農場跡の安満遺跡公園整備を考える時、いつもこの長居公園のことを思い出しています。遺跡公園のため、スポーツ施設や文化施設などコンクリート建物は造れませんが、住民の愛される公園になるために、整備段階から十分配慮していただきたいと思います。


8月26日 (水)   立憲主義を守れ!

お盆が明け、国会審議が本格化し、問題点がより一層明らかになるとともに、戦争法案反対の声が、どんどん広がっています。

野党は、安倍首相の委員会での不真面目な態度に審議の休憩を申し入れました。自民党は遺憾であり政府に伝えるとのことです。衆議院での審議の時から、首相の不真面目さは変わっていません。辻元議員への野次でお詫びしたにもかかわらず、蓮舫議員にまた野次です。
あの傲岸不遜な態度は、数があるのだから強行採決をやりさえすればいいという、結果ありきの驕りの現れです。
また、70年談話に見られるように、侵略したことにお詫びの気持ちはまったくないのです。逆に、日露戦争はアジアの人々に勇気を与えたと肯定しているのです。おじいさんの岸元首相の戦犯は間違っていたと、東京裁判も見直す動きも表面化しつつあります。
こんな首相を選んだのは誰だと叫びたいですが、先の衆院選挙ではアベノミクスを前面に出し、「戦争」は隠していました。選挙後に出してくるのは、まるで「詐欺」ではありませんか!

民主党や共産党議員の質問で、法案の問題点がどんどん明らかになっています。
辰巳孝太郎参院議員(共)の質問で、自衛隊イラク派遣時の報告書から、民間企業が武器を輸送している実態が明らかにされました。これに対し、新自由主義では「戦争の民営化」が進み、責任の所在があいまいになっていると、報道ステーションで中島岳志さん(北大院准教授)が解説されていました。
この報告書は衆議院での審議の際、辻元清美衆院議員(民)と赤嶺政賢衆院議員(共)が公開を求めていたものです。衆院強行採決後に明らかにされました。正式名称は「イラク復興支援行動史」は辻元議員のブログに掲載されています。
小池晃参院議員(共)が暴露した自衛隊統合幕僚監部の内部文書でも、自ら「軍」を使うなど、すでに、「軍部独走」が明らかになっています。
これも安倍首相の不真面目な態度に通じています。内心、「今さら何を言っているんだ!」と、思っているに違いありません。

日本弁護士連合会も安全保障関連法案に反対する学者の会も、憲法違反の安保法制反対!立憲主義を守れ!と、今日は大きな集会を東京で開かれました。
テレビのニュースでは、集会の最前列に創価大学の方もおられました。平和の党・公明党の皆さんにも、ぜひ、法案反対の列に参加していただきたいです。

立憲主義、平和憲法の危機です。まさに崖っぷちです。でもまだ時間があります。国会で頑張って下さる議員の皆さんとともに、一人でも多くの方が廃案の声をあげてくだされば、強行採決はできません。がんばりましょう!

午後6時から、JR高槻駅南陸橋で、変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本の皆さんと、アピールとチラシ配布をしました。私も必死に配っています。若者が自ら手を出して受け取って下さることも多くなりました。もちろん通り過ぎる人もいますが、一人でも二人でも増えればと願っています。今日はいつもより参加者も多く、配布枚数も増えました。皆さんといっしょにまだまだがんばります!!!



8月25日 (火)   積極的平和

参議院の審議を聞いていて、腹立たしい限りです。昨日は参院予算委員会、今日は参院安保法制等特別委員会です。安保法制特別委はすでに審議時間が50時間を超えました。100時間をめどとしていますから、安倍政権は消化試合をしているようで、野党議員の質問にまともに答えません。
4月に改定した日米防衛ガイドライン、夏までにガイドラインを実行できるようにしますと、法律をつくりますと、米国議会で宣言してきた安倍首相、日本の民主主義、立憲主義のありようなどまったく関知せず、という具合で、独裁者のごときふるまいです。ほんとうに恐ろしい事態です。

平和学の父といわれるヨハン・ガルトゥング博士が来日、ご自身が提唱されてきた「積極的平和」と安倍首相の「積極的平和主義」は、まったく違うと批判されています。
武力によらない平和を訴える博士は、日本が9条を安眠枕にしていると、問題提起もされています。
戦後の平和を享受してきた私たち団塊の世代、先人たちが残した平和憲法に感謝し、未来へつなげていかなかればと、確認する日々です。

庭でたくさんのジャコウアゲハが羽化し、連日、優雅に舞っています。こちらもゆったりとした気分にさせてくれています。


8月23日 (日)   家事

久々に家事に専念しました。少し動けば汗、すぐに一服休憩で、若い時のように、一気に片づけることができません(涙)。

国会は、会期末があと1か月と迫り、緊迫してきました。明日、参議院は予算委員会です。しばらく、国会に集中の日々です。



8月22日 (土)   子ども樹木博士

子ども樹木博士募集に応募したところ、参加OKとのことで、午前中、参加しました。主催は、たかつき環境市民会議・里山グループです。今日は第11回目でしたが、1回目から参加したいなあと思っていましたので、ワクワクでした。
会場は、城内公民館&城跡公園、スタッフの方が、25種類の樹木を1本ずつ公園内で説明して下さいました。復習のあと、試験でしたが、なんとか私も認定証書をいただくことができました。
25種類のうち6種類は初めての名前、覚えるのに緊張しました。受験生のような雰囲気でしたが、子どもさんたちと一緒で、童心に返って、楽しませていただきました。
里山グループの皆様、ありがとうございました!近々、もう一度、城跡公園で復習してきます!


8月21日 (金)   社会福祉法改悪

午後から、社会福祉法改正対応セミナーに参加しました。主催は大阪府社会福祉協議会・社会福祉施設経営者部会です。「社会福祉法改正のゆくえ〜これからの社会福祉法人の経営に求められていること〜」と題して、宮内威さん(公認会計士)が、2時間にわたり、説明をして下さいました。
社会福祉法一部改正案は、今年2月に報告書が出され、4月に衆院に法案提出、7月衆院で賛成多数で可決されました。委員会審議はわずか7時間、10の附帯決議が付けられましたが、議事録を読む限り、こんなに簡単に片づけられるのかと、怒りがこみ上げました。現在、参議院で審議が始まろうとしています。
法案は、社会福祉法の戦後最大の改正と言われています。確かに、社会福祉の本質を根本から変えようとするものであり、小規模の社会福祉法人には、今年始まった子ども・子育て支援新制度に引き続き、相当な負担があり、何のための改正かと思わざるを得ません。
しかし、法案が成立すれば、私も法人理事として責任を持って対応しなければならず、しばらくは、こうした研修会に参加して、学ばせていただこうと思っています。
安倍政権の進める福祉改悪に向き合い、現場で一から学ぶことばかりです。

寝屋川・高槻の事件の犯人が逮捕されました。そして、行方不明だった中学生は遺体で発見されました。残念です。あまりにもむごい事件に、胸が痛みます。


8月20日 (木)   市民環境大学

今日はたかつき市民環境大学でした。午前はヒートアイランド問題とその対策について、午後は市と市民団体の雨水対策の取組についてでした。
都市の「熱」と「水」、これからの都市ではこのコントロールが大きな課題です。地球規模の問題でもありますが、各自治体でもできることがあるはず、高槻市も、そのような都市の先進市、環境自治体になることを願っています。

毎日新聞の連載「日米安保の現場」を読んでいます。今日は「有事避難 自治体に」と題して、日米共同演習が東北の自治体も含めて行われていることが書かれていました。もちろん室内で行う図上演習ですが、演習で使われた資料はすべて回収されるとのこと、その資料は公開対象になるのだろうかと気になります。公にされないままに、既成事実がつくられているからこそ、参院特別委で小池議員が暴露した文書が存在するのでしょう。安倍政権では、このような文書の存在は日常茶飯事なのかと思ってしまいます。「国民主権」も「住民自治」も確実に骨抜きにされています。

<情報提供>

自由と平和のための京大有志の会・声明


8月19日 (水)   研究と検討

議会用語は、市民の皆さんには理解しがたい言葉がよくあります。
議員の質問に対する答弁で、「研究します」と「検討します」は大違いなのです。
研究とは、まさしく研究で、議会では「調べる」ぐらいの意味で、実質、何もしないことです。
検討とは、一定の方針もとで具体的に動くということを意味しています。
ケンキュウとケントウは、「キュウ」(9)と「トウ」(10)で、大違いなのです。

今日の参議院安保法制特別委員会、小池議員が明らかにした陸自内部文書について、中谷防衛相は、自分の指示で作成させたが、研究だったと答弁しました。
下記に問題の文書があります。ぜひご覧ください。
明らかに研究文書ではなく、法案成立前提に、一刻も早く駆けつけ警護や米軍と共同で動くためのシナリオです。中谷防衛相は、法案成立後の自衛隊の動きを検討させたのです。
国会軽視、シビリアンコントロール無視ではありませんか!

「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)及び平和安全法制関連法案について(小池議員が暴露した文書)

あらためて、安倍政権下で進む「密室政治」「独裁政治」「軍部独走」「憲法破壊」の恐ろしさを感じます。なんんとしても戦争法案は廃案に!

高槻市で中学1年生の遺体で発見された事件、いっしょにいた中学生はまだ行方がわからず、連日、マスコミに大きく報道されています。断片的に報じられる事実に、心が痛みます。一刻も早く犯人逮捕と、事件の究明を祈るばかりです。



8月18日 (火)   エアコンダウン

暑さが戻ってきました。そんななか、エアコンがダウン、私もダウンです。
メーカーの相談窓口に電話して修理を頼むと、24年前の製品なので部品がなく修理できないと寸座に断られました。見にもきていただけないのです(怒、涙)。
事務所閉鎖後に持ち帰ったエアコンを置いていましたので、取り付け工事を依頼したのですが、私は明日から予定がびっしり、工事は少し先になりました。
ああ、我慢と覚悟していましたが、念のため、夕方にスイッチを入れると、動いたのです!しかし、音はおかしく、綱渡り運転です。
親戚からもらったエアコンですので、もう寿命だと割り切ってはいますが、やはりパソコンの前にいると暑さは耐えられません。しばらく、冷や冷やの生活です。

自宅にいる時間が多くなり、いろんな電話がかかってきます。この間多いのが、○○リサイクルセンターというものです。ご家庭に不要な電化製品はないですか、引き取りに行きますと言われるのです。無いですと答えると、不要な大きな家具などはないですか、としつこく聞かれます。「忙しいので」とやんわり断るのですが、高齢者の弱みに付け込んで、家に上がりこみ、その家の品定めをして、狙われるのではと、心配なかぎりです。

<情報提供>

SEALDsの今村幸子さんの国会前でのスピーチ全文です。8月7日の分ですが、心を打ちます。IWJにまたしても感謝です。

今村幸子さんのアピール


8月17日 (月)   IWJに感謝!

お盆があけたとたん、少し涼しくなりました。ほっとです。

今日は、パネル展でいただいたアンケートの整理をしました。私の担当分だけですが、もう少し時間がかかります。がんばります!

パソコン前での仕事山積ですが、少しずつパワーアップで、あわただしい毎日に戻ります!

<情報提供>

8月14日に放映されたニュース23の「私たちの戦後70年談話」がアップされました。全員平成生まれの若者が作り上げた談話、感動しました。

私たちの戦後70年談話

また、15日に大阪で開かれた、「加害の歴史にしっかり向き合ってこそ平和な社会を築くことができる」集会の動画がアップされています。
講師は、午前は高里鈴代さん、午後は高橋哲哉さん、主催は、戦後70年 東アジアの未来へ!宣言する市民 です。
参加したかったのですが、体調を考え、大阪まで行けませんでした。こうしてアップしていただき、岩上ジャーナル(IWJ)に感謝です。

加害の歴史にしっかり向き合ってこそ平和な社会を築くことができる(動画)



8月16日 (日)   全国百万人行動

連日、夕方から夜にかけて、かわいい雨が降っています。そのためか、少し気温が下がり始め、体を動かすのも少し楽になってきました。ただ、湿気は高く、少し動くと汗がでます。また、クーラー入れずにパソコンで仕事をしていると、熱気でボーっとする上、汗がにじみでてきます。それでも、あの時の酷暑に比べると、体への負担もかなり違います。

夕方、久々に美容院へ行き、短くカットしてもらいました。ようやく気分がすっきりしました。
帰りに寄った松坂屋では、すでに夏物バーゲンは終わりのようで、秋物メインのディスプレイに変わっていました。
太陽もどんどん早く沈みはじめ、夜の帳が下りる時間が早くなっています。
秋よ!早く来い!の心境ですが、あと1ヶ月は闘いモードです。

戦争法案廃案を求め、8月30日(日)は全国で100万人行動が予定されています。
参議院での強行採決をさせず、60日ルールを使わせないためには、8月末にどれだけ多くの人が声を上げるかにかかっています。

戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は、大きな3つの団体で構成されています。まさに超党派の行動です。
7月に私が参加した日比谷野音での集会もこの実行委員会の主催でしたが、舞台に向かって真ん中部分が市民や個人参加の席に、右が共産党系の団体の席、左側が民主党系の席でした。
8月30日は、この総がかり行動時実行委員会だけでなく、若者のSEALDsなど、新しくできたグル―プも参加、全国で100万人の行動としようというものです。

全国100万人大行動・総がかり行動実行委員会

大阪では、扇町公園で3万人大集会が開かれます。午後4時から集会、そのあとパレードです。こちらも総がかり実行委のように、超党派で行われます。ぜひ、ご参加下さい。

8.30おおさか3万人大集会のチラシ


8月15日 (土)   敗戦の日

午後5時から憲法アピールでした。JR高槻駅南陸橋で、変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本の皆さんと、憲法違反の戦争法案NO!と、訴えました。
各地で、若い人たちが立ち上がっておられますが、確かに、自ら手を出してチラシをとって下さる若い人も増えています。
参議院会期末は9月27日(日)ですが、連休もあるため、強行採決は、9月上旬から中旬とも言われています。
違憲の法案は廃案に!と、戦争させない!・9条壊すな!と、残された時間、私も精一杯頑張ります。
高槻・大阪での企画が明らかになれば、この日誌でもご紹介します。皆さんも、ぜひ、ごいっしょに!

今日の新聞は読みたい記事がたくさんあり、時間がかかりました。
朝日新聞朝刊は6面前面に昨日の安倍首相の談話を日本語、英語で掲載していました。
その裏の5面は、岩波書店の全面広告でしたが、その5分の4は「戦後70年 憲法9条を本当に実行する」と題した柄谷行人さんへのインタービユー記事でした。
毎日新聞は紙面全体が終戦記念日特集の感じで、こちらも読みごたえがありました。


8月14日 (金)   70年談話(大怒)

午後6時から20分もかけた安倍首相の70年談話、美辞麗句を並べたてはしていますが、心のこもったものではなく、「侵略戦争を認めたくない」という本音をいかに隠すかに腐心したものでした。主語があいまいで、戦争を起こしたのは、加害国は日本だという認識がまったく感じられません。怒り心頭です!

午後6時前に村山談話、小泉談話を何度も読み返しました。そして、安倍談話を聞いたのですが、最初からひっかりました。

「先の大戦への道のり」と聞いた途端、図書館で読んだ育鵬社の教科書を思い浮かべました。ああ、やむを得ない戦争だったと合理化している!

続いて、「日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。」とんでもない!その後のポーツマス条約で韓国を支配下においたのでしょ!日清戦争で台湾を植民地化し、日露戦争で韓国を支配下におき、抵抗する安重根による伊藤博文殺害事件があり、1910年の日韓併合につながっているのです。
パネル展の準備で、大陸侵略の歴史を振り返ったばかり、日露戦争の位置づけを、こんなふうに一面的に行うのは、大間違いです。
韓国が日本の領土になる、韓国の人々にとって忘れられない屈辱的な韓国併合、それに至る日露戦争を、このような評価を平然とするところに、安倍首相の歴史観がにじみ出ています。先の大戦は1931年の満州事変からとされていますが、私たちが反省しなければならないのは、それ以前にすでに日本の領土としていた、韓国の植民地支配についてもです。戦争中、創氏改名、国語は日本語など、「日本」を押し付け、強制連行など、どれだけ朝鮮半島の方々に犠牲を強いたか、その反省、お詫びはありませんでした。

日本軍「慰安婦」については、「戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません」「20世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻みます」とし、「女性の人権が傷つけられることのない世紀とするために、世界をリードしてまいります」と宣言しているのです。「すり替えるな!」と言いたいです。傷つけたのは日本軍です。その加害責任については認めていません。まるで、誰かしらないが傷つけたと他人事のようです。何が世界をリードですか!「慰安婦だった」と名乗り出た女性たちにまずは謝罪をすべきではありませんか!

談話全体が、このようなトーンで、日本が加害国だという認識がかけらもありません。自分が悪かったと思えば、誰でも素直に謝るものです。悪いと思っていないから、いろいろ批判があるので、まあ「植民地支配」「侵略」「反省」「お詫び」の言葉だけはちりばめておいたのでしょう。

官邸ホームページにアップされた談話を読めば読むほど、怒りに燃えています。しかし、これが、安倍首相の本音です。先の戦争は悪かったと思っていないのです。敗戦を認めたくないから、ふたたび戦争をしたいのです。
あらためて、批判をまとめます!



8月13日 (木)   永続敗戦論

茨木市でも子どもたちと考える「戦争と平和」展が開かれています。今日から15日まで、会場はローズWAMです。
夕方からパネル展示を見せていただき、そのあと、白井聡さん講演会に参加しました。「戦後70年『永続敗戦論』から安倍談話を斬る」と題した講演会でした。
安倍談話がまだ出ていませんでしたが、永続敗戦論も含め、アベ政治をスパッと斬られました。
敗戦を否認するがゆえに敗北が際限なく続くというのが「永続敗戦」の概念です。これだけではわかりにくいのですが、アベ政治の本質がよく語られていて、ひたすら対米従属に走るのがなぜか、よくわかりました。
『永続敗戦論』を読もうと、図書館で蔵書検索すると、10人以上もの予約が・・。どなたか、お持ちの方がいらっしゃれば、貸してくださ〜い!!!


8月12日 (水)   資料整理

5月以来取り組んできたパネル展が無事に終わり、ホット一息です。今日は、にわかに勉強した大陸への侵略戦争の歴史についての資料など、整理をしました。
何か夢中になると、資料が山積する性格で、狭い自宅に資料山ができてしまいました。整理にも一苦労です。

米軍ヘリが沖縄で墜落し、陸上自衛隊員も負傷したとのニュースが報じられました。詳細はわかりませんが、またしても「日米地位協定」で、真相がわからずじまいになりかねません。
でも、どうして、米軍ヘリに自衛隊員が乗っていたのか、不思議です。
昨日、小池晃参院議員(共産)が、陸上自衛隊作成の内部文書を委員会審議で暴露されていました。
それによると、5月の戦争法案を国会提出時期と同じころに作成されたものなのですが、8月には法案成立、2月から行動を始めるという計画になっていました。しかも、「軍」という言葉が用いられていました。
まさに、軍部の独走ですが、今日の米軍ヘリに自衛隊員が同乗していたのも、すでに一緒に訓練をしていたのではと思わざるを得ません。
国会で内部文書の問題とともに、今回の墜落事故についても真相を徹底究明をしていただきたいものです。



8月11日 (火)   パネル展終了!

9日から開いていました子どもたちと考える「戦争と平和」展in高槻・島本、本日終了しました。来場者は約1000名でした。
ご協力くださった皆さん、そしてご来場くださった皆さん、ほんとうにありがとうございました!!!

これから、いただきましたアンケートをまとめますが、このような事実を初めて知った、これからも続けてほしいなどのお声も多数いただきました。
また、アンケートコーナーでは、パネルを見た後、イスに座りながら、戦争体験を語られる方もいらっしゃいました。

戦争法案の審議が続くなかで、危機感を持っておられる方がいかに多いか、その証のように思えました。

あの戦争は自衛のためにやむをえなかったのだとか、大東亜共栄圏の繁栄をもう一度とか、民族や人種に優劣をつける動きに対し、戦争法案撤回を求めるとともに、こうした加害・被害という戦争の真実をみつめる作業も同時にしていかなければと思っています。
そして、パネル展企画を進めるなかで、自分がいかに何も知らなかったかに気が付きました。日本軍の行った「侵略」をもう一度学び直さなければと痛感しています!


8月10日 (月)   酷暑

今日も厳しい暑さの一日でした。

しかし、その暑さの中を、子どもたちと考える「戦争と平和」展in高槻・島本に、たくさんの方がお越しくださいました。
昨日も今日も、300名を越えました。市民の手によるパネル展でもあり、ほんとうにうれしいです。
明日は最終日、午後6時半までです。
まだご覧になっておられない皆さん、明日も厳しい暑さのようですが、お時間がありましたら、ぜひ、おいでください。

明日は、九電・川内原発で再稼働が始まるとのこと、この猛暑の中、現地では抗議行動が行われています。
あれだけ電力危機をあおっておきながら、この暑さの中、九州電力も、関西電力も、四国電力も、電力不足など、どこ吹く風です。
社会はこれ以上の電力を必要としていませんし、石油も安くなっていて、どうしても再稼働をしなければならない理由が見つかりません。
電力会社は原発を動かしていないと帳簿のつけ方上都合が悪い事と、国のメンツだけが優先されているようです。
そして、安全性は後回しです。にされています。
いざという時、どこが責任を負うのか、不明なままの原発再稼働など、もってのほかです。
体は一つ、現地に行けませんが、心のなかで、反対を叫ぶ毎日です。

<情報提供>

戦争法案の説明、大好評だった「あかりちゃん ヒゲの隊長に教えてあげてみた」のパート2が出ています。
ぜひ、ご覧ください。

【あかりちゃん#2】HIGE MAX あかりのデス・ロード (7分47秒)



8月9日 (日)   戦争と平和

戦後70年 子どもたちと考える「戦争と平和」展in高槻・島本が、今日から始まりました。会場は、高槻市立生涯学習センター1階展示ホールです。
今日から3日間、11日(火)までです。お時間がありましたら、ぜひ、お越しください。

戦後70年の今だからこそ、加害と被害の真実をみつめようと、朝鮮・中国からの証言、731部隊、日本軍「慰安婦」、戦争中の高槻・島本、高槻地下倉庫(タチソ)のテーマにしぼっています。
また、戦争中の生活が分かるモンペ等の実物展示や、中学校歴史教科書の比較もありますし、子どもたち向けアニメも上映しています。

今日も、たくさんの方が、じっくり時間をとって見てくださいました。
この夏、戦争法案が審議中ですが、あの侵略戦争をみつめなおし、2度と戦争は繰り返さないと確認し、アジア諸国との関係を考えていただける場になればと願っています。
チラシは、コチラです。
お時間がありましたら、ぜひ、お越しください。

しばらく日誌が更新できずにいました。
訪問下さった皆様、申し訳ありませんでした。
今日から、復旧します。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

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©二木洋子事務所