いきいき日誌

 

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最近の記事

13/7/31 (水)  政務調査費
13/7/30 (火)  保健医療審議会
13/7/29 (月)  障がい者福祉
13/7/28 (日)  ワクチントーク
13/7/27 (土)  国策と犠牲
13/7/26 (金)  スポーツ推進
13/7/25 (木)  保育園見学
13/7/24 (水)  資料整理
13/7/23 (火)  現代医療
13/7/22 (月)  これから!!!
13/7/19 (金)  安満遺跡公園
13/7/18 (木)  9月議会日程
13/7/17 (水)  ネット選挙
13/7/16 (火)  芥川の本
13/7/15 (月)  発送完了
13/7/14 (日)  沖縄の声
13/7/13 (土)  発送準備完了
13/7/12 (金)  文化振興ビジョン
13/7/11 (木)  私立幼稚園
13/7/10 (水)  阪市大で講義
13/7/9 (火)  通信の校正終了
13/7/8 (月)  環境アセス見直し
13/7/7 (日)  原稿書き
13/7/5 (金)  神野直彦さん
13/7/4 (木)  高齢者福祉
13/7/3 (水)  憲法アピール
13/7/2 (火)  パチンコ建築審議会
13/7/1 (月)  共通番号制

過去の記事

   これより以前
7月31日 (水)   政務調査費

高槻市議会では、政務調査費の収支報告を3ヶ月毎に議長が点検することになっています。今日は4月〜6月分の締切日、私も提出しました。

麻生太郎副総理兼財務相の発言が問題になっています。29日に国家基本問題研究所(理事長:桜井よしこ)の7月例会で行った講演のなかで、ヒットラーがワイマール憲法を変えた手口を学んだらどうかと発言したというのです。7月31日付東京新聞に講演要旨が出ていますが、「静かに変える」と。これはナチスを評価する発言です。韓国、中国など、国際的にも厳しい批判が寄せられています。ご本人から、発言に関するコメントが出ていませんが、この発言はとうてい許されるものではりません。


7月30日 (火)   保健医療審議会

午後2時から保健医療審議会が開かれ、傍聴しました。案件は3件、@高槻市の保健衛生統計等について、A「健康たかつき21」について、B三島二次医療圏小児救急医療の広域化について、でした。
今日は市民の傍聴席がいつもとは異なり、事務局の横だったため、委員の皆さんとの距離も近くなり、委員の発言も事務局の説明や答弁もとても良く聞こえました。こうしていただくと審議の理解度も深まります。ご配慮、ありがとうございました。

米海軍オスプレイ12機が、今日、岩国基地に到着しました。同じ日、防衛省は沖縄県に対し、普天間基地配備のオスプレイについて、夜間訓練などルール違反はなかったと返答しました。あれだけ住宅地の上空をや夜間飛行の実態が報道されているにもかかわらずです。
その上、米空軍は、新たに嘉手納基地や横田基地にオスプレイ10機の配備を検討していることが明らかになりました。菅官房長官は「承知していない」と言っていますが、それならもっと怒るべきで、容認も同然です。
日米地位協定で、日本は主権を主張できません。まさに米国の属国です。オスプレイが訓練のために日本国中飛び回ることは誰しもが反対です。日本の主権確立のため、地位協定は破棄し、米軍基地を日本からなくすべきです。


7月29日 (月)   障がい者福祉

午前10時から社会福祉審議会障がい者福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。案件は2件で、@2013年度新規事業について、A第3期障がい福祉計画2012年度実績について でした。
@については、「障がい者基幹相談支援センターと地域の相談支援体制の拡充」と「障がい者庁内職場実習事業」でした。
庁内職場実習事業については、6月3日から受け入れが始まり、すでに8名(高槻支援学校2名、茨木支援学校2名、摂津支援学校4名)を受け入れているとのことです。本年の目標は22名ですが、北摂近隣市では、実績の積み重ねられており、高槻でも、もっともっと充実させていただきたく思っています。

久々に雨でした。しかし、山口県や島根県、東北・関東では、すさまじい豪雨となって大きな被害が出ています。被害状況の映像を見ると心が痛みます。まだ明日もぐずつくようで、地盤の緩んだ被災地に雨が降らないよう、祈るばかりです。


7月28日 (日)   ワクチントーク

午後1時からワクチントーク全国in東京 講演会が明治大学リバテイタワーの教室で開かれ、参加しました。「子宮頸がん・・病気とワクチンの本当の関係〜今でしょ!ワクチン総点検」と題して、お二人の講演、報告2件、そして意見交換がありました。
「子宮頸がんという病気とワクチン」と題した打出喜義さん(金沢大学附属病院産科婦人科医師)の講演で、問題点が明確にわかりました。この問題については、6月議会の一般質問でも取り上げました。かなり調査して臨みましたが、私の主張が間違っていないことを、さまざまなデータを示してくださったことで、確信が持てました。
「今、ワクチンにどう向き合うか」と題した母里啓子さん(元国立公衆衛生院疫学部感染症室長)の講演では、さまざま予防接種にどう向き合うべきか、基本的なお話でした。母里さんは「予防接種は異物を体に入れることで、必ず被害が出る」と一貫して主張されています。私は、この母里さんの言われることに納得、3人の息子たちに予防接種をしませんでした。
古賀真子さん(日本消費者連盟)は、「だれのためのワクチン接種か」と題して、この4月に変わった予防接種法について説明や、他のワクチンの副反応の実態、子宮頸がんワクチンについての厚生労働省交渉の報告でした。
また、栗原敦さん(全国薬害被害者団体連絡協議会)は、戦後間もないころからの予防接種のあゆみをふりかえり、現在の予防接種行政に対して厳しい指摘をされるとともに、「医薬品副作用被害救済制度」の給付申請についても説明されました。
昨日の「国策」と「犠牲」に重なる講演会でしたが、今日も会場は200人ぐらい参加されていたようです。意見交換の場では、さまざまな予防接種に疑問を持つ小児科医、内科医の先生が発言され、学ぶことばかりでした。関係者の皆様、ありがとうごいざいました。
なお、子宮頸がんワクチンに反対されている佐藤荘太郎医師も参加、発言されていました。佐藤医師のHPです。ぜひご一読ください。


7月27日 (土)   国策と犠牲

午後1時から第25回現代医療を考える会「国策としての先進医療・原発−犠牲の上に成り立つ科学技術の行く末−」が開かれ、参加しました。
原発問題(立地時の差別の構造、労働者や住民の被曝)と先進医療(脳死・臓器移植)の背景には、「国策」と「犠牲」があることを明らかにした講演会でしたが、講演者3人、会場発言4人、特別発言2人、まとめという、5時間にわたるあまりにも重い問題提起の連続に、怒り新たに、背筋を伸ばして帰路につきました。
参加者は170名だったとのこと、お声かけして参加された方々から、「ほんとうに来てよかった!」と感想をいただきました。関係者の皆様、ほんとうにご苦労様でした。


7月26日 (金)   スポーツ推進

午後2時から第2回スポーツ推進審議会が開かれ、傍聴しました。案件は、スポーツ推進計画(試案)についてでした。試案の説明に対し、各委員から意見が出されていました。
審議の中で、団塊世代のスポーツについていろいろ意見が出ていました。思わず、「私、当事者の団塊です!」と、発言したくなりました。
次回は9月17日(火)午前中とのことです。

夜は車を出していただいて、富田団地への通信配布でした。私担当分は、2時間強、歩きに歩き続けて、約1700枚投函しました。トレーニングと言い聞かせて、いい汗をかきました。
配布して下さっている皆さんも、こうして汗を流して下さっています。ほんとうにありがとうございます!!!


7月25日 (木)   保育園見学

午前中、豊中市のアトリオとねやま保育園を見学させていただきました。豊中市から移管を受け、2007年に開園、2010年に大規模改修が行われた園です。園児数117名、職員30名、基本理念は、「平和と共生を目指す寛容で自立した人間の育成を目指す」「子育て家庭支援と地域連携で、子育ち環境を豊かに創造する」です。この理念が施設設計や保育内容に貫かれていて、とても勉強になりました。経験豊富な園長先生のお人柄、パワーが、園全体を包み込んでいるようで、保育は「人」「チームワーク」だと、あらためて思いました。お忙しいなか、お時間をとって下さった園の皆様、ほんとうにありがとうございました。

昨日、元豊中市議の入部香代子さん(62歳)が急逝されました。
入部さんと初めてお会いしたのは、1991年4月、お互いに初当選をして間もない頃でした。この時の統一地方選挙で、大阪では組織がない無所属市民派の女性議員が3人当選したと、新聞で報じられました。豊中市の入部さん、堺市の吉井玲子さん、そして高槻の二木でした。入部さんは吉永小百合さんの推薦を受けておられ、脳性まひで24時間介護が必要な全国初の女性議員でした。入部さんが関わっておられた「えーぜっとの会」作業所に伺い、2人で、議員としてどのように活動すればいいのかなど、府議・市議の経験のある山本健治さんにアドバイスしてもらいました。以後、市民派議員の学習会などで、よくごいっしょでした。車いすに乗り、介助者の方と来られていて、私などは足元にも及ばない困難を乗り越えてきておられることは、少し話しただけでわかりました。女性の政治参加を考える集まりで、いっしょにパネラーを務めたこともあります。
豊中市議会では、入部さんが当選され、すぐにバリアフリー化が進められました。高槻市議会では、子連れ傍聴OKになりました。おそらく、私の当選で子連れの傍聴者が増えると判断して下さったからだと思います。
余りにも早い入部さんの訃報を聞き、寂しい限りです。心よりご冥福をお祈りいたします。


7月24日 (水)   資料整理

厳しい暑さが続いています。今日は、久々に事務所で資料整理とデスクワークに集中しました。

東電は、福島原発の放射能汚染水が海洋に流れ出ていることをようやく認めました。選挙が終わってからとは、なんと姑息なことか。いったい、事故以来2年4ヶ月、当然予測されたことであり、政府も東電も何をしてきたのでしょうか、こんな無責任、情報隠しの体質は事故時からまったく変わっていません。許せません!

今日も貴重な資料を送っていただきました。中皮腫・アスベスト疾患患者と家族の会尼崎支部と尼崎労働者安全衛生センターが編集された、「クボタショックから8年−『緩慢なる惨劇』に立ち向かう2」です。ありがとうございました。石綿公害と闘う被害者の方や支える皆さんの取組みに、心が打たれます。
カネボウの美白化粧品被害者の数も増加、深刻な被害も明らかになっています。私の若いころから、深刻な化粧品被害があり、日本消費者連盟関西グループでもこの問題に取り組みました。大阪大学附属病院の故田代実医師(皮膚科)が被害者の側に立たれました。被害者の側に立つ医師がどれだけおられるのか、今回も、専門家の存在は重要です。
子宮頸がんワクチン被害者の方の切実な怒りの声も思い出されます。
公害、労災、化粧品被害、薬害、すべて安全性が後回しにされたことが原因です。利益優先の企業論理に、労働者も住民も消費者もともに闘わないと、被害は繰り返されます。
足尾銅山鉱毒問題に取り組んだ田中正造翁を思い出しながら、微力ながら、私も被害者の側に立った議員活動を貫なかなければと思っています。



7月23日 (火)   現代医療

第25回現代医療を考える会が下記の通り開かれます。今日は、毎日新聞にも案内が掲載されました。現在の先端医療の状況、原発事故問題から、科学技術のあり方を根源的に問う講演会です。ぜひ、ご参加ください。

<第52回現代医療を考える会>
国策としての先進医療・原発−犠牲の上に成り立つ科学技術の行く末−
日時:7月27日(土)午後1時〜5時半
場所:高槻現代劇場・文化ホール2階、第1・第2展示室
資料代:1000円
連絡先:現代医療を考える会(072−690−5265 やまぐちクリニック)

講演1:「低線量」放射線内部被曝と健康障害」(1:10〜2:30)
 松井英介氏(岐阜環境医学研究所、座禅洞診療所、医師)
講演2:若狭湾における反原発の闘い(2:30〜3:30)
 中嶌哲演氏(原発設置反対小浜市民の会、真言宗・明通寺住職)
講演3:医療政策としての脳死・尊厳死(3:45〜5:05)
 小松美彦氏(武蔵野大学教授、科学史・科学論、生命倫理学)
発言・まとめ(5:05〜5:30)
 山口研一郎氏(現代医療を考える会代表、医師)

お送りした「わさび通信」や「住民自治ニュース」を読んでくださって、ご意見やお問い合わせが続いています。ありがとうございます。こうしてご連絡をいただくと、ほんとうに励まされます。
通信配布は無理をしないペースで続けています。まだしばらく時間がかかりますが、がんばります!


7月22日 (月)   これから!!!

参議院議員選挙の結果は、自民の圧勝でした。つらい結果ですが、護憲の闘いはこれからが正念場、団塊世代の責任としてがんばり続けます。
応援していた山シロ博治さんは、11万票を獲得されましたが、残念な結果でした。応援して下さった皆様、ほんとうにありがとうございました。
糸数慶子さんは見事当選されました。「沖縄」の闘いもこれからが正念場です。ともに頑張ります。

投票率は前回より大幅に下がりました。自民の得票率と議席数を前回と比べると、得票率の増に比べ、議席数がはるかに増えています。これも低投票率が原因です。
選挙制度の問題点もありますが、投票率が低いことは、私自身も反省しなければなりません。政治をもっともっと身近に感じていただけるよう、選挙がいかに大切かを、日々の活動で伝えていかなければなりません。

大阪では、維新の候補がトップ当選でした。大阪の次の闘いは「大阪都構想」についてです。9月に行われる堺市長選が決戦の場です。
「慰安婦」暴言もうやむやにさせることはできません。
大阪の維新との闘いは、まだまだ続きます。

午後2時半から保健医療審議会が開かれ、傍聴しました。案件は新型インフルエンザ等対策行動計画についてでした。委員の方々は医療関係者のせいか、大きな声で話されないため、後ろで傍聴している私には、発言の大半が聞こえませんでした。医療現場の先生の意見はなかなか伺う機会はなく、聞こえない審議会は残念です!
今日の審議会の意見をふまえ、大阪府の計画と調整をし、秋にパブリックコメントを行い、11月には行動計画が策定される予定です。


7月19日 (金)   安満遺跡公園

午前9時から消防本部・消防訓練センターで、救助技術訓練の総見が行われ、見学をさせていただきました。ロープブリッジ渡過、ロープブリッジ救出、引揚救助の3種類があり、日頃の訓練成果を見せていただきました。どのような時でも市民の生命を守るために、このような過酷な訓練を続けて下さっています。ほんとうに感謝しなければなりません。26日(金)には兵庫県広域防災センターで第42回消防救助技術近畿地区指導会に出場されるとのこと、救助隊員の皆さんのご健闘を祈っています。

午後1時からは、第5回「(仮称)安満遺跡公園」整備構想検討委員会が開かれ、傍聴しました。公園の理念・目標像、敷地分析、敷地計画、市民ワークショップ、整備構想図、公園運営の方針、参考資料が示され、各委員の意見を受け、次回10月には素案として示されることになりました。その後、パブリックコメントの予定とのことです。

なお、8月2日(金)午後1時から第3委員会室で、史跡整備等特別委員会が開かれ、この検討委員会で議論された内容について、報告があります。


7月18日 (木)   9月議会日程

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。案件は9月議会の日程についてで、下記の通りに決まりました。

8月30日(金)が告示日で議案書をいただきます。9月6日(金)、10日(火)が本会議です。6日に議案の提案理由説明、10日に議案質疑が行われます。
12日(木)、13日(金)は4常任委員会で、議案の審査です。
25日(水)、26日(木)が本会議で、議案採決、一般質問となります。

お時間がありましたら、市議会傍聴にぜひお出で下さい。

夜7時からは高槻ジェンダー研究ネットワークの世話人会でした。今夜は、ビデオ『ベアテの贈り物』(92分)を鑑賞、憲法第14条の法の下の平等、第24条の両性の平等を草案されたベアテ・シロタ・ゴードンさんのおいたちや、24条が書かれたいきさつ、24条を具体化するためにがんばってこられた女性たちの紹介など、ベアテさんの日本女性への熱い思いが伝わってきました。あらためて、14条も24条も生活のなかに根付かせるためにがんばらなくてはと心しました。
ベアテさんのお父様はレオ・シロタさん、有名なピアニストです。映画の中で紹介がありましたが、お父様が弾かれたストラビンスキーのピアノ曲「ペトルーシュカ」をYOU TUBEで見つけました。今夜は何度も聴きながら、ベアテさんに思いを馳せました。



7月17日 (水)   ネット選挙

この参議院選挙からインターネットを使った選挙運動をすることができるようになりました。ただし、電子メールを使えるのは、候補者ないしは政党等のみで、有権者は禁止されていて、日常的に使うメールを出せないのは、歯がゆい限りです。選挙運動とは、「この候補者に1票を」というように、当選させるために運動です。ホームページやブログ、ツイッター、フェイスブックなどで、選挙運動ができるのは遅きに失した感がありますが、それでも、大きな前進です。
しかし、ネットでの選挙運動が投票行動にどのような影響を与えるのかは、よくわかりません。
今日の毎日新聞の夕刊「宇野常寛の新時代を読む 7月」の見出しは、「ネット選挙運動の解禁 新しい政治文化 創造できるか」でした。特に選挙後に重要なのはネガティブなチェック「インターネット選挙運動が解禁されたにもかかわらず、大勢には影響がなかった」と嘆くことよりも、「新しいルールのもとではどのような活動が可能になり、その中でも小さくても結果を残した手法は何か、これから伸びる可能性がある手法は何か」を検証する作業だろう、と書かれていました。
私は、自分が当選するために選挙期間中だけネットを使うのではなく、普段から、インターネット使って、どのような発信をし、つながりをつくっていくか、つまり多様な市民の政治参加をネットを使っていかにして進めるのかこそが大切ではと思っています。
新しいルールの下で小さくても結果を残した手法、これから伸びる可能性がある手法を参考にし、これからの日々の議員活動に取り入れていこうと思います。


7月16日 (火)   芥川の本

『芥川の本』(芥川緑地資料館あくあぴあ芥川編集、あくあぴあ芥川共同活動体発行)をご存じでしょうか。高槻のシンボル軸である芥川は、北摂地域のなかでもっとも自然豊かな川です。1つの川にもさまざまな環境があり、水質もいいことから、都市の中ではめずらしい、いろんな生き物が棲んでいます。この芥川の特徴、みどころ、自然、生き物、遊び、散歩、観察ガイド、川にまつわるトピックスなどを豊富な写真とイラストで紹介した、まさに「芥川まるごとガイド」を、資料館の指定管理者である「あくあぴあ芥川共同活動体」が発刊されました。
カラー写真がふんだんにあるため、エリアガイドも生き物ガイドも、圧巻です。私は生き物が好きなので、本を読んでいて、紹介されている魚、水生小動物、昆虫、鳥、哺乳類、両生・爬虫類、植物、そして芥川で拾える石に、会いに行きたくなりました。夏休みの観察におススメです。詳しくはあくあぴあ芥川ブログをご覧下さい。編集、発行に尽力された皆様、素晴らしい資料の編集、ほんとうにご苦労様でした!


7月15日 (月)   発送完了

午前9時から「わさび通信131号」の発送作業でした。お天気が今一つでしたが、多くの方が「さあ、作業!」と駆けつけて下さって、なんと、午前中にすべての作業を終えることができました。こんなに早くできたのは、通信発送作業史、初のことです。チームワークと熟練技術のたまものです。お出で下さった皆様、ほんとうにありがとうございました。元気百倍です!

市内の方にも市外の方にも、今日、発送することができ、肩の荷がおりました。明日から、配布して下る方にお届けにまわるとともに、ポスティングにも汗を流します。早くお届けして、9月議会の準備に備えます。がんばります!!!


7月14日 (日)   沖縄の声

午後1時から「沖縄基地問題を考えるミニ集会in高槻」が総合市民交流センター・視聴覚室で開かれ、参加しました。
ゲストは伊波洋一さん(前宜野湾市長)でした。伊波さんは、まず「沖縄の問題は日本の問題」と指摘されました。そして、「ひとつだった沖縄が分かれようといている、普天間基地の辺野古移設問題で、割ろうとしている勢力がある」「背景には、米軍、日本政府の動きがあり、米軍は日本で何をしても規制されない」「日本政府は米軍に思いやり予算として年間1881億円支出している、毎日5億1500円米軍に払っているのだ」「米軍が一番多くいる国が日本であり、日本がお金を出すから、つまり米軍は日本にいればお金がかからないから、いるのだ」「日中のバランスを崩したのは小泉政権だが、安倍政権の中国・韓国との緊張をもたらす政策は、日本の国益をそこなう」「このまま、アメリカに気に入られたい政策をとる限り、日本は成長しなくなる」「このままでは、経済は疲弊し、ますます基地化が進む」「沖縄の市町村長全員でオスプレイ反対を東京に申し入れても響かない現実、この国はどうなるのか」「何としても、今、国会に沖縄の生の声を届けなければ」と結ばれました。

伊波さんのお話しを聞くのは2度目です。2006年1月に市民派議員約40名で、沖縄を訪問した際、宜野湾市長として、お話を伺いました。市のど真ん中に普天間基地があり、そのことは憲法に保障された「地方自治、住民自治」が実現できないことでした。この時、米軍基地が日本の主権を侵していることを痛切に感じました。現場に行き、現場の方にお話を聞くことは大切です。

今日のお話を聞いて、基地問題が日本の主権、地方自治、住民自治と切り離せない問題であることを再確認しました。

参議院議員選挙では、沖縄の声を国会にと、沖縄選挙区では糸数けいこさん、全国区では山シロ博治さん(社民)が立候補されています。

山シロさんはうるま市生まれで、高校生の時から、生徒会長として米軍事件の抗議の先頭に立たれました。大学卒業後、沖縄県庁に入庁、自治労役員や沖縄平和運動センター事務局長を務められています。辺野古基地建設反対運動やオスプレイ配備反対の先頭にたたれ、その体を張っての抗議行動、発せられる言葉に、私は、同じ団塊世代として、心底、共感します。(山シロさんの公式サイトには、いろいろな映像が掲載されています。ぜひ、ご覧ください。お人柄がわかります。)

伊波さんが言われたように、沖縄の基地の問題は、日本のありようの問題です。沖縄現地の声が国会に届くようにという訴えは、草の根市民の声が高槻市政に反映することができるようにという私の主張と重なって聞こえます。山シロさんの「愛と怒りの応援団」もぜひご覧ください。そして、山シロさんに、暖かいご支援をお願いします。

なお、投票時、選挙区では個人名を書きますが、全国区は、政党名を書いても個人名を書いても、まず政党としてカウントされます。そして、政党の当選議席数が決まった場合、政党の中の順位は、書かれた個人名の多い順になります。したがって、山シロさんをぜひ国会にと思う方は、「山シロ」と個人名を書いてくださいね。


7月13日 (土)   発送準備完了

印刷屋さんから「わさび通信131号」が届きました。いっしょにお送りする「二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュース」も折作業が終了しました。事務所も作業をしやすいように片づけました。これで、発送作業の準備完了です。がんばります!

近所の畑がなくなり、戸建ての住宅が数軒建築中です。この間、朝から大きな作業用の車が停まったり、「カン!カン!カン!」「バシ!バシ!バシ!」など、工事の音が響き渡り、自宅にいると落ち着きませんでした。今日から3連休なのか、久々に大きな音がしません。静けさが戻り、ホッとしたとたん、かわりにセミの声が聞こえてきました。やはり、工事の音よりセミの声のほうがいいです。暑い熱い夏ですが、ここまで猛暑が続くと、もう秋が待ち遠しい限りです。


7月12日 (金)   文化振興ビジョン

午前9時半から高槻ジェンダー研究ネットワークの世話人会でした。通信の発送作業を終え、今後の取り組みについて話し合いました。

午後1時からは、文化振興審議会が開かれ、傍聴しました。案件は、(仮称)文化振興ビジョンについてです。試案が示され、各委員からさまざまな意見がだされていました。
なお、この審議会は今年度は3回分しか予算化されていませんでした。したがって、次回で最終、答申となるようです。
36万人市の文化振興についての基礎となるビジョンの策定、もっと深く審議する必要があるのではと思います。委員の皆さんの多様な意見をもっともっと引き出して、実効性のあるビジョンにしていただきたく、補正予算を組むべきではと、切に思いました。

「二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュース」の編集、印刷も終えることができました。発送作業まで、もう一息です。
連日、猛烈な暑さが続き、少々疲れ気味ですが、皆さんに早くお届けできるよう、がんばります。


7月11日 (木)   私立幼稚園

午前10時から高槻市私立幼稚園PTA連合大会が開かれ、来賓として出席させていただきました。今年は43回目、市長、議長に対して、3歳児への補助制度の新設等の要望がありました。
主催者の方々が、保護者の方々に選挙に行こうと訴えておられました。若い世代が投票行動を起こさな限り、子ども・子育てに関しての施策が充実しないからです。候補者や各政党が子ども・子育てにどのような公約をしているのか、しっかり比べなければなりませんね。

今年の事業公開評価会の日程が明らかになっています。8月7日(水)、8日(木)、20日(火)、21日(水)の4日間は午後1時半から4時35分まで、31日(土)のみ9時半から16時5分です。対象は26課26事業です。詳細は、追って掲載予定とのことです。


7月10日 (水)   阪市大で講義

午後1時から大阪市立大学で、「環境問題と行政」と題して90分の講義をしてきました。若い方々に講義内容だけでなく生き方についても少しでも関心を持っていただけたらと、まさに大学への「恩返し」の気持ちで毎年引き受けさせていただいています。木野茂先生(立命館大学教授)が開講されている「科学と人間」の一こまで、先週のゲスト講師は花井十伍さん(大阪HIV薬害訴訟原告団)、先々週は北野静雄さん(元大鵬薬品研究員、労組執行委員)でした。学生の皆さんがどのように受け止めて下さったのか、感想が気になります。

講義終了後は懇談会、若い方々と久々にゆっくり話し合うことができました。気持ちが若返るひと時ですが、参議院議員選挙については、各候補者が若い人にはあまりにも遠い存在であることを実感しました。若い方々に投票に行っていただくのにはどうすればいいのか、単なる人気投票ではなく、政策を判断しての投票には、やはり、ふだんからのコミュニケーションが必要なようです。

久々のキャンパス、お昼は生協食堂で、学生さんにまじって食べました。40年ぶりでしょうか。キャンパスに来るたびに、大学封鎖、立看、クラス討論、団交、デモ、封鎖解除など、あの時代に体験したシーンを思い出しながら、悩み悩んで決めた自分の生き方を、今も、そしてこれからも貫かねばと、心に誓っています。


7月9日 (火)   通信の校正終了

午後から「わさび通信131号」の校正作業、ようやく終えることができました。
「二木洋子とともに住民自治をすすめる会ニュース」もほぼ編集が終わっており、あとは印刷、折です。来週初めには、発送作業の予定です。早くお届けできるように、がんばります!

明日は母校大阪市大で講義です。その準備に集中しました。


7月8日 (月)   環境アセス見直し

午前9時半から環境影響評価委員会が開かれ、傍聴しました。案件は、環境影響評価制度の見直しについてです。すでに2回にわたり、議論が行われていて、今日は3回目でした。専門の先生方のご意見はとても勉強になりました。委員会からの答申を受け、9月議会には条例改正案が提案されます。議員としても、この夏の間に、その準備をしておかなければなりません。

夜、「わさび通信131号」の版下を完成させ、印刷屋さんに送りました。ようやく少しホッとです。


7月7日 (日)   原稿書き

昨日、今日と、議会リポート「わさび通信131号」の原稿書きに集中しました。6月議会の議案は少なかったのですが、それでもご報告したいことがたくさんあって、まとめるのに時間がかかりました。ようやくめどがつき、明日もう一日推敲します。早くお届けできるように、がんばります!


7月5日 (金)   神野直彦さん

午後6時半から、神野直彦さん(東京大学名誉教授)の講演会があり、参加しました。「日本における『租税国家の危機』」と題して、講演&質疑応答で約3時間にわたり、熱く話されました。
ユーロ危機に学ぶ財政の本質、「危機」における財政、「量」から「質」への経済へ、「質」の経済への3つの基本戦略、ポスト「福祉国家」の創出、旧来型社会的セーフテイネットを張り替える、所得税中心主義の解体戦略から所得税中心主義の補強戦略に、公的資本形成(一般政府総固定資本形成の対GDP比)、公的社会支出(対GDP比)、教育への公的支出(対GDP比)と、世界の諸情勢を分析しながらの講演でした。

神野さんの講演を一度聞きたく思っていました。今日の主催は、大阪市立大学創造都市研究科・都市公共政策分野でした。消費税増税の問題点もよくわかりました。貴重な機会をありがとうございました。

神野さんは網膜剥離のため、電子機器をいっさい使われません。レジュメに基づき、参加者の目を見つめながら、3時間立ちっぱなしで「語り」続けられました。だからこそ、よけいに、私たち聴衆の心に入ったのかもしれません。もっともっと講演をお聞きしたく、神野さんの講演がありましたら、ぜひ教えてください。


7月4日 (木)   高齢者福祉

午後2時から、社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。案件は3件、@高槻市高齢者福祉計画・介護保険事業計画進捗状況(2012年度総括)A地域包括支援センター運営状況についてB居宅介護支援事業所の追加委託について でした。各委員から活発な意見が出されていました。

今日から参議院議員選挙が始まりました。ネット選挙もスタートです。どのような選挙になるのか、地方議員の私も関心を持たざるを得ません。毎日新聞の発言欄には、大西一史熊本県議「ネット選挙が地方に問うもの」と題して、問題提起をされていました。有権者と政治家のコミュニケーションをどう改善していくか、大きな課題です。



7月3日 (水)   憲法アピール

午後6時から第4回憲法アピールでした。5時頃の激しい雨に、中止しようか心配しましたが、皆さんの熱い思いが通じたのか、雨があがりました。参加者一人一人が交代でマイクをもち、「変えたらアカン!」と憲法についてアピール、チラシも500枚配布できました。
チラシを差し出すと、「変えるべき」という人もいますが、さりげなく手を差し出して受け取って下さる方、「がんばって!」とエールを下さる方、目で微笑んでくださる方など、平和憲法を変えるべきでないと思っておられる方もたくさんいらっしゃいます。
明日から参議院議員選挙、選挙後も、市民が連携して憲法アピールを続けようと話し合っています。


7月2日 (火)   パチンコ建築審議会

午後2時から、ぱちんこ遊技場建築審議会が開かれ、傍聴しました。案件は、辻子にある「KING OF KINGS 高槻店」の増築についてで、ぱちんこ遊技場建築規制条例に基づく手続きです。委員からは、青少年や近隣への影響についての質問が多数出されていましたが、すでに、事業者と地元とで協定が結ばれたとのことでした。
なお、事業者は災害時、店舗を避難場所として使っていただいてもいいという意向だそうですが、これについて、年に1度くらい、地元の人たちが中に入って、施設を確認しておかないと、いざという時に使えないのではという意見も出されていました。
審議は1時間で終了、今後は開発条例に基づく手続きに移るそうです。

橋下大阪市長に対する意見書や決議は、全国の約30議会から出されているとのことです。高槻市議会が可決した「橋下大阪市長に対し猛省と責任の自覚を促す決議」が市議会HPに掲載されています。提案議員は5名(中村、福井、高木、和田、二木)、中村議員(共産)が代表して提案、公明、民主、自民、市民連合、自民・高槻市民の会、共産、みんな、無所属3名が賛成、反対は、高槻市維新の会の太田議員、蔵立議員、無所属の北岡議員でした。
提案された議案に対する各議員の賛成か反対かの判断は、表決結果として、市議会HPに掲載されています。

なお、自民・高槻市民の会議員団は、自民党・高槻市民の会議員団と、名称変更をされました。


7月1日 (月)   共通番号制

午前10時から午後5時半まで、大阪市内で開かれた共通番号制に関するセミナーに参加しました。電子自治体を推進しよう、共通番号制推進のセミナーです。
東京都内で行われているセミナーを、大阪で実況中継されていたのですが、「番号制度の仕組み、導入体制・スケジュール・システム改修準備」と題して、内閣官房の社会保障改革担当室内閣参事官、千葉市、クラウドを進めてきた町田市、県内町村で共同開発を進める秋田県井川町の報告等があり、とても参考になりました。

「共通番号制の成否は1800の自治体(都道府県も含む)がすべてうまくシステムが稼働するかどうかにかかっているが・・」「タイトなスケジュールで、市町村はなかなか予定通りには厳しい」等の市町村の現場の声も出されていました。共通番号制の基盤である市町村のシステムを、全国でどこからでも照会、確認できるシステムを作り上げる困難さをあらためて痛感しました。
また、市区町村の声を国にだす重要性が出されていました。6月議会の一般質問で、市町村には国や府からの制度に関する説明会がまだ一度も開かれていないことがわかりました。国の上から目線のやり方、トップダウン方式に怒り心頭です。高槻市では早急に関係課による庁内体制を整備し、自治体の課題を市長会等を通じて出してほしいと質しました。「スケジュールや個人情報保護、また財源確保等の問題につきましては、全国共通の課題でもあることから、関係機関等と調整を行い、市長会等を通じまして、国等に働きかけを行ってまいりたいと考えております」との答弁でした。市として、課題を積極的に国に発信していただきたく思います。

今日のセミナーでは、国から共通番号制実施に向け自治体はどうすればいいのかのガイドラインがまもなく示されるとのことでした。それをもとに議論となるのかもしれませんが、住民のプライバシーをどう守るのかが、自治体の一番の責任です。
高槻市の情報公開条例や個人情報保護条例を制定するにあたり、当時の職員の皆さんや先輩議員の皆さんが、どれだけ研究、議論されたのか、私は議員になってから、その理念をことあるごとに学ばせていただきました。共通番号制は、その理念からは想像だにできない制度です。これら条例もどのように変えられようとしているのか、まったく見えませんが、私には、条例の理念を守り続ける責任があると感じています。
 

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