いきいき日誌

 

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最近の記事

13/1/31 (木)  仮・安満遺跡公園
13/1/30 (水)  議会改革
13/1/29 (火)  国保料値上げ
13/1/28 (月)  現場視察
13/1/26 (土)  福島原発告訴団
13/1/25 (金)  第102回WIB
13/1/24 (木)  市民派学習会
13/1/22 (火)  関電意見交換会
13/1/21 (月)  教育委員会傍聴
13/1/20 (日)  エコフェスタ2013
13/1/19 (土)  小出ジャーナル
13/1/17 (木)  意見交換会
13/1/16 (水)  創立80周年記念
13/1/15 (火)  資料整理
13/1/14 (月)  成人祭
13/1/13 (日)  通信配布
13/1/12 (土)  家事に専念
13/1/11 (金)  3月議会日程
13/1/10 (木)  臨時議会
13/1/9 (水)  パブコメ
13/1/8 (火)  アベノミクス
13/1/7 (月)  議会改革
13/1/6 (日)  出初式
13/1/5 (土)  防衛費1000億増
13/1/4 (金)  臨時議会
13/1/3 (木)  政党政治の混迷
13/1/2 (水)  年賀状
13/1/1 (火)  改憲を許さず!

過去の記事

   これより以前
1月31日 (木)   仮・安満遺跡公園

午後3時から第2回「(仮称)安満遺跡公園」整備構想検討委員会が開かれ、傍聴しました。冒頭、前回の会議の要点録や、今後のスケジュール案、上位の関連計画、史跡安満遺跡の保存整備について、防災の検討について、計画地の計画特性について、第3回市民ワークショップの報告等の説明がありました。そして、今日の議論は、@公園の理念・目標像 A“高槻版市民が育てる公園”プロジェクト展開 でした。
@の公園の理念(案)は、「都心の中にある安満遺跡と農場跡地の立地特性を活かし 豊かな市民生活の発展と新たな市民文化の醸成の拠点として 高槻市のシンボルとなる都市のオープンスペースを市民参画で育て続ける」とされ、5つの目標像の案も示されていました。
Aについては、公園整備構想段階、設計・整備期間、平成31年の第1次開園からのニーズに合わせた公園づくりの3段階にわけ、それぞれの段階での行政と市民参画の内容が示されていました。
@についてもAについても、活発な議論が続き、とても勉強になりました。長く議員をさせていただいていますが、市民参画での公園づくりは、私も初めての体験です。傍聴を通じて、しっかり学ばせていただきます。

なお、今日の傍聴者は12名、市民の関心の高さがうかがえましたし、委員の配席図や資料等も配布され、委員会の議論の内容が共有できました。帰りのエレベーターでご一緒だった方は、傍聴者にも資料が配布されたことをとても喜んでおられました。次回は3月29日(金)午前10時からとのことです。

温かい一日でした。3月上旬の陽気とのことですが、日差しには春の気配が感じられます。こんな日は、自転車のペダルをふみながら、♪もうすぐは〜るですねぇ〜と、口ずさんでいます。


1月30日 (水)   議会改革

午前10時から第21回議会あり方検討会が開かれました。今日は議員の審議会等への参画について議論でしたが、なかなか合意に達しませんでした。なお、これまでの議論をまとめた素案も示されました。いよいよ最終段階です。

午後からは、来週2月5日(火)に開かれる地方分権推進特別委員会の案件の説明を受けました。
来週は特別委員会が続きます。


1月29日 (火)   国保料値上げ

午後2時より第5回国民健康保険運営協議会が開かれ、傍聴しました。前回、値上げやむなしとの意見が多かったことをふまえ、今回は、低所得者対策が新たに示されました。しかし、この案でいいのか、私は疑問が残りました。次回は2月4日(月)午後3時からです。最終答申がまとめられます。

アベノミクスで、物価2%アップがめざされていますが、一方で生活保護基準が引き下げられようとしています。このことにより、就学援助等の基準も下がり、今まで通り受けられなくなる家庭もでてきます。最低賃金もさがり、収入が減る人も多くなることでしょう。
その上、昨日の関電電気料金値上げは、家計を直撃しますし、値上げ分はさまざまな商品の価格に転嫁され、厳しい生活が強いられます。
そして、今日、国保保険料の値上げ案を聞いていて、胃がきりきり痛みました。低所得者の方々は、特にたいへんな状況になろうとしています。その上、消費税増税なんて、とても認められません。


1月28日 (月)   現場視察

午前10時から都市環境委員会協議会が開かれました。案件は、新名神高速道路の関連道路整備についてで、市が施行する3本の道路の現場視察でした。時折小雪が舞うなか、3本の原成合線、南平台日吉台線、萩之庄梶原線の工事進捗状況を視察しました。

午後からは、大阪市内で開かれた経済産業省主催の電気料金値上げ申請の公聴会に参加しました。朝9時10分から始まり、一人15分ということで、26人の方が関電の申請に対する疑問や意見を述べられました。原発に依存してきたが故の値上げに対して、厳しい批判が続きました。

公聴会といえば、意見を言うだけかと思っていたのですが、そうではありませんでした。
まず、傍聴者に配布された資料は、議事次第、注意事項、スケジュール、出席者一覧、26人の意見陳述人の氏名と意見の概要でした。
出席者は、値上げ申請を審査している電気料金審査専門委員会の5人、経済産業省、関電は八木誠社長ほかでした。議事の進行は、専門委員会の委員長です。
持ち時間は15分ですので、時間内なら質問をすれば、関電が答えました。
また、公聴会は3部構成で、午前、午後前半、午後後半とわけて、意見陳述が行われ、各部が終わるたびに、陳述人の意見に対し、専門委員の方々全員が意見を述べられました。このような進行には驚きました。大阪府の都市計画決定に際しての公聴会や、高槻市の環境アセスの公聴会には行ったことがあるのですが、陳述人は意見を述べるだけでした。今回は一番聞いていただきたい専門委員がその場におられ、かつコメントをだされるのですから、陳述のしがいがあるというものです。たとえば、陳述人の「値上げ申請をしたというお知らせが、今月はいくら使ったというお知らせと一緒にポストに入っていたが、とてもわかりにくい」という意見について、「関電としてもっと消費者に説明する努力をすべきではないか」などの意見を専門委員が言われるのです。複数の陳述人から出された「顧問14名の報酬1億4000万円を原価計算に入れるのはおかしい」という意見には、「顧問料を入れるのがおかしいと指摘が続くが、これは、東電は顧問料を原価に入れなかったにもかかわらず、関電は原価に計上するというその体質を問題にされているのでは」と言われるのです。陳述人の意見を一歩深めてコメントされるのを聞いて、納得でした。
なお、各部が終わるごとに述べられた委員の意見は、関電に厳しい意見ばかりでした。

夜、自宅に戻り、急いで、値上げ申請に対するパブリックコメントを出しました。今夜締め切りでしたが、ぎりぎりなんとか間に合いました。


1月26日 (土)   福島原発告訴団

午後6時半から枚方市生涯学習センターで、「福島原発告訴団から学ぶ集い」が開かれ、参加しました。
武藤類子さん(福島原発告訴団長)、地脇美和さん(同事務局)のお二人から、福島原発の現状と被曝労働者の増加、2700箇所もあるモニタリングポストは果たして正しい数値か、うまくいっていない除染作業、環境省が建設中の焼却炉の問題、なぜ告訴に踏み切ったのか、1万4586人もの告訴を受け、すでに東京地検と福島地検が取り調べ中であること、昨年12月に郡山市で開かれたIAEA(国際原子力機関)の問題(チェルノブイリを過小評価したが、今年県内に2箇所IAEAの出先機関ができ、福島も隠ぺいされる可能性がある)などのお話がありました。

超多忙なか関西まで来てくださったお二人、優しいトーンで話されるのですが、福島のとてつもなく厳しい状況がよくわかり、東電、国に対する怒りがこみ上げました。
「福島を忘れないで!」「第2、第3の福島を繰り返さないために、いっしょにがんばりましょう」と結ばれましたが、マスコミでは報じられない真実を知るため、現地の方のお話は機会あるごとに聞かせていただかなければと思いました。

なお、地検の取り調べが行われていることに対して、マスコミが3月には立件かどうかの判断を下す、立件は難しい等と報じているため、厳正な捜査と起訴を求める緊急署名が行われています。福島原発告訴団のブログに署名用紙が掲載されていますので、ご協力をお願いします。
「落し物は落とした人の責任」です。放射能をばらまき、故郷や生活、働く場を奪った東電が裁かれないのは、全く納得がいきません。トンネル事故が起これば、すぐに関係者には捜査が入るのに、なぜ電力会社だけは特別扱いなのか、許せません。

私もこの告発人になりましたが、福島原発告訴団関西支部とチェルノブイリ・フクシマ京都実行委員会主催の「チェルノブイリ・フクシマの集い」が3月17日に京都で開かれます。告訴団副団長の佐藤和良さん(いわき市議)が来られます。
また、武藤さんは、3月10日に中之島一円で開かれる「さよなら原発 3・10関西2万人行動」に来られます。
ぜひ、ご参加ください。


1月25日 (金)   第102回WIB

凍える一日でしたが、夜6時からはウィメン・イン・ブラック(WIB)でした。JR高槻駅南陸橋に、平和を求めるメッセージを持って、無言で立ちました。戦争で亡くなった人たちに追悼の意を込めてローソクも持つのですが、今日は風が強く、つけてもつけても灯が消え、仕方なくメッセージだけを持っていました。さすがに足元から冷えましたが、通りすがりに、メッセージを読んで下さる方がおられると、励まされます。WIBメンバーたちと、まだまだがんばります!

昨日、市政相談のあった方からお礼のお電話がありました。担当課の方があまりにも丁寧に対応して下さって、涙がこぼれそうになったとのことでした。公務員バッシングが行われていますが、困ったときに、こんなにも手を尽くしてくださる、すばらしい公務員がおられることを初めて知ったとのことです。残念ながら問題は解決できなかったのですが、制度のどこが課題なのかよく理解できたというご本人の元気な声に、私もほっとしました。お世話になった担当課の方には、ほんとうに感謝です。ありがとうございました!


1月24日 (木)   市民派学習会

午前10時から川西市で、第86回市民派議員学習・交流会が開かれ参加しました。今日は午後4時半まで、下記の3つのテーマで学習しましたが、もっと時間が欲しいテーマばかりでした。開催担当の川西市議の方々や応援スタッフの皆さん、ありがとうございました。
@川西市こども人権オンブズパーソンについて(講師:桜井智恵子さん、大谷大学教育学部教授、2011年まで川西市人権オンブズパーソン代表)
Aごみ収集委託費用 必要経費積算主義の基本的な考え方(講師:森住明弘さん、NPO法人・大阪ごみを考える会理事長)
B要綱行政の現状と課題(講師:藤島光雄さん、おおさか政策法務研究会、佛教大学非常勤講師)


1月22日 (火)   関電意見交換会

午後1時半から阿倍野区民センターで、関西電力の電気料金値上げに係る意見交換会が開かれ、参加しました。主催は関西消費者団体連絡懇談会、関電からは森本孝さん(総合企画本部・副本部長)他8人が出席、消費者団体の代表の7人、会場からの6人の意見や質問に、会社側の見解を述べたり、説明を行いました。
関電の電気料金値上げ申請の原因は、原発に依存し過ぎたことです。原発が稼働できない今、代替の火力の燃料が大量に必要となったのが値上げの理由です。しかも、いくら経費が足りなくなるのか、総括原価方式で計算すれば、原発の資産や廃炉等の経費、核燃料サイクル構築への出資など、原発のための費用も計上することになっているのです。意見を述べられた方々は、関電申請資料等を読みこなし、原発とのかかわりに関する質問を投げ続けられました。
最後に、飯田秀男代表世話人が、これまでの関電の説明ではとても値上げに納得できず、まだ疑問や不安があり、11.88%の値上げを回避できないのか、さらに方策を考えてほしいと述べられましたが、関電の説明は、「意見を重く受け止める」と言いながらも、消費者の質問に対してはぐらかしの答弁の連続で、的を得ておらず、怒り心頭で会場を後にしました。

10電力会社はそれぞれ原発への依存度が異なります。原発のない沖縄電力は、値上げはしません。原発依存トップの関電は、今回同じように値上げを申請している九州電力よりも値上げ幅が大きく、また、昨年値上げした東電よりも大きいのです。
今回の値上げ申請には、高浜3号、4号の7月稼働を前提にしています。再稼働の審査基準の骨子案が明らかになったばかりなのに、なぜ7月稼働なのかという質問に、7月までに審査基準が決まりクリアできる旨の答弁でしたが、傲慢さがにじみでていました。
関電電気料金値上げ申請は、原発依存のツケを消費者にまわすものです。原発依存を推進した経営陣の責任は問われず、電気を他社から買うことのできない消費者に責任転嫁するのは、やめるべきです。消費者の求める、原発にたよらないという方針をまず明らかにすべきです。



1月21日 (月)   教育委員会傍聴

午後1時半から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。案件は11件、12月議会で可決した附属機関設置条例に関わって教育委員会所管の附属機関4つの規則制定や、教職員研修基本方針中一部改正等でした。この基本方針の改正は、新学習指導要領の全面実施のためです。

今日は、夕方に、大阪市教育委員会の臨時会も開かれました。そして、採決の結果、4対1で、大阪市立桜宮高校の入試中止が決められました。体育科等の入試は中止するが、普通科として、入試科目など同じにして入試を行うというものです。委員長がこれでは実質同じであり、中止案に反対されていましたが、私も、中止には反対です。
教育委員会の独自性を尊重し、受入体制が整うよう、全面的に協力、サポートするのが、橋下市長の仕事であるはずです。それを予算を執行しないと脅すのですから、首長としてあるまじき行為で、教育への政治介入そのものです。
夜になって、生徒さんたちが記者会見、入試中止及びすべての先生の異動に反対されていました。胸が痛みます。すべての先生を異動させて、学校教育が成り立つと考える市長は、あまりにも学校現場、教育を知らなさすぎます。先生が生徒や保護者の信頼を得るまでには、相当な時間がかかるものです。強権発動で、これまで築き上げられた信頼をなくすことは、暴力そのものです。
また、子どもの人権を尊重する立場なら、子どもたちの意見を橋下市長も教育委員も、もっと時間をかけて聞くべきではありませんか。権力(予算執行権)を振りかざして、自分の考えを押し付ける権力者は、まさにファシズムです。

昨日から茨木市議会議員選挙が始まっています。委員会終了後、友人のY候補の事務所に激励に伺いました。30名の定員に39名の立候補、激戦です。なんとしても反維新の議席を確保していただきたく、応援しています。


1月20日 (日)   エコフェスタ2013

昨日、今日と、たかつきエコフェスタ2013が生涯学習センター展示ホールを中心に開かれました。展示会場には、市民団体や事業者、学校などの環境保全活動の取組が展示されていて、たくさんの人でにぎわっていました。私も、各ブースの担当者の皆さんから、貴重なお話を伺うことができました。

今年の新たな出合いは、「あしたばの会」の展示です。身の回りにある日本古来の野草が、いかに体にいいか、実物も並べて下さっていて、どのような薬効があるのか、わかりやすく書かれていました。
この中に、東条百合子さんの『家庭でできる自然療法−誰でもできる食事と手当法』(あなたと健康社)の紹介もありました。この本は、私の健康保持のバイブルです。子育て中も、お医者さんにはあまりかからず、この本で、さまざまな病気を乗り切りました。やけどやケガにアロエ、中耳炎にユキノシタ、セキに芋パスタ―(サトイモやジャガイモをすりおろし、小麦粉とおろししょうがを混ぜて練ったもの)、消化器系が弱ったときは梅肉エキスなど、最初はほんとうかなと思いましたが、抜群の効果がありました。おたふくかぜの腫れも、芋パスタ―でクリアしました。
昔の人は、身近な野草を利用して、病気をのりきってきました。身近な野草などの薬効を、もっと知って、活用していただきたいと私も思います。
ちなみに、二木事務所のお茶も野草のお茶が主流です。ブレンドしたものや、ドクダミ、シソ、スギナなど、いろいろ楽しんでいます。

久々に美容院へ行き、短くカットしてもらいました。気分一新で、今週もがんばります!


1月19日 (土)   小出ジャーナル

毎日放送の『たねまきジャーナル』が終了しましたが、その報道精神を引く継ぐラジオ番組「ラジオ・フォーラム」が1月12日にスタートしました。週1回ですが、番組中に「小出ジャーナル」というコーナーがあり、小出裕章さんが原発問題について解説されます。聞けるラジオ局は各地にあります。日時もそれぞれ違います。ネットで聞けるものもあれば、スマートフォンでも聞けるものもあります。「小出裕章(京大助教)非公式まとめ」でも、文字起こしが掲載されています。

今日も車を出していただき、通信配布でした。ご協力くださる皆さん、ありがとうございます!


1月17日 (木)   意見交換会

関西電力の電気料金値上げ申請に対して、経済産業省・電気料金専門委員会で審議が進められていますが、電気料金は国民生活への影響が大きいことから、消費者の意見を専門委員会に反映させるため、消費者庁・消費者委員会がチェックポイントを作成する予定です。そのため、今日は午後2時からCIVI北梅田研修センターで、消費者庁主催の「関西電力株式会社による電気料金値上げ許可申請に関する意見交換会」が開かれましたので、私も傍聴しました。

事前に申し込まれた11名の方が、アイウエオ順に5分という制限で、コンパクトに意見を述べられました。11名のうち2名は、元関電社員の方でした。原発を動かせず、火力などの燃料費が高騰したとして電気料金値上げを申請した関電に対して、「関電が公開する資料が十分でなく、経営状況が把握しにくい」「原発依存してきたツケを消費者にまわすのはおかしい」「原発のバックエンド費用が今後どれだけかかるかわからない中で、今後の方針も決めないままの値上げは納得できない」「電気料金の原価のなかに電源開発促進税をいれるのはおかしい」「原価に占めるのは燃料費が一番多く、人件費一律カットでお茶を濁そうとするのは問題、経営者側の高給をカットすべき」「総括原価方式、レートベース方式を見直すべき」「いったいどれだけ内部留保があるのか明らかにすべき」「エネルギー需要を課題に見積もっているのでは」「国民の脱原発を求める声に沿うようにすべき」など、11名の方全員が原発問題にふれられました。
最後に阿南消費者庁長官は、「東電は公的資金注入と事故原因者だったが、関電の場合の値上げはこれまでの原発依存にあること、人件費の一律削減も問題であることなど、よくわかった」「皆さんの意見にこたえられるようにしたい」と結ばれました。

電気料金の値上げは、暮らしを直撃するだけでなく、経済にも大きな影響を与えます。東大阪市の中小企業では、このまま電気料金が15%もアップになれば、やっていけないとのことです。原発をやめることをはっきり打ち出すのなら、少しは我慢もしますが、これからも原発を続けることを前提にした電気料金値上げは納得できません。廃炉費用も含め、いったいどれだけ関電は私たちにツケを押し付けようとしているのでしょう。私たち消費者には、電気を選択できません。消費者が納得できる電気事業にすべきです。


1月16日 (水)   創立80周年記念

学校法人今村学園 高槻幼稚園が今年創立80周年を迎えました。今日は、生涯学習センター・展示ホールで開かれていた80周年記念展示「分かちて共に喜ぶ」を見せていただきました。「幼児期を自然やなかまたちとのふれあいのなか、ゆっくり・のびのび・たくましく・元気に遊び、生活するこどもらしい喜怒哀楽の姿」(『園長室の窓』から引用)が、展示ホールいっぱいに広がっていました。
正式名は今村学園高槻幼稚園ですが、私たちは今村幼稚園と言っています。私には息子が3人いますが、うち2人がお世話になりました。懐かしい山下多香子前園長先生からは、幼児期に大切なことは何なのか、多くのことを学ばせていただきました。

また、子どもが在園中、私は保護者のサークルの「ひなぎく座」に入り、人形劇に挑戦しました。11月3日に開かれる「ひなぎく祭」に向けて、たくさんの絵本から演目を決め、家にある古着などの古布等を持ち寄り、人形を作ります。一つの人形をつくるにも、眼となるボタンの位置も少し違えば、表情がまったく変わり、何度もやり直しました。一度は影絵に挑戦、これがまた切り抜くのに一苦労、苦労、工夫の連続でした。また、場面によっては曲や効果音を流して雰囲気を出すのですが、この曲や効果音探しも大変でした。配役も決め、セリフの練習、こうして、試行錯誤でつくりあげた人形劇ですが、緊張のなか本番が終わり、皆さんから大きな拍手をもらうと、涙がこぼれるくらいうれいいものでした。あの感激は忘れられません。私も仲間の大切さを学ばせていただき、楽しい思い出でいっぱいです。

今日の展示を見せていただき、幼児教育とは何か、あらためて原点を考えました。いただいたパンフレットには「生きること 学ぶことの根っこを育てる」と書かれていました。高槻に住み、親子ともども自然と仲間とのふれあいで成長させていただいた今村幼稚園に感謝の気持ちでいっぱいです。

なお、展示は明日(17日10時〜18時)までです。ぜひ、ご覧ください。

夜は、高槻市職員労働組合の旗開きにお招きいただき、出席しました。新政権で、公務員へのバッシングが激しさを増すようですが、公務員の質は、その自治体のサービスの質とも相関関係にあります。厳しい環境ですが、これからも市民の信頼を得る市役所をめざして頑張ってください。


1月15日 (火)   資料整理

事務所で資料整理をしたあと、車を出していただき、通信のポステイングに汗を流しました。今日、車を出して下さった方は、第1号の配布からもう22年間もお世話になっています。長い間、ほんとうにありがとうございます。


1月14日 (月)   成人祭

午前10時から現代劇場で成人祭が開かれ、来賓として出席しました。今年も多くの新成人が参加されていて、賑わっており、雨にも負けない、晴れやかな門出でした。
それにしても、成人祭が雨というのは珍しいことです。一度、霙(みぞれ)の年があり、現代劇場の着付け担当の方が、着物の裾をあげて回られていることがありました。今日も、私は新成人の足元の着物の裾ばかり気にしていました。

午後からは、高槻で教育委員準公選制を求める市民運動の中心を担われたMさん宅へ伺い、お話を伺いました。教育委員の公選制を研究されている大学院生の方が、高槻の運動を知りたいとのことで、ご一緒したしだいです。同じく中心になって活動されたTさんもおいで下さって、多くの資料を見せていただき、貴重なお話を伺うことができました。

高槻で教育委員の準公選制の運動がおこったのは、1979年です。市民レベルで条例案が検討され、議会に直接請求という形で提案されたのは1984年6月、特別委員会が設置され、各会派から代替案がだされるなど、市民、議会あげての議論がなされましたが、1985年7月の本会議で、20対18という僅差で否決されたのでした。

準公選制を求める運動は東京都中野区についで高槻は全国で2番目でした。議会で否決をされましたが、その時の運動の成果として、教育委員会の会議は定例化され、公開となり、教育広報が出されるようになりました。当時の皆さんが求めたものは、教育委員は非常に重要な存在であり、教育委員の選任手続きから、教育委員会はもっと市民に開かれた身近な存在になってほしいというものでした。
しかし、年月が経つにつれ、現在では、会議の定例化もうやむやになってきていますし、教育広報にいたっては、廃止され、市の広報に吸収されてしまいました。行革のためですが、広報をなくすことは、教育委員会の独自性をなくすことにつながりかねず、私は反対しました。
故市川房枝さんの「権利の上に眠るな」という言葉のとおり、高槻の教育には、この準公選制を求める運動やそのあとの公立幼稚園統廃合反対の直接請求運動が残したものがたくさん残っています。先輩たちが闘って勝ち取られた施策の後退がないよう、私も声を上げ続けていかなければと、心しました。
お忙しいなか、お時間をとって下さった、Mさん、Tさん、ほんとうにありがとうございました。


1月13日 (日)   通信配布

臨時議会優先で、議会リポート「わさび通信129号」の配布が遅れていますが、ようやく本格的に配布ができるようになりました。体も3か月ぶりに「もっと汗をかいて!」と叫んでいるようです。冷え込みのため、ポステイングには一番厳しい時期ですが、できるだけ早くお届けできるようにがんばります!


1月12日 (土)   家事に専念

12月議会が終わって以来、通信作成、発送作業、年末年始の準備、臨時議会の準備など、あわただしい毎日で、休む時間がありませんでした。今日は久々にゆっくりさせていただき、家事に専念しました。


1月11日 (金)   3月議会日程

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。3月議会の日程が決まりました。

3月議会は2013年度の予算を決める重要な議会ですが、2月20日(水)が告示日で議案書をいただきます。
2月27日(水)が本会議初日、市長の2013年度の施政方針が明らかになり、この日は即決案件のみの質疑、採決です。
3月6日(水)は本会議で、会派による代表質問です。
7日(木)、8日(金)は本会議で、議案質疑です。
13日(水)は福祉企業委員会、14日(木)は都市環境委員会、15日(金)は文教市民委員会、18日(月)は総務消防委員会です。
27日(水)は本会議で、各委員会の委員長報告、議案採決、一般質問となります。
また、最終日の28日(木)も一般質問です。

こうして、3月議会の日程が決まると、これからは3月議会をみすえて資料の整理等を行わなければなりません。
もうすぐ花粉症の季節です。発症しないように、今から体調管理に気を付けて、がんばります。

なお、3月議会の市政報告会は3月31日(日)午後2時から総合市民交流センター第4会議室で開きます。

ぜひ、議会傍聴(時間はいずれも午前10時から)とともに、市政報告会にもお気軽にご参加ください。


1月10日 (木)   臨時議会

午前10時から臨時議会が開かれました。案件は、下水道工事請負契約の変更に伴う補正予算(約9000万円)、及びこの契約変更の議決でした。予算がないと仮契約ができないとのことで、まず補正予算の審議、可決をしたあと、仮契約を結び、あらためて契約変更の議決をしました。このような手続きは、議員として初めての経験です。

問題となった契約は、2011年9月議会で議決したもので、富田団地と市バス芝生営業所の間に雨水対策としての下水道を築造するというものです。すでに、昨年9月議会でも、事前調査ではわからかなったコンクリト製の矢板が出てきたという理由で、その除却のために契約変更の議決をしていました。
このあと、約9mの立坑をつくり、泥水推進工法で9メートル強掘り進んだところで、今度は人工の栗石が出てきて、掘り進めなくなり、この栗石をライナープレート工法で除却するため、約9000万円の契約変更をしたいとの提案でした。

私も含め5人の議員から質疑、1人が意見表明をされましたが、契約変更をすれば、その間、工期も遅れます。できるだけ契約変更しないように事前調査を尽くすことが一番重要です。また、やむを得ず契約変更し無ければならなくなった場合も、議会の議決を経なければならない契約の場合は、早く議会に状況の説明をすべきです。今回も、なぜ12月議会中に説明、議決ができなかったのか、疑問が残る案件でした。

昨年の9月議会、12月議会、臨時議会と、下水道工事の契約変更議決が連続しています。さまざまな市の関連資料を読みましたが、議会の議決の必要な契約変更についての手続きがマニュアル化されておらず、めったにない手続きだからということで、議会の議決が軽視されているのではと思わざるをえませんでした。私としては、事前調査を尽くすとともに、事前のボーリング調査柱状図には、図面ごとに場所や責任者名等を明記すること、ライナープレート工法では大量の薬液を注入する(地面を固めるため)ことから、周辺の水質汚染が無いように監視することなどとともに、契約変更の議決を得る場合の手続きのマニュアル化を強く要望しました。


1月9日 (水)   パブコメ

今日は、「男女共同参画プラン(素案)」についての市民意見募集の締切日、私も、数件の意見を提出しました。しかし、その手続きのやっかいなこと、時間がかかり、ぐったりです。
というのも、「簡易電子申込」というシステムで提出するのですが、まず、素案の1項目ごとに、氏名、郵便番号、住所、意見、理由を記入しなければなりません。その後、内容の確認をし、送信するのですが、その最後のボタンが「申込み」となっているのです。市民意見提出なのになぜ「申込み」なのか、そのボタンをクリックするたびに、ストレスがたまりました。
この簡易電子申込システムは、講座の申し込み等も兼ねたものですが、行政の条例案や計画案に市民が意見を出すことは、市政への市民参加を進める重要な取組です。それを「申込み」とは、いかがなものでしょうか。これまでも国は大阪府へなど様々な意見提出をしてきましたが、意見募集時の「申込み」ボタンは初めてです。改善していただきたいものです。


1月8日 (火)   アベノミクス

アベノミクスが動き始めました。日本経済再生本部が発足、9日には経済財政諮問会議が動き始めます。小泉政権の経済財政諮問会議のもとに行われた新自由主義的施策の再来のようです。経済成長、競争を錦の御旗に、「公正な分配」が行われず、格差が拡大し、自治体は財政危機が増大しました。またしても、同じことが繰り返されるのではと危惧します。


1月7日 (月)   議会改革

午前10時から議会あり方検討会が開かれました。議論は終盤を迎えています。

午後からは、臨時議会に備え、議案調査でした。

また、新年ということで、わざわざ控室を訪ねてきてくださった方もあり、いろいろ意見交換をさせていただきました。皆さんの市政へのご意見は、とても勉強になります。寒い中、ありがとうございました。


1月6日 (日)   出初式

午前10時から第一中学校グランドで消防出初式が開かれ、出席しました。恒例の救助訓練(江戸時代の火消しのように、梯子を使った訓練)や一斉放水なども見せていただくことができました。冷え込みが厳しいとはいえ、風がなく、市民の皆さんもたくさんきておられました。消防本部・消防団があってこそ私たちは安心して暮らせます。この1年、大きな災害が無いよう、心から祈っています。

今日は、車を出していただき、「わさび通信」を配布して下さっている皆さんに、お届けにまわりました。初当選時から22年、この間ずっと配布を続けて下さっている方もおられます。こうして支えてくださっている皆さんに、心から感謝!です。


1月5日 (土)   防衛費1000億増

「防衛費1000億円増額」と、毎日新聞は朝刊1面で大きく報じています。安倍政権は、来年度(2014年度)の防衛費を11年ぶりに1000億円増額(2%)し、4兆7000億円にするのだそうです。やはり!です。不況の時は軍事費を増やすのはこれまでの歴史でした。軍備を拡充することは公共事業でもあるのですから。1000億円は高槻市の一般会計の総額と同じです。財政が厳しい時代に、防衛費を増やすなら、どこかを減らさなくてはなりません。福祉や教育の切り捨てにつながるのではと、心配な限りです。

今日は市外の皆さんにも「わさび通信」をお送りしました。次は、いよいよ通信のポスティングです。冷え込む時期ですが、早くお届けできるように、がんばります!


1月4日 (金)   臨時議会

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。案件は10日(木)の臨時議会についてでした。
臨時議会の議案は、下水道事業特別会計の補正予算です。2011年12月議会に議決した下水道築造工事で、掘り進めたところ、栗石が出てきたため工事を停止、この間どうするか検討していたとのことです。そして、栗石をとる工法が決まり、契約変更提案するというのです。新たな工事費は計8852万円です。財源は基金取り崩しで8000万円、予備費から852万円を調達するという内容です。
この工事については、2012年9月議会でも契約変更があり、2回目の契約変更です。議会運営委員会委員長からも厳しい指摘がありましたが、私も同じ工事で、2回もの契約変更は初めてです。この間の経過も含め、しっかり調査をして臨みます。
なお、10日の議事運営は、この補正予算の質疑、採決の後、休憩に入り、可決された場合は契約変更の仮契約が行われます。その後、この契約変更の議案が提案され、質疑、採決という段取りです。

午後からは、高槻ジェンダー研究ネットワークの学習会、現在パブリックコメント中の「男女共同参画プラン(素案)」について、意見交換をしました。パブコメの締め切りは9日までです。
なお、現在行われているパブコメは他に2件あります。「ひとり親家庭自立促進計画(素案)」と「食育推進計画(素案)」です。年末・お正月をはさむパブコメはなんとかならないものでしょうか。仮に行うのなら、市役所が休みの日数は延長していただきたいものです。

粉雪が舞う、凍える一日でした。上から下まで防寒尽くしですが、それでも自転車に乗って走ると、体の芯まで冷えました。風邪をひかないように、気を付けます。皆さんもご自愛下さい。


1月3日 (木)   政党政治の混迷

総選挙の結果を受け、政党政治のありようについて考えています。今日は、中北浩爾さんの『現代日本の政党デモクラシー』(岩波新書)を読みました。
小選挙区制導入の経過も含め、政党が変遷を続けてきた歴史、その要因、政治改革の流れがわかりやすく解説されていました。中北さんは「競争デモクラシー」という概念から現代日本の政治を分析をされています。
草の根市民派として、地方議会に22年、身を置かせていただいています。草の根市民の声を市政に反映させるのが私の使命、このことはこれからも責任をもって果たさなければなりません。
しかし、地方議会の中での力関係は国会での力関係とも微妙につながっています。リベラルと言われてきた政党が政党として機能しなくなってきている今、私たちはどのようなスタンスで選挙に、日々の活動に向き合えばいいのか、政治への「参加」を求めてきた私には、大きな課題です。
そんな時に出会ったこの新書は、現代日本の民主主義がどのように変容してきたのかが解説されていて、とても参考になりました。もちろんどうすればいいのかの回答は自分で見出さなければなりませんが、おススメの1冊です。貸出OKです。


1月2日 (水)   年賀状

今年もたくさんの年賀状をいただきました。ありがとうございました。皆さんの思いのこもった一言一言に、パワーをもらいました。同世代の方からは、近況とともに選挙結果を憂うメッセージが書かれていました。私もまったく同じ思いです。
議員は公職選挙法で、選挙区内の方に年賀状などの挨拶状を出すことは禁じられています。自筆の答礼のみ許されていますので、今日は、お返事を書き上げ、郵便局に持っていきました。

公職選挙法第147条の2(あいさつ状の禁止)
 公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域)内にある者に対し、答礼のための自筆によるものを除き、年賀状、寒中見舞状、暑中見舞状その他これらに類するあいさつ状(電報その他これに類するものを含む。)を出してはならない。


1月1日 (火)   改憲を許さず!

新しい年が始まりました。7月の参議院選挙は、護憲の正念場です。
安倍政権は、7月までは金融緩和と財政出動で、一部の層に徹底的にお金をばらまくことでしょう。
政権が発足するや原発推進も強く打ち出そうとしています。原子力ムラはほくそえんでいることでしょう。これでは新たな産業構造を創出できません。
少子化、高齢化、グローバル化で社会構造が大きく変わっているにもかかわらず、バブル時代と同じ政策では、金子勝さんがいわれるように「失われた20年」になることは目に見えています。
参院選は、大同団結で、安倍政権に「NO!」突きつけなければなりません。
今年は、覚悟してのぞみます。どうぞよろしくお願いいたします。

1月1日の各紙の社説です。一番納得したのは、東京新聞です。朝日は何を伝えたいのかよくわかりませんでした。毎日、読売、日経は安倍政権支持のようでした。

朝日 混迷の時代の年頭に―「日本を考える」を考える 
毎日 2013年を展望する 骨太の互恵精神育てよ
読売 政治の安定で国力を取り戻せ
日経 国力を高める(1) 目標設定で「明るい明日」切り開こう
東京 年のはじめに考える 人間中心主義を貫く
 

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