いきいき日誌 

8/30

(金)

教育委員会を傍聴しました


 午前中、教育委員会を傍聴しました。案件は5つ「2002年度補正予算」「仮称市民プール競泳用自動審判掲示装置購入契約締結について」「仮称玉川地区図書館分館用木製書架等購入契約締結について」「高槻市立養護幼稚園条例廃止原案決定について」「高槻市立養護学校用地の一部用途廃止について」でした。
 
 競泳用自動掲示用装置は、芝生バス車庫跡地に建設中の市民プールに設置するもので、1934万円です。また、同じ場所にできる玉川地区図書館用の設備は3759万円でした。
 これらはいずれも、教育委員会で可決されたあと、9月議会の議案として、議会に上程されます。
 委員長は女性の堀田さん、今までの委員長は、事務局が議案等を読み上げる際、「・・・させます」と命令調でしたが、今回は、「・・・します」と言われ、会議の進め具合が、とても爽やかでした。

8/29

(木)

男女共同参画審議会、審議終了する


 今日は午前中、建設環境委員会協議会が開かれ、JR高槻駅北地区再開発の現状の報告がありました。19日に開かれた特別委員会での報告と同じ内容でしたが、9月議会の審査に向け、駐車場・駐輪場についてもう少し詳しい資料を出してほしいとの要望が出され、資料が提出されることになりました。
 なお、未処分保留床については、処分先がまだ正式決定していませんでした。

 午後からは、男女共同参画審議会を傍聴しました。今回で11回目の審議会で、今後の男女共同参画行政のありかたについての答申案が了承され、この秋に答申が出されることになりました。答申を受けた後は、行政素案が出され、来年1月には、素案に対するパブリック・コメントを行い、3月に計画が策定される予定です。懸案の条例については、計画策定後の来年度からの検討になります。
 私も参加している高槻ジェンダー研究ネットワークで出した意見や、私の出した意見も、答申案のなかに反映された項目もあり、市民意見を出すことの重要性をあらためて感じましたが、せっかく出した意見でも、審議会で議論すらされないのは、出したほうにすると、とても残念でした。委員の方の中には、採用しなかった意見に対してその理由を明らかにして説明責任を果たすべきではとの意見を出されていましたが、そのまとめの時間もなく、市民意見に対しては、審議会としての十分な対応はなされないことになりました。
 なお、秋に出される答申が、行政素案にどれだけ反映されるかもしっかり見ておかなければなりません。

8/28

(水)

北九州市、大分市に行政視察


 27、28日と、建設環境委員会の行政視察で、北九州市、大分市に伺いました。

 北九州市では、JR小倉駅を中心にした小倉都心地区のバリアフリーのまちづくりについて伺うとともに、バリアフリー化された現地を案内していただきました。
 北九州市は12ある政令指定都市の中でも一番高齢化率が高く、JR小倉駅のたてかえとモノレールの延伸を機に、21世紀のまちの新しい顔にしようと、1998年12月に「小倉都心地区バリアフリーのまちづくり推進計画」がたてられました。駅を中心に1q四方をモデル地区として、高齢者や障害者が参加したバリアフリー点検や、実態調査などをもとに、バリアフリーのまちづくり協議会が結成され、障害当事者の方々の声をもとに、工事が進められてきました。民間施設のバリアフリー化は財政上も問題もあり、なかなか進まないようですが、歩道の拡幅や平坦化、交差点の段差解消、点字ブロックの設置などかなり進んでいました。
 とりわけ「現場即決主義」に徹しているという言葉が印象的でした。たとえば、道路の段差は車椅子の方には、ないほうがいいのですが、視覚障害者の方には、段差があるほうがいいということで、現場で話し合い、段差を2センチにという基準をつくられました。この基準が、現在、全国で採用されています。障害をもつ当事者が、現場で徹底的に話し合って、物事を決める、あくまで利用者の側に立って物事を進めることがまちづくりには一番重要なことを、強調されていました。
 JR小倉駅だけでなく、医療センター前交差点などにもエスカレーターやエレベーターがあるなど、バリアフリー化がんでいます。今後も、市民参加型で、バリアフリーを市内各地へ広げていくと言われていました。
 高槻市でも現在JR高槻駅を中心としたバリアフリー化の構想が策定されようとしていますが、「現場即決主義」を尊重して、策定していただきたいと思います。なお、いただいてきた「バリアフリーガイドブック−道路・公園編−」はとても参考になりました。


 <北九州市医療センター前遊歩道にて>
   (写真をクリックすると大きな写真が見れます)

 大分市では、今年3月に発足した特殊災害消防隊について説明をしていただきました。大分市は人口44万人、臨海コンビナートに近い中央消防署東部出張所に特殊災害消防隊が配置されています。
 特殊災害とは、いわゆるNBC災害(N:核物質、B:生物剤、C:化学剤)のことで、「サリン等による人身被害の防止に関する法律」(95年施行)とともに、昨年9月のアメリカのテロの影響から、これら災害に対する対応が求められてきました。
 資機材については、昨年12月の補正予算で購入したものもありますが、本年サッカーのワールドカップの試合があったことも一因で、総務省から資機材の貸与も受けることができたとのことでした。
 特殊災害消防隊の保有する資機材、測定用機器、応急措置用資機材をすべて見せてくださり、また、防護服の装備や除染作業も実演してくださいました。防護服や防護マスク、原子力関係の測定器などは見たことがありましたが、生物剤検知器や、たんそ菌、天然痘菌、ペスト菌、ボツリヌス菌、ブドウ状球菌毒素の簡易検知紙があるのには驚きました。
 また、パソコンとセットになったケミカルサーチソフトは、大量の化学物質の特性や対処方法がすぐにわかるもので、とても便利とのことでした。
 高槻でもJT医薬研究所職員による放射性物質のばら撒き事故がありましたが、原子力災害や生物災害(バイオハザード)、化学物質による災害に対しては、万全の準備をしておかなければならないとあらためて痛感しました。

      
   <大分市中央消防署東部出張所にて>

      (写真をクリックすると大きな写真が見れます)


 なお、27日(火)に大阪高裁で開かれた、高槻市に対してJT医薬研究所の建築確認時の図面の公開を求める控訴審は、結審し、12月24日(火)午後1時10分より、判決が出されることになりました。

8/26

(月)

情報公開条例改正の検討が進んでいます


 今日は、午後から情報公開条例改正検討懇話会を傍聴しました。
 第4回目の懇話会ですが、昨年度の庁内検討報告と本年度募集された市民意見を踏まえ、「部分公開」「公益上の理由による裁量的公開」「公文書の存否に関する情報」「公開請求の手続き」「公開請求に対する決定等」の5点について検討がされました。
 議論が白熱したのは、「公益上の理由による裁量的公開」についてです。庁内での検討時にも、この点については、意見が分かれたようです。情報公開法や大阪府条例にはこのような規定があるのですが、もともとの法や条例の枠組みが違うことや、公益性の基準の判断がむずかしく、運用上の混乱を招く恐れもあります。今日の懇話会では、住民の権利を保障するためにも、いざというときに備えて、この項目も盛り込むことが確認されました。
 次回は9月24日(火)の夜です。委員の皆さんの議論は、ほんとうに勉強になります。

 21日(水)の夜、住基ネットに反対している市民グル−プの主催で、高槻市の説明会が開かれました。働く人たちからも、住基ネットについて市の考え方を直接聞きたいという声が多数あり、担当部長と課長補佐の方がこられ、さまざまな質問に答えられました。
 「住基ネット施行にあたっては個人情報保護法が必要ではないか。何を根拠に市は安全というのか」「住基法に罰則があるからといってプライバシーが守られるとは限らないのではないか」「住民票コードの通知方法は個人情報を守っていないのではないか」「市として、個人情報保護のための独自の努力をどれだけしたのか」「ほんとうに市民の意識を知るためにアンケートをとるべきではないか」「番号はどうしたら変えることができるのか」「国が悪用しないか、個人的に利用状況を確認できるのか」「高槻市の個人情報保護条例が改正中だが、パブリック・コメントはあるのか」「過去、高槻市でも職員の個人情報保護についての意識は問題があった。職員は、自分を律してほしい」など、2時間にわたり、率直な疑問が次から次へとだされました。
 それぞれに11桁の番号がつけられ、その番号もふくめた個人情報をネットにつなぐ「住基ネット」は凍結してほしいと訴える市民と、法律である以上、施行しなければとする高槻市とは平行線でしたが、市民が直接に質問でき、市としても説明責任を果たすこのような場は極めて重要です。
 質問の中で、コード通知葉書の受け取り拒否は64件(8月21日現在)とのことでした。1世帯2〜3人とすれば、けっこうな数になります。住民票とは別のところに住んでおられ、市役所に戻ってきた葉書は約1200通ですが、これが配達証明郵便や、世帯主あてでなく、個人宛てなら、もっと受け取り拒否の件数は増えていたのではないかと思われます。葉書の持つ意味がわからない人もたくさんおられ、受け取り拒否の数でもって、市民は住基ネットを受け入れたと思わないでほしいという意見もありましたが、番号がつけられ、ネットで個人情報がやり取りされる危険性をもっと私たちもアピールする必要性があるようです。
 住基ネットに反対しておられる方、ぜひ、抗議の声を目に見える形で表すために、葉書を市役所に返しましょう!
 

8/19

(月)

JR高槻駅北地区再開発の現状は


 今日は午前中、市街地整備促進特別委員会を傍聴しました。
 都市整備部よりの報告は、JR高槻駅北地区市街地再開発について5点、「主な経過」「上田辺芥川線改良工事について」「未処分保留床について」「市街地再開発事業の今後の行程」「駐車・駐輪場の取得について」で、25分間にわたり、説明が続きました。
  上田辺芥川線改良工事というには、JR西口の高架下から、芥川商店街の交差点までの約200メートルの区間です。現在も改良工事が続けられていますが、一方通行等の交通規制をしながら工事を続けるよりも、全面ストップして2ヶ月ぐらいで完成させるほうがよいとの意見が相次ぎました。
 未処分保留床というのは、予定建築物のうち、2145uが売れ残っていたことに対する現況説明でした。現在、大阪医科大学がサテライト診療所を、高槻病院系列の社会福祉法人が保育所・児童館を申し込んでおり、今月中に再開発組合の理事会で結果がだされるとのことでした。医科大学のサテライト診療所については、高槻医師会が反対されており、どのような結果になるのか、月末には明らかになります。
 駐車・駐輪場の取得については、駐車場(約440台)が19億8000万円以内、駐輪場(自転車約1060台、ミニバイク約250台)が2億8000万円以内とのことで計22億6000万円以内となります。また、財源は中心市街地商業等活性化総合支援事業補助金や地域活性化事業の起債を考えているとのことでした。管理は公営施設管理公社に委託予定です。
 取得契約については、この9月議会にも関係する議案が出される予定です。
 工事はどんどん進んでいますが、まだまだ課題が山積しています。
 なお、29日(木)に私の所属する建設環境委員会協議会でも、この再開発の現況について、報告があります。

 明日は、リサイクルゴミの日、先ほどステーションにビンを出しにいきました。今夜は、月も空高く、虫の声も聞こえ、いよいよ秋の到来を感じさせます。高校生の息子二人も、今日から、いつものように朝から学校へ通い始めました。この間、たまりたまった資料の整理に追われていましたが、私も、いよいよ秋の議会に向けての準備に本腰を入れるつもりです。

 

8/15

(木)

住基ネットの番号通知を返上しました!


 住基ネットの11桁の番号通知の葉書は6日にきましたが、世帯主宛、しかも家族の分がすべていっしょに記載されていました。高校生の息子は合宿で留守が続き、ようやく話し合いができ、家族で納得して、葉書を返上しました。住基ネットそのものに反対ですが、世帯主宛てや圧着葉書による送付方法については、私にもさまざまな苦情がよせられています。
 なお、3日付で市長にだした住基ネット不参加通知書に、
市から回答がきましたので、政策情報に掲載しました。

 議会のほうは、地方分権推進特別委員会が9月3日に開かれることになりました。中核市移行計画とともに、島本町との合併問題についても報告がなされることになるでしょう。また、JR高槻駅北地区再開発の現状報告が8月19日市街地整備特別委員会及び、8月29日建設環境委員会協議会でなされる予定です。

8/14

(水)

推計介護保険料は3309円に!


 今日は午後から、「老人保健福祉計画・介護保険事業計画懇話会」を傍聴しました。懇話会は第2回目ですが、三島圏域内における介護保険施設整備状況や高槻市における介護保健施設整備計画が明らかにされた後、2003年度のから3年間の介護保険事業のシュミレーション推計が出されました。
 この推計は、本年3月に行われた高齢者福祉に関する実態・意向調査の結果をもとにだされたもので、推計によれば保険料は3309円でした。現在の保険料が2972円ですから、300円強のアップになります。しかし、この2年間の介護保険特別会計は黒字で基金を積み立てており、この基金を保険料に還元すれば、もう少し安くなります。市からは、「基金をどれだけ取り崩すかは、本年度の介護保険給付状況を見込んだ上で、懇話会にはかる」との表明がなされていました。
  委員の方々からは、「もっと在宅サービスの充実に力を入れるべき」との意見が相次いでいましたが、施設サービスを増やせばその分保険料は確実に上がります。まずは、元気でいられるように保健福祉サービスの充実が重要であり、介護が必要になった場合は、意向調査結果も示すとおり、在宅サービスの充実にこそ力を入れるべきでしょう。

 夕方、生涯学習センター1階・展示ホールで開かれている「平和展」を見ました。今年は若い人にも来ていただこうと、特別展示は「世界中の子どもたちのために−ユニセフ展」と「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスター」が展示されていましたが、とてもわかりやすい展示でした。広島・長崎の両市が力を入れて作成された原爆写真ポスターはあらためて「戦争NO!核のない世界を!」と迫ってきました。
ビデオのコーナーでは、ご年配の方々がたくさんご覧になっていましたが、有事法制等が議論される今、戦争体験を持っておられる方々が一番危機感をもっておられるのでしょう。
 もはや「戦後」ではなく「戦前だ」とも言われていますが、「平和」を求めて、物があふれた現在の「豊かな」生活と、「戦争」とのギャップを埋める作業を、日々こつこつと続けなければなりません。
 
  

8/9

(金)

全国革新議員会議に参加してきました


 8、9日と第27回全国革新議員会議in静岡に参加してきました。
 8日の午後はさいたま市総合政策部参事田中義政氏による「合併に置ける光と影−さいたま市の例」題した講演があり、各地からさまざまな報告を踏まえた質問が相次ぎました。夜は、住基ネットについての報告、議論が続きました。
 9日の午前は静岡の2つの大きな住民運動として、浜岡原発の廃炉を求める運動と「静岡空港」反対運動の報告があり、そして午後は、「公的介護保険制度見直し&チェック」と題して龍谷大学池田省三教授の講演がありました。
 自分たちの地域の抱える問題を踏まえての質問はとても参考になります。あと1日あるのですが、仕事がたまっているため、私は早めに切り上げて帰阪しました。
 夏休みのせいで、往復の新幹線はさすがに混んでいました。交通費を切り詰めるため、安売りチケットを買ったのですが、静岡までは自由席のチケットしかありませんでした。案の定、往復とも名古屋までは立たなければならず、ちょっとこたえました。
 

8/7

(水)

「住民票コード」を高槻市に返しましょう!


 昨日、私のところにも住民票コード番号の通知の葉書が送られてきました。不愉快な思いをしている人は多いようで、夕方、JR高槻駅前で市民の方々と「高槻市に住民票コードを返そう!」のチラシを配ったところ、「なぜ横浜みたいに選択ができないの」「洩れるに決まってる!」「暑いのに、がんばって下さい」など、怒っている人たちもたくさんおられました。
 高槻市への返却方法は、通知されたコード番号等の個人情報を黒塗りにし、拒否の理由を書き込み、開かないようにセロテープで密封して元の状態にして、葉書の表に「受け取り拒否」と赤で書き込んでポストに投函すればOKです。今日は葉書を市役所に持参して受け取りを拒否された方もありましたが、最初窓口では葉書を受け取ろうとしませんでしたが、最終的には受け取りました。番号を返却したからといって、困ることは何もありませんし、罰せられることもありません。
 今、私たちがしなければならないことは、とにかく自分の住む自治体に抗議の意思表示をすることです。

 高槻市では、5日にすべての葉書の発送を終えました。
  現在、苦情や問合せ等のために専用の電話を設けて対応していますが、1日に約100本ほど電話がかかっているようです。
 守口市では、他人の個人情報が掲載された葉書が364世帯に配布されたということです。いったい何人分の個人情報が洩れたのかはわかりませんが、これはプライバシー漏洩として、重大な事件です。テレビで、片山総務大臣は「これくらい許してあげないと」と発言していましたが、個人情報保護の主務大臣の発言とはとても思えません。霞ヶ関の人権感覚のなさをあらためて感じました。
 おそらくこれからも次々とプライバシー漏洩の事態が生じるのではないでしょうか。コンピュータ社会では、個人情報を守るためには、ネットにつながないことが一番です。

8/5

(月)

番号はつけられたくないし、国に情報を送ってほしくない!


 今日から住基ネットが稼働しました。私にも住民票コードという11桁の番号が付けられたのです。そして、大阪府を通じて、地方自治情報センターへ、この11桁番号や生年月日等6情報が送られました。どうしても納得がいかないし、口惜しい限りです。今日8月5日は、11桁番号を付された日として、一生涯忘れることのできない日になるでしょう。
 今朝は市役所前で「8・5住基ネット稼働を許さない高槻の会」でチラシをまきましたが、明日も夕方5時半からまたアピール行動の予定です。今日の段階で、1億2000万人のうち400万人もの人が住基ネット入っておらず、3%の人が参加していないことになります。私もその3%に入りたかったという人も多いはずです。住基ネットのストップをめざして、アクションを続けていきます。

8/4

(日)

住基ネットの接続中止を!


 8月2日、横浜市が住基ネット接続は、住民の選択を踏まえて行う旨の表明をしました。現状では住基ネットの安全性を総合的に確認できないため、住民の自己情報コントロール権を尊重しようというものです。3日付の朝刊を読み、どうして横浜市民はこの権利が保障され、高槻市民は保障されないのか、私には納得できませんでした。
 そこへ3日の夕方、住基ネットへ自分の個人情報を流さないでほしいという「不参加通知」を自治体に出す方々がおられることを知り、私自身の気持ちもとにかく市役所に出そうと文書を作成し、夜間受付のところに提出してきました。
 ネット接続を拒否した杉並区の調査では、住民の6〜7割の方が不安に思われているとのこと、今後も、各地でさまざまな抗議行動が取り組まれることでしょう。

 なお、明日から11桁の番号通知が世帯主宛てに送られますが、他市では、ドメステイック・バイオレンスで夫から逃げておられる方から、世帯主(夫)に番号が知られるのは困るとの相談があり、5日までに申し出があればその分をはずして通知する自治体もあります。
 高槻市でも5日に世帯主宛てに番号通知を発送しますが、さまざまな事情で世帯主に番号が知られたくない場合、窓口で本人確認ができれば、世帯主にわからないようにその場で番号を変え、すぐに番号を交付する措置がとれるとのことです。

 住基ネットについてのお問合せもメールでいただいています。取り急ぎ政策資料に
住基ネットに関する資料を掲載しました。追って充実させます。
  また先週末より、市民の方から問い合わせ等が市民課の窓口にきています。抗議、意見、問合せ等は、市民課(74−7064)まで。

 

8/2

(金)

「子どもの権利」の保障する施策を!


 1日、2日と兵庫県川西市で開かれた「地方自治と子ども施策」自治体シンポジウム2002に参加しました。主催は、川西市と「子どもの権利条約総合研究所」で、1日、午後から開かれたシンポジウムには、全国各地の自治体子ども施策担当者、研究者、NPO、市民、議員など500名が参加、「子ども条例」の意義と制定・実施の課題をテーマに箕面市、川西市、川崎市から現状や課題についての報告があり、議論が行われました。
 1日夕方、そして2日の午前中は、「自治体の取り組む子ども救済」「自治体ですすめる子どもの参加・参画」「進行中の『子ども条例』づくり」の3つの分科会に分かれ、計16の自治体から報告がなされ、熱心な議論が続きました。
 これらの議論を踏まえ、2日の午後にはシンポ「子ども施策のいま、これから」が行われ、大阪府、八千代市、国立市からの報告がありました。
 2日続けて、なぜ条例が必要か、子どもの参加・参画への工夫や救済制度の意義などについて、それぞれの地域の人口規模や抱える問題などを踏まえた報告、議論が続き、私なりに課題がずいぶん整理できました。
 また、最後に、子どもに関する法の制定を求める声もありましたが、地方分権の時代、法を待たずともそれぞれの自治体でできることを取り組むべきとの指摘もあり、これからは子ども施策に地域間格差ができるのではとの危惧もだされていました。
 今回のシンポで報告した府内自治体は、大阪府、箕面市、豊中市、泉大津市です。また、北摂の自治体では5名も職員が研修にこられた自治体もありました。
 なお、来年は川崎市での開催が検討されているとのことでした。
 

 7月  

7/31

(水)

人権施策推進審議会、6団体からのヒアリング

7/30

(火)

審議会の傍聴を続けています

7/28

(日)

「わさび通信」配布に汗を流しています!

7/25

(木)

自治体議員勉強会 in 宮城に参加しました!

7/22

(月)

児童扶養手当、プライバシーに配慮した申告書を!

7/21

(日)

「わさび通信84号」の配布と発送を始めます!

7/15

(月)

東京で「元気」をもらってきました

7/12

(金)

個人情報保護運営審議会を傍聴しました

7/10

(水)

石けんを使いましょう!

7/8

(月)

住基ネットの出前講演会、引き受けます!

7/4

(木)

住基ネット稼働の延期を求める意見書を掲載しました

7/3 

(水)

セクシュアル・ハラスメント防止の徹底を!

7/2

(火)

洗濯機の黒かびについて

*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp