いきいき日誌 

6/30

(日)

邑久光明園を訪れました


 27日(木)の本会議は、議案採決、意見書採択の後、一般質問に入りました。
 議案では、議会会議規則改正について、議員派遣の法的根拠を持たせるための規則改正には賛成だが、議員派遣の際、これを議案として挙げない採決方法には反対の意見表明をしました。
 有事法制や個人情報保護法案については慎重な対応を求める趣旨の意見書を多数賛成(反対1名)で採択しました。また住基ネットの8月5日稼働の延期を求める意見書については、自民青風会が退席したため、全会一意で採択しました。

 28日(金)は私の一般質問でした。生ゴミを細かく砕いて下水に流すディスポーザーについては、条例に基づき規制するように提案しましたが、他市の状況もみて、研究するとの答弁でした。
 市の施策決定の過程で、広く市民の意見を聞いて、施策決定に反映させることは、透明性の確保のためにも重要です。このパブリック・コメント制度については、現在、各課でやりかたがまちまちであり、市として制度化する必要があるのではと提案しましたが、現在検討中とのことでした。
  住基ネットについては、高槻市の個人情報保護条例で認めてきた自己情報コントロール権が住基ネットでは保障されていないことを指摘し、条例上での新たな対応が必要では、大阪府を通じて指定処理情報機関(地方自治情報センター)に提供する個人情報が洩れた場合など、一番住民から苦情があるのは市民課の窓口であり、市議会の延期を求める意見書等もふまえ、市長も8月5日稼働延期を求める申し入れ書を出してはと求めました。
 条例対応については現在個人情報保護条例改正の中で対応予定とのことで、また個人情報の保護については市長会を通じてとの答弁でした。
 全国で4市の市長から8月5日の住基ネット稼働の延期を求める要望書等が出されています。市長として、住民のプライバシーを守る、基本的人権を守ろうとするのであれば、個人情報保護法等が制定されない以上、まずは8月5日稼働を延期すべきと声をあげるべきではないでしょうか。
 なお、私たちには11桁の番号がつけられます。この私たちに付された11桁の番号は8月5日にそれぞれに通知する予定とのことです。

 29日(土)、30日(日)は岡山県長島にある国立療養所邑久(おく)光明園を訪れました。ハンセン病の隔離施設のことを知ったのは、高校生のとき神谷美恵子さんの『生きがいについて』を読んででした。当時の私にはなかなか理解できない本でしたが、強制収容され、隔離施設で生きる患者さんたちの生活のすさまじさはおぼろげながら理解でき、胸が痛みました。
 らい予防法違憲国家賠償請求訴訟で、昨年5月原告患者勝訴判決がだされました。テレビで患者さんがいろいろ語られるのを聞き、お話をじかに聞けたらと思っていたのですが、患者さんと長く交流されている方に誘っていただき、思いきって訪問することにしました。
 丸二日間、暖かく受け入れていただき、同じ長島にある国立療養所愛生園も案内していただき、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。すでに、入所者の平均年齢は75歳、65歳以上の方が88.6%とのことです。これからも少しでもお話を聞ける機会を持ちたく思っています。
 

6/25

(火)

市政報告会は7月6日(土)です


 今日は、午前中、議会運営委員会を傍聴しました。追加議案等が明らかになりましたので、市議会速報・6月議案一覧に掲載しました。

 11日付で書きました、地方自治法100条の改正により、高槻市議会会議規則に、議員の派遣(視察)は本会議の議決により決定するという条文を入れる議案について、事務局よりあらためて説明がありました。
 しかし、議員派遣を決定する議決については、議案としては取扱わず、提案理由の説明も質疑の場もなく、単に「お手元に配布の通り派遣することに異議はありませんか」とはかるだけで、異議がある場合にのみ、挙手による議決をするというのです。したがって、異議があっても、その視察になぜ反対なのか、意見を言う場がないことになります。
 この議決が必要な視察は、海外視察や会派視察などです。政務調査費で行く視察や委員会でいく視察は議決対象ではありません。こういう議決方法をとるのは、誰が何処へどのようなテーマで行くかということは審議になじまない、議論は予算審議や決算審議でできる等の理由でした。
 私は、公務で旅費を使って視察等に行くのであれば、堂々とその内容を市民に明らかにして、議員により意見の違いがあれば議論すべきだと思います。私は議運のメンバーではないため、休憩をとってもらい、私の考えを述べましたが、共産党議員団からは、派遣に同意できないなら本会議で意見を言う場が必要ではとの発言がありましたが、他の議運のメンバーの合意を得ることができませんでした。

 高槻市議会では92年に議員の不正視察が大きな問題となりました。市民の方が不正視察だと旅費の返還を求めて提訴され、大阪地裁では原告住民敗訴でしたが、大阪高裁で原告住民の主張が一部認められ、一部勝訴判決で、旅費の返還をした議員もありました。高裁で原告住民の敗訴の部分は、現在も最高裁で争われています。その裁判で問われているのが、会派視察の内容とともに、会派視察の法的根拠でした。地方自治法にも条例にもないし、議決もされていないという主張です。地裁、高裁判決はいずれも、会派視察は議長の裁量でよいというものでした。
 高槻市議会の会派視察をめぐる裁判だけでなく、各地で住民から起こされた海外視察をめぐる裁判でも、その法的根拠が争点となり、今までは議長の裁量という形で認められてきたのです。
 しかし、これではやはりあいまいなため、海外視察等の法的根拠を持たそうということで、地方自治法が改正され、本会議の議決を得れば議員派遣(視察)ができるということになりました。全国各地で問題になった議員の海外視察や会派視察等の法的根拠が明文化されたのです。
 法的根拠ができたとしても、やはりこれからも議員の「公務」とは何かについては、絶えず問われるでしょう。私も自己に厳しく律していきます。

 昨日から雨が続き、また気温も4月初めのような冷え込みです。
自転車にはつらい梅雨ですが、あと一息、がんばります!
 なお、6月定例会の
市政報告会は7月6日(土)の夜です。お時間がありましたら、ぜひお気軽に御参加下さい。

6/21

(金)

一般質問は14人、私はラストです!


 今日は27、28日の一般質問の通告締切日、今議会は14人でした。高槻市議会は通告順に質問を行うことになっており、締め切り時刻の正午前に通告書を持っていったところ、私がラストでした。週末は、この質問準備に集中です。
 なお、市議会速報に、
各議員の質問項目掲載しました。

 昨日、お気づきのことがあればと書いたところ、今日、早速2件ご連絡をいただきました。ほんとうにありがとうございます。
 1件は漢字の間違いで、11日付けの日誌の中に「非核」とすべきところが「比較」になっていましたので、訂正しました。
 また、水道部からは、19日付けの「五領地区では、ブレンド水を飲めなくなります」と書いたことについて、「実際は夜などの時間帯は大冠浄水場でつくったブレンド水を送水するので、ブレンド水をまったく飲めなくなるのではないです」とのご指摘をいただきました。あわせてここで、追記させていただきます。
 こうしてご連絡いただくと、読んで頂いていることがわかり、とても励みになります。できるだけ間違いのないように心がけますが、これからも、どうぞよろしくお願いします。
 

6/20

(木)

委員会審査が終了しました


 今日は私の属する建設環境委員会が開かれました。審査議案は3件、いずれも消防に係る議案です。うち2件は政令改正に基づく条例変更で、残る1件は消防団条例の改正でした。これは、消防団員の方へ費用弁償(1回4000円)を、人命救助活動や予防広報活動、応急手当の普及活動にも支給するという内容でした。現行条例では、成合地域の山にセスナ機が墜落した際にも、救助にあたられた消防団員のかたには費用弁償が支給できなかったこと等による、実態に即した条例改正であり、3件とも、私も含め全員賛成でした。
 
 このあと、総務委員会協議会を傍聴しました。2件の報告があり、1件は第五次行財政改革大綱実施計画の取組状況についてでした。この計画は2000年から3ヵ年にわたるもので、計53事業について、達成度や効果額が明らかにされています。6月25日には広報とともに、市のHPにも、今日配布された資料がすべて掲載されるとのことです。
 もう1件は、東五百住財産区管理者である市長が、東五百住実行組合に対して、不正に受けた補助金の返還請求を行ったことについての経過報告でした。返還を求めたのは、97年度分635万5千円、98年度分955万2千円、99年度分777万7千円、2000年度分269万1千円です。現在未納のため、納付期限の7月10日が過ぎても納付されない場合、訴訟も考えるとのことでした。
 私も含め、高槻の新住民にはなかなか理解しにくい財産区制度ですが、この件については、追って、またご報告します。

 なお、6月12日付け、闘鶏山古墳についてに報告の中で、古墳は4世紀後半のものと書きましたが、4世紀前半の古墳でしたので、訂正しました。今日、担当の方からご指摘をいただきました。ありがとうございます。なんせ、この日誌は、夜の家事が終ったあとの深夜に書いています。頭がクリアでないときに書いているので、間違うこともあるやもしれません。お読みいただいている皆さん、お気づきのことがあれば、ご連絡いただけるとうれしいです。

 

6/19

(水)

五領地区では、ブレンド水が飲めなくなります!


 昨日の本会議は、議案が少なかったこともあったのか、議案質疑もわずか2名で、20分余りで終了しました。
 高槻市議会では、3月の予算を審議する定例会以外は、委員会は1日に2委員会が同時進行で開催されています。今日は文教産業委員会は議案がなかったため協議会が開かれていましたが、私は、民生企業委員会の方を傍聴しました。
  民生企業委員会での議案審議は5件でしたが、そのあと、協議会が開かれ、五領浄水場処理工程(自己水系)の取り扱いについての報告がありました。
 、高槻市内では、大冠浄水場と五領浄水場で地下水をくみ上げて、府営水とブレンドして供給している地域があります。
 報告によれば、7月から、この五領浄水場での地下水くみ上げをやめることになりました。理由は地下水量や取水量が減ってきており、ここでの自己水原価が上がってきているためです。五領浄水場から給水を受けていた地域は、檜尾川の東側でかつJRより南の地域です。この地域の皆さんは、7月からは府営水の供給になります。
 高槻市の水道の特徴は地下水を利用していることです。これは府営水を買うより安価であり、これからも地下水脈は大事に守っていかなければなりません。現在、地下水をくみ上げている大冠浄水場では、揮発性有機塩素系化合物による地下水汚染のため、エアレーション設備などで、この化合物を除却しています。詳しくは、
水道部のHPの「みずができるまで」をご覧頂くと、よくわかります。原因は、市内企業による汚染です。
 なお、安全でおいしい水の確保のため、水道水の質のチェックも行われています。どのようなチェック項目があるか、
水質検査のページでご確認ください。
 人間にとって命と同じくらい大切な水、その汚染を防ぐためにも化学物質の使用は生活のあらゆる場で抑えなければなりません。

 

6/17

(月)

市のHPに、統計書が掲載されています


 議員として、毎日、市のHPの新着情報をチェックしていますが、今日は、待望の高槻市統計書」のデータが掲載されました。しかも、あとで使いにくいPDFファイルだけでなく、EXCELのデータでも掲載されています。
 市の基礎データとして、この「統計書」は調査によく利用しているのですが、なんせA4版269pもあり、夜に自宅で調べ物のときは、持って帰るだけでも重くて、困っていました。EXCELの表データがあると、独自資料を作成する際にも加工しやすく、これで大助かりです。
 今年になって、議会の議事録も市議会のHPに掲載され、自宅のパソコンから検索できるようになりました。あとは例規集(条例集)、そして、予算書、決算書が掲載されると、もっとパソコンの威力が発揮されるのですが・・。待ち遠しい限りです。

  

6/15

(土)

住民基本台帳ネットワークの凍結を!


 連日、蒸し暑い日が続きます。今日は第3土曜日で、子ども会の古紙・古布の回収日、いつもなら前日までに、すぐにだせるように準備しているのですが、今日はうっかりしていて、朝になって気が付きました。朝、あわてて、新聞紙、箱等の厚紙、広告等、ダンボール、雑誌等の5種類に分け、紙紐でくくってだしましたが、新聞4紙分や、家族4人分の紙類の1ヶ月分はかなりの量があって、紙紐でしばってだすだけでも、一汗かきました。
 午後は大阪扇町公園の有事法制ストップの集会に参加予定でしたが、お葬式があり、参加できませんでした。
 夜は、高槻・市民自主講座に参加、メンバーの自宅でとれたびわをいただきながら、議論をして帰宅しました。

 昨日14日(金)は6月定例会の初日でした。市長、議長、議会事務局長からの諸般の報告のあと、人事案件2件、報告案件5件、契約案件2件を議決しました。そして、条例案件8議案の提案説明があり、本会議は終了しました。今日は質問者はなく、また議案数も少なかったため、終ったのは11時過ぎでした。

 夜、総合市民交流センターで開かれた住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)を考える学習会に参加しました。講師はプライバシー・アクションの白石孝さん、「住民基本台帳ネットワークとは何か、そして問題点と急速に進む情報監視社会とプライバシーの危機」というタイトルでの講演でしたが、あらためて、8月5日から動こうとしている住民基本台帳ネットワークシステムを動かしてはならないと確信しました。
 住基ネットとは、各市町村が管理している住民票の情報を、都道府県を通じて全国的なコンピュータでつなぐシステムですが、住民基本台帳法の改正で、私たちは、11桁の番号も付けられることになっています。8月5日が過ぎると、あなたは何番ですよという通知が来る予定です。おそらく、もうすでに私の番号もつけられているのでしょう。
 国会では、住基ネットの前提である「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案」が審議されてきましたが、個人情報保護の観点から極めて不十分な内容だと批判され、成立が困難になっています。防衛庁の情報公開請求者のリスト作成問題に見られるように、行政がいったん手にした個人情報を悪用する危険性は大いにありますし、民間に漏れることもあり得ます。
 民主党も住基ネットの凍結を求める議案を提出予定とのことですが、6月12日に国分寺市長が片山総務大臣に住基ネット延長を要望しました。個人情報の保護が十分でないままのシステム稼動はあまりにも恐ろしすぎます。

  13日(木)は、午前中、私立幼稚園PTA連合会主催の学習会に出席しました。高槻市内には私立幼稚園は10園ありますが、毎年この時期、私立幼稚園の保護者負担の軽減、公費助成の増大を求める学習会が行われています。私も息子二人が私立幼稚園にお世話になりましたが、年子であったため、家計のやりくりはたいへんでした。保護者の皆さんのお気持ちは痛いほどわかります。
 幼稚園・保育園から始まる教育費の負担、私たちの子どもの頃とは比べものにならないくらい、かかります。現在息子二人が府立高校に通っており、3ヶ月に一度授業料等が銀行口座から引き落とされます。年度始めのこの4月には、教材費等も含め、高3が68260円、高2が修学旅行の費用も入れ103160円引き落とされました。これを書いている間にも、横から「明日クラブの試合で大阪市内に行くから交通費を」と催促されました。授業料以外にクラブ関係の費用もどれだけかかっていることか。子育て世代に手厚い施策を私も切望しています。

 

6/12

(水)

闘鶏山古墳を見学しました


 今日は午前中、史跡整備等特別委員会を傍聴後、氷室6丁目で発見された闘鶏山(つげやま)古墳を委員会の皆さんとともに、見学しました。
 高槻は、掘れば何か出てくるといわれていますが、開発に先立つ発掘調査で、この闘鶏山古墳は4世紀前半の前方後円墳であることが判明しました。
 とりわけ貴重なのは、古墳の後円部に埋葬されている2棺が、いずれも完全未盗掘であり、深く埋葬されているほうの棺の中をファイバースコープで見ると、三角縁神獣鏡2面、方格規矩四神鏡1面などの副葬品とともに、朱がついた頭蓋骨が残っていたことや、もう一つの棺は、木棺がそのまま残っていたことです。これらは、古墳時代前期の葬送儀礼や王墓のあり方等を探求する上で、極めて重要な位置を占めるとのことです。
  本年中に文化庁の史跡指定を受け、土地を市が買い取り、来年度中には確認調査を終え、整備計画をたてる予定です。
 闘鶏山古墳に使用されている石は、徳島県の吉野川流域でとれたものだそうですが、石をどのようにして運んできたのか輸送方法や、自然の地形を利用しているとはいえ、どのようにして古墳をつくりあげたのか、その土木技術等、次々と疑問が湧いてきます。また、いったいどれくらいの数の人が、この古墳の築造にかかわったのでしょう。当時の王の生活だけでなく、庶民の生活もどうであったか、ついつい考えてしまいました。
 明日の朝刊にも載るようですが、22(土)23(日)に見学会が開かれます。JR摂津富田駅からバスがでる予定です。
 なお、高槻市内の古墳については、市のHPのインターネット歴史博物館に掲載されています。トップ頁からぜひアクセスしてみてください。ただ、それらの古墳が市内のどこにあるのか、地図があるともっといいのですが・・・・。
 
 

6/11

(火)

6月議会、議事日程・審議方法等が決まりました


 今日は午前中、議会運営委員会を傍聴しました。
 6月議会の議事日程や審議方法等が決定しましたので、市議会速報・6月議会議案一覧に追加しました。
 市長提案の議案以外に、市民の皆さんからの請願は1件でした。この請願は「高槻市に国民健康保険の改善を求める請願」で、私も紹介議員になりました。
 また、各会派等から出された意見書案は16件(公明5、市民連合2、共産6、岡本1、小西2)で、そのほかに、例年この時期に関係団体から要望のある道路財源の確保等を求める意見書については、今年から、議会運営委員会提案ではなく、賛成会派からの提案とすることになりました。
 今日、提出された意見書等については、6月20日(木)5時までに、調整することになっています。なお、有事法制に関する意見書案は、市民連合議員団から「政府に非核三原則の遵守を求めると共に、有事関連三法案の慎重審議を求める意見書(案)」、共産党議員団から「有事法制の廃案を含む慎重な審議を求める意見書(案)」、小西議員から「有事法制の制定に反対する決議(案)」が出されています。
 このほかに、議員の視察に関して、高槻市議会会議規則を改正することになりました。追加議案として、27日(木)の本会議に提案されます。これは、地方自治法第100条が改正され、議員派遣、つまり議員の視察は本会議の議決が必要となったためです。
 では、この法改正を受け、会議規則を改正することにより、実際の高槻市議会の議員派遣(視察)の手続きがどのように変わるのか、私の質問に対する議会事務局の答弁や他の議員の発言を聞いていても、今ひとつしっくりしません。この点については、もう少し、調査しなければなりません。
  

6/9

(日)

暑い中、ピースウォークをしました!


 今日は午前中はJR高槻駅南で有事法制廃案を求めてのビラまき、午後からは市役所前から約1時間をかけて市内をピースウォークで歩きました。
 ビラまきには、共産党の宮原府議、社民党の小沢府議も参加され、それぞれ力強いアピールをされました。私も、10分ほど、憲法違反の有事法制反対を訴えました。エイサー隊の音楽をバックにしたビラまきは心もはずみ、とてもやりよいです。
 午後のピースウォークは、手作り横断幕を先頭に、戦争を思い出してもらおうと、迷彩服や戦中のファッションもとびだし、楽しく有事法制反対を訴えました。デモというと、「シュプレヒコール」と叫んで、男性言葉でスローガンを叫びますが、私は、どうもあの「シュプレヒコール」に違和感があります。今日は、マイクを持ったのは女性、また、女性も生活の中で使う言葉だったため、違和感なく1時間歩くことができ、気持ちよい汗をかきました。
 参加された方々は、いかにアピールするか、それぞれ工夫されていました。私も有事法制反対集会に参加するときに身につけるグッズを自分なりに工夫しなくてはと、ひそかに決意しました。
 民主党鳩山代表もようやく正式に有事法制廃案をうちだし、8日付朝日新聞の見出しは「有事法制成立困難に」となっています。しかし、油断はできません。東京でも、超党派の集会が続けられていますが、廃案まで粘り強くがんばりましょう!
 主催された「脱武力で行こう!平和を愛する市民たち」の皆さん、ご苦労さまでした!

6/7

(金)

6月議会議案が明らかになりました


 今日は6月定例会の告示日、議案が明らかになりましたので、議案一覧を市議会速報に掲載しました。議事運営は11日(火)の議会運営委員会で決まります。
 定例会は年4回で、3の倍数月に開かれます。3月に予算を議決したばかりであり、6月の定例会は、例年議案が少なく、他の月の定例会に比べると、わりにゆったりと迎えられる議会です。
 今回も、提案された議案は17、うち人事案件2、報告案件が5、契約案件が2、条例改正が6、給水協議が1、補正予算は一般会計のみという内容です。この補正予算も、辻元清美議員の辞職に伴う10月の補欠選挙の経費のみです。
 なお、議会の後半には、市の7つの出資法人等の決算報告が出てきます。
 議案が少ないときこそ、一般質問に力を入れることができます。28日(金)の一般質問が終るまで、しばらくは議会に集中です。

  今日は夕方、JR高槻駅南で、「脱武力で行こう!平和を愛する市民たち」の方々と、有事法制廃案を訴えて、ビラまきをしました。「有事法制反対です」と声をあげると、いつになくチラシをとってくださり、有事法制には関心のある人が多いようです。
 この「
平和を愛する市民たち」のHPができました。できたてほやほやですが、ぜひ、一度訪問してくださいね。そして、お気に入りに入れていただいて、ときどきチェックも忘れずに!

 

6/4

(火)

人権施策推進審議会を傍聴しました


 今日は午後2時から開かれた人権施策推進審議会を傍聴しました。第4回目ですが、傍聴は初めてでした。
 審議会は、在日外国人、障害者、高齢者、子どもについての施策の概要についての説明と質疑が行われ、次回からは、当事者団体からのヒアリングが行われます。当事者団体の選び方については、事務局案について委員から意見が出されていましたが、最終的にどのような団体をどのようなものさしで事務局が選ぶのか、極めて重要です。
 審議会会長は野上芳彦さん(京都精華大学名誉教授)ですが、いろいろな審議会を傍聴していると、審議会の運営は会長により、ずいぶんカラーがあることがわかります。この審議会では、実質審議に入る前に、各委員がそれぞれ10分ずつアピールをしておられました。こうすれば初めて同士でも、お互いにどのような人かとてもよくわかります。今日は議会選出の4名の委員のうち、3名が交代したので、会議の冒頭、それぞれ自己紹介を兼ね、人権についての想いを語られていました。単なる自己紹介ではなく、こういうプレゼンテーションは民間では当たり前のことであり、これからは公的な会議でもどんどん取り入れられることになるのでしょう。
 それぞれの委員さんのアピールが、傍聴者用の資料の中の議事録にありましたが、市のHP上にもこの審議会の議事録を早く、掲載してほしいものです。
 
 

6/2

(日)

奈良市のごみを考える会の集いに参加しました

 
 今日は、奈良市のゴミを考える会主催の「中核市とごみ問題を考える市民の集い」に参加、住民にとって中核市になるということはというテーマで話しをさせていただきました。
 奈良市は、本年4月より中核市に移行し、中核市としては先輩です。ところが、世界遺産に指定された春日原生林からわずか2キロの東の山間部に産業廃棄物の最終処分場や中間処理場が集中しています。
 今日の集いでは、奈良の水源を守る会の
前圭一さん、奈良ごみの会の奥谷和夫さん別所珠樹さんから、これらの産廃処分場の現状や処分場のもつ問題点についての貴重なお話を聞かせていただきました。
  奈良県内山間部には、多くの産廃最終処分場の山ができており、これらによる環境汚染、とりわけ水源への汚染は深刻です。廃車の山や処分場からの汚染された水をみるたびに、豊島のことが思いだされ、都会での便利な生活を問わざるをえませんでした。
 
 奈良へは、JR,近鉄と乗り継いでいきました。水がはられ、田植えの終ったばかりの田で、稲の苗が風でゆらぐ車窓からの風景に、夏の到来を感じましたが、今日は気温のほうも30度を越したようで、あつーい一日でした。
 自転車で、自宅、市役所、事務所と、市中をトライアングル状に行き来するのが日課ですが、ひさびさに電車に乗って遠出をし、リフレッシュをしてきました。

5月

5/30

(木)

下水道事業に消費税の追徴

5/28

(火)

JT医薬研究所情報公開訴訟控訴審、原告の証人申請却下

5/23

(木)

今年度も、建設環境委員会委員、地方分権推進特別委員会委員で、がんばります!

5/21

(火)

有事法制3案を廃案に!

5/16

(木)

「地方分権推進特別委員会」が設置されます!

5/14

(火)

5月臨時議会の議案が明らかになりました

5/13

(月)

明日は臨時議会の告示日です!

5/ 2

(木)

「中核市の指定に係る申し出」が可決される!

*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp