いきいき日誌 

5/30

(木)

下水道事業に消費税の追徴


 今日は午後、6月議会の専決処分案件についての説明が、建築部下水道室よりありました。
 高槻市の下水道事業については、特別会計をもうけています。89年に消費税が実施され、97年には消費税率が3%から5%に変わりましたが、この間、この下水道事業も消費税を払ってきました。
 しかし、本年2月の茨木税務署の税務調査で、消費税の計算方法が違う、つまり「一般会計からの繰入金のうち、起債の償還元金については消費税の対象に入れる」と指摘があり、5月16日付で、過去3年間にわたる修正申告消費税額が確定し、延滞税の絡みから、明日5月31日に市長の専決処分で処理するとのことでした。追加で納める額は、98年、99年、2000年の3ヵ年で6588万円です。
 すでに他市でも同じように追徴されているところもあり、計算方法の変更はやむを得ないのかもしれませんが、消費税が実施され10年以上にもなる上、98年2月の税務調査でも茨木税務署からはなんら指摘がなされていないのに、どうしてさかのぼって徴収するのか、納得できません。今回始めての指摘なら、本年から計算方法を変更するのがスジだと思うのですが。

 今日は5月30日、ゴミゼロの日でした。それに併せてというわけではありませんが、昨日は午前中、大阪府で、産業廃棄物行政についてのお話をうかがってきました。収集・運搬等の許可業者は約5000、産業廃棄物を排出する事業者は約50万、その指導のたいへんさを改めて感じました。来春からは高槻市もこの産業廃棄物行政を行います。市民の方から、「やっぱり大阪府の方がよかった」といわれないようにするには、とにかく大事なのは「人」の確保でしょう。お忙しい中、長時間にわたり、ていねいに説明をしてくださった大阪府の担当者の皆さん、ありがとうございました。

 

5/28

(火)

JT医薬研究所情報公開訴訟控訴審、原告の証人申請却下


 午後1時半より、大阪高等裁判所で開かれたJT医薬研究所情報公開訴訟を傍聴しました。
 原告(住民)側は新たに2人の証人申請をしました。ひとりは
新井秀雄さん(国立感染症研究所・主任研究官)で、バイオ施設の危険性についの証人です。もうひとりは、JT医薬研究所所長の坪島正巳氏で、第1審結審後に起きた放射性物質ばら撒き事故や判決後に起きた有害物質下水道への垂れ流し事故についての証人です。
 しかし、裁判長は、新たな証人調べをする必要はなく、書面にて十分との見解で、証人申請は却下されてしまいました。高等裁判所ではなかなか新たな証拠調べは行われないと聞いていましたが、極めて残念です。
 次回は8月27日(火)に口頭弁論が開かれますが、原告側の意見を書面で出す予定です。
 なお、JTの医薬事業の経営状況は厳しく、すでに一般用医薬品からは撤退し、医療用医薬品にのみになっています。それでも本年3月期決算では189億もの営業損失が出ているとのこと。東海村JCOの事故でもそうですが、経営が厳しいときほど安全性は怠られがちになります。バイオハザード防止のためには、住民の厳しい監視が必要です。

 有事法制関連3法案は、与党側が公聴会開催を延期しました。あまりにもお粗末な答弁の連続に、全国各地で反対の声が高まっています。
 高槻市でも市民の方が6月9日(日)に
ピースウォークを呼びかけておられます。いわゆる「デモ」ですが、有事法制関連3案の廃案を求めて、ぜひご一緒に、明るくゆっくり歩きましょう!

 

5/23

(木)

今年度も、建設環境委員会委員、地方分権推進特別委員会委員で、がんばります!


 昨日一日かけて、監査委員、各議員の所属委員会、各委員会委員長、副議長のポスト、議会全体から選出する審議会等の委員の調整を終え、今日は午前中、本会議で議決をしました。
 私は今年も、希望どおり、建設環境委員会、地方分権推進特別委員会に所属することになりました。審議会委員は議員はなるべきでないとの考えから、全体から選出する審議会員は希望しませんでしたが、所属の建設環境委員会から選出する審議議会委員は、昨年度に引き続き、環境審議会委員を引き受けることになりました。今年は大きなテーマもないようですが、責任が果たせるようにがんばります。

 有事法制関連3法案についての地方公聴会や中央公聴会が延期になることになりました。野党が一致団結して審議拒否を行っています。これほど重要な法案を、わずか40時間足らずの審議で委員会審議を終えるなんて、与党のとっている態度は、民主主義をふみにじる行為です。
 昨日は、全国の地方議員270名余りで、有事法制反対の
共同アピール出しました。また、私の主張に「有事法制の廃案を!」を掲載しました。
  明日の夜は、東京・明治公園で、有事法制反対5万人集会が開かれます。ここはさまざまな違いを乗り越え、連帯して、なんとしても廃案に持ちこまなければなりません。

5/21

(火)

有事法制3案を廃案に!


 今日は臨時議会初日、本年度の議会運営委員会委員を選出、地方分権推進特別委員会の設置、提出議案の審議等を午前中で終え、午後から、本会議は休憩にし、議長、副議長の選出のための話し合いが、議長、副議長を希望する会派で続けられました。4時半に本会議を開き、午後8時までの延刻の手続きをとったあと、又休憩に。再度午後10時までの延刻の手続きをとっったものの、今年は話し合いがつかないままの午後9時10分から選挙になりました。
 議長選挙は、根来議員(自民青風会)16票、堀田和喜議員(市民連合)16票、二木1、無効1という結果になり、抽選で根来議員が議長に選出されました。
 副議長選挙は、稲垣芳広議員(公明)16票、大川はじめ議員(共産)15票、二木1、無効2という結果になり、稲垣議員が選出されました。
 明日からは所属委員会等が調整されます。

 有事法制3案が来週にも衆議院通過かという緊迫した状況になっています。今夜のニュースでは、特別委員会で与党のみで公聴会開催を決定したとのことです。
 昨夜は、扇町公園で、陸海空交通運輸関係14労働組合主催の5・20有事法制反対関西集会に参加しました。労働組合の分裂で、メーデーをはじめ、さまざまな集会が別々に行われていましたが、今回は、「他の組織の批判をしない」「暴力の禁止」などの申し合わせを確認し、画期的な統一集会となり、5600名もの参加で、廃案にしなければという熱気があふれていました。
 集会後、2つのコースに分かれてのデモ、私も高槻市民の皆さんと、市民の方がつくられた手作りの横断幕をもって、中央郵便局まで歩きました。
 18日(土)の夜、高槻・市民自主講座主催の緊急学習会にもたくさんの方が参加されていましたが、基本的人権の尊重や戦争放棄をうたった平和憲法をふみにじり、民間人をも動員して戦争への道を歩もうとするこの有事法制3案、なんとしても廃案に追い込まなければなりません。
24日(金)には明治公園で5万人集会が予定されています。
 また
「ユージ・ストーリー」「あなたのとなりの有事」には法案の全文や、特別委員会の名簿、アクション予定などが満載されています。ぜひ、皆さんのできる方法で廃案への声をあげてください。

 

5/16

(木)

「地方分権推進特別委員会」が設置されます!


 午前中、議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。21日からの臨時議会の議案説明があったのち、市長より、中核市対策特別委員会の終了にともない、新たに「地方分権推進特別委員会」の設置の提案がありました。この委員会では、中核市の権能をいかしたまちづくりについて及び広域行政推進に係る諸課題についてを審議することになります。21日の本会議で、この委員会の設置の動議がだされ、正式に決まる予定です。
 高槻市での広域行政の推進ということについては、昨年9月に職員レベルの「高槻市・島本町広域行政勉強会」が発足し、2回、会議が開かれています。また、本年4月には、北摂7市3町による「北摂広域連携行政研究会」も発足したとのことです。全国各地で、2005年3月をめどに市町村合併が進められていますが、ほんとうに住民にとってプラスになっているのか、先行市での事例研究が重要です。私もしっかり調査を続けます。

 昨日は、午後、大阪市立大学で、「公害と行政−バイオ施設の立地規制を求めて」というテーマで授業をしてきました。理学部の木野茂さんが開講されている「公害と科学」という講義の一こまです。受講生は80人くらいはおられたようですが、今年はとても静かに聞いてくださいました。ただ、私にとっては、とにかく口でしゃべるだけの議会とは違い、慣れないOHPを使い、かつ若い学生さんたちの表情、反応を確かめながらの90分の授業は、かなりハードでした。本年は後期に2部の学生さんにも講義の予定です。2度と同じ講義はしたくないので、毎回、講義内容については、いろいろ工夫をしています。今回の反応もふまえて、次回講義内容の構想をふくらませます。

 

5/14

(火)

5月臨時議会の議案が明らかになりました


 午前中、教育委員会を傍聴しました。5つの議案のうち2002年度高槻市立義務教育諸学校教科用図書選定委員の任命及び社会教育委員の委嘱などの2つの人事案件は非公開でした。
 高槻には市立養護学校がありますが、養護学校で使用する教科用図書は、毎年、子どもたちの状況により選ぶことになっています。このため、今日の委員会で、2003年度使用高槻市立義務教育諸学校教科用図書選定の諮問が行われ、それにともない、教科用図書選定委員の任命が行われました。教科書は大阪府が選んだ図書の中から選定されることになっています。

 今日は、臨時議会の告示日、議案一覧を
市議会速報に掲載しました。議事運営についての詳細は、16日の議会運営委員会で決められます。

 

5/13

(月)

明日は臨時議会の告示日です!


 皆さんに協力していただきながら、連休をすぎて、ようやく「わさび通信83号」の配布が終りました。しかし、体の方は、右の肩がパンパンにこり、少し動かしても痛みが走っていました。パソコンとポスティングのためです。そこで、しばらく右肩を休めるため、この日誌も休息させていただきました。その間も、表紙のカウンターはあがり、「あら、更新されていない」とがっかりされた方もいらっしゃったのではないでしょうか。申し訳ありません。ようやく、右肩の痛みもとれました。また、しっかり日誌を書きます!
 なお、私のこの日誌は、
「開け電網政治の時代」の「政治家の日記」にリンクしていただきました。全国の政治家のHPを採点するHPに紹介していただいたことは、とても大きな励みになります。地方議員として、私の日々の苦労がわかっていただけるように、これからも書き続けます。
 
 8日(水)は史跡整備等特別委員会が開かれ、傍聴しました。教育委員会からは、今城塚古墳や安満宮山古墳などの古墳群の今後の整備計画について報告がありました。この計画は文化庁や史跡今城塚古墳調査指導検討委員会(7名)の指導・助言を得てつくられたものです。
 今城塚古墳では、昨年度発見された埴輪の復元修復とともに、本年度も第6次規模確認調査が行われますが、三島古墳群の中核施設として位置づけ、今後も整備が行われる予定です。
 また、新池埴輪製作遺跡や岡本山古墳など、古代国家の成立過程を跡づけることができる歴史遺産のネットワーク化を目指した整備方針が明らかにされました。
 城内町に完成した歴史遺物展示館は、現在展示工事が行われており、来年3月にはオープンの予定とのことです。

 

5/2

(木)

「中核市の指定に係る申し出」が可決される!


 4月30日(火)に開かれた臨時議会で、議案「中核市の指定に係る申し出について」が賛成多数で可決されました。
 私も、住民自治を進めるものとして賛成しましたが、「中核市により権限委譲されるのは民生・保健衛生行政の分野が多く、民生・福祉サービスの向上があってこそ中核市になってよかったと市民の皆さんに喜んでもらえるのであり、この民生・福祉サービスの向上を」「今後は大阪府ではなく、行政事務の多くを霞ヶ関官庁と交渉しなければならず、職員の皆さんの意識改革を」「住民の皆さんに中核市になればどのようなサービスが向上するのか、わかりやすく説明する努力を、また中核市移行は地方分権、住民自治を進めるひとつのプロセスであり、市民参画システムの確立を」と要望しました。
 今後は、大阪府議会での議決後、高槻市も中核市として政令が公布される予定です。
 また、12月議会に保健所設置をはじめ、中核市関連の条例案が提案される予定です。私たち議員も、それらをチェックできるように、調査をしっかりしておかなければなりません。

 鈴木宗男議員の秘書逮捕に続き、井上参議院議員の秘書も逮捕され、井上議員は辞職に追い込まれました。腐敗しきった金権政治の実態に、政治不信は高まるばかりです。政治に莫大なお金がかかることを前提にしている限り、いくら制度をいじっても腐敗は繰り返されます。高潔な政治倫理の確立こそが一番重要なのではないでしょうか。私の主張に
「政治倫理の確立をめざして」を掲載しました。

 人々の関心をワールドカップにひきつけておいて、強行突破をはかろうというのでしょうか、「武力攻撃事態法案」など有事法制3案が国会で審議されています。何がどう問題なのか、5月18日に
緊急学習会を開きます。ぜひ御参加下さい。

 

4月

4/28

(日)

生活環境等を汚染する殺虫剤等の規制を!

4/26

(金)

中間とりまとめが明らかになりました

4/24

(水)

「わさび通信NO83号」発送中です!

4/19

(金)

全員協議会で中核市移行の説明がありました

4/12

(金)

5月臨時会、6月定例会の審議日程が決まりました

4/11

(木)

中核市対策特別委員会が終了しました

4/ 7 

(日)

市政関連資料リストを新設しました

*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp