いきいき日誌 

 

11/28 (水) 12月議会議案が明らかに!

 今日は告示日、12月議会の議案が配布されました。議案一覧を「市議会速報」に掲載しましたが、問題点についてはこの1週間しっかり調査します。

 なお、今日は午前中市街地整備特別委員会を傍聴しました。JR高槻駅北地区市街地再開発については、11月26日に府から、権利変換計画の認可のあった報告とともに、建設工事着工(来年4月)までの主な行程案及び工事中の高槻駅北第3自転車駐輪場についての説明があり、各委員から、駐輪場問題について質問が続きました。現在500台の駐輪場ですが、仮設店舗の上に設置し、800台収容を計画しているようですが、工事費の負担をめぐって再開発組合と交渉中とのことです。この件については私の所属する建設環境委員会協議会が30日に開かれ、説明があります。

 午後からは環境審議会が開かれ、環境基本計画行政素案の本格的な議論が始まりました。今日は第1章のみ、次回は12月14日(金)の午前10時から、次々回は12月28日(金)午前10時からです。

11/27 (火) 中学教科書ジェンダーチェック中

 今日は夜、高槻ジェンダーグループの会合で、本年度の中心的研究である、来春から高槻市立中学校で使用する教科書の各教科ごとのジェンダーチェック結果をふまえた中間総括について議論しました。先日、NHKのラジオ番組でも私たちのこの取り組みが全国に放送されましたが、大きな反響がありました。教科書のジェンダーチェックは関心が高いようです。改善点が認められるところは大いに評価しながら、問題点を指摘しようと、論点を確認しました。現在使用中の教科書との比較等も含め、まとめはかなりの分量の冊子になりそうです。このような研究には新しい発見があって、楽しくやれます。ジェンダー問題に関心のある皆さん、まとめの冊子、ご期待下さい!

 HPの方は、今日からインフォメーションコーナーを新設しました。高槻市内での学習会等の案内や私のお勧め書籍等を、追って掲載予定です。

 いよいよ明日は12月議会の告示日、議案が明らかになります。
11/25 (日) ヒトES細胞の商品化には反対です!
 
 管理人さんのご協力のもと、この連休にようやくHPをリニュアルできました。工事中のページまだありますが、全面改訂は一度には無理なので、少しづつアップしていきます。

 24日(土)は、午後、シンポジウム「ここまできた人の身体の資源・産業化−ヒトES細胞研究を考える」(主催:ヒトES細胞研究を考える市民ネットワークの会)に参加しました。京都大学の大学祭の一環として開催されたシンポですが、これは京都大学の中辻憲夫教授(発生工学)らが、日本初のヒト受精卵からES細胞を作成しようとしており、京都大学への問題提起も含めて開かれたものです。講師の粥川準二さん(フリージャーナリスト、DNA問題研究会)は、ES細胞の商品化がもたらす影響について、厳しい指摘をされました。

 先端医療は患者さんへのインフォームド・コンセントが必要ですが、実際は十分な情報公開が行われていません。バイオ施設周辺住民の生命や環境を守るためには、先端医療や医薬品の研究を行うバイオ施設の法的立地規制とともに周辺住民への情報の開示が重要だと私は訴えました。

 大阪の経済再生のために、大阪北部は「彩都」としてバイオ産業の一大拠点にしようという計画が進められていますが、バイオハザード防止のためには、バイオ施設立地に対する法的規制が何よりも必要です。

11/21 (水) 中村哲医師の緊急報告会を開きます!

 空爆、戦闘で混乱するアフガニスタンですが、18年にわたりパキスタン・アフガニスタンで無料医療活動や水源確保のために井戸掘りを続けてこられた中村哲医師(ペシャワ−ル会現地代表、PMS病院院長)に高槻においでいただき、アフガニスタン現地の状況を緊急報告していただくことになりました。地球温暖化の影響を受け、ヒマラヤの雪がなくなったことから井戸が涸れ、昨年から未曾有の大旱魃に陥っているアフガニスタンでは、飢餓により生存の危機に直面している人が数十万人いるといわれています。人の行かないところに行くのを原則とするペシャワ−ル会は、戦火の中、飢餓を救うため「アフガンいのちの基金」に取り組んでおられます。スライドを使っての講演です。私たち市民に何ができるのか考えたく思っています。ぜひご参加ください。

中村哲医師・帰国緊急報告会「アフガニスタンは今・・・」
12月8日(土)19時〜21時
高槻現代劇場文化ホール・3階レセプションルーム(阪急高槻市駅南へ徒歩5分)
資料代500円、定員400名(申込不要)
主催:北摂無所属女性議員ネット(11名)
連絡先:二木・0726−85−0468

 報告会開催に先立ち、中村医師の18日名古屋講演会、19日大阪教組主催の講演会に参加してきましたが、それぞれ超満員でした。中村先生は「人々は情報に飢えている」と言われましたが、先生の講演会にこれほど人が集まるのは、情報の洪水の中で、何が真実なのか、多くの人が立ち止まって考えていることにほかなりません。18年間アフガニスタン民衆とともに生きてこられた先生の『証言』を受け止め、次の私の行動につなげていきたく考えています。

 なお、先生が現地代表をされているペシャワ−ル会のHPは下記のとおりです。
 http://www1.mesh.ne.jp/~peshawar/

11/12 (月) 功労賞を受けませんでした!
 
 11月3日の「文化の日」、高槻市と高槻市教育委員会は表彰条例に基づき、「市政の進展に功労があったもの若しくは貢献したもの又は市民の模範となるもの」を表彰しています。条例によれば表彰することにより、「市政の振興に寄与する」とあります。本年も長年技能一筋に専念された職人さんなど191人、15団体が表彰されました。
 表彰には、名誉市民賞、特別名誉市民賞、有功者賞、顕功賞、功労賞、特別功労賞、篤行賞の7種類があり、議員は在職10年の者、在職20年の者、在職12年以上の者で、引き続き当該職の候補者として届出をしなかったものに対して、議員永年自治功労賞が贈られ、議長を経験すると顕功賞を贈られることになっています。
 私は本年在職10年で表彰の対象でしたが、表彰を受けませんでした。議員の場合の表彰理由が納得いかないからです。
 議員は公約を掲げて立候補するのであり、当選すれば公約実現のため全力を尽くすことは当然のことです。そしてその評価は4年に一度選挙という形で、市民の方にしていただくものです。また、議員は行政のチェックをするのが仕事で、行政とは緊張関係が必要です。議員としての仕事の内容の評価を抜きに、当選回数を重ねると行政の長である市長から表彰状が贈られるという表彰制度にどのような意味があるのか、いくら考えても理解できませんでした。
 全国議長会の永年勤続表彰もこの6月に辞退しましたが、とにかく在職しさえすれば贈られるという議員への表彰制度に、私は何の意味も見いだせません。財政が厳しい折、税金を使っての議員への表彰制度は廃止すべきではないでしょうか。

 11日(日)は午前中、「花の会」のバザーに行き、お茶碗など瀬戸物の食器を買い込んできました。子どもに食器を扱わせると必ず割れます。割れるのを恐れていたのでは、子どもに食器を扱わせることはできません。バザーで安く手に入れた食器で、割れることを恐れずに、3人の息子たちにも家事をしてもらってきました。

 午後からは農林業祭に。天気がよかったせいか、私の当てにしていた野菜はすでに売り切れでした。クリスマス、お正月用のポインセチアとピンクのシクラメンはいいのがあって、事務所用に買って帰りました。私の事務所は日当たりがいいせいか、花が長持ちします。いつまで花が咲き続けるか、楽しみです。

 10日(土)夜は西山正啓監督の「梅香里」(メヒャン二)の上映会に参加しました。韓国の米軍基地に対し、自然との生活や人としての権利を取り戻すために戦う人たちを描いた映画です。米軍基地のない大阪は危機感がないと講師の都裕史さんは鋭い指摘をされていましたが、自衛隊のアフガン参戦にも反対の大きな運動が起こらないこの現状、とにかく私のできることから始めなくてはと心あたらにしました。

11/06 (火) 公立保育所の民設民営への移行が発表される
 
 今日は午後から民生企業委員会協議会を傍聴しました。協議事項は2つ、「市立東天川保育所の建替えについて」と「旧富田第一保育所跡地利用計画について」でした。

 まず、東天川保育所はすでに築後37年が経過しており、老朽化のため建替えなければなりません。現在入所中の保護者の皆さんの合意を得、来年度は近隣の保育所に転園してもらい、来年度中に建替えを行い、2003年4月に新保育所をオープンの予定とのことでした。ただし、新保育所は民設民営の方針で、社会福祉法人を募集する予定です。協議会ということで、おおまかな方針説明でしたが、いよいよ高槻市でも公立保育所の民設民営への移行が始まることになります。14の公立保育所を今後どのようにするのか全体計画などもっと議会で議論をすべきですが、協議会での説明というようなかたちで、なし崩し的に民設民営への移行が進められるのは問題です。

 また、もう一つの旧富田第一保育所の跡地利用については、跡地の東半分700uを富田ふれあい文化センターのイベント時などの臨時駐車場に、西半分の800uは知的障害者通所授産施設(民設民営)にという計画です。こちらの方はすでに運営主体もほぼ決まっているようです。

 2つの事業とも、2003年4月に中核市に移行すれば、保育所や授産施設の建設費については府から補助金が出ないため、今のうちに府から補助金をもらって建設しようというかけこみの事業です。

 なお、現在策定中の児童健全育成計画については、12月議会時に明らかにするとのことでした。

11/03 (土) 男女共同参画審、計画の本格的審議に!
 
 今日は朝から一日中雨、「わさび通信」のポスティングを予定していましたが、急遽変更し、たまっていた仕事の整理にあてました。自転車議員の私は、雨は大の苦手、明日はどうぞ晴れますように!

 11月2日(金)午後、第4回男女共同参画審議会が開かれ、傍聴しました。3回にわたり行われた現女性プランの実績報告書に対する質問が終わり、いよいよ次期計画に盛り込むべき内容についての議論が始まりました。今回は女性委員から活発な質問、意見が出されていましたが、計画に盛り込むべき内容については、あと2回議論をし、その後計画の推進体制についての議論をしたあと、起草委員を選び、計画案が作成される予定です。今回は出席委員も少なかったのですが、毎回多い傍聴者もわずか2名でした。

 その後、夜は高槻ジェンダー研究ネットワークの公開学習会「中学校教科書のジェンダーチェック」で、私の担当の理科と数学について報告しました。男女平等の実現のためにはその意識を育てることが重要で、学校教育の果たす役割は大きいものがあります。男女平等教育推進のためには、教科書の中で無意識のうちに性別役割分担意識を植え付けることのないよう、「かくれたカリキュラム」のチェックが必要です。メンバーがそれぞれ持ち時間7分で各教科についての報告をし、そのあと参加者の方から質問や御意見をいただきました。これらをふまえ、引き続き議論を重ねて、来春めどに冊子にまとめる予定です。予想していたよりもジェンダーに配慮している教科書もあれば、まだまだ問題の多い教科書もあります。評価できる点は大いに認め、その上で改善すべき点を出していきたいと考えています。


10/31

(水)

川越市、稲城市に行政視察

10/29

(月) 中学教科書のジェンダー・チェックをしています
10/27 (土) 環境基本計画行政素案、市民意見募集中
10/21 (日) 報復戦争の即時中止を!
10/17 (水) 12月議会審議日程(案)決まる!
10/10 (水) 公取委、高槻水道工事業者に排除勧告!
10/09 (火) 中核市対策特別委員会開かれる!
10/07 (日) 高槻南高校廃校反対大集会に参加!
10/06 (土) 市政報告会へのご参加、ありがとう!

*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp