いきいき日誌 


10月31日(水)川越市、稲城市に行政視察

 建設環境委員会の行政視察で、30日(火)は川越市、31日(水)は稲城市に伺いました。
 川越市への視察のテーマは「資源の有効利用、省エネルギー、新エネルギー対策について」です。川越市は人口32万7000人、面積109kuで、高槻市と同じく2003年度に中核市移行をめざしています。95年12月の高速増殖炉もんじゅのナトリウム漏れ事故を契機に、発電所を少しでも減らすために、市域の一番大きな事業所でもある市役所で1%の節減運動の取り組みが始まりました。そして、99年に川越市環境にやさしい率先実行計画を策定し、1%節電プラス1(ワン)運動が始められ、ISO140001の認証も取得して、市役所本庁の取り組みだけでなく、行政施策の面でも環境にやさしい施策に取り組んでいます。
 たとえば、太陽光発電システムについては、市役所だけでなく、小・中学校などの公共施設(計72施設)でも取り入れ、浮いた電気代を住宅用太陽光発電システム設置費補助事業として活用しています。また、川越市の古紙のリサイクルでできた川越ブランド(トイレットペーパー、名刺、フラットファイル、リサイクルボックス、封筒など)の活用や、太陽光発電システムにより充電する電気自転車の導入や、雨水対策施設設置補助事業(天水尊の設置)にも取り組んでおられました。ISOの認証を得て環境マネジメントシステムを導入したことにより市役所のゴミも半減していました。
 そして、現在かわごえ環境ネット(140の個人、事業者)が発足し、環境に配慮した都市川越を目指した取り組みが進められています。
 高槻市でもようやく本年環境基本計画策定の予定です。また市役所自身もISO14001の認証がまもなく取得できるようです。今後は川越市のように、環境にやさしい行政施策の充実が望まれます。


川越市役所屋上に設置された
 太陽光発電システム

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 稲城市への視察のテーマは「高速道路へのアクセス道路について」です。稲城市内から中央高速道路稲城JCに、掘割構造をもつ稲城大橋有料道路というアクセス道路が建設され、97年から供用が開始されていました。

 高槻市でも第2名神へのアクセス道路として牧野高槻線が計画されており、住宅地の中を通っているためどのような構造にするのか問題になっています。私は掘割構造がどのようなものか、また環境面でどのような問題があるのか知りたかったのですが、計画に比べ車の通行量が少なく、高槻とは比べにくい現況でした。また東京との道路公団が施行しており、有料であることも条件が異なっていました。アクセス道路の土地の買収については、住宅地よりも農地の部分の方が多かったようで、都と地権者の交渉に、市長自ら交渉に出れれるなど、かなり市も協力されたとのことでした。

 私はこの第2名神には反対ですし、もちろん牧野高槻線も不要だと考えていますが、IC、アクセス道路についての環境面、財政面からの問題点をさらに研究するつもりです。


稲城大橋現地視察

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10月29日(月)中学教科書のジェンダー・チェックをしています

 私も所属する「高槻ジェンダー研究ネットワーク」では、この夏採択され、来年から高槻市内の中学校で使用される9教科16冊の全教科書について、ジェンダーの視点からチェックしています。メンバーそれぞれ1教科ずつ担当し、議論しながらまとめ、下記のとおり、発表をします。「歴史」や「公民」で女性のことはどのように書かれているのか、「国語」や「英語」にはどのような男性が登場するのか、「保健」での性教育の取り上げ方や「音楽」の歌詞の主人公についての考察など、とても興味深い内容です。私の担当は、数学と理科です。ジェンダー教育に関心のお持ちの方や今の子はどんな教科書を使っているのかしらと思われている方も、ぜひ御参加下さい。皆さんからの御意見も参考にしながら再度まとめ、時期採択に向け、問題提起ができればと考えています。

<公開学習会>

中学校教科書のジェンダー・チェック

 11月2日(金)午後6時半〜9時

 高槻市立総合市民交流センター第4会議室(JR高槻駅南スグ)

 資料代:500円

 主催:高槻ジェンダー研究ネットワーク


10月27日(土)環境基本計画行政素案、市民意見募集中

 「わさび通信」81号がようやく完成し、今日から発送作業に入りました。個別配布は来月上旬までかかりそうですが、皆さんに協力していただきながら、がんばります。

 26日(金)午前中は環境審議会が開かれ、環境基本計画の行政素案についての説明がありました。この案は、エコスタッフの方々が昨年80回以上もの会議を重ねてまとめられた「高槻の望ましい環境像」に基づき、市が庁内調整を重ね、作成したものです。10月末まで案に対する市民意見を求めています。次回の審議会では寄せられた市民意見の報告があり、その後素案の審議に入ります。しかし、答申は来年2月にとのことで、年末から年始にかけて集中して審議しなければならないようです。なお、出席委員は22名中12名で、審議会はぎりぎりで成立でした。お忙しい委員の方々の日程調整で、事務局はたいへんです。

 23日(火)で、決算委員会は終了しました。従来、決算の審査には5日間かかっていましたが、昨年も今年も4日間で終了しました。私は、決算委員会時には、毎日、一言も発せずにじっと座っているだけの傍聴ですが、それでもずいぶん疲れました。各委員がどのような視点で何を問題にしたのか、私なりに十分消化して、傍聴の成果を今後の議会質問に生かさなければなりません。


10月21日(日)報復戦争の即時中止を!

 20日(土)夜、戦争に反対する高槻・島本議員ネットワーク(無所属市民派7名)で緊急集会「自爆テロ」「報復戦争」を問う!を開催しました。会場の現代劇場305号室は入りきれないぐらいの人が来られ、なんとか報復戦争をとめたいという熱気があふれ返っていました。講師の酒井啓子さん(アジア経済研究所研究員)は、自爆テロから報復戦争に至る今の状況について、「信仰熱心なイスラム教徒は自爆テロを行う人たちではなく、多くのイスラム教徒も彼らの行為に疑問を持っている」「しかし、その人たちもアメリカの空爆には反感を持っているが、それはパレスチナ問題があるからだ」「今後のアフガンの行方について」の3点から講演されました。テロを始め、イスラム諸国のかかえる問題はパレスチナ問題抜きには解決はありえません。戦闘の続くアフガニスタンではまもなく11月、厳冬が訪れます。餓死者や凍死者が危惧されるなか、人道的立場から、難民を生み出す報復戦争をアメリカは即刻中止すべきです。

 18日(木)は、八尾市で開かれた市民派議員交流会勉強会に参加しました。午前中は、「新しい時代の社会システムとしての市民参加型まちづくり」と題して、近畿大学理工学部土木工学科助教授久隆浩さん、八尾市企画調整部地域経営室長沢田修さんの講演があり、午後からは「介護保険導入後の福祉産業のありかた」と題して、大阪地方自治研究センターの永峰幸三郎さんの講演でした。まちづくりにおける市民参加のあり方や大型公共工事によらない経済活性化の方策など、高槻市のまちづくりを考えるうえで、学ぶべきことの多い充実した勉強会でした。

 18日(木)からは決算委員会が始まっています。18日は傍聴できませんでしたが、19日(金)は丸一日傍聴、民生費、衛生費と審査が続きました。22日(月)からも決算委員会を傍聴する予定です。


10月17日(水)12月議会審議日程(案)決まる!

 15日(月)、午前中議会運営委員会が開かれ、12月議会の審議日程(案)が決まりましたので、「市議会速報」に掲載しました。

 15日から、庁内ネットワークのテスト運用が始まりました。現在課長級以上の職員に1人1台と係ごとに1台以上のパソコンが設置されており、12月までテスト運用後、来年1月から本格稼動し、2004年を目標に職員1人1台体制を図る予定です。

 これにあわせて、15日から議員一人ずつに配布されたパソコンもインターネット接続し、調査活動に使えるようになりました。また、各議員ごとにメールアドレスも割り当てられました。議員の公務とは何かを問いながら、控室のパソコンを使わせていただきます。

13日(土)婦人民主クラブ南高槻支部の竹内眞理子さんを偲ぶ会を開きました。1926年生まれの竹内さんの73年の生涯はまさに激動の昭和史です。戦後すぐに共産党に入党されたものの、レッドパージで職を失い、路線の違いから党に除名され、その後復党するやスパイ容疑で査問を受けたという竹内さんの20代、そしてその後市民運動一筋に反戦・平和、女性解放、環境問題・消費者問題で闘ってこられた半生から、私たちは学ばなければならないことがたくさんあります。竹内さんの聞き書きの本のタイトルどおり『へこたれへんで』と私もがんばり続けます。

 なお、竹内眞理子さんは高槻市議会不正乱脈追及訴訟の原告団長でした。この訴訟は、大阪高裁では一部敗訴判決で、最高裁に上告中です。この日、竹内眞理子さん・山本健治さん編著で、裁判の中間報告もかねた『これでも議員ですか』(第三書館、1500円)の本が発行されました。「草の根市民派議員」の私には、日々の活動のあり方を見つめなおす契機となりました。二木事務所でも取扱っています。

 


10月10日(水)公取委、高槻水道工事業者に排除勧告!

 5日、公正取引委員会は、高槻市の水道工事業者27社に対し、水道部発注の工事について談合していたことを確認し、独占禁止法違反で、排除勧告を行いました。27社の業者名や勧告理由など、詳細は公正取引委員会のHP(http://www.jftc.go.jp)のTOPICS・報道資料に載っています。

 これを受け、9日、高槻市は、27社及び高槻市上下水道組合に対し、6ヶ月から9ヶ月の指名停止を行うとともに、各社に警告書をだしました。27社のうち19社は94年にも談合の疑いがあると注意を受けていたにもかかわらず、公取委の調査では97年から談合を繰り返していました。競争せずして、談合で業者は不当な利益を得てたことになり、水道料金がくいものにされていたことになり、市民として許せません。談合防止のための抜本的対策が必要です。

 なお、勧告を受けた業者は10月22日までにこの勧告を応諾するかどうか返事をし、応諾すれば勧告審決が行われ、課徴金が徴収されることになっています。談合を繰り返した工事は97年から2000年までの4年間に約530件、約63億円とのことですが、一番損害を受けたのは高槻市、高槻市にも返還してもらわないと市民として納得いきません。


10月9日(火)中核市対策特別委員会開かれる!

 今日は午前中、中核市対策特別委員会が開かれました。高槻市は2003年4月に中核市への移行をめざしています。本年4月より中核市推進室(5名)が設置され、助役を長とした推進本部体制が庁内にしかれるとともに、大阪府との連絡協議会を設け、協議を進めています。そして、来年早々にも総務省・厚生労働省のヒアリングがあり、来年4月からは新規事務に対する職員研修が始まり、翌年4月に中核市に移行するスケジュールです。

 今回は大阪府から提示された、府からの移譲事務の内容や、それにともなう財政負担等についての説明とともに、新たに高槻市が設置することになる保健所についての説明がありました。保健所は城東町の保健福祉センターに隣接して大阪府が建設、その後市が譲る受けることになっています。

 各委員からは財政負担の問題、保健所の体制について、職員の意識改革、市民との関係等についての質問が続きましたが、私も府の資料ではなく、市が独自で積算した財政負担に関する資料を早く提出してほしい、保健所については来年度からは準備室を設置すべきではないかと指摘しました。準備体制は考えているとの答弁でした。

 「地方分権」の一歩として、今まで府が持っていた権限を市が持ち、住民サービスの充実を図るのが中核市になる目的です。一番は保健所の業務を行うことですが、保健所も含め、約2000もの新規事務を行うことになり、来年は担当の職員の研修が大きな課題です。日常業務以外に新規事務の研修やその準備、なかなかたいへんです。

 また、来年12月議会には、新規事務に対する条例等の提案がありますし、翌3月議会には中核市に関する予算審議、議員の側も新規事務に対する研究をしなければなりません。


10月8日(月)「テロ」にも「報復戦争」にも「日本の戦争協力」にも反対です!

 今日未明、アメリカはアフガニスタンへの空爆を開始しました。攻撃の理由はテロ防止のため、つまり9月11日の同時多発テロはウサマ・ビンラディン氏が犯人であり、彼を捕まえるため、また彼を支持するタリバン政権を打倒するためです。

 どのような理由があれ、テロは断じて許されません。しかし、武力でもってはテロはなくせません。暴力は人に憎しみを生み出すだけであり、世代を超えた憎しみは必ず次の報復行動を生み出すでしょう。暴力の連鎖が続くだけです。テロ根絶につながらない、新たな犠牲者を生み出すだけのアメリカの「報復戦争」は即刻やめるべきです。

 また空爆の根拠であるビンラディン氏が犯人とする証拠はきわめて不十分なものです、公開された指示書について、先日のテレビの報道では、筆跡はビンラディン氏のものと異なる、コーランの引用がずさん、本当の指示書なら身につけているはず、4頁にわたる指示書は、筆跡を見ると2人が書いているなどの指摘もなされており、ラディン氏が犯人とする明確な証拠は示されていません。明確な証拠があるなら、国際法に基づき、なぜ国際法廷で裁くべきです。

 テロには国際的に統一した定義がなされていません。飛行機を乗っ取りビルに突撃し、多数の死傷者を出したことをテロというのなら、アメリカが他国に爆撃機を飛ばし、爆弾やミサイルを落とすことも国家によるテロではないでしょうか。「人を殺す」という同じことをしているのではありませんか。

 日本も自衛隊を派遣させるためのテロ対策支援法案が来週から国会で審議されます。自衛隊派遣ではなく、平和憲法のもとに、話し合いの先頭にたつことこそ日本のなすべきことではないでしょうか。私は、自衛隊派遣、日本の戦争協力にも反対です。

 今夜もアフガニスタンの人たちは、空爆におびえながら夜を迎えているのでしょう。軍事行動はなんとしてもやめてもらいたい、今日は一日、心が痛みました。

 なお、高槻・島本の無所属市民派議員7名で、[戦争に反対する議員ネットワーク」をつくり、下記の講演会を緊急に開催します。講演してくださる酒井さんは、イラク・中東の政治について長く研究されてきました。なぜ「自爆テロ」が起こるのかその背景や「報復戦争」に対し私たちは何をすべきか考えたく思っています。ぜひ、ご参加ください。

緊急講演会「自爆テロ」「報復戦争」を問う!
  ー「正義」を奪い合う不毛を超えてー

  とき:10月20日(土)午後6時〜8時 

  ところ:高槻現代劇場305号室(阪急高槻市駅徒歩7分)

  講師:酒井啓子さん(アジア経済研究所地域研究第2部副主任研究員)

  資料代:500円

  主催:戦争に反対する高槻・島本議員ネットワーク

   岡本嗣郎(高槻市議)加藤美恵子(島本町議)小西弘泰(高槻市議)

   澤嶋真紀子(島本町議)平野かおる(島本町議)

   二木洋子(高槻市議)来仙米光(島本町議)

 もうひとつ、今日きたメールから、詩の転載です。

米、アフガン空爆開始の日に    石川逸子

   なぜ

 なぜ わたしたちを攻めにくるの
 幾たびも「文明国」の軍隊に荒らされ
 ずたずたになったわたしたちのところへ

 異国の軍隊の侵入に
 幾たびも鍬を捨て 銃を握らねばならなかった
 わたしの国の 男たち

 あなたたち「文明国」はただ覇権のために
 わたしたちを取りこみ たがいに戦わせ
 今また 爆撃してくるという
 金持ちは逃げていくこともできる
 このけわしい山野から出るすべもない
 わたしたちはどうしたらいい

 テロをいいこととも思わない
 でも こんな貧しい土地に攻めてくる「文明国」が憎い
 わたしたちは この土地から出たこともなく
 生涯 つつましく 畑を耕し
 ただ 日々のたつきを得たい
 子どもたちが無事に生きていてほしい
 そう願うだけなのに

 「正義」と「自由」のためといって
 きっと星条旗が置いていくのは
 おびただしい地雷と死骸 憎悪と飢えだけ

 その尻馬に乗ってなぜニッポンまで
 軍用機を飛ばしてやってくるの
 なぜ わたしたちを攻めにこようとするの

           −2001・10・8−(転載可)


10月7日(日)高槻南高校廃校反対大集会に参加!

 今日は午後から、市役所前で開かれた「高槻南高校廃校反対大集会」に参加、JR高槻駅前までデモをしました。

 8月30日、大阪府教育委員会は再編整備計画の第3年次対象として、島上高校と高槻南高校の統合整備し、2003年度から普通科の全日制単位高校を島上高校に設置すると発表しました。実質は南高校の校舎がなくなる、つまり廃校案です。寝耳に水だった南高校生やPTA、そして教職員が中心になり、廃校反対運動が展開され、廃校反対の署名は9万を超えました。南高校がなくなり、島上高校が単位制の高校になれば、高槻市内には、JR以南に普通高校は大冠高校1校になり、高槻市南部の生徒にとっては通学に時間のかかるところに行かなければならなくなります。また、関係者に一切説明のないまま発表することもきわめて不当です。この間、JRの駅前では生徒さんたちが先頭に立って署名を集めておられ、ここまで学校に愛着を感じている高校生の思いをしっかり受け止めなければと思っていますが、現在開かれている府議会が大きな山場です。


10月6日(土)市政報告会へのご参加、ありがとう!

 今日は午前中、駅前の総合市民交流センター7階の「はなみずき」で開催されている「第1回桃園絵画同好会展」に行き、久々に芸術の秋を楽しんできました。市役所に在職又は退職された方々17名で開催された初の展覧会ですが、油絵、水彩画、水墨画など、それぞれのお人柄がにじみ出ていて、来年も楽しみです。9日(火)まで開催されています。ぜひ、皆さんもどうぞ!

 午後、「教科書は市民が選ぶ!総括集会2001」に参加し、上杉聡さん(関西大学講師、日本の戦争責任資料センター)の講演を伺いました。扶桑社の歴史・公民の教科書は全国で採択率0.1%以下ときわめて低く、「新しい歴史教科書をつくる会」の惨敗ではあるが、こちらの勝利ともいえないと言われました。それは、各教科書会社が自主的に無難な内容に変えたこと、また採択シェアの多い会社は文部省との関係が深い会社であるためです。3年後の小学校の教科書採択時までにどのような運動をしていくか、大きな課題です。

 夜は、9月議会の市政報告会を開きました。9月議会の概要、JR高槻駅北の再開発、JT有害物質排出事件について報告させていただきましたが、再開発については423億の事業と聞いて、皆さんからため息がでました。組合施行とはいえ、莫大な税金が投入されますが、意外と完成予想図、完成後の駅前の状況などは知られていません。30回建てのマンションは地上100メートルで、高さでは高槻一になることを示すと、またしてもため息がでます。また、高槻駅西口の南北の地下道路も工事がなされるというと、またしてもへェーとため息、市が28億円で地下駐車場を買うことを説明すると、またしてもため息で、もうこれ以上駅前には大型店は不要というのが参加者の意見でした。毎日買い物をするのは女性が多いと思いますが、駅前にもうひとつ大型店ができることを喜ぶ消費者は私のまわりには誰もいません。西武、松坂屋そして商店街で充分だというのが、駅前で普段買い物をしている消費者の実感ではないでしようか。

 いつも議会リポート「わさび通信」を配布してから市政報告会を開いていましたが、そうすると議会が終って1ヶ月以上経ってからの報告会になります。もっとタイムリーにと、今回から議会が終った翌週にすることにしました。12月議会の報告会も、来年1月に入ってすぐにする計画です。今日は議会での私の「怒り」が伝わってきてよかったと参加者からの評、これからも「わさび」の効いた報告会にしていきます。

 さて、前回HPを更新した翌9月30日の日曜日、自宅のPC3台が猛威をふるっているNimdaワームに感染し、たいへんな目にあいました。丸一日がかりでようやく1台は完全復旧しましたが、まだ不安定なものもあります。パソコンウイルスではこれまでもかなり苦労していますが、今回は本当にたいへんで、疲労困憊でした。朝日新聞にも書かれていましたが、もはや素人では手の施しようもないぐらいウィルスは高度になっています。今回の場合、私はMSN社のHPから感染したようです。これからもワクチン、新ウィルスの追いかけっこが続くのでしょうが、もはや素人の私には手に負えない事態になることでしょう。PC普及の限界を感じます。




 

*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp