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「ひとこと」:2001年9月の分


2001年9月28日(金)

■ EraFunのえらふぁんさん

 GentleMan v0.9b2(HandEra330に対応しています)を紹介したりしたご縁で、EraFunさんのリンク集に当PMUGを加えていただきました。ありがとうございました。

 サイトを拝見すると、丹念に情報を集めておられるので感動します。
 そういえば、音にこだわる人の中では、HandEra330やその前身のTRGproを使っている人も少なくないような気も……。
 えらふぁんさん、無理のなさらずに、でも頑張ってください!

Reported by 白石


2001年9月23日(日)

■ジェントルマンの音楽:追加情報

 再び、HandEra-MLで話題になっていたことですが……、

 GentleMan v0.9b2のMidiPlayerで再生できるのは、MIDIファイルの中でもformat0だけのようです。ご注意ください。

Reported by 白石


2001年9月18日(火)

■ジェントルマンの音楽

 HandEra-MLで知ったことなのですが……、

 現在、デモウェアとして公開中のGentleMan v0.9b2には、プラグインとしてMidiPlayerが付属しているそうです。

 GentleMan本体は、いわゆるファイルマネージャーです。メモリカードにも対応しています。
 なお、プラグインとしては、他にWavPlayerも付属しているのですが、手元のしろクリでは上手く動きませんでした。原因は、調査中です。

 MidiPlayerを使うと、メモリカード上の標準MIDIファイル(.mid)をそのまま再生することができます。

ファイルマネージェーにMIDIプラグインというのは、ZBoxZ (+MusicBox)の場合と同じパターンですが、こちらは、MIDIファイルを直接再生できるようです。

 ただし、内蔵スピーカーを使っているので、和音は鳴りません。元データの和音の箇所は単音に間引かれてしまいます。

 将来、MIDI音源に対応してくれたりすると、面白いかもしれませんね。


 GentleManを起動すると、パームの内蔵ROM上のデータ、アプリの一覧が見えます。

 上のほうの「ROM PalmCard...」という部分をタップすると、

 こういうメニューが出てきて、本来RAMやメモリカードに切り替えることができます。

 あとは、メモリカード内のMIDIファイルを置いたフォルダに移動して、MIDIファイルを選択。

 「メニュー」→「Option」→「Run Plugin」と進むと、

 曲の再生が始まります。

ファイルの拡張子(.mid)とプラグインが関連づけられているようです。MidiPlayerをインストールしておくと、「Run Plugin」だけで、勝手にMidiPlayerが起動してくれます。

 最初に書いたように、単音しか鳴りません。ドラムがたくさん入ったカラオケデータなどでは、メロディが拾えないため、何の曲がよくわからなくなる可能性が高いです。音の少ないデータ、メロディだけのデータなどを使ったほうがよさそうです。(このあたりは、M.Playと事情は同じですね。)

 また、現行バージョンでは、一度MidPlayerを起動すると、曲の途中で停止する方法がありません。(曲が終わるまでは、ハードボタンも電源オフも効きませんでした^^;)長いデータを再生する時は、ご注意ください。

Reported by 白石


2001年9月16日(日)

 「Palmware」コーナーに、

MP3再生

 という項目を新設しました。

といっても、今のところ、MP3関連周辺機器のスペック表と関連リンクだけですが……。「パームでMP3」というソリューションは、どれくらい需要があるのか、正直言って、私には、よくわからないんですよね……。

Reported by 白石


2001年9月15日(土)

 ニュースリンクを更新しました。
 この1週間に色々と動きがありましたね。

Reported by 白石


2001年9月7日(金)

■パームで「ストトン」

 MML DA ver.0.5、MML DD ver.0.5がリリースされました。

 今度は、知る人ぞ知る「ストトン表記」にも一部対応しました。

 「ストトン表記」は、POBox作者でもある増井俊之さんのアイデア。解説はこちら。カタカナ(日本語)による音楽表記、要するに、難しいこと言わずに、「ドレミファミレド」、「ドッレッミーーーソミドッレーーー」と書いちゃおう! という提案です。

 WindowsのDTMソフトサクラが、この表記を採用していて、よく雑誌などにも紹介されているので、どこかで目にした方も多いのではないでしょうか。

 MML DA ver.0.5、MML DD ver.0.5を使えば、パームでこの「ストトン」ができるようになります。

 もう、アルファベットにこだわらなくてもよくなりました。


ミミファソ ソファミレ ドドレミ ミレレー
ミミファソ ソファミレ ドドレミ レドドー

これなら、お子様にも安心して使っていただけるのではないでしょうか。
グラフィティの練習も兼ねていかがでしょう。

 日本語ユーザーにやさしいバージョンアップ。MML DA/DDが、どんどん使いやすくなっています。

 mattoさん、素晴らしいソフトを本当にありがとうございます!

Reported by 白石


2001年9月5日(水)

■ MMLで遊ぶTIPS

 MML DA、MML DDで遊ぶささやかなアイデアをさらにいくつか。

▼その1 Drag&Drop――快適なスタイラス操作

 JFileデータベースの中のMMLの項目を選択したり、

 DOC書類の中に埋め込まれたMMLを読みとる時には、

 まずスタイラスで範囲選択してから、MML DAを呼び出すことになるわけですが、せっかく手にスタイラスを持っているので、Drag&Dropも、なかなか快適。

 「範囲選択」して、グラフィティエリアまでドラッグすると、モジュールメニューが出てくるんですよね。

 また、Drag&Dropの設定で「タップでコピー」のチェックを外しておくと、1タップでこんな風にメニューに「MML DD」が出てきて、ペン移動も少なくて済むようです。

 私(白石)は、Drag&Dropをこれまで実は使っていなかったのですが、この操作が楽しそうなので、再度、導入してみようかな、とも思ってしまいました。

▼その2 「ものぐさ」な人のための「全画面コピー」

 「範囲選択」→「MML DA/DD起動」という操作は、実に快適なのですが、JDoc-Readerのように、「範囲選択」ができないDocアプリも少なくありません。

そういう状況で、こんな風に、文章とMMLが混在していると、ちょっと面倒。

 ……と、思ってしまいそうですが、実は、MML DA/DDは、MMLで使わない文字をちゃんと無視してくれます。

 ですから、上の場合は、気にせず「画面コピー」してしまって、「ほぼ」大丈夫です。

 「■Bach, J. S. / ...」のところの「B」(シ)「a」(ラ)「c」(ド」だけは音が鳴ってしまいますが、それ以外のところは、ちゃんとスキップして、正常にメロディを再生してくれます。

[追記 9/6]
 9/6にリリースされたMML DA/DD v0.5は、ストトン表記に対応したため、カタカナの「ドレミファソラシド」でも音が鳴ります。まあ、細かいことは気にせず、「全画面コピー」やっちゃいましょう(笑)。

 なかなか嬉しい機能です。

▼その3 英文テキストを鳴らしてみよう!

 「その2」の特性(MML未使用の文字はスキップ)は、逆に言うと、MML使用文字は、常に音が鳴る、ということでもあります。

 例えば、


Palm.Inc Palm, IBM WorkPad, handspring Visor, SONY Clie, HandEra.

 こういうテキストの場合、赤の部分(要するに、A-G/a-g)が音と解釈されて、

♪ラ〜ド〜ラ〜シ〜ラ〜レ〜♪

 という、怪しげなメロディが鳴り出します^^;。

 例えば、

 これは、AD-Visorさんで紹介されていた、PalminfocenterのBeatPlusレビューですが、

 せっかくなので、MML DAで鳴らしてみましょう。

 それなりに、音楽っぽく聞こえますよ。

 まあ、本当のお遊びですけどね(笑)。

この機能には、もうちょっと「まじめ」な利点もあります。
例えば、

c4d4e2c4d4e2g4e4d4c4d4e4c2

これだけ文字が繋がると、どこがどうなってるのか、さっぱりわかりませんが、
1音ごとに空白を入れたり、

c4 d4 e2 c4 d4 e2 g4 e4 d4 c4 d4 e4 c2

「|」(これもMML未使用文字)を小節線に見立てて、小節の区切りに利用すると、

c4 d4 e2 | c4 d4 e2 | g4 e4 d4 c4 | d4 e4 d4 r4 |

随分、読みやすくなります。
あいだに改行が入っても大丈夫なので、長いメロディは、

c4 d4 e2 | c4 d4 e2 | g4 e4 d4 c4 | d4 e4 d4 r4 |
c4 d4 e2 | c4 d4 e2 | g4 e4 d4 c4 | d4 e4 c4 r4 |
g4 g4 e4 g4 | a4 a4 g4 r4 | e4 e4 d4 d4 | c2. r4 ||

4小節ごとに改行したりすると、見た目が、かなり五線譜っぽくなります。

Reported by 白石


2001年9月4日(火)

■もう一度、NotePadのMac版コンジットのこと

 NotePadのMacコンジットでのMIDIデータ書き出しが上手くいかない、という件ですが、メールでご報告をいただきました。

 それによると、

  • 「NotePad Songs」というフォルダはできない。
  • ユーザー名フォルダ内にMIDIファイルが書き出されている。

 動作環境は、

Palm側:
Visor Prism + BeatPlus + NotePad v1.1
Mac側:
iMac DV SE (既に2世代前) + Mac OS 9.1
PowerBook G4 + Mac OS X 10.0.4 (Classic環境)

 Palm DesktopはどちらもMac OSにバンドルされている2.61日本語版だそうです。

 やはり、データの保存先フォルダが、予想されるのと違うようですね。

 引き続き、情報をお待ちしています。「音-Palm!」掲示板のほうに、よろしくお願いします。

ひょっとすると、PalmDesktopのバージョンなど、関係あるのでしょうか??

Reported by 白石


2001年9月3日(月)

■名刺の片隅に

 オフ会などで名刺交換するとき用のアドレスデータ、


 私は、「コメント(Note)」の欄の最後に、こんな風に

 暗号のような英数字を張り付けています。その部分だけ取り出すと、こうなっています。

[Melody0]大相撲 t100
C~16 *16 C~2. F~8 *16 F~1 *1 C~8 F~8 G#~2. G~8 F~4 G~1

 「[Melody0]」という文字列から、おわかり方も多いかと思いますが、Palmの定番音楽ソフトMelodyEditor v0.2から書き出したデータです。

タイトル「大相撲」の後の「t100」は、「テンポ=100」の意味。私が勝手に決めたルールですけど……。

 もともとMelodyEditorで作ったデータですから、「コピー」してをMelodyEditorに貼りつければ、メロディとして再生できます。

 が、実際には、アドレスを開いて、「範囲選択」→「コピー」、MelodyEditorを起動して「新規作成(New)」→テキストフィールドにデータの張り付け→「再生(Play)」と、音を鳴らせるまでが、相当、面倒……。

 名刺交換の後で、音の再生方法を説明するたびに、「もっと手軽に文字列を演奏できるツールがあればいいのだけれど」とずっと思っていました。

 そして、この悩みが、ようやく解決しました。

 ここでもまた、連日お伝えしている、MML DA v0.3の出番です。

 実は、MML DA v0.3は、

 MelodyEditor形式のデータを再生可能

 なんです。しかも、テンポ表示「t100」の部分もちゃんと読みとってくれます!

 こんな風に、楽譜部分を「範囲選択」して、あとは MML DAを起動するだけです。

 名刺の片隅に、ささやかな「音のおまけ」を添えるアイデア、皆さんも、いかがでしょうか?

Reported by 白石


2001年9月1日(土)

■歌うMeDoc♪――追加情報 [23:10]

 白石氏(←私です、すんません)のことの宣伝で恐縮ですが、MMLデータ集のJFile版(v0.11)が公開されています。

 Doc/MeDoc版では、上手く、曲全体を選択できない、とお思いだった方は、こちらをお試しください。

Reported by 白石

■歌うMeDoc♪――MML DA対応データ集のご紹介

 昨日ご紹介したMML DA v0.3ですが、早くも、対応データ集が登場しました。

 palm - musicに公開しているクラシック曲のメロディ(MelodyEditor用)をMMLに書き直したものです。作ったのは、白石さん(←私です、すんません)。DOC版、とMeDoc版があります。

MelodyEditor形式のデータを機械的に書き換えただけで、一部、おかしなところがあります。例えば、まだ「タイ」に対応していません。β版ということでご了承ください。

 お薦めは、MeDoc版。

 索引(idx)で聞きたい曲を選ぶと、

 こんな風にMMLデータが表示されます。

 あとは、「範囲選択」(もしくは「画面コピー」)して、MML DAを起動するだけ。

 簡単、お手軽です。約100曲入っていますから、心ゆくまで、どんどん曲を再生してやってください。ちょっと癖になるかも^^;。

 なお、Crs-MeDocの場合、設定(「Option」→「Preferences」)で「Title: Article」を選んでおいてください。これで、画面上部に曲名が表示されるようになるはずです。

 また、しろクリ(PEG-N700CC)で、Crs-MeDocのハイレゾ(クリエPEG-N700C)専用版をお使いの方は、フォントを最小「t(iny)」にしてみてください。

 これで長いデータも一挙に表示・再生できます。

そういえば、Crs-MeDocにはジョグメニューがありますから、画面コピーも楽でいいですね。

 ちなみに、しろクリでヘッドフォンを付ければ、音はそちらから聞こえるようになります。これで、周囲を気にせず遊べます(笑)。

しろクリのヘッドフォンは、Atrac3/MP3だけじゃないのです(笑)。是非、この機会に、チープな楽しみをお試しあれ!

Reported by 白石


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