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2005年01月27日

携帯でBloglines

Mamo-Dead 4.0さんの記事で知りました。

WebベースのRSSリーダー(Mamo-Dead 4.0)

Bloglinesは、携帯からアクセスできるんですね。

http://www bloglines.com/mobile/

京ポン(AH-K3001V)でも大丈夫みたい。

これは、便利。

記者会見

去年末に、縁あって、生まれて初めて、記者会見の場というのに行きました。

「大フィルの2005年度年次計画について」という内容で、音楽監督の大植英次さんが、音楽担当の記者さんたちの質問に答えていたのですが、

見事なものでした。

何を質問しても、「面白く」答えるんです。「へぇ!」と思わせる話題とか、記事の見出しになりそうな、印象的なフレーズを入れて、「プロ」という感じでした。

(もちろん、先方の思惑通りに書くかどうかは、記者さんの判断だと思いますが。)

で、SONYの社長さん。

日経の記事が発端なんですね。

「それがPSPの仕様だ」、久多良木SCE社長がゲーム機不具合騒動を一蹴(nikkeibp.jp)

この記事をよく読むと、「不具合」とされているものは、ひとつではなくて、一部については、SONYも、ちゃんと修理に応じているとか、案外、話は複雑。

あくまで、ひとつの読み方ですけれど、

MASA's Cube,iBook&Clieさんの推理。

記事に載っているクタラギ社長の発言は、ボタンの押し具合などや動作については触れられていない。触れられているのはボタンの位置のみ。

というところから、記者の質問を推測するというの。なるほどなあ、と思いました。

古代史研究のように、「実際はどうか?」ということを確認する手だてがない分野には、

「より多くの事項を矛盾なく説明できる仮説は、より良い仮説である。」

という格言がある、と聞いたことがあります。

推理小説も、そういうルールで成立しているんですよね。(音楽の作品分析でも、そういう論法を使うことがあります。)

社長発言も、記者会見の完全な録音や速記録が出てくれば、話は別ですが、現段階では、ひとまず、既出の情報から、ありうる可能性を「推理」するしかない。

あくまで、ひとつの「仮説」ですけれど。

そして、この「仮説」だと、社長さんは記者会見ベタ、ということになるのかもしれませんが。

2005年01月26日

「不確かさ」とつきあうために

こんな文書(翻訳)が公開されていたんですね。

ウェブログのネットワークが誤報を伝播するというのは正しくないが、広範囲に及ぶ問題意識によって常に真実が選別されるというのもまたしかり。話を伝えるのが楽しいから噂は広まるのだ。実世界にしろオンラインにしろ、噂の訂正が大きな影響力を得ることは稀である。噂を訂正するだけじゃあまり楽しくないもの。(ウェブログの倫理)

NHKと朝日新聞の「言い合い」は、どちらも、主張の裏付けを出さずに、自分が正しいという結論しか言わないから、判断不能。

「私は、○○のここが好き/嫌い」みたいな人気(不人気)投票的なコメントで、溜飲を下げた気になるのもねえ……。

2005年01月22日

最近のPalmOS製品

PUGOの新年会、行ってきました。

とても久しぶりの方々ともお会いできて、楽しいひととき。

Wrist PDA(オーダー再開してますね、危険(笑))や、スマートフォンXplore G18も、実物を触らせてもらうことができました。

Wrist PDAは、腕時計としては、ちょっとゴツイと思いましたが、面白い製品。

Xploreの中身はパームそのもの。電話としても違和感なく使えるのであれば、これも、悪くないかもと思いました。

日本でも、パームの勢いがあった頃、当時のパーム社やハンドスプリング社が、スマートフォンを出す意志はありそうな雰囲気だったですよね。(でも、たぶん、交渉がまとまらなくて、それっきり。)

海外での実績を受けて再上陸、というのは、難しいのかなあ……。

実物を見たら、日本で(日本だけ?)PalmOS製品がどんどん減っているのは、不思議な気がしてしまいました。

2005年01月19日

NHK

なにやら、この話題は、自分のためのメモという体裁で、特定の記事にリンクするのが流行ってるみたいなので、私もまねして(笑)。

このエントリーからリンクされた先あたりが、話の落としどころのような気がします。

主張が対立している当事者は、どっちもどっちな感じだし。

当事者の発言(ソース/一次資料)を知ることが大切なのは、自分の意見や解釈をまとめる際の、重要な参照点になるからであって、

特定の発言を生の形で投げ出してしまっては、その主張に肩入れしたプロパガンダと同じことではないかと。

[追加]

あまり知られていないことだが、「言論の自由」の条件の中には、適否の判断を「一定期間留保する」という時間的ファクターが入っている。
正解を急がないこと。
これが実は「言論の自由」の核となることなのである。
(内田樹の研究室)

基本は、性急に即断しないこと、だと思います。

だから、判断材料として、気になるものを、とりあえずメモというのは、ありうること。

でも、あまりにも、特定記事へのリンクばかりがあちこちに氾濫していると、「ホントに、みなさん、“とりあえず”なの?」と、思えてくる……。

2005年01月18日

PUGO 2005年新年会ぃ!

大阪を中心とする関西のPalmユーザの集まりPUGOの新年会。募集締め切りは明日(1/19)となっております。

PUGO 2005年新年会ぃ!参加募集案内

初参加歓迎ということなので、都合のあう方は是非。

私も参加します。PUGOに一次会から出席するのは、久しぶり。楽しみです。

Blogの目次

Blogやはてなダイアリーを普通に使っていると、記事が日付の順番に並ぶんですよね。

不定期で、長めの続き物の記事を書いたりすると、あとで、まとめて読むのが面倒になるのかな、と、なんとなく思っていたのですが、

- 神か悪魔か - GNU の見えざる手(Kazuho Oku's blog)

こんな風に、連載の目次を、単独のエントリーで作って、個々の記事と相互にリンクすれば良いのですね。

なるほど。

(記事の内容は、これから読みます。)

2005年01月12日

ガレージからフィルハーモニックへ

噂どおり、GarageBand 2(英Appleのページ)と、Jam Pack 4 Symphony Orchestra(英Appleのページ)が出ましたね。

価格(税込み)は、iLefe '05(GarageBand 2入り)8,190円、Jam Pack 4 10,290円(日本語プレスリリース)

GarageBand 2は、楽譜表示がつくんですね。オーディオ音源は、リアルタイムにピッチ・リズムを解析するのでしょうか。ハイスペックじゃないと大変かも。

そしてJam Pack 4。これ、待ち望んでました。(今度のグランドピアノは、スタインウェイらしいです。これで、ヤマハ(デフォルト)、ベーゼンドルファ(Jam Pack 1)とあわせて、主要3社が揃います。(笑))

Jam Pack 4のページには、「くるみ割り人形」や、ホルスト「木星」のデモがありました。

こういうのを打ち込むとなると、もはや、ループシーケンサじゃないですよね。

私は、ずっと、クラシックの曲を、GarageBandで1発取り、MIDIレコーダーみたいな使い方をしてました。(ループを使ったことがない。^^;;)

アップルが、そういうのを公認してくれたみたいで、そこが、ちょっと嬉しいかも。(^^)

2005年01月07日

Podcast

長い(くどい?)話が続いたので、短め軽めに。

インターネット上のさまざまな音声プログラムを聴きたいのだが、必ずしも思うように気に入ったプログラムが見つからないとか、手動でダウンロードしている暇がないといった人に朗報だ。(Wired News)

ウェブのMP3ファイルを自動巡回して、iPodに取り込むしくみのようです(要iTunes)。

「ポッドキャスト」と言うのだとか。

このページで知りました(導入方法の詳しい解説つき)。

試してみようPodcast!(OTO-NETA)

インターネットラジオを自動巡回する、という風に使うみたいですね。

ちょっと面白そう。

2005年01月06日

予想外に、いろいろな反応(あるいは、たぶん、偶然と思いますが、関連がありそうにも思える話)がウェブ上(一部mixi)に出ておりますので、ゆるやかにそのあたりを踏まえつつ、最後にいくつか落ち穂拾い。

……を書いたのですが、あまりにも長くなったので、3、5日の日記と一緒に、別ページにまとめました。

「Tips:データベースとしてのPDA?」
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2005年01月05日

「ミカンの方程式」の頃

最初はmixiでつぶやこうかと思ったのですが、外のブログにリンクする形はいけないかな、と考え直して、こちらに。

去年くらいから、なんとなく、時代が一回りした感じを持っていたりします。これは、やはり、もう「リーチ」だ、逃げも隠れもできない「おじさん」だ(大学生とは20歳離れている(涙))ということなのでしょうか。

ひとつには、昨年、再三書いた「新選組!」。これでもう、テレビに思い残すことはない、「託した」(誰に?)という気分だったりもします。(自分が大好きだったテレビの感じは、ほぼあそこにあるから、あとは、好きにして下さい、という感じ?)

で、私は特別な思い入れがあるわけではないのですが、栗原裕一郎さんのブログに、今の10代から見た尾崎豊、みたいな話がでています。

「20年後の10代と尾崎を聴く!〜「15の夜」「卒業」「シェリー」はどう響くのか?」
“反抗”という自己形成過程が失効したのはなぜか

昭和40年前後生まれだと、無邪気にテレビ(大河ドラマやアニメや歌番組や)を見ていた小学生時代があって、中学校は、「校内暴力」のまっただ中だったりしたと思うのですが、そういう学校観の時代ではないのだなあ、ということでしょうか。

甘酸っぱいような、でも、そんな感慨に呑気に浸るはダメと言われているような……。

同世代で、結婚して、お子さんがいる方々には、そんなの常識、なのかもしれませんが……。

(ところで、ちかごろ話題の、働かない人「ニート」問題は、日本の社会が、俗世から距離を置く「宗教」を閉め出したこと――オウムと一緒に全部タブーにして、避難所をなくしたこと――と、どこかでつながっているような気がしています。唐突で、誤解を招く言い方かもしれませんが。)

スケジュールやアドレス帳もデータベース(たぶん)

先日のデータベースの話の続きというか補足というか……。

……長いので、3、6日の日記と一緒に、別ページに移動しました。

「Tips:データベースとしてのPDA?」
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2005年01月03日

データベースとのおつきあい

2004年まででわかったことは、日本の市場はPDAを受け入れないということ。

ENSISのLokiさんの指摘は、直球ど真ん中という感じで、ちょっとドキッとしました。

対抗馬が携帯電話だからではなく(ケータイのお粗末なPIMを見よ)、日本人の文化にデータベース化(各省庁のサイトを見よ)とか、スケジューリング(本屋で『手帳活用』の棚が季節的にあるのを見よ)という発想が馴染んでいないため。

人(日本の文化?)が、(まだ?)「データベース」に慣れていない、というのは、確かに、そうかもと思いました。

……以下、長いので、5、6日の日記と一緒に、別ページに移動しました。

「Tips:データベースとしてのPDA?」

2005年01月01日

大晦日になって、ようやく年賀状を書き終えて、ひきつづき、去年いただいた手紙や名刺の整理をしていたら、こんな時間(現在AM 4:40)になってしまいました。

新しくいただいたアドレスを、タブ区切りテキストに書き出して、Address Book Importerで、OS Xのアドレスブックへ取り込み。

年賀状を出した人は、「ノート」蘭に印を付けて……。

(この作業は、今までパーム側でやっていましたが、OS Xのアドレスブックは、使いやすそうなので、今年は、こっちでやってみました。もちろん、できあがったデータは、iSyncで、treoと同期。)

……前にも書いたかも知れませんが、

パーム(WorkPad)を初めて買った時、

「これは、まっとうな社会生活(スケジュールやアドレスの管理が欠かせないような)への第一歩」

みたいなことを、自分に言い聞かせていた記憶があります。(←安くないものを買うために、自分への言い訳です。^^;;)

結局、今も、あまり「まっとうな生活」ではないような気はしますが、少なくとも、その頃よりは、仕事での出会いとか、多少、「社会性」はあるような……。どうでしょうね。

ともあれ、年末年始のアドレスの整理は、一年間の色々なおつきあいの総まとめ。

そして、年が明けました。

今年も、どうぞよろしくお願いします。


all these contents are written in Japanese
by 白石 (Tomoo Shiraishi: tsiraisi@osk3.3web.ne.jp)