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2004年5月31日(月)
昨日の記事、マサトレで、フォローしていただいて、なんだか、すみません。
冷静に考えてみたら、生産終了した製品でも、アップデータ、ドライバなどをダウンロードできるようになっているのは、ひょっとすると、よくあることなのかも、と思ったりもしました。
今回は、個人的に、探し物が見つかって、嬉しかったので、その勢いで、書いたということで……。
(そういえば、TRGProのアップデータも、HandEraサイトで、まだダウンロードできるみたいでした。)
ところで、G4 iBookですが、昨日のように気温が高いと、かなり熱くなりますね。
で、夏に向けて、何か対策を考えたほうがいいのかな、と思っていたら、今出ているMacPeople7月号に、iBook/PowerBookの熱対策の記事を発見(「特集3 夏こそ目指せ涼しげノート」P.70-73)。
冷却グッズも色々とあるようですが、本格的なものは、結構なお値段ですね。とりあえず、CPUのパフォーマンスを低く設定して、様子を見ようかと思っています。
2004年5月30日(日)
ほのかにマサトレの記事(2004.05.30.Sun)と関連しているかもしれない、treo90のアップデータのお話。
treo90の出荷時のOSは「Palm OS v4.1H」なのですが、pocketgamesさんからいただいたtreo90のOSは、
「Palm OS v4.1H2」
となっていました。これは、Visor-Japanの過去ログ(2002/9/17)などを見ると、アップデータ Treo90 Updater 1.0が当たった状態のようです。
SD I/O対応などはなされていますが、このアップデータは、Handspringのミスで、ROMにExpenseとMailが入っていなかったりします。まあ、どちらも使っていないので、実害はないのですが……。(このあたりのことは、Visor-Japanの過去ログ2002/9/27分に書いてあります。)
せっかくなので、この不具合を修正したアップデータ Treo90 Updater 1.1を導入してみることにしました。
でも、既にHandspring社は、存在しませんし、今さら、アップデータは入手できるのでしょうか。(以前、ダウンロードしたファイルは、もう手元にはないし……。)
あちこち探してみたら、palmOneサイトで、treo90のアップデータを発見。
palmOneサイトで、「United States」→「Support Downloads」と進むと、歴代機種のアップデータ類が、初代Pilotから、Handspring社のVisor/Treoを含めて、そろっているんですね。ちょっと感動しました。
……というわけで、無事、アップデート完了。OSは、「Palm OS v4.1H3」になりました。
P. S. 同じページには、OS 3.3以前の機種のOS 3.5へのアップデータも出ていました(ただし英語版)。かつて有償CD-ROMで配布されていたものですね。OS 3.5以後のみ対応というソフトも多いので、旧機種を使い続けているor中古で入手という場合には、よいかも。
2004年5月27日(木)
treo90、pocketgamesのひらの(兄)さんからのメールによると、結構、応募者があったのだそうです。よくぞ、当選したものだと、つくづく、思います。こういうことって、あるんですね。
セットアップは順調に完了。
まず、旧treo(バックライトは切れているけれど、画面表示は辛うじて判読可能)の中身をEasyBackupで母艦へフルバックアップ。新treoへレストア。
次に、TRGPro内の最新のPIMデータを、PowerGUARDで、CFカードへバックアップ。SDカード経由でtreo90へコピー。
最後に、母艦の旧treoユーザデータを削除。新treoを新規ユーザとして、母艦とHotSync。
これまで、どういうわけか、PalmDesktopでパームのPIMデータを上書きしようとすると、失敗することが多かったので、ちょっと複雑ですが、新しいデバイスに移るときは、こういう手順を経ることにしています。
ひょっとすると、予定表データが、様々な機種を転々とする間に、どこか、おかしくなっているのかな。
2004年5月26日(水)
pocketgamesさん10ミリオン記念プレゼント企画のtreo90、先程、宅配で届きました。
開けてみると、Handspring純正ケースと、PDA Punacheのずっしり重い伸縮タイプのスタイラスも付けてくださっていました!
本当にありがとうございました。大事に使います。
現在レストア中です。
……ところで、treo90と一緒に写っているiBook。
treoのバックライト切れのドタバタで、ご報告(告白?)のタイミングを逃しておりましたが、
実は、2週間くらい前から……、
こんなことになっております。
新製品発売で、型落ちの初期モデル(G4 933Hz)が若干、安くなっていたので、つい……。
ディスプレイ15インチは、やっぱり広い。^^;;)
もちろん、銀色の大座布団(失礼!)には、かないませんがっ、
800×600にして、18pt、24ptの巨大な文字表示。これで、随分、目の疲れが軽減された気がします。
(でも、こんなことをしているから、treoのバックライトが切れたのかも……。)
何かと、激動の五月でした。
2004年5月24日(月)
話が前後してしまいますが、先週の土曜日は、北海道に旅立つかねこさんの歓送会でした。
私は、この日、夕方から京都(北山のコンサートホール 17:00〜)と、大阪(福島のザ・シンフォニーホール 19:00〜)をかけもち。
京都のほうは、ゲルギエフ指揮ロッテルダム・フィルのマーラー(九番)を、第一楽章だけで退席せねばなりませんでした。本当にもったいないことをしました……。
でも、大阪のほう(権代さんという現代作曲家の個展)も、色々なことを考えさせられる、聴き逃せない公演。
で、あんまり感動したので、打ち上げにも、ちょっとだけ顔をだして、
かねこさんの会(梅田)は、二次会の終り際からの参加になってしまいました。
それにしても、
かねこさんの歓送会は、東京や名古屋から、何人もの方が駆けつけて来られましたし、日付が変わってから参加という人もいたり。人徳ですね。
北海道でも、頑張ってください。
2004年5月23日(日)
treo90に復帰できる目処がたちました。
実は、pocketgamesさんの10ミリオン記念プレゼント企画に、treo90が出ている、という情報をいただき、ちょっと厚かましいかな、と思いつつ、誘惑には勝てず、応募しておりました。
で、先程、当選のご連絡メールが!
わたくし、昔から、くじ運は全然よくないのですが、これは、もうしばらくtreoを使え、という、神様のご配慮なのでしょうか。
本当にありがとうございました。そして10ミリオンおめでとうございます!
treo.pocketgamesのほうには、新旧treoの情報がたくさん集っていますし、これからは、日々、pocketgamesさんに感謝しつつ、treoを使わせていただかねば、なりません。
一方、当面の課題、TRGProとiBookの同期のほうにも、進展がありました。
Vis-a-Visさんで、KeyspanのシリアルUSB変換アダプタUSA-19SHを購入。
KeyspanサイトからOS X用ドライバをダウンロードして、PalmとのHotSyncを試してみました。
結論から言うと、Life with PalmPilot(「古Palmと Panther」2004-02-18〜2004-03-03)でレポートしてくださっているWorkPad 30Jと、事情は同じ。PalmDesktopと、iSync+iCal等を併用する必要がありそうでした。
私の環境は、
iBook G3: OS X 10.3.3
PalmDesktop 4.0日本語版
ここに、KeyspanUSAdrvr v1.8をインストールして、まず、PalmDesktopとHotSyncしてみました。(新規ユーザとして、TRGProのデータを母艦に取り込む形。)
結果:ソフトのインストールやバックアップは問題なし。
でも、予定表などデータは、文字化けしてしまいました。
シリアルUSBアダプタ経由だと、日本語文字コードの変換が、上手くいかないのでしょうか? 解決策があるかも、と思いましたが、ちょっと、よくわかりませんでした。
とりあえず、PIMデータをPalmDesktopと同期するのは断念。
次に、iSyncで、TRGProの予定表とToDoを、iCalに取り込んでみました。
環境は、Pantherに付いてきたままの状態。
iSync 1.3
iCal 1.5.1
(実は、iCalを起動するのも、今回が初めてだったりします。)
Appleサイトから、iSync 1.2 Palmコンジットをダウンロードして、インストール。
……噂どおり、一回目の同期には、かなり時間がかかりますが、文字化けなどはなく、無事、iCalにデータを取り込むことができました。
treo90に復帰できそうなので、細かいところまでチェックしていませんが、いざという時には、TRGPoとOS Xというのも、なんとか、大丈夫そうですね。
2004年5月20日(木)
皆さん、良い人すぎます。(^^)
treo90のバックライト切れの件、早速、複数の方から、情報などいただきました。本当にありがとうございました!
treo.pocketgamesの投稿(「Treo90修理できました。」)によると、palmOneでtreo90を有償で修理(交換)してもらうこともできるみたいです。検討してみます。
実は、仕事の合間に、梅田のSofmapなどにも寄ってみたのですが、現行or中古他機種への乗り換えは、今回は見送ろうと思います。
考えてみたら、PalmやSONYから次々、新機種が出る中、一昨年末まで、ずっとTRGProを使っていたわけで。treo90復活の可能性を探りつつ、もし無理なら、TRGProに戻ればいいか、と覚悟を決めました。
PIMとDOCリーダーが主な用途なので、たぶん、TRGProでも大丈夫でしょう。
当面の目標は、Life with PalmPilotの記事(「古Palmと Panther」2004-02-18〜2004-03-03)を参考にして、iBookとTRGProを同期できるようにすること。
昨日は、かなり動揺してしまいましたが、ちょっと元気が出てきました。
P. S. TRGProをレストアしたら、ちんさん謹製のDOCが入ってました(「天使みたいなもの」=パームボンチ「犬たち」内)。タイムカプセルを開けたような不思議な気分……。
2004年5月19日(水)
ショック。
treo90のバックライトが切れてしまいました。
1台目(バックライト切れ)を交換してもらってから、1年と少し、無事に使えていたのに……。
とりあえず、TRGProを復活させました。すぐに使えるように、バックアップはとってありましたし、PIMデータも、メモリカード経由で、すぐに移行できたので、当座は、なんとかなりそうです。
でも、この先どうするか、決めかねています。
現行機種で、これというものが思い当らなくて……。
シリアル/USBの変換アダプタを入手して、TRGProに戻るべきか……。
treoで、本当に満足していたのに。どうしたものか。
2004年5月11日(火)
SKKとパームの縁と言えば、manaeだけでなく、そもそも、J-OSの日本語変換辞書が、SKKの辞書をベースにしているのでした。
(機長が出版を計画していた、「プロジェクト・パーム」(=パームが日本で広まる経緯をまとめた本)には、きっと、このあたりの話も出てくるはず。TH55が好評だったり、新しいZireで、J-OSも未だ健在ですから、なんとか、この本、世に出て欲しいです。)
で、SKKのこと。
今回、実際に使ってみるまで、よくわかっていなかったのですが、変換辞書は、エディタで読み書きできる、普通のテキストファイルなのですね。
どういう候補が辞書に入っているのか、簡単に確認できて、いざとなれば、自分で簡単に編集できるというのは、安心感があるかも。
MacUIMでも、変換辞書や、メンテナンス・ツールは、本家UNIXのSKK用のものが、流用できるようでした。(辞書ツールは、自分でコンパイルする必要があって、ちょっと緊張しましたが……。)
早速、ATOKでずっと使ってきたユーザー辞書の内容を書き出して、SKKの辞書と統合。違和感なく、使える感じになってきました。
2004年5月10日(月)
OS X ハッキング!(PCWeb)を見ていたら、
UNIX発祥の日本語入力プログラムのSKKを使う方法があるようです。
OS X ハッキング!
第88回Yet Another IME - MacUIMを使う
パソコンの日本語入力は、WindowsでもMacでも、ずっとATOKだったのですが、最近の推測変換や校正支援などは、まったく使っていません。
考えてみたら、個人的には、標準辞書と、昔ながらのユーザー辞書の学習機能だけで、十分かも……。
一方、SKKは、パーム版のmanaeがあったりして、気になっていました。
(確か、Palm純正日本語OSができる前は、完全インライン変換ができるのは、manaeだけだったはず。)
早速、「OSXハッキング!」で紹介されている、MacUIMを試してみました。
インストーラがあるので、導入そのものは楽でした。(SKK用の辞書も自動的にインストールされます。場所は、起動ディスクの「/Library/Dictionaries/SKK/」。)
- インストール後、一旦、ログアウトして、再びログイン。
- 「システム環境設定」→「MacUIM」を開いて、「Imput Method」の項目から「SKK」を選択。
- 「システム環境設定」→「言語環境」で、「MacUIM」をチェック。
これで、メニューバーの「入力メニュー」アイコンから「MacUIM」を選べる(=SKKを使える)ようになります。
Jedit上で使っていますが、動作は輕いし、良い感じです。
by 白石 (Tomoo Shiraishi: tsiraisi@osk3.3web.ne.jp)