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2003年11月24日(月)

昨日は、PUGOの定例会とパーティ。遠方からも、ほんとうに沢山の人が来てくださって、楽しく盛り上がりました。定例会では、今年の10大ニュースの中で、treo90導入記を紹介してもらって、まったく予期していなかったので、恐縮してしまいました。

さて、そのtreo90とOS X、PalmDesktop v4.0の同期ですが、昨日、PUGOでも色々教えてもらって、なんとか、解決しました。

結局、treo上のデータの問題でした。PIMデータを、日本語版、英語版取り混ぜて、色々な機種で移行している間に、「未分類」と「Unfiled」の整合性がとれなくなっていたようです。

Windowsを使っていた時代にそうなってしまっていたようなので、久々にWindowsノートパソコンや、当時、使っていた日本語パーム(Visor Platinum)を持ち出してきて、かなり回りくどいですが、こんな風にやってみました。

  1. treoのPIMデータを、メモリカード経由で、Platinum日本語版にコピー。(この段階では、Platinum上でも、アプリによっては、カテゴリーなしが「Unfiled」と表示されたまま。)
  2. PlatinumをWindowsとつないで、Win版PalmDesktop(日本語版)とHotSync。
  3. 「本体をPalmDesktopが上書き」の設定で、もう一度、PlatinumとHotSync。(Platinum上の「Unfiled」が、全部「未分類」に置き換わる。)

  4. PlatinumのPIMデータを、メモリカード経由で、treoにコピー。(treo上のカテゴリーなしは、全部「未分類」と表示される。)
  5. treoをMacに接続。「ハンドヘルドによる上書き」の設定でHotSync。

手間はかかりましたが、これで、ようやく、エラーログなしにHotSyncができるようになりました。(^^)


2003年11月22日(土)

この1週間で、少しずつソフトや情報を集めて、OS X (v10.2.1)に移行しても、ほぼ大丈夫かも、という感じになってきました。

が……、treo90とOS Xの同期で、気になることが。

MissingSync for CLIE v3.09を導入すると、treo90でも、PalmDesktop 4.0日本語版と同期できてしまうようです(Visorの衣装部屋2002年6月28日参照)。メーカー保証外とはいえ、これは本当に嬉しい事実。

ただ、実際にやってみると、カテゴリー名の整合性が上手くとれていないみたいですね。treo90は、英語版なので、カテゴリーなし=「Unfiled」となっていますが、PalmDesktop日本語版は、これを、カテゴリーなし=「未分類」とは別ものと思ってしまうようです。

treoとHotSyncすると、毎回、

カテゴリー「Unfiled」を「未分類」に書き換えました。

というような内容のログ・ウィンドウが表示されてしまいます。

で、試しに、「コンジット設定」で、デスクトップのデータでtreoを上書きしてみると、案の定、treo上に、「Unfiled」と「未分類」2つのカテゴリーができてしまいました。

通常のHotSyncの場合は、警告ウィンドウを手動で閉じればいいだけのことなのですが、treoにデータをリストアしなければならなくなった時のことを考えると、ちょっと不安かもしれないですね。

どうしたものか。


2003年11月15日(土)

Mac OS X(Jaguar)に移行できないものか、少しずつ試しはじめています。5日の日記に書いたように、OS Xの第一印象、特に、「見た目」の印象は、正直いって、良くなかったです。システムのフォントが小さくて、私には、読みにくいなあ、と思っていました。

でも、あちこち設定をさわってみたら、「見た目」は、かなり自由に変えられるんですね。試しに、DockやFinderのアイコンのサイズを大きくしてみたら、私の視力でも、なんとか使えそうな感じがしてきました。(800×600のディスプレイで、アイコンは最大=128×128という、あまり一般にはおすすめできない設定ですが……、そこまでできてしまえるカスラマイズの自由度は、結構、すごいですね。)

要するに、文字が読みとりにくいのであれば、読まずにすむように工夫すればよかったわけですね。

考えてみたら、Macの一番の特徴はGUI。絵(アイコン)を上手に使うことで、使い勝手をよくしようとしているOSの特徴を、遅ればせながら、ようやく少し、実感できた気がしています。

そういえば、ドイツにいた時に(1年だけ留学していました)、駅などの表示がとても使いやすくて感心した記憶があります。「Ticket」という巨大な文字表示や、郵便局のマークの(たぶん縦横1m近い)巨大な看板が、壁や天井の高くて遠くからでも見える場所に、ドンと出ているんですよね。

はっきり言って、無骨でダサいですけれど、外国人や初めての人でも迷わない、実用的な表示だなあ、といつも思っていました。ああいうのが、アイコンの原点なのかもしれませんね。


2003年11月9日(土)

クラシック音楽関係者で、パームを使っているという人をお見かけするようになった、というのは、以前、書いたことがあると思うのですが(新聞記者の方とか、ご家族にコンピュータ関係の仕事をしている人がいるという演奏家の方とか)、最近、今度は、音楽関係の学生さんや大学院生さんから、パームに興味あるんです、という話を立て続けに聞きました。

そういう人は、たいてい、このページを発見して、「白石はこんなことをしていたのか」と驚かれるようなのですが(汗)、それはともかく、PDAというか電子手帳的なものへの潜在的な需要は、まだまだ、広がりがあるんじゃないかな、と改めて実感しています。

ただ、彼女たちにとっては、クリエのPEG-TJ25の19,800円でも、まだ高くて手が出ないみたい。やはり、1万円を切らないと、本当に普及するところまで行かないのかもしれませんね。

SONYは、ブランドイメージとして、おそらく「プチ高級感」というか、ミドルレンジ以上というラインを崩さない会社ですよね……。やはり、別のどこかが参入してくれないと、「お手頃価格」の実現は難しいのでしょうか。あと一歩だと思うのですけどね。


2003年11月5日(水)

大阪を中心とする関西のパーム・ユーザーグループPUGOで、久々の定例会があります。二次会は、5周年記念の飲み会です。(^^)

11月23日(日)、午後3-5時
PUGO第45回定例会、大阪産業創造館(堺筋本町)
同、午後6-9時
祝!PUGO5周年!お気楽お気軽大飲み会ぃ!、「龍馬亭」(福島)

定例会のほうは、今回は参加費無料、飛び入り参加も大歓迎。

「大飲み会い!」は、会費2500円〜3000円程度、事前登録制(17日〆切)です。詳細や申し込みは、PUGO公式サイトからお願いします。

定例会は、いつもとひと味違った趣向もありそう。飲み会のお店「龍馬亭」は、気楽に飲める立ち飲みスタイル。お酒も充実していて、たこ焼きが絶品。私ももちろん参加予定(飲み会の前半だけ、「中抜け」になりそうですが……)。楽しみです。

オフ会未経験の方も、この機会に是非!

……それにしても、10月はあわただしかったです。全然、更新もできませんでした。

そして、忙しい時に限って、人は散財してしまうもの。(私だけ……ではないですよね?)気が付けば、iBookがG3 800MHz、メモリも640MBになっていたりします。最新の12インチG4でないところが、いまひとつ潔くないところですが、OS 9で起動できたほうが、移行しやすいかな、と思ったので。

Jaguarが最初から入っていたわけですが、まだ1、2回しか起動していません。結構、使いやすそうな印象ではありますね。

ただ、(確かマサさんも以前、書いておられたと思いますが)12インチ・ディスプレイだと、OS Xの表示(フォント)は、私には細かすぎるかも。今は、OS 9を640×480で使っています。OS Xだと、600×800以上にしないといけないみたいなんですよね。Windowsも、最後(昨年末)まで、95のままで通した人間ですから、このままOS 9メインで行くかも。



all these contents are written in Japanese
by 白石 (Tomoo Shiraishi: tsiraisi@osk3.3web.ne.jp)