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2003年9月18日(木)

(これを書いているのは9/19ですが、昨日のことなので、18日の日付にしておきますね。)

日帰りで広島の演奏会を聴いてきました。場所は広島市内の厚生年金会館。少し時間があったので、すぐそばの平和記念公園を10分くらい散歩してみました。

歩いたのは、国際会議場などのある一角。公園に進むと、反対側にドームが見えます。歩いて10分弱の広さの公園は、ずーっと平板に広がっているんですね。原子爆弾が落とされて、爆風で建物が全部なくなってしまった場所を、そのまま、ポカンと空けて、記憶にとどめているような印象を受けました。そういえば、国際会議場も、水平に広がるフラットな建物。上へ上へ高層ビルが伸びる東京副都心のあたりなどとは、対照的な風景だなと思いました。

広島には、10月にもう一度、行く予定。牡蠣には、まだ早いようですが、時間があれば、確か以前にちんさんも見たと書いていたドームの中に、今度は入ってみようかと思っています。


2003年9月15日(月)その2

人生、いつ、何が起きるかわかりません。

「PDAとは武士における刀のようなもの」

と言ったのは、たしか、パーム航空時代の機長(かなり初期の定期便)だったと記憶しますが、携帯グッズは、まさに、いざ、という時に手元にあって、機能を発揮しなければ、意味がないと申せましょう。

阪神優勝が決まった今日、私は、いつものように京都に演奏会を聴きに行っておりました。

すると、会場に「ミポリン」がっ。

本日の指揮者、西本智実さんのお知り合いだそうで、この演奏会のために、わざわざ、東京から日帰りで、聴きに来られたそうです。

打ち上げにも残ってくださっていたので(「是非、誘ってください」と、私が主催者さんに強くお願いしたという説も……)、ミーハーですが、一緒に写真、撮っていただきました。

こういうことができたのも、デジカメ(U-10)が手元にあったからこそ。携帯グッズは、いつも持ち歩けるものでなければ意味がない、と再認識しました。カバンの中でかさばらないというのは、重要。カメラ付き携帯がこれだけ流行るのも、納得できるなあ、と思ってしまいました。

(プライベートで来ておられたのに、はしゃいでしまって、申し訳なかったのですが……。)

厚かましく、パンフレットにサイン(署名?)もしていただきました。(ちなみに、今回の演奏会の解説を書いたのは私でした。)






サイン入りプログラム

え、「中山」じゃないのかって?

「ミポリン」と言えば、もちろん中井美穂さんでしょう。(+_+)\パキッ!

とても腰が低くて、でもマイペースで、テレビで拝見するままの方でした。(^^)


2003年9月15日(月)

POBoxのこと、まとめようと思っているのですが、なかなか、時間がとれずにおります。(そうこうしている間に、CLIE復帰を果たされた、Pal Macさんのレポートも出たりしたので、あまり急がなくてもいいか、と思ったりもして……。)

かわりに、今日は、山田達司さん久々の新作、PowerGUARD Lite 0.1について。

こういうの、欲しかったので、早速、使わせてもらっています。

今まで、データのバックアップには、PowerOff Backup……にオマケで付いてくる、BackupDAを使っていました。起動すると、標準の「予定表」「アドレス帳」「ToDo」「メモ帳」データだけ外部メモリカードにバックアップしてくれる、というもの。

RAMのデータを完全にバックアップするツールもあるわけですが、処理にかなり時間がかかるので、つい億劫になってしまいがち。標準アプリのデータだけなら、思いついた時に起動しても負担になりませんから、私には、これで十分かなと。(J-OSその他、最低限必要なソフトは、すぐに復旧できるように、別にSDカードに入れてあるので。)

ただ、POBoxを使うようになって、できれば、学習辞書(PBInleanDB.pdb)もバックアップしておきたいなあ、と思っていたところでした。

今は、PowerGRARDで、標準4アプリのデータとPOBox学習辞書、Palmscapeのブックマークだけバックアップするように設定して使っています。


2003年9月6日(日)

POBoxのことも書きたいのですが、今日は別の話。マサトレでも新刊が出るたびに言及されてきた『ヒカルの碁』について。

ちなみに、私がこの作品を読んでみようか、という気になったのは、マサさんが、もう2年くらい前でしょうか、PUGOの飲み会で薦めてくれたのがきっかけです。

その飲みの席で、マサさんは、「囲碁の話なのに、囲碁のこと全然わからなくても、読めてしまうんですよ」と、言っておられたように記憶しています。

確かに、囲碁を知らなくても読めそうだし、囲碁を知っている人が読んでも面白いし、実際に、これを読んで囲碁をはじめた人もいるらしいですし。やっぱり、これは、凄いことだなあ、と思います。

私自身にとっては、なじみのある囲碁の話だからということで読み始めて、マンガというものに再入門したという感じ。長編を最初から最後まで全巻と読むというのは、中高生の頃以来の経験でした。(近所の本屋さんで、「1冊だけよ」とお母さんにいわれて、しぶしぶ納得している小学生の横で、ごっそり十数巻まで、まとめ買いしたような記憶が……。しかも、それ以来、単行本は、新刊が出たら、ほぼ全部その日に購入したような……。)

で、余勢を買って、アニメ版のほうも、(最初の半分くらいですけど)観ました。原作のどこを生かして、どこを略しているか、オリジナル・カットをどこに何の目的で入れているか、時間の配分や物語の展開のリズム、セリフの口調、そして、音楽や効果音をどこでどう使っているか、等々、ほとんど、オペラの分析でもしているように、真剣に。(^_^;;;)

マンガやアニメーションに独自の技法とか、ヴィジュアルな表現ならではのポイントというのも色々ありそうで、興味は尽きなかったです。フィクションの世界を作り上げるという意味では、音楽と共通するところもあるような感じがしましたし。

(まあ、実際は、そういう格好良いことではなくて、単に夢中になっていたんですけどね。)

全23巻、本当に楽しませていただきました。この先は、音楽で手一杯なので、別の作品に手を広げて……ということはないと思いますが、それだけに、貴重な経験でした。

(余談ですが、ひと頃、−−大学生や大学院生の間でも−−たくさんの人が夢中になっていた『新世紀エヴァンゲリオン』は、当時、知人宅で、『トップをねらえ!』とあわせて、徹夜で鑑賞させてもらったのですが、どうも、ダメでした。どうしてだったんでしょうね。今だによくわかりません。好みの問題なのでしょうか。)


2003年9月5日(金)

伊藤浩一さんが、treo導入記を紹介してくださっていたようで(「伊藤浩一のモバイル日記」内「シグマリオンを……」、9/3の日記)。ありがとうございます。(sigmarion IIIも、評判良いみたいですねえ。でも、せっかくですから、このままtreo90、復活しましょう(笑)。)

私は、例によって「いまさら」ですが、POBoxInlineを数日前から使い始めています。本格的に使うのは初めてです。前向きに新しいアイデアに挑戦しないと面白くないよ(思い切り、意訳)、というでじさんの発言に刺激されました(デラデラメモ、8/30の記事「問題が変な気がする」)。ただ、話が複雑で長くなりそうなので、詳しい感想は、またいつか。



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by 白石 (Tomoo Shiraishi: tsiraisi@osk3.3web.ne.jp)