京都 三菱電機でも地下水汚染

トリクロロエチレン 環境基準の40倍

(「しんぶん赤旗」7/28付より)

三菱電機京都地区事業所(京都長岡京市)内の地下水から、環境基準を超えるトリクロロエチレンなどの発がん性物質検出されたことが27日、京都府の立ち入り検査で分かりました。

電機各社の事業所内でトリクロロエチレンなどの検出が問題になっていますが、三菱電機事業所内での検出は初めて。

府や同社によると、同事業所内の監視井戸5本のうち2本から、最高で環境基準の40倍の1リットル当たり1.2ミリグラムのトリクロロエチレンを検出しました。同事業所は1965年から91年まで、電子部品の洗浄などに約2,700トンのトリクロロエチレンを使用していることから、これが漏れだしたとみられています。


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