★☆ いつ失業するかもしれない…☆★
☆★ 労働者の3人に2人が不安 ★☆

■ 電機連合調査 ■

4%台後半の深刻な失業率がつづくなかで、日立や松下など電機産業の労働者のうち3人に2人が失業の不安を感じていることが22日、電機連合の調査で明らかになりました。なかでも45歳以上の中高年では、4人のうち3人が失業の不安を感じています。

電機大手は、日立(6,500人)、東芝、(6,000人)、三菱電機グループ(14,500人)、ソニーグループ(17,000人)、NECグループ(15,000人)とすさまじい人減らしをすすめており、こうしたことが失業の不安につながっているとみられます。

調査は、電機連合加盟の組合員4,000人を対象に昨年7月に実施、3,517人が回答しました。
それによると、今後、2,3年のあいだに失業にたいする不安を感じるかの問いに、「大いに感じている」が16%、「少し感じている」48%で、「感じている」が合計64%と3人に2人にのぼりました。

なかでも失業不安を感じている中高年は、45歳〜49歳で74%、50歳以上で78%にもおよびました。
また、共働き世帯では、妻自身もフルタイムで72%が、パートタイムでは63%失業の不安を感じるなど、家族そろって失業の不安を感じています。

(しんぶん「赤旗」2000年1月23日付より)


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