4%台後半の深刻な失業率がつづくなかで、日立や松下など電機産業の労働者のうち3人に2人が失業の不安を感じていることが22日、電機連合の調査で明らかになりました。なかでも45歳以上の中高年では、4人のうち3人が失業の不安を感じています。 電機大手は、日立(6,500人)、東芝、(6,000人)、三菱電機グループ(14,500人)、ソニーグループ(17,000人)、NECグループ(15,000人)とすさまじい人減らしをすすめており、こうしたことが失業の不安につながっているとみられます。
調査は、電機連合加盟の組合員4,000人を対象に昨年7月に実施、3,517人が回答しました。
なかでも失業不安を感じている中高年は、45歳〜49歳で74%、50歳以上で78%にもおよびました。 (しんぶん「赤旗」2000年1月23日付より) |