2013年7月号 日本共産党三菱電機伊丹委員会
 「羅針盤」は1985年10月に創刊された日本共産党伊丹委員会の職場新聞です。
「仲間と仲間、職場と家庭を結ぶ連帯のきずな」として月刊紙として発刊されました。
創刊後28年目迎え、今号で第190号です


【NEWSCLICK】
▼都議選・共産党躍進8議席→17議席に 議席倍増-「自共対決の時代」
▼政権批判の「受け皿に
▼政党間の力関係激変


□都議選・共産党躍進8議席→17議席に 議席倍増-「自共対決の時代」

  参院選挙(7月4日公示、21日投票)を前に政界に衝撃が走りました。東京都議選(6月23日投開票)で、 自民党議席増の一方、日本共産党が8議席を倍以上の17議席に増やし、自民、公明に次ぐ第3党にー。「自民と明確な対立軸を持つのが共産党。 自共対決の時代になってきた」(自民党元幹部)という声が急速に広がっています。

  「共産党が議席を倍以上増やしたことは注目に値する。反アベノミクス、原発ゼロ、憲法改正反対を明確に打ち出し、政権批判票の受け皿になったことは 間違いない」 朝日新聞の社説(24日付)がそう評価しました。投票所出口での同紙調査で、安倍首相の経済政策「アベノミクス」を「全く評価しない」と 答えた人の52%が日本共産党候補に投票。無党派層の2割程度が党候補に投票したといいます。

 志位委員長が開票当日、参院選への決意を表明しました。「自民党に正面から対決し、抜本的対案を示す政治姿勢を貫くことがいよいよ大切になる 『自共対決』が重要な対決軸になっていく」(赤旗日曜版6月30日号より抜粋)

職場の声

●尼崎もみんな当選、東京も共産党すごい、よかったですね。こんどの選挙(参院)が大事ですね。(女性)
●議席倍増にはびっくりした。なんでこんなに増えたんや。(男性)の喜びの声が寄せられています。



  □政権批判の「受け皿に

ジャーナリスト 青木理さん

 日本共産党が東京都議選で議席を倍増したのは安倍政権に対する批判票の「受け皿」になったからでしょう。自民党、公明党の 政治は嫌だと思っても、維新の会はもちろん、いまの民主党も「受け皿」たり得ていない。

 好き嫌いは別にして、事実として共産党しかいないという状況があります。自公政治に対する対立軸がなければいけません。

 参院選挙では、この国の進むべき方向が問われています。憲法を改悪していいのか、原発は再稼働していいのか、これだけ非正規雇用や生活保護受給が 増えている現状の経済政策を是とするのか。重要問題は山積しています。

 現状で「受け皿」が見当たらない中、共産党はさらに幅広くウィングを広げ、多くの人々の「受け皿」となる公的責任が生じているのではないでしょうか。 ぜひ、それを果たしてほしいと思います。(赤旗日曜版6月30日号より抜粋)


□政党間の力関係激変

 東京都議選(投票率43・5%)での各党の総得票数・率をみると、昨年の衆院選から政党間の力関係が激変していることが わかります。
 日本共産党の得票数は61万6721票、衆院比例票の48万4365票から3割近く、13万票以上も増加。
 得票率では、約2倍になりました。他の党に比べて、得票数・率とも最高の伸びです。

 一方、自民党は大勝したものの、衆院比例票から横ばい。民主党は68・51%に落ち込みました。  日本維新の会は、候補を擁立した選挙区だけで比較しても、総選挙の得票率20・4%から9・9%と半減以下に落ち込んでいます。

各党の当選者数 ()内は選挙前議席
日本共産党  17(8)
自民党     59(39)
公明党     23(23)
民主党     15(43)
みんなの党    7(1)
維新の会     2(3)
生活者ネット   3(2)
生活の党     0(0)
社民党       0(0)
みどりの党    0(0)
諸派・無所属   1(0)
(赤旗日曜版6月30日号より抜粋)

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