「羅針盤」は1985年10月に創刊された日本共産党伊丹委員会の職場新聞です。 「仲間と仲間、職場と家庭を結ぶ連帯のきずな」として月刊紙として発刊されました。 創刊後27年目迎え、今号で第186号です |
【NEWSCLICK】 ▼サービス残業是正 三菱電機三田製作所 労働者と家族の要求実る ▼労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置 ▼サービス残業の根絶、メンタルヘルスや「過労死」の心配のない職場をつくりましょう ▼尖閣諸島ー歴史的事実と道理にたった解決策 |
守れ!企業倫理・遵法宣言
三菱電機グループの企業倫理・遵法宣言
私たちは、活動するいかなる国や地域においても常に、以下に宣言するところに則って行動します。
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ルネサス 「特別退職一時金」3分割払いに怒り
ルネサスの「早期退職」(退職日10月31日付)は、9月18日から募集が始まり、26日に締め切られ結果は、目標「5千数百人」にたいし、
7511人が「応募」しました。ルネサスの労働者にとっては3度目の「早期退職制度」、会社もマスコミも今辞めないと退職金も出なくなると言わんばかりの
「企業危機」をあおり立てました。
職場では多くの労働者が「雇用は厳しいが、残っても先が見えない。今辞めるしかない。苦渋の決断を迫られ」早期退職を選択しています。
ところが、10月に入り突然に会社から「当初計画した以上の大幅な退職応募者となり、資金不足のため、特別退職一時金は3分割払い」との通知。
今年11月に3割、来年3月に3割、9月に4割というもの。「ひどい、この時期に辞めないと特別退職一時金は出ないと無理やり辞めさせ、応募者が多かった
から金は出せない。それはないやろ」、「退職後の生活設計がくるってしまう」との声があがっています。
ルネサス労組も「分割したとしても12年度内に支払いできないのか」と会社に要求していますが、会社は「会社運営上できない」と開き直っています。
こうした会社の一方的で身勝手なやり方に、労働者の怒りは広がるばかりです。
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▼三田製作所の労働者の長年の願いであった労基署の立ち入り調査 ▼ついに労基法違反のサービス残業が摘発され、伊丹労基署から是正勧告を受け、会社は8月に不払い残業代を支払いました ▼今回もまた、労働者と共産党の力が会社を動かしました ▼ずさんな労働時間の管理も改善され、労働者から喜ばれています ▼すでに尼崎地域の事業所に導入されたIDカードによる「労働時間管理」、三田製作所にも導入まであと一歩です ▼サービス残業根絶に「羅針盤」も、みなさんと力合わせ頑張ります。
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