三菱電機は3月期決算で純利益1150億円(前年度比407%)と急増が見込まれ、内部留保は、すでに昨年10月までの
6ヵ月間で851億円も積み上げ1兆5307億円に膨張。“ 賃上げ見送り”に「こんなときに賃上げせずしていつするんや」との厳しい批判の声が
あがっているのも当然です。
○「会社は二度も目標を上方修正、予想以上の好業績なのにベアなし、一時金のハドメは満額回答しかない」
(正社員・男性)
○「年収は200万円ぐらいです。とてもくらしてゆけません。時給も一時金も上げてほしいです」
(契約社員・女性)
○「10年以上、まったく賃金上がっていない。派遣先が下請単価を上げ、せめて時給1500円にしてほしい」
(派遣社員・男性)
☆会社がためこんだ内部留保は1兆5307億円。一時金要求年間5.77カ月の増額分は206600円、正社員28000人に支給しても58億円、内部留保のわずか0.4%で満額回答
できる。半年間の積み上げ分851億円の7%だよ。
非正規社員にも5.77ヵ月の一時金を
三菱電機の業績回復には、正社員なみに働く非正規社員の懸命な努力があります。「業績の反映は一時金で」というなら
非正規社員にも年間5.77ヵ月を支給させましょう。
正社員化で待遇改善をはかりましょう
内部留保を賃上げにまわし健全な経済成長を
いま日本経済の最大の問題は、働く人の賃金が12年間で年収61万円も減っていることです。その一方で、大企業のためこみ金
(内部留保)が244兆円まで積み上がり「空前のカネ余り」になっています。その結果、家計、内需が低迷し、日本は「成長が止まった国」になっています。
すべての労働者の賃上げで内需の6割を占める家計をあたためれば、国内投資の条件も雇用も増やすことができます。
日本共産党は人間らしく働くルールをつくります
労働者派遣法を抜本改正して非正規社員を正社員にします
三菱電機ロジは大阪労働局の是正指導に従い、派遣社員を正社員に雇用せよ