「羅針盤」は1985年10月に創刊された日本共産党伊丹委員会の職場新聞です。 「仲間と仲間、職場と家庭を結ぶ連帯のきずな」として月刊紙として発刊されました。 創刊後25年目迎え、今号で第179号です |
【NEWSCLICK】 ▼サービス残業是正、残業「上限枠」撤廃 三菱電機先端技術総合研究所 ▼労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置 ▼これでいいのか?「ダイヤモンドプラン」 ▼正社員への「登用制度」を確立しよう |
厚生労働省の「労働時間を適正に把握するために使用者が講ずべき措置に関する基準」を抜粋してご紹介します。 |
「知って得する」よくある相談
6カ月の派遣労働契約を結んでいたが、途中の3カ月で派遣元から突然解雇を通告された。理由を聞くと、派遣先から「事業計画を変更したので派遣は
いらなくなった。それに、スキルが期待していたよりも低い」と言われた。これでは納得できない。
@まず、派遣先による正当な理由のない派遣元との間の契約解除はできないのであり(派遣法27条)、派遣元はこのような契約解除を認めないという態度で
交渉すべき。派遣元には、派遣先と交渉して契約解除を撤回させるように要求しましょう。A派遣元が派遣労働者を解雇するには、解雇が社会的に相当と
認められるだけの合理的理由が必要です(労働契約法16条)が、派遣先による契約解除は、直ちに解雇の合理的理由にはならないので、それだけを理由に
派遣元が派遣労働者を解雇するのは解雇権乱用であり無効です。
ルネサス4千人リストラ
ルネサスエレクトロニクスは2010年中に従業員約5万人のうち約4千人を削減することをマスコミで発表しました。海外のファウンドリー
(半導体受託生産会社)へ生産委託したり販売会社を30から16にほぼ半減させ経営効率化を加速させる。ルネサスは09年3月末に派遣労働者千人解雇と
正社員6百人「希望退職」を実施したばかり。職場では「またリストラか」との声があがっています。
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▼2度目の労基法違反のサービス残業で、尼崎労基署から是正勧告を受け、7月に不払い残業代を支払った先端技術総合研究所 ▼労働者と共産党の力が会社を動かしました。労働時間間の管理も改善され、労働者から喜ばれています ▼尼崎地域の全事業所に導入されたIDカードによる「労働時間の適正な管理」推進のためには、直接指揮される管理職をはじめ支部委員、組合役員の方々の 日常の努力が欠かせません ▼日本共産党と「羅針盤」も、みなさんと力合わせ頑張ります。
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