三菱電機、パナソニック、東芝、NTT西日本、三菱重工。大企業がひしめく名古屋市北部で、これらの企業で働く派遣労働者
が労働組合に加入し、派遣法違反を愛知労働局に相次いで申告してたたかっています。九日には三菱電機を相手取り、正社員としての地位確認を求めて三人の
労働者が名古屋地裁に提訴しました。
三菱電機、パナソニック、東芝、NTT西日本、三菱重工。大企業がひしめく名古屋市北部で、これらの企業で働く派遣労働者が労働組合に加入し、派遣法違反を愛知労働局に相次いで申告してたたかっています。九日には三菱電機を相手取り、正社員としての地位確認を求めて三人の労働者が名古屋地裁に提訴しました。
三菱電機、パナソニック、東芝、NTT西日本、三菱重工。大企業がひしめく名古屋市北部で、これらの企業で働く派遣労働者が労働組合に加入し、派遣法違反を愛知労働局に相次いで申告してたたかっています。九日には三菱電機を相手取り、正社員としての地位確認を求めて三人の労働者が名古屋地裁に提訴しました。
名古屋北部青年ユニオン。三菱電機名古屋工場で派遣切りにあった労働者の勇気ある決意がきっかけになり、全労連全国一般愛知地方本部の地域分会として
昨年十二月に旗揚げしました。派遣切りや正社員で解雇を通告されている労働者が次々に加入し、組合員は二十六人です。
派遣切りにあった男性(33)は、派遣元との団体交渉で高すぎた寮費を返還させ、解決金を支払わせています。
「とても歯が立たないと思っていた大企業にも、労働組合に団結すれば立ちむかえる」「団体交渉ってすごい。一人で文句をいっても全然聞く耳を持たなかった
会社が、話し合いに応じる」。組合員たちは労働組合の力に自信を深め、人間としての誇りを取り戻しています。
愛知県労働組合総連合などが十五日に名古屋市栄で開いた「春の大集会」で、三人の組合員がユニオンのノボリを持ってステージに立ち、千五百人の参加者を
前に訴えました。「三年がんばれば正社員になれると思い、契約にはない有機溶剤を使う有害作業も、二四〇〇ボルトの高圧電流を扱う危険作業にも従事し、
残業も休日出勤にも応じて、六年半働いてきました。それなのに、減産となったら多くの派遣労働者を、まるでダンボールに入った部品を捨てるように
放り捨てる。こんな無茶苦茶は絶対に許せません
「しんぶん赤旗3月21日(土)」より抜粋