「羅針盤」は1985年10月に創刊された日本共産党伊丹委員会の職場新聞です。 「仲間と仲間、職場と家庭を結ぶ連帯のきずな」として月刊紙として発刊されました。 創刊後23年目迎え、今号で第176号です |
【NEWSCLICK】 ▼「使い捨て」労働をやめ 1年を超える労働者は、正社員にせよ! ▼サービス残業代272億円 07年度是正指導で1728社支払う ▼「防火当番」が時間外労働に 京都の労働者の訴えで、労基署が是正指導 ▼総選挙で政治の中身を変え、長時間労働を規制しよう |
正社員化は0.8% 厚生労働者の指導後も
偽装請負や派遣可能期間を超えて働かせたとして、厚生労働省から指導を受けた請負・派遣会社の労働者のうち、
指導後の発注・派遣先の正社員になれたのは、わずか0.8%の122人にとどまることが11月29日、同省の集計で明らかになりました。
労働者派遣法で法違反しても派遣先が直接雇用を申し込む義務にとどまっていることが背景にあります。派遣先と労働者との間に雇用契約が成立している
とみなす規定など派遣法の抜本改正が求められています。
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増収、増益(中間決算) ためこんだ内部留保 1兆5483億円
三菱電機の08年度9月中間決算は、連結売上高1兆8983億円、営業利益1333億円、税引前当期純利益は1285億円、当期純利益794億円である。
世界金融危機の深刻化と円高が進行するもとでの増収増益である。営業利益率は7%である。同時に、6年間連続で史上空前の利益を上げ続け、ためこんだ内部留保(社内留保)は、1兆5483億円となっている。
※内部留保(社内留保)とは?
企業の利潤(税引前当期利益)から税金、配当金、役員報酬、など社外流出した額を除いた部分をいいます。
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夫の体が心配
夫は正社員で、毎日深夜残業です。残業も自己申告制のため、外見上、正常な勤務のように見えますが本当に身体を酷使していると思います。
いつ身体に異変が起きるかと心配しています。家に帰るのは寝るためだけ、子育てに参画することもできません。少子化時代に、育児休業を与える会社もあると
聞きますが、三菱電機のような大企業で、こんなに育児から遠ざけることをしていいのでしょうか。会社はどう考えているのでしょうか、怒りすら覚えます。
人員の配置が難しいのでしょうか。何か手だてを打ってほしい。
この先がとても不安
わたしは派遣労働者です。現在は3ヵ月契約でこの先どうなるかとても不安です。はじめから正社員としての待遇をする意思もなく、安い人件費でいつでも
解雇できる都合の良い従業員としか考えていない経営陣には非常に怒りを覚えます。
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▼今号では、派遣社員や契約社員など職場で広がる「使い捨て」労働の実態と日本共産党の政策と見解。07年度の全国のサービス残業是正のたたかいと実績を掲載しました ▼景気悪化のなか、自動車産業を中心に競い合って派遣、期間工などの非正規社員の解雇・雇い止め。自動車関連の機器や部品をつくる電機産業にも広がっています。 ▼日本共産党は財界や個別企業に派遣社員や期間社員などの解雇をやめるよう直接交渉するとともに、政府に強力な行政指導や監督を求めています。
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■ 働くルールの110番 ■ 日本共産党三菱電機伊丹委員会 【連絡先】 伊丹市千僧6丁目218 革新会館内 【電話】072(781)0122 【FAX】072(781)2842 【e-mail】melcojcp@osk3.3web.ne.jp ★ホームページでも労働相談を受付ています。 |
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