「時間外割増増率と特勤手当の見直し」
この2点について全員投票で意志確認を!

(羅針盤'99年3月号外)

●日本共産党三菱電機伊丹委員会の見解をご紹介します。


会社が「不況時にそなえ」と、ため込んだ利益(内部留保)は6302億円もあります。
会社が「緊急改善追加対策」で減らそうとしている人件費は内部留保のわずか0.78%「49億円」と報告されています。

本当に経営危機というならば内部留保をあてるべきです。

すでに、職場からは、「おかしい」「今回の会社提案が、経費削減だけが目的だけでなく、今後の大リストラをすすめるため、社内の危機認識の共有化≠ねらったものではないか」と、その不当性を指摘する声さえ、あがっています。

今回の「緊急改善追加対策」については、「本部一任、受け入れたあとに、『組合員の理解が受け入れられる』の従来パターンでは納得できない」との声は組合員の多数の声ではないでしょうか。


◆ふたたび職場から◆

■ 緊急最小限の要求と提案■

@「時間外割増率3割を2割5分に、休日時間外は4割5分を3割5分を2割5分に、深夜割増3割を2割5分へそれぞれ引き下げる。

A特勤手当の4割減」という二項目の会社提案は、労働条件の重大な変更(労働協約改悪)をともなうもの。

しかも、関連企業や他産業にも波及するおそれがあり、幹部段階の判断で結論をだすべきものではなく、全組合員の合意が必要である。
一人ひとりの組合員の意志表示をおこなうため、職場の全員投票をおこなうこととする。

「残業代と特勤手当減額だけは、なんとか撤回させてほしい!」
という組合員と家族の願いに応え、最後まで労働組合もがんばれ!

★団結して最後までがんばりましょう。


●ご意見、ご要望をお寄せください。
E-Mail: melcojcp@osk3.3web.ne.jp
日本共産党三菱電機伊丹委員会
〒664-0898 兵庫県伊丹市千僧6-218 革新会館内 TEL:0727-81-0122/ FAX:0727-81-2842

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