労基法改悪案継続許さず廃案へ


裁量労働制の施行を一年遅らすなど「修正」しても悪法の本質に変わりはありません。 政府は「健康をふくめた新たなルールをつくろうとするものです。長時間・過密労働にはならない」と答弁していますが、職場の実態をまったく無視した態度か無知だとしかいいようがありません。
職場の実態を調査してからものをいうべきです。

職場では脱法的な「裁量制」が導入され、深夜にわたる長時間労働とサービス労働がまんえんし、年間3,000時間を超える労働者も出ています。家族からも「主人の過労死が心配」「子供の寝顔しか見られない」「なんとかしてほしい」など深刻で切実な声が相次いでいます。 こんな悪法が通ったら、労働者は会社の長時間労働にしばりつけられ、自分の健康はおろか家庭生活はメチャメチャに破壊されてしまいます。悪法は廃案にする以外にありません。


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