2000年「要求アンケート」の集計結果
三菱電機「春闘を前進させる会」ニュースより

三菱電機伊丹「春闘前進させる会」が実施した2000年「要求アンケート」の集計結果272名分は次のとおりです。
昨年と比較しても、生活の実態も要求も極めて深刻になってきています。
      

■ 7割が「生活が苦しい」、8割が「3万円以上」を要求

  • 生活の実態では、「生活が苦しい」が69%(昨年66%)、「賃上げ額」は「3万円以上」が83%(同79%)。最も多かったのが「5万円以上」が40%、ついで「3万円」が37%である。

  • ■ 5割が「サービス残業」、月37時間(7.4万円)

  • サービス残業の有無では「不払いがある」が48%(昨年46%)、「月俸者」(残業手当つかない中間管理職クラス9%)を含むと57%にのぼる。月平均の「不払い時間」は37時間(同24時間)で、金額で7.4万円(同7万円)となっている。

  • ■ 年金・退職金の改定」は「もっと検討すべき」「よくわからない」が8割、
    「雇用延長と引きかえの選択定年制」は「大変困る」「よくわからない」が8割

  • 「年金・退職金制度の改定」では、「大変困る」が15%、「もっと検討すべき」が51%、「よくわからない」が26%。「よいことと思う」はわずか8%である。

  • 「雇用延長と引かえの選択定年制」の問題では、「大変困る」が46%、「よくわからない」が36%、あわせると82%にものぼる。「よいことと思う」はわずか18%である。
    同時に、「大変困る」と答えた人のうち「現行の60歳定年制でよい」が53%、「時間をかけて検討すべき」が47%となっている。

  • また、時間外割増率の引下げ、特別勤務手当の3割減など8項目にわたる諸手当のカットなど、「緊急業績改善策」については、「元に返すべき」が76%、「内容の見直し」が17%,「わからない」7%であった。


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