サーキット日記 2003年後半戦
2003年第4戦 (12/17/2003)
● 2003年第4戦 2003年7月20日 TIサーキット 晴れ ドライ
フロントキャンバー | -1.2° | ダンパー | ダイナミック | 空気圧・フロント | 冷間・2.3kg/cm |
フロントキャスター | 4.5° | ダンパー・前・縮 | 4/13(最強より) | 空気圧・リア | 冷間・2.3kg/cm |
フロントトゥ | イン1.0mm | ダンパー・前・伸 | 3ノッチ戻し(最強より) | タイヤ | BS RE55S |
リアキャンバー | -2.1° | ダンパー・後・縮 | 4/13 | タイヤサイズ・前 | 205/55-16 |
リアトゥ | イン1.5mm | ダンパー・後・伸 | 1回転 | タイヤサイズ・後 | 225/50-16 |
車高・フロント | 163mm | スプリング・前 | 12kg/mm+ヘルパー | Rスタビ | 最弱 |
車高・リア | 185mm | スプリング・後 | 12kg/mm+ヘルパー |
今度はTIサーキットで フェラーリトロフィーがあるというので 真夏で328にとっては油温の心配もあるのですが 参加することにしました
今回は TIPO OVERHEAT MEETINGの中にフェラーリトロフィーの枠があり 日曜に予選・決勝が行われます
今回も 例によって Sタイヤ使用OKということなので BSの新SタイヤRE55Sを投入
また ワンオフのスタビも直前に仕上がりセッティングをする時間もないままですが 装着していくことにしました
久しぶりのTIサーキット 98年の11月以来なのでほぼ5年ぶりの走行
なのに今回はフリー走行も無く いきなり予選が始まります
真夏ということで アウトラップ一周もあればタイヤは温まってくれるので
毎周ごとにペースを上げて Sタイヤの威力でどんどん自分のベストタイムを更新・・・
と思っていたのですが どうにもペースが上がりません
なんか全体的なグリップが不足しているような・・・
それどころか たった10分の予選なのに後半はタイヤが熱ダレしてる感じがしました
結局 予選タイムは1分56秒518 最新Sタイヤをもってしても 5年前のベストタイムも更新出来ませんでした
こんなはずではと 走行後タイヤをチェックしてみると タイヤのトレッドの状態はボロボロで なんとフロントタイヤ外側はブローしてます
原因はタイヤ発注時の行き違いで 自分はサーキット走行用を頼んだつもりが ジムカーナ用のコンパウンドのタイヤが装着されていました
ちゃんと確認しなかった自分のミスなので 誰に文句も言えないのですが せっかく新品のSタイヤを購入したのに・・・(T_T)
決勝は タイヤがそんな状態なのと レース後半 心配していた油温の上昇もあり タイムは予選よりも大幅に落ちて1分57秒892と
せっかくの久々のTIの走行も 欲求不満で終わりました
ベストタイム 1分56秒518
写真では解りにくいですが 外側(右側)が完全にブローしてしまいました
ジムカーナ用コンパウンドを真夏のサーキットで使うとこうなります・・・
2003年第5戦 (12/18/2003)
● 2003年第5戦 2003年10月16日 鈴鹿サーキットフルコース 晴れ ドライ
フロントキャンバー | -1.2° | ダンパー | ダイナミック | 空気圧・フロント | 冷間・2.3kg/cm |
フロントキャスター | 4.5° | ダンパー・前・縮 | 4/13(最強より) | 空気圧・リア | 冷間・2.3kg/cm |
フロントトゥ | イン1.0mm | ダンパー・前・伸 | 3ノッチ戻し(最強より) | タイヤ | POTENZA RE01 |
リアキャンバー | -2.1° | ダンパー・後・縮 | 6/13 | タイヤサイズ・前 | 225/45-17 |
リアトゥ | イン1.5mm | ダンパー・後・伸 | 1回転 | タイヤサイズ・後 | 245/40-17 |
車高・フロント | 163mm | スプリング・前 | 12kg/mm+ヘルパー | Rスタビ | 5/10 |
車高・リア | 185mm | スプリング・後 | 12kg/mm+ヘルパー |
年2回 恒例のC Factry主催の鈴鹿フルコース走行会に行ってきました
前回走行のTIサーキットでは 時間が無くリアのスタビはセッティングなしで 最弱のまま走ったのですが
今回は走行時間がたっぷりとあるので リアのスタビを調整して 328の操縦性がどう変わるのか楽しみです
タイヤは 今回またRE01に戻してラジアルでのベストタイム更新を目指します
まずは 前回TIと同様 スタビは最弱のままコースイン
ゆっくりと2周かけてタイヤを温め ペースを上げていきます
走り慣れた鈴鹿だから ノーマルスタビとの差がはっきりと解るのですが 最弱の状態でも
特にS字コーナーで出ていた立ち上がりのリアのロールが激減していました
リアのロールとそれによるオーバーステアが減少したおかげで 以前に比べて 確実にスロットルを開けていくことができます
全車コースイン直後ということもあり コース上が混雑しておりクリアラップが取れないので タイムこそ出ていないのですが
確実に以前より踏んで行けてます
クリアラップを待つ時間がもったいないので さっさとピットインし 今度は スタビを一気に最強に変更
自分のセッティングのやり方なんですが ちょっとずつ変更するよりもドーンと変えてしまった方が
良いか悪いかの方向性が把握出来るので より早くセッティングの方向を決めたい時は セッティングの振り巾を大きくします
あと今回制作したスタビは最弱でも ノーマルに比べ大幅に剛性が上がっているので うちの328にはオーバースペックで
最弱も最強でも差が出ないのではないかという心配もありました
で 実際コースインしてみると 明らかに最弱よりも立ち上がり時のロールは減っています
が しかし 今度は立ち上がりでスロットルを踏んで行ってリアがスライドしたときの 車の動きがピーキーになっていることと
進入時ステアを開始した直後オーバーステアが出るようになりました
その車の動きを確認後 再度ピットイン
今度は5/10 スタビ調整の丁度中間の位置でピットアウト 走行再開します
やはりさっきまでとは きっちりと差が出て 最強と比べるとロール量自体は若干増えているものの
立ち上がりのスライドのコントロールは まだコントロールし易いし
進入でのオーバーも ブレーキングのやり方ととラインの変更でなんとかなる範囲・・・
このセットが一番良いと決め そのままタイムアタックに入りました
うまくクリアが取れた周があり タイムは2分42秒263と今までのベストタイムを約2秒更新
首を長くして スタビの完成を待っていた甲斐がありました
ただそこまでペースを上げると やはり進入時のオーバーが足を引っ張りだしてきます
今後タイムアップのためには 現在のスタビにあったトータルな足回りのセッティングが課題となります
ベストタイム 2分42秒263
リアスタビを装着した状態
プレート自体を回転させてねじり剛性を調整させます