はじめに

サマータイム制度とは

知らんヤツは、勉強しろ。 あんた自身の問題やねんで。

などと、エラそうな事を書くと、それだけで「賛成派」にまわられると悲しいので、サワリだけ。

サマータイム制度とは、1年間のうちの日照時間の長い時期に1時間だけ時計を早めることである。

その良い点とされるのが、太陽の明るさを1時間長く享受しようということとされる。

でもね。

日本でやっても、意味ないの。それでもやりたい人たちが居てるから不・思・議 うふっ!

って、しばくぞぉ!

てなことで、このコンテンツでは、今燻っている「サマータイム制度導入」の火を本当に灯してよいのか検証するのが目的である。
いまだに、サマータイム導入を謳ってる輩がいてるから、困ったものだ。

(お願いだから、トップページも見てね。カウント増えないのよぉぉぉぉぉぉぉ!)


We Protest `NO´SUMMER TIME in JAPAN     Anti Summer Time Links


取り敢えず、今、Hollyが理解している「サマータイム導入賛成派」の根拠を反論点を対比して表示しておく。

賛成派
反対とする論拠(と思えるもの)

先進国の多くの国々が導入しているから。

「みんながやっているから」というのは、子供が駄々を捏ねる時に使う常套句。

本当に、「先進国の多くの国が・・・」というのなら、
日本は、

  • 国教として「キリスト教」だか「ヒンズー教」を導入するべき。
  • ヨーロッパやアメリカは、9月が新年度の始まり。ならば、日本も9月にした方が、経済的にも有利なのに、何故、サマータイムだけ。
  • 車両が右側走向にならないのは。 あと左側走向の国はイギリスくらいでしょ。

しないのは、なぜ?

アフターファイブが1時間多く過ごせる。

気のせい。
まぁ、9to5な生活ができる人は、そう主張できていいね。
本当に「アフターファイブ」をたしなむ人なら、明るいなら明るいで、暗いなら暗いで、楽しみ方を持っています。 暗いから楽しめないと言うような連中は、明るくたって楽しめません。
農家の人や、漁業を営む人。流通業に、アフターファイブの楽しみに対する仕事に従事する人。誰も、「1時間多く」は過ごせません。

お年寄りや身体障碍者などのいわゆる社会的弱者が安全に帰宅できる。

(犯罪が発生しにくくなる。)

「日の明るい内にさっさと家に帰れ」っていうこと?
実際にこの話がでたのは、「地球環境と夏時間を考える国民会議」の「第1回:中央国民会議」で、参加者の一人が「兄弟がドイツとアメリカにいる。向こうに行ったとき、障害者団体から明るいうちに帰れるので犯罪が減ったという声を聞いた。」って、発言しただけ。
本当に、サマータイム制を導入して犯罪が減るのなら、導入しているアメリカの方が犯罪発生率が低くないとダメなんだけど。

実施してみて、ダメなら元に戻せばいい。

こういう、オキラクなモノの考えかたをする人の意見が恐ろしい。

そこで、無駄になったお金や、制度を導入されたことでうまく生活できなくなった人への補償ができるのか、全然検討していないんだもの。

自然に従った本来の生活リズムが取り戻せる。

サマータイム開始および終了時の交通事故発生率だとか、乳牛の搾乳量の変化だとか、って知らないから言えること。
サーカディアンリズムによる作業効率の変化だけで、論文が書けるほど結構難しい問題なんだけど、なんで簡単に「自然に従った・・・」って言えるのか不思議。
それこそ、江戸時代の「明け六つ」から「暮れ六つ」に分けた時刻を使う方がマシ。
それに、現行のたった1段階の切り替えでいいのかって、誰か検証したん?

実施国に住んでいたけど、問題なかった。

自分にとって問題がなかったから、「良い制度」と言えるのかどうか。
自分が問題点に気付かないだけかも知れないし、運良く関係のない時期や環境だったかも知れない。

って、言うか、フランスでは廃止を訴えるグループ(結構大きいらしいが良く解らん)も存在するのだけど、EUの統合で一時休止らしい。

本来の目的

省エネになる。

ならん、ならん。
唯一、公式に扱われてる資料って、「慶應義塾大学」の茅教授とその教室の人間が作成した試算。

しかも、「予測」であるはずなのに、最も省エネになった場合、全く省エネにならなかった場合などの幅を持たせた評価をしていない。
さらに問題なのは【推進派】の試算であること。 自分たちのいいようにしか、計算しないんだもの。


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