いきいき日誌 |
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1月7日 (日) 報告集作成
昨年8月に開催した子どもたちと考える「戦争と平和」展in高槻・島本で、突然の総選挙等で、「報告集」の発行が遅れていました。 ようやく、あと一息のところまできました。ほっとです。 そして、今年の企画も考え始めています。 「憲法9条」の正念場の2018年、実行委員募集中です。 「よ〜し、やってみよう」という方、ぜひ、ご連絡ください。 お待ちしてます! 1月6日 (土) TJKN 毎月第1土曜日は高槻ジェンダー研究ネットワークの世話人会、今日はメンバーのリフォームされたばかりのご自宅で、内覧会兼新年会兼世話人会でした。 話題は尽きず、長時間の集まりでしたが、いくつか決めることもできました。 年齢を重ねると、家の中の動線などもいろいろ見直さなければならず、リフォームされた部分は「なるほど!」と思う事ばかりで、うらやましい限りでした! 私も、頭も体も動きやすいように、片づけではなく、「断捨離」をと思うのですが、なかなか進みません。 「もったいない」が染みついているため、家の中にものは増えるばかりで、「捨てる」「物への失着から離れる」が徹底できないのです。 この間、かなり処分してきたのですが、減った分、母の形見を持ち帰ってきたりで、けっきょくバランスよく増えているのです。 60代までが勝負と、残された時間、「もったいない」から脱却をはからなければ! 1月5日 (金) 故広野房一さん 1月4日付朝日新聞に「原発敷地 売らなかった畑」「人類消滅の道をたどる一里塚」「伊方の地主、32年の闘い 記録保存へ」と見出しで、四電伊方原発反対を闘い抜かれた広野房一さんのことが掲載されています。 広野さんが残された膨大な資料を、今、若手研究者たちが保存のための作業をして下さっているのです。 私もこの膨大な量の資料を、この夏、何度か見せていただきました。 そして、反対運動の記録をつづったノートから、私が初めて伊方を訪れたのは、1971年9月16日だったことがわかりました。 「京大生2名、女子1名」と記されていて、京大全原連(全国原子力科学技術者連合)のメンバー2人と行ったのは確か9月だったと思っていたのですが、日付までもがはっきりしたのです。 こんなことまでていねいに記録されたノートが32年間分、ほんとうに感動しました。 広野さんは、ご自身のミカン畑から、瀬戸内海を挟んだ対岸の広島に投下された原爆のキノコ雲を見ておられました。 その経験が、原発反対の源でした。 12月13日に広島高裁が伊方3号炉運転停止の仮処分決定を出しましたが、原告の中に、広島の被爆者の方がおられます。 「被爆地ヒロシマが被曝を拒否する」と訴えられています。 原爆だけでなく原発も廃棄に! ヒロシマ経験者の皆さんとともに、脱原発めざしてがんばろうと、心する日々です。 1月4日 (木) 連続講座 市民連合高槻・島本は、2018年から連続講座を開きます。 第1回は「国民投票」についてです。 講師は辻元清美衆院議員、憲法審査会の現状や改憲国民投票の問題点について、たっぷりお話しいただきます。 冷え込みがの厳しい時期ですが、「熱い」講座にいたしたく、ぜひ、ご参加下さい。 また当日は、2015年4月の大阪都構想住民投票の経験から、現行法制度の住民投票の問題について池田裕子さん(大阪市民会議事務局長)が報告して下さいます。 橋下元大阪市長は、「都構想住民投票は改憲国民投票の予行演習」とも発言していました。 どのような問題があったのか、都構想住民投票から学びます。 <市民連合高槻・島本連続市民講座・第1回> 「国民投票」について学ぶ 講師:辻元清美さん(衆議院議員、衆院憲法審査会委員) 場所:高槻現代劇場 文化ホール2階展示室 報告:大阪都構想住民投票の経験から(池田裕子さん・大阪市民会議事務局長) 主催:市民連合高槻・島本 *無料 チラシ→コチラ 1月2日 (火) 「明治150年」を危惧する 2018年は明治150年、国あげてさまざまな催しが行われます。 すでに2016年10月に内閣官房に「明治150年」関連施策推進室が設置されていて、各省庁連絡会議が7回開かれ、さまざまな取り組みが決まっています。 国や民間団体、地方自治体でどのような取り組みが行われるかは、「明治150年」ポータルサイトに出ています。 ざっと読んで感じたことは、「明治150年」というのが、具体的に何をさすのかよくわからないのです。 「明治維新」なのか、明治時代全体のことをさすのか、まったくわかりません。 「明治の立憲政治の確立等に貢献した先人の業績等を次世代に遺す取組について」(報告書)も掲載されていますが、明治時代の「大日本帝国憲法」「天皇主権」を称賛するのかと思わざるを得ません。 また、国や民間団体、自治体の具体的な取り組みを見ていると、軍国主義で海外派兵、戦争を行った事を反省するようなイベントは見当たりません。 こうしてみていると、「明治」「明治」「明治」を溢れさせ、問題を覆い隠し、あの時代はよかったと、ノスタルジアをかきたて、結果的に「天皇主権」の時代を礼賛するようにするのではと、危惧せざるを得ません。 11月3日は文化の日ですが、もともと明治天皇の誕生日で、今、この日を「明治の日」としようという動きもあります。 このような「明治150年」に記念行事オンパレードのなかで、9条改憲の発議が行われようとしていることを、私たちはシビアに考えておかなければなりません。 1月1日 (月) 正念場 新しい年が始まりました。 しかし、今年は、とても「おめでとう」と笑顔にはなれません。 「平和憲法」が改悪されるのではと、危惧されるからです。 昨年5月3日の憲法記念日に、安倍首相は、2020年新憲法施行を打ち出しました。 実行するため、今月中旬から6月頃まで続く通常国会に新憲法案を提出、憲法審査会で審議、3分の2の賛成で可決し、発議、今年度中ないしは来年2019年内に改憲国民投票を行い、2020年東京オリンピック前に新憲法施行というスケジュールです。 2019年3月〜4月は統一地方選、天皇退位、7月参議院選と、選挙が続きますから、早ければ、この2018年中に発議、改憲国民投票が行なわれるかもしれないのです。 私は1949年生まれ、68歳になりました。団塊世代ですが、平和憲法のもとで、自由を享受してきました。 祖母や祖父、母や父の世代から聞いた悲惨な戦争体験、もう2度と繰り返さないよう、同じ道を歩まないよう、残された時間、力を尽くすのが私たちの責任ではないでしょうか。 9条改悪NO!で、今年は全力を尽くす決意です。 皆さんも、ごいっしょに力を合わせ、がんばりましょう! 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 闘いの記録として、このいきいき日誌もできるだけ毎日更新に努めます! なお、今日の各社の社説です。 朝日 来たるべき民主主義 より長い時間軸の政治を 毎日 論始め2018 国民国家の揺らぎ 初めから同質の国はない 読売 緊張を安定に導く対北戦略を 日経 順風の年こそ難題を片付けよう 東京 年のはじめに考える 明治150年と民主主義 琉球新報 新年を迎えて 自己決定権が試される 沖縄タイムズ [2018 新年に]戦争起こさない努力を |
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