いきいき日誌

 

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最近の記事

16/2/29 (月)  怒っている!!!
16/2/28 (日)  原発ゼロ
16/2/27 (土)  永田町航海記
16/2/26 (金)  3月議会
16/2/25 (木)  催し案内
16/2/24 (水)  公正な採択を!
16/2/23 (火)  確定申告
16/2/22 (月)  マイナンバー
16/2/21 (日)  高浜4号炉事故
16/2/20 (土)  平和のつどい
16/2/19 (金)  戦争法廃止
16/2/18 (木)  修了式
16/2/17 (水)  議員の劣化
16/2/16 (火)  自己情報コントロール権
16/2/15 (月)  予算委員会
16/2/14 (日)  春一番
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16/2/12 (金)  安保法制・自衛隊
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16/2/10 (水)  熊取6人組
16/2/9 (火)  高市発言撤回を
16/2/8 (月)  安保法制NO!
16/2/7 (日)  列福慶讃
16/2/6 (土)  戦争法廃止!
16/2/5 (金)  戦争させない!
16/2/4 (木)  観察会
16/2/3 (水)  論戦始まる!
16/2/2 (火)  明日から論戦
16/2/1 (月)  政権交代

過去の記事

   これより以前
2月29日 (月)   怒っている!!!

関電高浜4号機(87万KW)が緊急停止しました。
26日に再稼働強行をしたばかりです。
3日間出力を上げ続け、さまざまな検査を重ねたうえで、いよいよ送電をとスイッチを入れた途端に中央制御室の警報ランプが鳴り響き、原子炉が停止したのです。
関電は送電の宣伝をしてもらおうと中央制御室の中にマスコミを入れ、まるでテープカットのような段取りをしていました。
そのさなかに起こった事故、もう唖然です。
原因は変圧器周辺らしいとのことですが、はっきりしていません。
20日に一次冷却水が漏れる事故を起こしていたにもかかわらず、ボルトの締め方が緩かったため締め直したとして、再稼働を強行しました。
よくもまあこれで安全だと言ったものです。
大きな事故の前には必ず予兆があります。小さな事故が続くものなのです。
住民の生命よりも自社の経営を優先する、関西電力です。
若狭の原発の再稼働はなんとしてもストップさせないと!!!!!

東電の旧経営陣が3人が強制起訴されました。
今も10万人が避難を続けるこの現実、裁判を通じ、誰しもが納得できる事故の真相究明を願ってやみません。

高市総務大臣の放送局に対し「停波もありうる」発言に対して、ジャーナリストの6人が怒りの記者会見をされました。
6人が持たれた「私たちは怒っている」の横断幕、私も自宅に掲げたいぐらい、怒りの毎日です。
NEWS23の岸井成格さん、報道ステーションの古舘伊知郎さん、クローズアップ現代の国谷裕子さんが、この3月で降板されます。
圧力があったのは歴然です。
報道の自由、表現の自由は、民主主義の根幹です。
これが奪われることは、私たちの知る権利も奪われることであり、まさに戦前の大本営発表しか知らされない暗黒社会の到来です。
名前をだし、前にでられた6人の皆さんが降板にならないように支えるのは私たちです。

6人のお一人、青木理さんが大阪で講演されます。
3月27日(日)大阪・中之島公会堂、午後2時からの「廃止しよう!戦争法、止めよう!辺野古新基地建設」集会です。
詳しくはチラシをご覧ください。
集会では、稲嶺進名護市長が「辺野古新基地を止める!−名護からの訴え」、青木さんが「いま一番恐れていること」と題して話されます。


2月28日 (日)   原発ゼロ

この春で、福島第一原発事故から5年になります。そしてチェルノブイリ原発事故からは30年です。
2つの原発事故を見つめ直そうと、各地でさまざま取組みが行われます。

高槻では、今日午後2時から、「福島を忘れない!原発ゼロ」のパレードが行われました。
市役所前に集合、関電高槻営業所からJR高槻駅まで歩かれました。
私は、最初の集会だけ参加させていただきました。
昨年は雨模様でしたが、今年は快晴、再稼働反対の怒りの声が高らかに響きわたっていました。

福島第一原発事故については、26日、当時の東電社長ら経営陣3人が起訴されることになりました。
深刻な放射能汚染は未だに収束の見込みも立たず、命を、健康を、生活を、故郷を奪われた人がどれだけたくさんいらっしゃることか!
このような重大事故を引き起こした会社の責任者が刑事責任を問われないなんて、あり得ません!
起訴に至るまで、東京地検は2度にわたり不起訴の判断をしました。
しかし、検察審査会は2度にわたり起訴の議決を行いました。
そして、今回、検察官役の指定弁護士が業務上過失致死傷の罪で強制起訴を明らかにしたのです。
公判では、東電の責任が徹底的に追及されるでしょう!

東電は、24日に、事故当時に「メルトダウン(炉心溶融)」のマニュアルがあったことを明らかにしました。
東電がメルトダウンを認めたのは事故から2ヶ月後です。
しかし、このマニュアルによれば、事故3日後にメルトダウンの判断ができたことになります。
そうであれば、事故3日後からもっと違う対応ができたはずです。
この重要なマニュアルが見つかったと言って5年後に明らかにするなんて、なんとひどい!!!
文書管理もできない会社に原発運転の資格はありません!
しかも、この記者会見は社長ではありませんでした。
東電はまったく反省していません。
この会社には「責任」という言葉がないのでしょうか!
放射能汚染の恐ろしさを自覚していないのでしょう!
ほんとうに許せない事ばかりの東電です。

でも、問題は東電だけではありません。
電力自由化に対抗するため、とにかく電力料金を安くしようと再稼働に走る関西電力も同じです。
規制委員会とは名ばかり、原発推進に手を貸す専門学者たち。
机の上で原発を推進する人たちは福島第一原発構内で働け!暮らせ!と叫びたくなります。

原発に反対された科学者の記録が下記のように放映されます。
深夜ですが、ぜひ、ご覧ください。

「よみがえる科学者〜水戸巌と3.11」
日時:3月6日(日)深夜1時25分〜(7日午前1時25分〜)
番組名:MBSドキュメンタリー映像’16
放送局:MBS


2月27日 (土)   永田町航海記

午後から、衆議院議員辻元清美さんの国政報告会が開かれ、参加しました。
会場は超満員、国政への関心の高さが伺えました。
辻元議員は、国会質疑で民主党が使われた資料を使いながら、アベノミクスがいかに破たんしているかなどをていねいに説明して下さいました。
また、会場から寄せられた多くの質問にもわかりやすく答えて下さっていました。
一強支配の国会を何とかしなければ!という熱気があふれる国政報告会でした。

辻元議員が問われた次の党名については、立憲民主党が一番多かったです。
私も、ぜひ「立憲」を入れてほしいと願っています。

国政報告会の様子は、辻元議員のホームページにアップされています。コチラをご覧ください。

米国とロシアの合意で、シリアの停戦が始まったようです。
悲惨な報道を見るのはつらくてたまりません。
このまま静かな暮らしがずっと続くといいのですが・・

なお、シリア問題を考えるイベントがあります。

<シリア映画上映会&トークイベント>

日時:3月21日(月・祝)午後1時半〜4時
場所:高槻現代劇場展示室1・2(文化ホール2階)
映画「目を閉じれば、いつもそこに〜故郷(ふるさと)・私が愛したシリア」上映
協力賛助金:1000円
主催:NPO法人たかつき市民活動ネットワーク
共催:シリア支援団体サダーカ、在日難民との共生ネットワーク
*映画の後、シリア留学生などを迎え、パネルトークがあります。
チラシはコチラ


2月26日 (金)   3月議会

高槻市議会の3月定例会が、来週3月1日(火)から始まります
この日に、2016年度の市長の施政方針演説がありますが、これに先だち、3月議会の議案の主要内容が市のホームページに掲載されました。
計48議案ですが、一番知りたい2016年度の予算内容については、3月1日に掲載されるとのことです。
どのような予算が組まれているのでしょうか。

シャープが台湾のホンハイ精密工業に買収されることになったようです。
ニュースでよく出てくるシャープ本社は、よく前を通った、馴染みの建物です。
また、創業者の早川徳次さんの自宅は近所でしたので、シャープはなんとなく身近な存在でした。
大阪の老舗企業が買収されるというのは、なんともいえない寂しい気持ちです。

関電・高浜4号が再稼働しました。
これで関電電力料金が下がるとのことです。
電力自由化に対し、なんとしてもお客を引きとめたい、そのためには原発再稼働を強行する関電です。
そのうえ、原子力規制委員会は、40年経過し老朽化した高浜1号、2号も新規制基準に合格したと判断しました。
老朽化に特化した診査をクリアすれば、40年超え原発の初の再稼働です。
福島原発事故の収束のめどがつかない現実をみれば、再稼働など許されません。
それでも、原発推進を進める安倍政権、次の参院選では、原発も争点です。


2月25日 (木)   催し案内

この夏も、子どもたちとともに考える「戦争と平和」展を開くことになりました。
今夜は第2回実行委員会、賛同のお願いの検討や展示内容についての議論が続きました。
参議院選挙後の開催になりますが、昨年、来場者の皆さんからいただいた感想を参考にしながら、より充実した内容になるよう、私もがんばります!

催し案内2件です。

<緊急報告集会>

日時:3月5日(土)午前10時〜12時
場所:高槻市立総合市民交流センター5階視聴覚室
資料代:500円
報告者:オイゲン・アイヒホルンさん(日独平和フォーラム)
「テロと報復、内戦長期化による難民受け入れで揺れるドイツ」
通訳者:木戸衛一さん(大阪大学教員)
報告者:山本健治さん(フリーライター)
「アベ改憲、参議院選挙、大阪の右傾化、われわれは何をなすべきか」
主催:憲法をかってにさせない会
チラシはコチラ

<怒りの19日行動!>

昨年9月19日の戦争法強行成立から半年、全国各地で怒りの19日行動が続けられています。
3月19日は全国大行動日です。
私たちも戦争させない!高槻・島本実行委員会の主催で、下記のアクションを予定しています。
ウォークの無理な方は、街頭演説会だけでも、ぜひぜひぜひ!!!

・戦争いややねん!市民ウォーク
日時:3月19日(土)午後1時半〜
場所:城跡公園多目的広場(第1中学正門前)集合、集会後にJR高槻駅まで市民ウォーク

・街頭演説会
日時:3月19日(土)午後3時〜3時45分
場所:JR高槻駅北ターミナル
弁士:多彩な方々

・戦争法廃止2000万人署名集め
日時:3月19日(土)午後3時45分〜
場所:JR高槻駅周辺

・街頭署名週間
3月19日(土)〜25日(金)まで、市内各所で署名集めに取り組みます。

チラシはコチラ


2月24日 (水)   公正な採択を!

子どもたちが毎日使う教科書は、とても重要です。
戦前は、戦争をするため、国定教科書でした。
戦争の反省をふまえた、戦後は、どの出版社の教科書を使うかは、自治体ごとに決定することになっています。
これを教科書採択というのですが、開かれた公正な採択が求められています。

しかし、最近は、この採択過程で公正さが疑われる事件が相次いでいます。
教科書会社が採択関係者に教科書案を見てもらい、金品を渡している事件もありました。
そして、昨年夏に行われた中学校教科書採択で、歴史・公民の教科書は「育鵬社」と決める際に、不正があったのではという疑惑です。
23日(火)の大阪市議会・教育子ども委員会で、教科書アンケートの不正疑惑の真相究明を求めた陳情書が、自民・公明・共産などの賛成多数で採択されたのです。
詳しくは、「つくる会」系教科書を子どもたちに渡さないために!をご覧ください。
市議会への陳情文も掲載されています。

陳情文を読むと、社員を動員して「育鵬社」の教科書を採択するよう意見を書かせたのは、岸和田市に本社があるフジ住宅株式会社です。
どこかで看板を見たことがあると調べると、日吉台で住宅開発をしていました。
国家公務員宿舎跡の開発です。

<情報提供>(毎日新聞特集ワイド ニュースアップより)
京大原子炉“6人の侍”の軌跡 原発の危険性、訴えて行動(社会部・大島秀利)
2月10日に開かれた第112回原子力安全ゼミを受けて書かれたものです。
原子力安全研究グループのホームページはコチラ
これまでのゼミのレジュメ等が掲載されています。
なお、第112回ゼミでチェルノブイリ30年で講演されたウラジミール・ティ−ヒーさん(ウクライナ)の資料の最初に写真入り記事が出てきます。
この写真は、ティ―ヒーさんのお父さんです。
1956年のハンガリー動乱で、ソ連の圧政に対し民主化を求め、闘われました。
しかし、ソ連は武力により支配、以後、お父さんは非国民扱いされ、収容所に送られました。
1984年に収容所で亡くなられましたが、ティーヒーさんも父と同じように非国民扱いされてもいい、真実を求めて屈しないという強い決意を語られていたのが、印象的でした。


2月23日 (火)   確定申告

確定申告が始まっています。
これまでは、市役所で年末調整をしていただいていたのですが、今年から自分で確定申告をします。
昨夜、国税庁のホームページから申告書を記入、プリントアウトして、今日、申告会場の文化ホールへ持参しました。
相談は3階、提出のみは2階と分かれていましたので、2階へ行ったところ、3人待つだけで、すぐに終わりました。
混んでいるだろうとお茶や本も持参して行ったのですが、あっという間でした。
スムーズにいき、ほっとです。

予定より早く終わったので、第一中学横にある元工兵隊第4聯隊(中部第29部隊)の営門を見てきました。
レンガ造りの門の横には、憲兵が見張りをする詰所のような建物も残っています。
戦後50年を記念して建てられたモニュメントがあり、「この営門は、戦後50年に当たり、過去の悲惨な戦争を再びくりかえすことのないように、高槻市民の平和のモニュメントとして保存するものであります」と書かれていました。
後世に伝えていかなければならない大切な戦争址です。

民主党が維新の党と合流するようです。
しっくりはきませんが、1党独裁の国にさせないために、野党が連携をとる最後のチャンスです。
立憲主義を守り、独裁を阻止するためには、野党の動きが決め手です。
なんとしても立憲主義を守らなければ!
戦争法を廃止して憲法を守らなければ!
そして、できる限りのことをしなければ!


2月22日 (月)   マイナンバー

午後6時半から「究極の管理・監視社会がやってくる?!いらんわマイナンバー討論・交流集会」が開かれ、参加しました。
会場はエル大阪、主催は監視・管理社会に反対する大阪ネットです。
白石孝さん(共通番号いらないネット)からこの間の動きについての報告、大川弁護士からなぜ裁判をめざしているのかのお話のあと、さまざまな現場でマイナンバー制度導入がどのような問題を引き起こしているのか、報告がありました。
福祉現場や外国籍の方々は深刻です。
労組の方からは、制度そのものについてもっと勉強しないと組合員からの質問に答えられず、闘えないとの意見もありました。

こうした交流を通じて、制度の問題点が浮き彫りになってきます。
関係者の皆さんには感謝!です。

共同通信の世論調査で、安倍政権の支持率は7%下がったものの、まだ40%を越えています。
やはり、安倍政権よりコチラ!という選択肢が見えないからのようです。
野党5党の共闘は心強いです。
共産党は1人区ではその多くで立候補を見送る方針を出しました。
先日の吹田市での小林節さんは、そのことを強く訴えておられました。
政党に頼るだけではなく、私たちも一人一人が大きな動きをつくっていかなければなりません。
井筒高雄さんが言われた「このままでは負ける」「一人一人が自分の言葉で語れ!」を肝に銘じ、気合を入れなければ!


2月21日 (日)   高浜4号炉事故

関西電力は、高浜原発3号炉に続き、この26日に4号炉も再稼働させようとしています。
3号炉も4号炉も、燃料はウランとプルトニウムをまぜたMOX燃料で、万が一の場合は恐ろしい事態になります。

しかし、昨日、4号炉の1次冷却水を浄化する装置に水を通したところ、放射性物質を含む水が漏れました。
再稼働のための準備作業は中止しているとのことですが、1次冷却水は核燃料を冷やすもので、核燃料と接触します。
それが漏れるということは、大きな事故にもつながりかねず、原因を徹底究明すべきです。もちろん再稼働はすべきではありません。
再稼働反対!25日には関電前で抗議集会が開かれます。

<情報提供>
静養中の甘利前大臣ですが、記者会見で述べた「元特捜弁護士」について、元検事の郷原弁護士が分析されています。
郷原信郎が斬る:甘利氏疑惑調査の「元特捜弁護士」は、本当に存在するのか


2月20日 (土)   平和のつどい

憲法9条を守ろうと、全国にたくさんの9条の会ができています。
高槻でも活動されているグループがたくさんあります。
その中でも、北清水9条の会は早くから活動されてきました。
今日は、午後1時から第9回平和のつどいを開催され、私も4人のパネラーの一人として出席させていただきました。
教育、医療、メディアというさまざま分野で活動をされてきたパネラーに皆さんの発言に、私も学ばせていただきました。

「私にとっての憲法9条は!」と問われ、私は「戦争を経験した祖母、父、母の遺言」と答えました。

母は今も元気にしていますが、北朝鮮からの引揚者です。
「男装の姉との抑留生活に 思い出の母は生き生きとして」は、叔父(母の弟)が詠んだ歌です。
母たちは中国との国境沿いの街で敗戦を迎えました。
敗戦が色濃くなって、次々と日本人は帰国したのですが、母の母、つまり私の祖母は結核を患っていて、帰ることができませんでした。
そして敗戦、すぐにロシアの支配下になり、18歳の母は頭をすべて剃り、性暴力を受けないように男装をしたのです。
祖母が亡くなるまでの1年間、男装しながら母たちがどのような生活をしていたのか、察するにあまりあります。
祖母が亡くなってから、母たちは二人で南下、闇にじょうじて38度線をかいくぐって帰ってきました。
見つからないよう、骨箱の底を2重にしてお金を隠したり、パンツのゴム紐にもお金をまきつけるなどしたそうです。
途中で何度も調べられ、恐怖に駆られながら、1カ月かかってようやく実家に戻れたのでした。
昨年、母の米寿のお祝いをした時、叔父は「姉さんがいなければ僕は帰れなかった、命はなかった」と涙、涙でした。

母も叔父も、生きている間に、お母さんと暮らしたところに一度行きたかったそうです。
しかし、二人とも今は介護サービスを受けていて、もはや叶わぬ夢、もう行きたいとは言わなくなりました。
でも、私は、祖母が亡くなったところに一度は行きたく思っています。

当時の戦争と今は違います。
しかし、戦争の本質は同じです。
戦争する国は、加害者でもあり、被害者もでます。
2度と悲惨な戦争は繰り返させない、多くの戦争経験者の遺言を守るべく声をあげ続けることが、戦後すぐに生まれた団塊世代の責任だと思っています。


2月19日 (金)   戦争法廃止

午後2時から、JR高槻駅南陸橋で、戦争法廃止を求める2000万人署名に取り組みました。
主催は、戦争させない!高槻・島本実行委員会です。
穏やかなお天気に恵まれ、たくさんの人が参加してくださいました。

あの9月19日の強行採決からちょうど五ヶ月、今朝、野党5党は戦争法廃止法案を国会に提出しました。
国会論戦に期待しながら、私たちも一人でも多くの署名を国会に届けようと思います。
廃止法案の審議の動きを見ながら、がんばります!

今日の国会では、午後から野田元総理が安倍首相に「定数削減に取り組まないのは約束違反だ」と迫りました。
この質問を見越して、午前中に自民党議員に定数削減に取り組む趣旨の答弁をしていました。
野田元総理の質問があるため、2020年からの予定を変更し、あわてて取り組むことにしたようです。
なんなんでしょう、この卑怯なやり方!
公約が実現できるのなら、もっと早くに取り組むべきです。


2月18日 (木)   修了式

昨年5月から通った「たかつき市民環境大学」、今日は修了式でした。
濱田市長より私も修了証をいただき、無事に卒業できました。

修了式のあとは懇親会、芸達者な皆さんに圧倒されながら、楽しませていただきました。

一年間、充実した講義の連続でした。
新しい高槻を発見し、素晴らしい人との出会いもたくさんありました。
通ってよかったと、心から満足しています。

環境大学の卒業生は、それぞれ関心のある活動に意欲的に参加されます。
私はまだ決めていないのですが、少しゆっくりさせていただいて、自分の現場を見つけようと思っています。

お世話になりました皆さん、ほんとうにありがとうございました!!!
そしてこれからも、よろしくお願いいたします!!!

<情報提供>
マイナンバー制度のついての毎日新聞・特集ワイドの記事です。
あなたの個人情報が丸裸・・大丈夫?マイナンバー


2月17日 (水)   議員の劣化

これが国会議員かと思う発言が続いています。
悲しく、情けなく、憤りがおさまりません。
今日は丸山和也参院議員が憲法審査会で、オバマ米国大統領を黒人奴隷出身というような差別発言をしました。
この人は法務省職員出身で、弁護士、そして有名なテレビ番組出身です。
国会議員が守るべき憲法には、基本的人権の尊重がうたわれています。
しかし、このような発言をするということは、基本的人権とは何かを理解していないことの現れです。
すぐに発言を撤回しましたが、自民党の相次ぐ国会議員の発言や振る舞いに、国会議員としての資質を疑わざるを得ません。

東京新聞のスポーツ担当記者が、スポーツの世界から見て、この間の大臣発言はあり得ないと指摘しています。
地名を読めないことに対し、珍しい有名なプロ野球選手の名前を、担当コーチが読めないなどあり得ない!
被曝線量に関する発言撤回に対し、ルールを知らないコーチなどあり得ない!

違う世界から見れば、自民党大臣の現状は大問題です。
専門家としての資質がない人が政治家、まして大臣になるこの国、あり得ません!!!

劣化は国会だけではありません。
堺市議会でも、大阪維新の会の小林よしか議員にはあきれます。
政務調査費の広報費の使途を巡り問題になっていて100条委員会が設置されたのですが、委員会では弁護士と出席、21回も証言拒否をしました。
詳しくは長谷川俊英堺市議のHPをご覧ください。
市民に対し、政務調査費の使途については説明する責任があるはずですが、そのような意識はまったくないようです。




2月16日 (火)   自己情報コントロール権

午後1時から高槻市視覚障害者福祉協会主催の講演会「知っておきたいマイナンバー制度」が開かれました。
市から委託を受けた社会参加促進事業です。
最初に高槻市総合戦略部政策経営室からマイナンバー制度の概要についての説明がありました。
そのあと、私のほうから「マイナンバー制度と人権」というテーマで、プラーバシーの権利(自己情報コントロール権の保障)に関してお話をさせていただきました。
いろんな場でマイナンバー制度について話すとき、新しい基本的人権であるプライバシーの権利についての認識を共有しておかなければならないと感じていたためです。
国や市の資料を読み直し、市議会の録画中継でマイナンバー制度についての議論を何度も見て、準備しました。
また、手話通訳、要約筆記の方もいらっしゃいましたので、できるだけゆっくり話すように心がけました。
私には緊張の時間でしたが、熱心に聞いてくださって、ほっとです。
疑問点等ありましたら、またご連絡下さい。
関係者の皆様、いろいろお世話になり、ありがとうございました!

夜は、この夏に企画している「戦争と平和」展の世話人会でした。
希望していた日程で会場がとれたのですが、昨年の反省も踏まえ内容についてはまだまだこれから練り上げていかなければなりません。
展示会までに参議院選挙があるので、そのことも視野に入れての準備作業です。
私もがんばります!



2月15日 (月)   予算委員会

今日の衆院予算委員会、民主党の山尾志桜里衆院議員の質問、聞きごたえがありました。
高市総務大臣の放送法についての発言を問いただすものですが、安倍首相は表現の自由の優越的地位を問われて、すぐに答えられず、「そんなクイズのような質問をして」と逃げようとしました。
検事でもあった山尾議員、ひるまず、憲法解釈を問い続けました。
憲法、法律を心底理解している議員だからこそできる質問でした。
こういう議論を国会でどんどんしていただきたいです。
なお、今日の毎日新聞夕刊の特集ワイドには、海外メディア東京特派員らが語る日本「報道の自由」の危機が掲載されいます。
日本は報道の自由度ランキング61位と低く、お隣の各国は60位です。
第2次安倍政権になってぐーんと下がったそうです。

甘利前大臣の疑惑も問題になりましたが、今日は、甘利前大臣の秘書と一色氏との録音テープが公開されました。
なんと、秘書が「20億円ぐらい提示しよう」とURとの交渉金額を提案しているではありませんか!
これでは、甘利前大臣が記者会見で「交渉に介入していない」と述べたものとはまったく異なります。
国会の権能を示すためにも、ぜひ甘利前大臣は国会の場で国民に説明をすべきです。

予算委員会では、年金を株で運用していることについて、株が下がれば年金受給額も下がるのではという質問に、安倍首相はそれを認めました。
では、どうすればいいのか、とことん予算委員会で何が問題なのか議論してもらいたいです。

にもかかわず、与党は衆院予算委員会の幕引き、つまり審議は尽くされたと採決に持ち込もうとしています。
とんでもありません!!!!!


2月14日 (日)   春一番

各地で春一番が吹きました。関西はまだのようですが、それでもポカポカ陽気、暖房器具を使わずに過ごせました。
しかし、明日からまた寒さが戻ってくるようです。
こんなときこそ、要注意、皆さんもご自愛ください。

春一番と言っても、年金生活者には「春」は遠い遠い存在、「冬」のニュースばかりが続きます。
今朝の朝日新聞の1面トップ記事は「企業向け政策減税1.2兆円」「2年で倍増、対象6割は大手」でした。
安倍政権の法人税減税だけでなく、研究開発減税などの政策減税で大手企業が恩恵をこうむっているというのです。
この研究開発減税のトップはトヨタ減税額1083億円、続いて日産、ホンダ、JR東海、キャノンのようです。
というのも、財務省の報告では企業名は非公開で、朝日の分析でわかったとのことです。

以前に消費税の学習会をした際、輸出品には消費税がかからないため、輸出企業は消費税で還元があるとのことでした。
トヨタはそのトップでもありました。

これらの企業は儲けを労働者の賃金アップに使い、労働者の消費が増え、景気が良くなっているのでしょうか!
安倍政権の大企業優先施策では、私たち庶民の生活は苦しくなるいっぽうです。

これから先、私たちには消費税増税が待っています。
わずかな貯金の金利は下がり、つつましやかな生活のどこを削ればいいのでしょう!
大企業優先はやめ、税の公正な配分を掲げる政権に交代させるのは、夏の参議院選挙での私たちの1票です!
夏の選挙で「春一番」を吹かせましょう!!!


2月13日 (土)   辞職・発言撤回

宮崎謙介衆院議員が昨日辞職を表明しました。
また、昨夕、丸川環境大臣は問題の発言を取り消しました。
当たり前と言えば当たり前ですが、すべて参院選を控え、支持率低下を恐れたためのようです。

4月には北海道5区の参院補選が行われます。
共産党が候補者を取り下げ、野党統一候補が実現しつつあります。
宮崎議員辞職で、同じ4月に京都3区でも補選が行われます。
京都3区は京都市伏見区・向日市・長岡京市・大山崎町で、まさに隣町です。
ここでも野党統一候補が実現できるといいのですが。


2月12日 (金)   安保法制・自衛隊

午後6時から元自衛官の井筒高雄さんをお迎えして講演会を開きました。
「安保法制で自衛隊と日本はどう変わるのか?」と題して、なぜ井筒さんが安保法制に反対するのか、自衛隊の現状を踏まえて熱く語って下さいました。
陸上自衛隊でレンジャー隊員として過酷な訓練を受けた井筒さんだからこその主張は説得力があり、自衛隊の内実から、世界の戦争の「現実」から、集団的自衛権行使すれば必ず命を落とす人が出ることがよくわかりました。
普通の生命保険では、戦争で命を落としても保険は出ません。
国もどれだけ保障するか定かではありません。
街頭で戦争法廃止を求めるチラシ配布や署名活動をしていると、よく「身内に自衛隊員がいる」という方が、足を止めて話されたり、署名をして下さる場合があります。
自衛隊員のご家族の不安が今日のお話でより身近なものになりました。

このままだと参院選で負ける、自分の言葉で戦争のリアリティを語らないと、周りの人を一人ずつ固めていかないと!という井筒さんの強い言葉、重く受け止めて、明日からの活動にのぞみます。

帰宅後、井筒さんの著書『自衛隊はみんなを愛してる!』(青志社)を、一気に読みました。
陸上自衛隊レンジャーの過酷な訓練の様子や、米国中心の戦争の実態がとてもよくわかります。
お読みになりたい方はご連絡ください。
なお、井筒さんが小林節さん(憲法学者)など7人の方に突撃取材をされた『安保法制の落とし穴』(ビジネス社)は中央図書館にあります。
日本ペンクラブ会長の浅田次郎さんも元自衛官で特別寄稿をされています。
こちらも安保法制の問題点をわかりやすくまとめてあり、お薦めです。

左の井筒さんが掲げているのは、レンジャー部隊の教育を受ける前に所属部隊の隊員が日の丸に寄せ書きをしたものです。訓練中に死ぬと棺桶に掛けるのが慣例になっているのだそうで、死との背中合わせのすさまじい訓練であることがよくわかります。
このような訓練を受けたレンジャー隊員は陸上自衛隊員14万人中わずか約5000人だそうです。この人たちがすべて集団的自衛権行使で戦場へ行くのではなく、日本の防衛も考えれば、レンジャーの訓練を受けていない自衛隊員が戦場へ行くことは間違いありません。必ず狙われ殺されることになります。


2月11日 (木)   何がイクメン!

『週刊文春』がスクープした宮崎謙介衆院議員(自民)の不倫疑惑は本当だったようです。
明日記者会見があるとのことですが、もう、呆れてものが言えません。
なんという倫理観、おまけに「育休」を主張していたのですから、政治家としてあるまじきことです。
お詫びをするなら、議員辞職して、一から出直すべきではありませんか!

明日12日は、元自衛隊員の井筒高雄さんの講演会です。
午後6時から高槻総合市民交流センター5階視聴覚室です。
元自衛隊員だからこそのお話です。
お時間がありましたら、ぜひ、ご参加下さい。お待ちしています!


2月10日 (水)   熊取6人組

午後2時から、京都大学原子炉実験所(熊取)で、第112回原子力安全問題ゼミが開かれ、参加しました。
熊取6人組の中で一番若い今中哲二さんがこの春に退官されるため、とうとう最後のゼミとなりました。
会場は全国から駆け付けられた皆さんで超満員でした。

司会は昨年退官された小出裕章さん、最初にポロジミール・ティヒーさん(ウクライナ)が「チェルノブイリ−この30年のそして現在における意味」と題して講演され、続いて今中さんが「福島原発事故から5年」と題して講演されました。
そのあと、海老沢徹さん、小林圭二さん、川野眞治さん、小出裕章さんの挨拶があり、質疑応答や意見などが交わされました。
そして、最後のゼミは大きな拍手に包まれ、閉会となりました。
1980年6月から続けられた原子力安全問題ゼミ、全国の反原発運動の科学的根拠を市民と共有する場でした。ほんとうに長い間、ご苦労様でした。

午後7時からは会場を変え、懇親会でした。
まず、6人組の撮影会、今中さんが亡くなられた瀬尾健さんの遺影を抱かれ、全国から駆け付けられた皆さんが次々とシャッターを切られていました。
そして、今中さんの友人の皆さんの挨拶が続きましたが、最後は息子さんが父への思いを語られ、全員で記念写真撮影をし、長い熱い一日が終わりました。

6人組の皆さんとは、田中角栄内閣総理大臣に対し、原発設置許可の取り消しを求めた「伊方原発行政訴訟」をごいっしょさせていただきました。
私の脳裏には、40年前の6人の皆さんのお姿がしっかり焼き付いています。
理科が苦手な弁護士の皆さんそれぞれに担当研究者がつき、一からレクチャー、国の安全審査のずさんを立証するための論拠をどのように展開するか、議論が続きました。
どれだけ会議を開いたことか、合宿をしたことか、思い出はつきません。
この行政訴訟を通じて、原子炉等規制法などの法律を読むことができるようになり、いかに霞が関はずさんないい加減なことをしているかを知りました。
情報公開の重要性を知ったのも、この裁判を通じてです。

私は全共闘世代ですが、当時は学問のあり方が問われ、産学共同は否定され、住民サイドたって発言される研究者がたくさんおられました。
現在は、産学共同は当たり前、当時に比べると、住民サイドにたつ研究者は少なくなっているように思います。
そういう意味でも、112回もゼミが続けられたのは、6人組の皆さんが研究者はどうあるべきか、身をもって示されてきた結果ではないでしょうか。

6人組の皆さんが、退職後も反原発運動の中にいてくださることは大きな支えです。
私も微力ではありますが、これからも筋を通して生き抜こうと、大きな元気をもらって帰ってきました。


2月9日 (火)   高市発言撤回を

マイナス金利導入は、黒田日銀総裁の目論見とは違う方向に向かっているようです。
株価は下がり、円高は進み、実質賃金も4年連続マイナスになっています。
住宅ローンの金利が下がったからといって、若い人が家をどんどん購入できるわけでもありません。
本来、日銀が何か手を打つのは、いざという時の注射のようなものです。
金利の操作で見せかけの「豊かさ」をあおってみたところで、庶民の実生活は苦しくなる一方です。
アベノミクスは失敗ではありませんか!

昨日、高市総務大臣は「放送法違反を続ければ電波停止もありうる」と、脅迫のような発言をしました。
確かに放送法第4条第2項には放送番組の編集にあたっては「政治的に公平であること」と書かれています。
しかし、これは憲法で保障された表現の自由を確保し、民主主義に発展のために、一方の意見だけではなく、他の意見、少数の意見も放送するようにということです。
それを政府の気に入らない放送を続ければ放送をさせないと解釈するのは、間違っています。
このような放送法の解釈は、表現の自由を奪うもので、憲法遵守義務をないがしろにするものです。
高市大臣は、放送法所管の大臣として、発言を撤回すべきです。

大臣のお粗末さを象徴する発言が相次いでいます。
島尻沖縄北方担当大臣は、記者会見で北方領土の「歯舞」(はぼまい)を読めず、秘書に耳打ちで教えてもらいました。
丸川環境大臣は、福島第1原発事故後の除染の長期目標である年間1ミリシーベルトについて、「何の科学的根拠もなく、時の環境大臣(民主党・細野豪志議員)が勝手に決めた」と長野市内で講演し、「言葉足らずだった」とお詫びをしました。
岩城法務大臣は、予算委員会で民主党の緒方議員の質問に答えられず、何度も審議が停まりました。
高取内閣府副大臣は、甘利前大臣に変わって、TPP署名式典に和服で出席しましたが、警備の様子を「空港まで6台の白バイとパトカー、上空にはヘリコプタ―が警護に付く厚遇でした」とブログに書き込み、厳重注意を受けました。

安倍首相が任命したのは、大臣としての資質に欠ける、お粗末な大臣ばかり、恥ずかしい限りです。
自民党内には、もっと適材適所の方もおられると思うのですが・・。



2月8日 (月)   安保法制NO!

安倍首相は、「安保法制整備のおかげだ」と与党会議の席で発言したとのことです。
北朝鮮のミサイル対応に、米国との連携がスムーズにいったのは、安保法制と日米ガイドラインのおかげだというのですが、安保法制はまだ施行されていません。
日本版NSC(国家安全保障会議)も開かれていましたが、おそらくは、私たちの知らない場で、どんどん安保法制は既成事実化されているのでしょう(大怒)。

民主党をはじめとする野党は、共同で、安保法制廃止の法案を提出されるとのこと、私たちも2000万をめざして、戦争法廃止の署名に力を入れなければ!

マイナス金利導入で、やはり、私たちが利用する市中銀行の普通預金や定期預金の金利も下がり続けています
投資などには縁のない、真面目にコツコツの庶民には、消費税増税も含め、将来の不安が募るばかりです。
どうして安倍政権の支持率が落ちないのか、不思議でたまりません!



2月7日 (日)   列福慶讃

午後2時から、みゆずメソンinたかつきYが生涯学習センター多目的ホールで開かれました。
今年は高山右近逝去400年、「列福慶讃」と題して、佐々木真さんのフルート、大谷正和さんのピアノに、宇津木秀甫さんと久保田典彦さんの対談、木下越子さんと辻口恵美子さんの語りでした。
高山右近をより身近に感じるとともに、ひさびさにフルートの音色、響きに心が洗われました。来年も楽しみです。

午後7時、芥川小学校から緊急放送が流れてきました。
窓をあけても家の中では何を言われているのかさっぱりわかりません。
あわてて表に出てみると、高層ビルに音が反射して、やまびこのようになっていて、やはりよくわかりませんでした。
しばらくして、ようやく「水道管凍結注意」のお知らせだとわかりました。
市のホームページに5日付でこのことが掲載されているのを見ていたからです。
緊急放送の内容が今までわからないのは激しい雨のためだと思っていたのですが、駅周辺の林立する高層マンションに次から次へと音が反射しているのに、驚きました。


2月6日 (土)   戦争法廃止!

正午からJR高槻駅南で、変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本の皆さんと、戦争法の廃止を求める署名活動に取り組みました。
「もうしましたよ」という方もいらっしゃれば、「兄が自衛官」と立ち止まって話しながら署名して下さる方、「署名用紙を少し下さい」と持って帰って下さる方、「安倍はひどすぎる」と怒る方など、1時間の間にさまざまな出会いがありました。
国会が始まり、あらためて安倍自公政権への怒りが沸き起こっていることを感じます。街頭での新たな出会いに励まされながら、がんばります!!!

午後2時からは大阪市内で行われた、「戦争あかん!ロックアクション・サウンドデモ」に参加をしました。
新阿波座公園に集合、御堂筋を歩くデモでしたが、音楽あり、歌あり、掛け合い漫才(?)ありの楽しいデモでした。
バイオリン、アコ―デイオンなどを持ってこられている方もおられ、コールにあわせ、楽しみながら弾いておられました。
アコ―ディオンを弾かれるKさんは、高浜現地でもごいっしょでしたが、よく「We shall over come」を穏やかに弾いてくださるので、横にいると心が落ち着きます。
オリジナルの表現方法、私も独自のものを開発しなければと思うのですが、なかなか技がないのがつらいです。


2月5日 (金)   戦争させない!

午後6時半から、戦争させない!高槻・島本実行委員会でした。
高槻・島本エリアで、戦争法の廃止を求めてきた様々なグループが集まり、毎月の19日行動や2000人署名の取組についてなど、いろいろ話し合いました。
日本の人口は1億2730万人、2000万と言えば6分の1です。
36万人市では6万人集めなくてはなりません。
力を合わせてがんばらなくては!


2月4日 (木)   観察会

今日はたかつき市民環境大学の観察会でした。
まず、京都大学阿武山地震観測所へ。「地震研究の歩み」のミニ講座、そして所内見学、歴代地震計等を見せていただきました。
昼食後は阿武山古墳の見学でした。藤原鎌足と思われる人物の棺がどのようにして発見、発掘されたのか、埋め戻されたのか、貴重なお話も聞かせていただきました。
そしてバスで富田へ、本照寺、三輪神社、普門寺を見学しました。
今日は、ボランティアの皆さんが、ていねいに説明をして下さいました。
あらためて、高槻市のボランティアの皆さんの層の厚さを実感しました。
暦では立春でしたが、穏やかなお天気に恵まれ、充実した一日でした。
お世話くださった皆さん、ほんとうにありがとうございました!

国会では、今日も憲法改正問題の論議がありました。
安倍首相は、立憲主義を理解していない答弁をし続けています。
先日の講演会で、小林節さんも、自民党が「憲法は何か」を理解していないことに怒っておられましたが、「立憲主義」をもっともっと自分たちの生活に根付いたものにしていかなければなりません!


2月3日 (水)   論戦始まる!

今日から衆議院予算委員会が始まりました。
安倍首相は稲田朋美議員の質問に、憲法9条2項の改正の必要性を述べました。
いよいよ改憲論議が本格化し始めました。

稲田議員は、「憲法改正はできるところからという意見もあるが、9条2項のような本質的な議論もしなくてはいけない」と述べていました。
「できるところから」というのが、現憲法には緊急事態条項がないため、これを憲法に入れようという意見です。
1月19日の参議院予算委員会(補正予算の審議)でも、安倍首相は緊急事態条項の必要性を発言しています。

この緊急事態条項については、昨日2日(火)の毎日新聞夕刊・特集ワイドで「必要なのか 緊急事態条項」と題して、大きく取り上げられていました。
とてもわかりやす記事で、災害も攻撃にも現行法で対応でき、憲法には不要というものです。

甘利前大臣の疑惑問題とともに、憲法改正論議にもことあるごとにしっかり反論していかなければと思います。
しばらくは国会中継と向き合う毎日になりそうです。

今日は節分、立春の前日です。暦の上では一番の寒さも今日までです。
節分と言えば豆まきとイワシ、今日は柊鰯(ひいらぎイワシ)を玄関に飾りました。
ようやく、季節の行事も楽しめる精神的余裕が少しできてきました。


2月2日 (火)   明日から論戦

明日3日(水)から、衆議院予算委員会が開かれます。
まずは甘利前大臣口利き疑惑問題の真相解明ですが、予算案、法案をめぐっても、大論戦を期待しています。

甘利疑惑については、民主・維新疑惑追及チームが、チームの質問だけでなく、それに対するURの回答や資料をすべて公開しています。
こんなふうに公開し、情報を私たちと共有して下さると、問題がとてもよくわかりますし、国会での質疑や答弁も理解しやすいです。
2日付で公開されている20160201甘利疑惑追及チーム資料は52頁ありますが、36頁からが報道されている黒塗のURの応対記録文書です。
また、いっしょに公開されている20160202甘利疑惑追及チーム資料は22頁ですが、18頁にURと建設会社の交渉一覧があります。
資料を読んでいると疑惑は膨らむ一方です。
甘利事務所とURがどのような交渉をしていたのか、説明責任を果たす義務が甘利前大臣にもURにもあります。

なお、予算委員会の委員名簿を見ると計50人、内訳は自民31、公明4、民主・維新10、共産2、おおさか2、結集1です。
戦争法強行採決のように、数にものを言わせて甘利疑惑をうやむやにさせないために、私たちも監視し、声をあげなければ!!!

この日記を書いているさなか、元野球選手の清原和博容疑者を覚せい剤所持で逮捕というニュースが入ってきました。
噂のあった人ですから、しばらくはこの報道でもちきりなることでしょう。
甘利疑惑の目くらましかと思ってしまいました。


2月1日 (月)   政権交代

午後7時から小林節さん(慶大名誉教授・弁護士)の講演会が吹田市内で開かれ、参加しました。
「立憲主義と『戦争法』」と題して、「立憲主義とは何か」「自民党の憲法草案は前提となる『憲法』観が違う」「憲法観が歪んでいる人々は憲法を容易に軽んじることができる」「戦争法は9条第2項に違反しているが、その制定過程で議会制の否定と言論統制が行われた」「憲法の機能(国民主権)を取り戻す必要がある」「それは政権交代で立憲主義の慣行を確立することである」と、熱く語られました。
最後に、「元気に明るく闘ってあきらめない限り勝てる」と結ばれました。
自民党と長く付き合ってこられた方だからこその重い言葉がたくさんあり、今夏の参議院議員選挙にどう取り組めばいいか、示唆に富んだお話も聞くことができました。
「We still have a hope」を私も唱え続けます。

今日の講演会の主催は、9条は日本の宝!吹田のつどい2016実行委員会でした。
2007年に第1回を開き、今日で7回目とのことですが、会場のメイシアター・中ホールは750人の参加で、超満員でした。
あらためて吹田市の「憲法を守れ」のグループの底力を感じました。

明日から国会で論戦が始まります。
今夕明らかにされたUR(都市再生機構)の資料では、「口利きは無かった」としています。
しかし、果たしてそうでしょうか。
「口利き」とは何をさすのか、明日からの国会での追及に期待しています。
 

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