いきいき日誌 |
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16/1/31 (日) 関電不買
16/1/30 (土) 高浜再稼働 16/1/29 (金) URの不透明さ 16/1/28 (木) 大臣辞任! 16/1/27 (水) 高浜原発NO! 16/1/26 (火) ワイロ疑惑 16/1/25 (月) 産廃法違反 16/1/24 (日) 再稼働反対! 16/1/23 (土) 井筒高雄さん 16/1/22 (金) 国民不在 16/1/21 (木) 消費者庁移転? 16/1/20 (水) 補正予算可決 16/1/19 (火) 戦争法廃止! 16/1/18 (月) 審議会傍聴 16/1/17 (日) 2つの選挙 16/1/16 (土) 女性が輝くの欺瞞 16/1/14 (木) 憲法アピール 16/1/13 (水) 水道に感謝! 16/1/11 (月) 第4次計画 16/1/9 (土) 年号の数え方 16/1/8 (金) ばらまき予算 16/1/7 (木) 再生可能エネルギー 16/1/6 (水) 代表質問 16/1/5 (火) 女性参政権70年 16/1/4 (月) 仕事始め 16/1/3 (日) 明日から国会 16/1/2 (土) 政治倫理 16/1/1 (金) 覚悟して臨む |
1月31日 (日) 関電不買
4月から電力の自由化が始まります。関西電力以外からも電気が変えるようになります。 しかし、原発推進の関電には不買で対抗しようとしても、どこから買えばいいかよくわかりません。 いろいろ調べていると、ネットで検討できるように、どの地域に住んでいるのか、自宅の1カ月の電気消費量や家族数、どのような使い方をしているのかなどを入力すると、料金プランを紹介してくれるホームページができていました。 現在、エネチェンジは23社の135プラン、カカクコムは37社のプランです。 他社の料金プランも明らかになれば、順次、追加していくとのことです。 さっそく私も検針票の使用量等を入力してみました。 おすすめのプランが出てきたので、安さだけではなく、それぞれの会社の出資はどこか、どのような発電事業をしているのか、調べてみました。 もう少しいろいろ研究をして、原発推進関電とは縁を切ります。 皆さんも参考までに検討してみてください。 <電気料金比較サイト> エネチェンジ カカクコム・電気料金 1月30日 (土) 高浜再稼働 昨日、関西電力は多くの声を無視し、高浜原発3号炉を再稼働しました。 強く抗議をします! 私たちが再稼働に反対するのは、安全だとされている根拠がずさんであること、そして避難計画に実効性がないためです。 たとえば、関電も国も、事故が起きた場合の放射性物質の放出量を少なく見積り、住民の被曝はたいしたことがないと宣伝してきました。 また、高浜電発3号炉の場合、他の原発と異なり、核燃料はウランとプルトニウムを混ぜたMOX燃料なのですが、この使用済みのMOX燃料の処分をどうするかがまだ決まっていないのです。まさに「トイレ無しのマンション」で、原発を動かしたあとのMOX燃料は、多くの放射性物質を含んだまま、原発敷地内のプールで長期間冷やし続け、保管しなければならないのです。 起こる可能性のある地震の最大の揺れも過小評価で、耐震工事をやり直さなくてもいいようにごまかしているのです。 避難計画も机上のもので、いかに実効性がないか、住民の皆さんからも隣接自治体からも厳しい批判がでています。 それでも、国も関電も動かしました。 そして、4月の電力自由化に合わせ、関電は電気料金を下げるとしています。 福島の現実に向き合うなら、電気料金が安いから原発を選ぶという人はまずいないでしょう。 人の命は地球より重いのです。 お金より生命を選ぶべきはありませんか! 次は四国電力・伊方原発3号炉、そして関電・高浜原発4号炉の再稼働だと言われています。 御用学者がタッグを組んで安全の太鼓判を押し、再稼働がどんどん進められる現実、御用学者も許せんませんが、やはり原発推進を選ぶ政治が元凶です。 夏の参議院議員選挙は、脱原発を実現するためにも、重要です。 1月29日 (金) URの不透明さ 甘利衆院議員の口利き疑惑、UR(都市再生機構)の道路工事に関して口利きをしたと報道されています。 URがなぜ道路工事をしているのだろうと調べてみました。 千葉県では、千葉県とURの共同施行で、東京都心と成田空港を結ぶ千葉県内の地域(船橋市、印西市、白井市)にまたがる千葉ニュータウンがつくられました。 問題の道路工事は、このニュータウン開発にともなう千葉県北部地区北環状線の清戸西工区でした。 県道なので本来なら県が施行するはずですが、URと共同施行の事業のため、この道路もURが建設工事を行っていました。 口利きのあったと言われている土地の補償金は2億2000万円だったと報道されています。 地図で確認してみましたが、その補償金額が適正だったのか、税金の使い方として、私としては一番気になっています。 公共事業の場合、補償金は一定の基準があるのです。 市や県が直接道路工事をする場合は、議会も資料請求等を行うなど、チェックできます。 しかし、市や県がURに委託して工事をする場合、すべての工事を一括して委託するので、個々の工事について、適正なのかどうか議会ではチェックできません。 高槻市でも、古曽部防災公園建設工事のときに、痛感しました。 現在工事中の安満遺跡公園もURと共同で行っていますが、URと一緒にする事業は、議員として工事価格が適正かどうか判断できず、URの関わる事業に地方議員としての限界を感じざるを得ませんでした。 URに関わる工事は地方議会がチェックできない仕組みになっていて、不透明極まりないのです。 すでに、大臣が辞任したのだから、あとの捜査は検察にまかせばいいのだという雰囲気が自民党サイドから流されています。 会計検査院もURに対して調査に入ったとの報道もありますが、国会こそが、真相究明をする場です。 民主党等のメンバーで甘利疑惑追及チームが、この件に関して質問状を出しています。 今日は午後から雨の中、衆院予算委員会の野党のメンバーが現地調査を行っています。 甘利議員の大臣辞任の5時間後に国土交通省(URを所管)が明らかにした資料では、甘利議員の秘書とURの担当者が12回にもわたって会っていました。 全国各地で地方議会のチェックなしに大規模公共工事を進めるUR、このURの不透明さを国民の前に明らかにできるのは国会しかありません。 疑惑追及チームによる徹底解明を期待しています。 1月28日 (木) 大臣辞任! 一年通ったたかつき市民環境大学、今日は最後の講座でした。 中瀬勲さん(兵庫県立人と自然の博物館長)が、「マネジメントの時代−参画・協働の視点から−」と題し、行政と市民の協働の事例を、日本国内だけでなく、海外の事例も紹介していただきました。 全国各地で、行政と市民の協働で、実にさまざまな取組みが行われ、成功していることに驚きます。 午後の講座はワークショップ、5グループに分かれ、グループごとにテーマを設定し、高槻市が抱える課題と対応策について議論しました。 このような機会はなかなかなく、とても楽しかったです。 講座生同士が交流を深めるとてもいい機会にもなりました! 夜は、昨年に続き、この夏に企画しているパネル展の第1回実行委員会でした。 どのような展示をしたいかなどの意見交換をしました。 参議院議員選挙をはさみますが、がんばります! 甘利大臣が辞任しました。 記者会見の内容を知って、あきれました。 S興業からお礼として500万円もらったが、300万円を秘書が費消したというのです。 さらには大臣自らが、大臣室で、羊羹と封筒入りの現金、それも50万円を受け取り、地元の事務所でも50万円入り封筒を受け取ったが、病気のお見舞いかと思ったというのです。 日常的に、口利きで、このようなお金の受け渡しが行われているのでしょうか。 大臣辞任で乗り切ろうとしているようですが、都市再生機構(UR)に対する口利きがあったのかどうかについては、何も明らかにされていません。 来週からの予算委員会、この部分にも徹底糾明をしていただきたいです。 秘書の監督責任があるので大臣を辞任とのことですが、このようなことは政治家としてあるまじきことであり、議員辞職すべきではありませんか! 1月27日 (水) 高浜原発NO! 関電高浜原発3号炉の再稼働がもくろまれていますが、今日は午後4時〜6時、6時半から8時の2部制で、「高浜原発再稼働を許さない!関電包囲全国行動」が取り組まれました。 私は6時半からの集会に参加しました。 24日の高浜現地での全国集会の時のように、全国各地から15名もの方の「再稼働反対!すべての原発は廃炉に!」という力強いアピールが続きました。 アピールの中で、今日4時半に関電に再稼働反対の申入れに行かれた際の報告がありました。 関電は、人数を5人にせよ、マスコミを入れるな等の制限をかけてきたそうです。 おまけに、遅れて出てきたのは広報の代理で、社長の代理でもなく、広報でもなく、広報の代理という社員だったというのです。 電気を毎月買っている消費者をあまりにもバカにしたこの対応、聞いていて、怒りがおさまりません。 一刻も早く、関電から電気を買うのはやめようと思います。 消費者の権利を行使、悪徳企業には不買運動で対抗しましょう! 集会では最後にシュプレヒコールをしたのですが、その時、福島から避難されている方からの意見で、福島に関するコールが変更になりました。 「福島を忘れるな!」というコールは他人ごとのように聞こえるので、変えてほしい、「福島をみつめよう!」ではどうかという提案でした。 当事者の言葉は重いです。 さっそく、「福島をみつめよう!」のコールをしました。 こうした集会に行くと、闘う当事者の声を直接聞くことができます。 学ぶことがたくさんあり、元気をもらっています。 大阪や京都に行くには、時間も交通費もかかりますが、元気をもらいに出かけます。 1月26日 (火) ワイロ疑惑 衆議院で代表質問が始まりました。今日は民主・岡田代表、自民・谷垣幹事長、維新・松野代表の3人でした。 安倍首相の答弁はこれまでのような自信に満ち満ちたものではありませんでした。 やはり甘利大臣のワイロ疑惑問題があったのでしょうか。 甘利大臣側は28日に説明するとのことですが、野党の連携プレーによる徹底解明に期待します。 UR(都市再生機構)も、自分たちがどのように対応したのか、国民に分かるように説明すべきです。 詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われている野々村元兵庫県議、裁判所による勾引という形で、今日、法廷が開かれました。 ニュースのたびに流されるあの号泣会見、あれは正視にたえません。 議員という存在を、これほどまでに社会的に貶めた事件、情けない限りです。 早く非を認めて、謝罪し、今以上に「議員」を貶めるようなことはしないでほしいと願わざるをえません。 冷え込みが緩み、ほっとです。 しかし、大牟田市を始め、各地で水道管破裂で断水状態が続き、生活に大きな支障が出ています。 先日、私も水道栓を閉める生活を3日間しましたが、たいへんでした。 早く復旧することを祈っています。 1月25日 (月) 産廃法違反 冷凍カツなど108品目の食品廃棄物が、不正に販売されていた事件、食の安全性を震撼させる事件です。 食品リサイクル法により、食べ残し等の食品のたい肥化などのリサイクルが進められていますが、法の抜け穴を見透かした犯罪です。 ダイコーは、排出事業者に課せられたマニフェスト制度を悪用し、マニフェスト管理票を偽造していました。 また、ダイコーは、食品リサイクル法に基づき、優良な企業として登録再生利用事業者の認定を受け、企業を信用させていたというのです。 認定にあたり、農水省も環境省も施設を現認していますが、認定を受ける前に、三重県のダイコーの施設が、県の許可を受けずにたい肥化という処理をしていたため、行政指導を受けていました。 そのことを知らずに、農水省も環境省も認定したというのです。 なんという抜け穴だらけ、国にも県にも責任がないとは言えません。 ほんとうにやる気があるのかと、言いたくなります。 安さを売りにする商品には、必ず何かウラがあると思った方が賢明です。 やはり、食の安全確保は、生産者の顔を見える範囲で商品を購入するのが一番です。 なお、2000年に高槻市は中核市になり、産業廃棄物に関する業務も大阪府から移管を受けました。 中核市になるメリットとして、保健所をこの産廃指導を身近な自治体でできることだと説明を受けてきました。 しかし、市のHPを見ても、市として産廃指導をについて何をしているのか、具体的なことが何も掲載されていません。 あまりにも不親切、市民に市の産廃指導について広報をもっとし、説明責任を果たすべきです。 1月24日 (日) 再稼働反対! 29日、関西電力は高浜原発3号機を再稼働させようとしています。 今日は、厳寒の地元で「高浜原発再稼働を許さない!1・24全国集会」が開かれ、参加しました。 朝8時に大阪駅に集合、大型バスで現地に向いました。 正午からは、高浜原発近くの展望所で集会、デモ、原発北門で抗議申入れでした。 午後2時からは、高浜町文化会館で全国集会、北は青森から南は鹿児島まで、13名もの方の熱いアピールに心を打たれました。 午後3時45分から5時まで町内をデモ、参加者600名でがんばりました! 氷点下という厳しい冷え込みでしたが、「再稼働反対!」の声が町に響き渡り、お家の中からそっと手を振る方、出てきて頭をさげてくださる方もおられ、地元にも反対の声がたくさんあることを実感しました。これも地元の方がこれまで70回にわたりビラ入れを続けてこられたからなのでしょう。 冷凍庫のなかにいるようで、体の芯まで冷えましたが、こうした地元の皆さんの心温まる出会いに、励まされました。 「原発なしで暮らしたい丹波の会」の方がアピールで言われました。 「ここに来るのが遅れたが、それは道路が凍結していて、多重衝突事故があたっためだ。こんな日に原発で事故が起これば、逃げることはできない!」と。 2度の大震災で自治体の防災体制の強化が叫ばれていますが、十分な避難体制も確保できないまま再稼働はあり得ません。 住民の生命よりも電力会社の利益優先、お金が優先されているのです。 今の電力料金の計算方法では、原発を停止しているよりも動かした方が安くなるのです。この計算方法がおかし過ぎるのです。 4月からの電力自由化に向け、再稼働ありきの国と電力会社、福島の現実に向き合うなら、すべての原発は廃炉にすべきです。 原発がなくても、私たちの生活は困りません。 27日(水)は、午後4時から関電本社前で関電包囲全国行動が取り組まれます。 この冬一番の冷え込みが続きますが、全国から駆け付けられる皆さんとともに、関電の消費者として再稼働反対の声を上げましょう! 1月23日 (土) 井筒高雄さん 元陸上自衛隊員井筒高雄さんの講演会を、下記の通り開きます。 リアルな「戦争」「戦場」のお話とともに、防衛予算や自衛隊の人的構成からも何がどう変わるのか、ひも解いていただきます。 ぜひ、ご参加下さい。 <講演会> 安保法制で自衛隊と日本はどう変わるのか? 〜元陸自レンジャー隊員が安保法制に反対する理由〜 日時:2月12日(金)午後6時〜8時 場所:高槻市立総合市民交流センター(5階視聴覚室) 講師:井筒高雄さん(元自衛官) 資料代:500円 主催:変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本 チラシはコチラ 1月22日 (金) 国民不在 衆議院、参議院の本会議で、安倍首相の第190国会施政方針演説が行われました。 冒頭から野党への激しい挑戦状、反対するだけでなく、議論しましょう!と、わざとらしい演技で挑発です。 臨時国会開催要求を憲法に違反してまで無視したのは、安倍さん、あなたでしょう、あなたこそ逃げたのではありませんか!と叫びたくなりました。 演説内容はTPPを最大限持ち上げ、1億総活躍社会の実現など、バラ色の夢を描いたもので、私の実感とはまったく異なるものでした。 「あれをします」「これをします」が続くのですが、その施策の必要性、それぞれの施策が具体的にどう関係しているのか、聞いていてもまったくわかりませんでした。 演説の最後も、また、私たち国会議員は責任を果たしていこうではありませんかと結ばれていました。 施政方針演説が国民向けではなく、国会議員にのみ向けられていることに、あらためて激しい怒りを覚えました。 念のためにと歴代首相の施政方針演説を読んでみました。 麻生首相でも、国民への呼びかけがありました。 その後の鳩山首相、菅首相は、国民と国会議員に向けて、きちんと呼びかけておられました。 しかし、同じ民主党でも野田首相の場合は、国民への呼びかけは添え物という感じでした。 安倍首相になって、国会議員にしか呼びかけない施政方針演説になってしまっています。 ここに、安倍首相には「国民主権」の理念がないことが現れています。 憲法にうたわれた国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3つの理念を認めていないのです。 小林節さんや佐高誠さんたちが、「立憲」を冠した政党をと言われていますが、立憲主義を取り戻すのが、私たちの一番の課題です。 甘利大臣は疑惑に対して1週間後に説明をするとのことですが、時間稼ぎとしか思えません。 おおさか維新を除く野党の皆さんは甘利大臣の演説時には退席されましたが、当然のことです。 退席後に与党議員から甘利大臣を励ますような野次、大きな拍手がでていたことに驚きました。 身内をかばうあの体質、腐敗しきっています(怒)。 来週から始まる国会での予算審議、しっかり共有しようと思います。 教科書会社12社が検定中の教科書を現職教員等に見せていて、うち10社が謝礼を払っていたことが明らかになりました。 高槻市では中学校の英語の担当教員が謝礼を受け取っていたと報じられていましたが、他にはなかったのでしょうか。気になります。 1月21日 (木) 消費者庁移転? 地方創生のために政府機関の地方への移転が検討されています。 最初の候補が消費者庁、国民生活センターで、徳島県が手を上げています。 私は反対です。 消費者庁は、国民生活センターとともに、私たち消費者の安全な暮らしを保障する、基本的人権を保障する大切な機関です。 消費者基本法が施行されたのは1968年ですが、内閣府にあった国民生活局が消費者庁になったのは2009年でした。 1968年といえば、水俣病など公害が深刻な問題になっていましたが、食品添加物や農薬など食や衣の安全性も問題になっていました。 消費者庁の所管の法律は35本もあるのです。 そして、全国各地の自治体に設置されている消費生活センターと連携をとり、私たちの生命や健康を守っているのです。 しかし、これまでも自治体の消費者行政は弱い立場でした。 大阪府でも、消費生活センターは行革で転々とさせられ、そのたびに府民には不便な場所になりました。 今回の徳島への移転案は地方創生からの観点で、全国の消費者の権利をいかに保障するかという観点からではありません。 消費者の生活を守るためには、企業への指導は欠かせず、そのためにも他省庁と連携の取りやすい場所に、国会に近い場所にあるべきです。 消費者庁の移転案は、安倍政権の基本的人権軽視施策の極みです。 今日の毎日新聞の社説にも「理念と全体増を明確に」と問題提起が行われていましたが、「発言」には、拝師徳彦弁護士(日弁連消費問題対策委員会委員)が、「国民利益損なう消費者庁移転」と題して問題提起をしておられます。 一地域の活性化のために消費者庁を移転させるなど、本末転倒です。 「創生」という言葉に騙されず、消費者行政の原点に戻って、考え直すべきです。 参議院決算委員会で甘利大臣の口利き問題が追及されていましたが、歯切れの悪い答えでした。 甘利大臣はこれまでにもいろいろ問題があったようです。 ウィキペディアにこれまでの甘利大臣の不祥事が掲載されています。 1月20日 (水) 補正予算可決 今日、参議院本会議で補正予算が可決されました。 低所得の高齢者に3万円給付する予算も入っています。 給付は参議院選挙の前だとか、ほんとうにばらまきですね。 地方自治体での審議は、2月末から3月に開かれる議会でです。 年度内に消化できない予算を、あえて成立させて、翌年度で消化する、これは、地方自治法の自治体会計のルール違反です。 こういう法というルールを無視することはあってはならないことです。 甘利経済財政担当大臣がUR(都市再生機構)にからむトラブルを抱えた業者に口利きをし、その見返りに1200万円ものお金を受け取っていたと報じられています。 調査して説明責任を果たすとのことですが、またしても安倍政権はうやむやにしようとするのではと、危惧せざるを得ません。 相次ぐ大臣の不祥事疑惑にも知らぬ存ぜぬで押し通してきた安倍首相、明日からの国会で、徹底的に追及して真相を明らかにしてほしいですし、事実なら甘利大臣は潔く責任をとるべきです。 1月19日 (火) 戦争法廃止! 午後2時からJR高槻駅南陸橋で、戦争法の廃止を求める2000万人署名活動でした。 主催は戦争させない!高槻・島本実行委員会、アピールのあと、JR高槻駅北や松坂屋前などにも分かれて、署名を訴えました。 戦争法が強行成立したのは昨年9月19日、以後、毎月19日は全国統一行動デ―です。 あきらめず、違憲な戦争法の廃止を求め、5月の憲法記念日までに署名数2000万人をめざします。 今日は冷え込みの厳しいなか、100名もの参加がありました。 来月もまた取り組みます。 何かしなければと思っておられる皆さん、ぜひ、ご参加下さい。 1月18日 (月) 審議会傍聴 午後2時から子ども・子育て会議を傍聴しました。 案件は、公立の就学前児童施設のあり方についてでした。つまり、市立の幼稚園及び保育園をどのようにするのかということです。 市長は次の5項目について諮問、委員から多くの意見が出されました。 @認定子ども園への移行について A幼稚園の3年保育の実施について B園区制の廃止について C公民の役割分担の明確化について D就学前児童施設の再配置について 2月、3月にも会議が開かれ、4月から5月にかけ答申、市長が基本方針を出して、夏にパブリックコメント実施、10月に基本方針が決定、公表されるとのことです。 会議の議論を聞いていて、30年前の公立幼稚園の統廃合をめぐり、直接請求運動をしたことを思い浮かべました。 高槻の幼児教育はどうあるべきか、大議論をしました。 統廃合反対の有権者の過半数の署名を集めましたが、議会ではわずかの差で負けました。 少子化が進み子どもの数が減少し、就学前施設のうち保育園は待機児があるが幼稚園は定員を割っている園が多い現状で、かつ、幼稚園も保育園も建設後40年を経過した園が多く、今後の施設の維持管理のあり方も含めての議論です。 公立幼稚園統廃合問題時とは状況がまったく異なりますが、大人の都合だけでなく、子どもにとって何が大切が、「子どもの最善の利益をどう保障するのか」という視点からの議論もぜひしていただきたく思いました。 1月17日 (日) 2つの選挙 今日から2つの選挙が始まりました。 一つは宜野湾市長選挙です。米軍の普天間基地のある地元です。 翁長知事やオール沖縄が推す志村恵一郎候補と、自公が推す現職の佐喜真淳候補の一騎打ちです。 もう一つは、八王子市長選挙です。 こちらは、市民や共産・社民が推す五十嵐仁候補と、自・公が推す現職の石森孝志候補の闘いです。 五十嵐仁候補のブログ「転成仁語」は、私も時々読ませていただいています。 参議院選挙の前でもあり、志村候補も五十嵐候補も、なんとしても勝っていただきたいです! 1月16日 (土) 女性が輝くの欺瞞 午前11時半から豊中市内で開かれた学習会で、「第4次男女共同参画基本計画を読む〜後退した人権尊重、男女平等〜」と題して、お話をさせていただきました。 昨年12月25日に閣議決定された第4次計画ですが、私は強い違和感を持っています。 そこで、第1次(2000年)、第2次(2005年)、第3次(2010年)、第4次(2015年)を読み比べました。 そして、第3次の民主党政権時にできた計画と、安倍政権の第4次には大きな違いがあることを確信しました。 第3次は人権を優先させる計画ですが、第4次は労働力確保を最優先しているもののように思えるのです。 「女性が輝く社会」と言われていますが、第4次計画を読むと、経済界から新たな人材確保のために有能な女性を発掘しようという計画ではないかと思えるのです。 男女の人権を尊重し、性差別をなくしていこうという私たち女性の闘いの歴史も振り返りながらお話したのですが、参加者の皆さんからは「わかりやすかった」との感想を寄せていただきました。 時間をかけて準備してよかったと、ほっとしました。 午後1時半からは、とよなか男女共同参画推進センターのステップホールで上映された「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」を見ました。 その後、三上智恵監督の講演も聞かせていただきました。 辺野古基地建設反対運動の中に入って撮影されたドキュメンタリー映画、涙せずには見ることができませんでした。 辺野古では、連日、基地ゲート前での座り込みや海上でカヌー隊の抗議行動が繰り広がられています。 沖縄戦を経験し、大やけどしながらも生き抜かれた93歳の「おばあ」の言葉の一つ一つに、闘う力をもらいました。 1月14日 (木) 憲法アピール 夕方、「変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本」の世話人会でした。 戦争法廃止を求め、今後の活動についての話し合いでした。 具体的なアクションも決まり、今年もいよいよ活動開始です。 皆さん、ごいっしょにがんばりましょう! 1月13日 (水) 水道に感謝! この間、お風呂の水道の調子が悪かったのですが、土曜日から漏水がひどくなり始めました。 連休だったため、昨日、今日と修繕していただき、ようやく復旧です。ほっとです。 漏水がひどくなり始めてから、必要な時以外は水道の元栓をしめる生活でした。 災害時の訓練だと言い聞かせ、そうか、こういう工夫をすればいいのだと、いろいろ気づきながら、楽しみながらでしたが、やはり水道が自由に使えないのは、つらかったです。 あらためて、蛇口をひねれば水が出るありがたさをかみしめました。 1月11日 (月) 第4次計画 昨年末に閣議決定された第4次男女共同参画基本計画、その問題点について、今週末に報告させていただくことになっています。 そのため、昨日、今日と、計画を読み、これまでの資料などにも目を通し、報告の準備をしました。 民主党政権時代の第3次計画と、安倍政権の第4次計画、比べているとその違いは一目瞭然です。 皆さんにわかっていただけるように、目下、奮闘中です。 内閣府男女共同参画局だけでなく、外務省のホームページも読んでいると、国際的な動きに関しては、外務省と民間団体で英語の訳が異なることがあります。 たとえばよく使われる「子ども権利条約」は、文部科学省は「児童の権利に関する条約」となっているようにです。 どちらを使えばいいのか、悩んでいると、あっというまに時間がたってしまいます。 1月9日 (土) 年号の数え方 昨日の予算委員会のトップバッターは、自民党・新藤義孝議員でした。 いきなり「平成28年が明けました。伝統的な数え方で言えば、皇紀2676年、丙申・・」(インターネット中継・ビデオライブラリー・新藤議員25秒くらいから)と切り出しました。 驚きました! 「皇紀」と言えば、日本書紀に基づく、神武天皇が即位したとされる紀元前660年からの年の数え方です。 明治政府により、1872年、太陽暦導入とともにこのような数え方が決められました。 皇紀2600年は1940年、国会総動員法が施行されたさなか、東京オリンピックや万国博覧会が招致されるなど、「天皇制」「皇紀2600年」を利用して、大々的に国威発揚が行われました。 「皇紀」は、大日本国帝国憲法のもとでの天皇制と深く結びついているものなのです。 今、なぜわざわざ「皇紀」をこんな公的な場で持ち出すのでしょう。 侵略戦争だったことを認めず、あの戦争を肯定する考え、言葉が、このようにさりげなく堂々と使われることに、あらためてしのびよる危機を感じます。 国会審議を聞けば聞くほど、安倍自公政権の政策に、怒りが燃えたぎります。 なんとしても夏の選挙で「一強」にストップをかけなければ!!! なお、朝日新聞の今日の天声人語にも、国会での「皇紀」使用について「歴史観、憲法観の深い溝」として書かれていました。 1月8日 (金) ばらまき予算 衆議院予算委員会で補正予算の審議が始まりました。 ネット中継があったので、全部とはいきませんが、視聴しました。 本会議と同じように、安倍首相の野党議員への答弁は、上から目線の批判が多くみられ、国民に向ってていねいに説明しているとはとても思えず、怒りがこみあげ続けました。 審議中の補正予算は財務省のHPに掲載されています。内容がよくわかるのは2015年度補正予算の概要です。 また、各省庁のHPには、補正予算の概要がアップされています。 たとえば、厚生労働省所管補正予算は11ページ分ですが、その2ページ目に、1億総活躍社会実現のため高齢者のための予算として、低所得の高齢者に3万円ばら撒く「低所得の高齢者向けの年金生活者等支援臨時福祉給付金 3624億円」が計上されています。 この補正予算が成立すると、自治体の議会では、3月議会で「○○補助金を使ってこういう事業をします」などの形で補正予算が計上さえ、審議されます。 議会で可決しても、3月中に使うことは不可能なため、翌年に繰り越して使うことになります。 自治体の予算は年度毎ですので、翌年にわたるものはよほどのことがないと認められません。 それを翌年度にわたることを前提に予算化するのですから、法に基づく自治体会計の原則を踏みにじっています。 憲法違反だけでなく、自治体財政のルールにも違反する、安倍自公政権の補正予算の組み方、「地方自治のルール」無視、許せません! 1月7日 (木) 再生可能エネルギー 今日はたかつき市民環境大学でした。 午前は、「市民、地域主導による再生可能エネルギー普及」と題して、和田武さん(元立命館大学教授、自然エネルギー市民の会代表)のお話でした。 午後は、市内の環境活動団体の紹介でした。 和田先生のお話で、再生エネルギーの普及率は世界に比べ日本は極端に低いこと、日本の低い原因は、原発をベース電源にし、再生可能エネルギーは調整用に位置づけられていることを指摘されました。 多くの国は、二酸化炭素排出削減のため、ベースを再生可能エネルギーとしているのです。 ここに、日本のエネルギー政策の大きな問題点があります。日本もベースは再生可能エネルギーにすべきなのです。 この4月から電力自由化が始まりますが、関電から変更する場合、価格の安さだけでなく、再生可能エネルギーからつくられた電気を使いたいものです。 ただ、先生も指摘されていましたが、しばらくは競争で電気料金はさがるかもしれませんが、いずれ今より高くなる場合もあるそうです。 現にドイツなどもそうなっていますが、苦情はないとのことです。 再生可能エネルギーなら、少々価格が上がってもいいと、私たちもその覚悟が必要です。 それにしても、私も一刻も早く原発推進の関電はやめたいのですが、次にどこから買えばいいのか、よくわからないでいます。 全国各地で市民発電所ができているそうですが、高槻にもそのような発電所ができるといいのですが。 1月6日 (水) 代表質問 今日は衆議院で代表質問が行われました。じっくり聞くことができていませんが、安倍首相の高飛車な答弁には、怒りが収まりません。 野党の後ろには国民がいる、答弁は国民に向かって説明責任を果たすものという認識がまったく感じられず、質問者(国民)に上から目線で言い返すような答弁です。 明日からは予算委員会、ほんとうの「論戦」を心底、期待しています。 今国会では戦争法が大きな問題となります。 法の廃止を求める全国統一行動が取り組まれています。 参議院で強行採決されたのは9月19日、その19日が統一行動の日です。 高槻・島本でも、この日に、戦争法廃止を求める多くの団体がいっしょに行動することになりました。 まずは1月19日(火)午後2時〜3時、JR高槻駅南陸橋です。 アピールの後、あちこちに分かれて署名活動を行います。 5月3日の憲法記念日に合わせ取り組まれる国会請願2000万人署名です。 19日行動にぜひご参加下さい。ご協力をお願いします。 1月5日 (火) 女性参政権70年 高槻市主催の男女共同参画フォーラムが、下記の通り開かれます。 講師の上野千鶴子さんからは歯切れのいいお話が聞けるのでは、また、新らしい生き方にチャレンジする市内在住の4人の女性たちとのパネルィスカっションも楽しみです。 申込みが昨日から始まっています。早い目にお申し込み下さい。 <2015年度男女共同参画フォーラム「女性参政権70年のいま・・・キラリ☆わたしの選択」> 日時:2月20日(土)午後1時半〜4時半 場所:高槻市立市民交流センター・8階イベントホール 定員:120人(申込順) ★講演「戦後70年、国連女性年から40年、日本の女は幸せになったか?」 講師:上野千鶴子さん(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長) ★パネルディスカっション アドバイザー:上野千鶴子さん パネラー:木谷悦子さん(クロマチックハーモニカ奏者) 西田吉美さん(高槻手作り市Cocokara実行委員長) 根本いづみさん(スペランツァFC大阪高槻統括部長) 三阪パニダーさん(バーンパニダー代表) コーディネーター:遠矢家永子さん(NPO法人シーン(SEAN)事務局長) チラシ:表、裏 1月4日 (月) 仕事始め 今日から国会が始まりました。会期は6月1日までです。そのあとに志摩サミットで実績を派手にアピールし、参院選(W選)で大勝利をというのが安倍政権のシナリオです。 補正予算では低所得の高齢者に3万円をばらまく予算を入れ、ちょっぴ甘い飴をなめさせておきさえすえば、戦争法のことなんか忘れるのがこの国の国民だと高をくくっています。 今、怒らずしていつ怒るのか!です。 5月末までの5カ月間、声を上げ続けましょう! サウジとイランの国交断絶、世界的株価下落など、波乱の幕開けですが、今年も精一杯がんばります! 叱咤激励のほど、よろしくお願いいたします。 1月3日 (日) 明日から国会 いよいよ明日から通常国会が始まります。 国会開会に合わせ、東京では明日から国会前での戦争法廃止を求めるアクションがスタートです。 最初は補正予算の審議、そして2016年の予算やそれにともなう法案の審議が行われます。 戦争法、TPP、沖縄辺野古基地移設問題、原発問題、軽減税率、マイナンバー問題など、国会での論戦を期待したいテーマが山積ですが、どうなることか・・。 高槻・島本でも、戦争法廃止を求める行動を続けます。 全国で行われる19日行動、1月19日(火)は午後2時からJR高槻駅南陸橋で行います。 19日行動に取り組む団体の統一行動で、アピールの後はJR高槻駅北側などにも分かれ、国会請願用の署名集めをします。 冷え込む時期ですが、昼間の時間ですので、お時間がありましたら、ぜひ、ご参加下さい。 戦争法の実質的な施行を許さず、廃止に追い込むまで、がんばり抜きましょう!!! 1月2日 (土) 政治倫理 堺市議の長谷川俊英さんが、迫力ある新年の議会リポートを送って下さいました。 見出しは、「堺市議会初の100条委員会」設置、とあり、大阪維新の会の2議員の政務活動費の使途の疑惑解明に取り組む報告でした。 疑惑がある小林よしか議員と黒瀬大議員に対しては、議会として、大阪維新の会も含め全会一致で問責決議をあげています。 それでも、「4年間、自分の市政報告チラシが配布されていないのを知らなかった」と言い張る小林議員、政務活動費でつくった市政報告チラシを、配布したかどうかを議員本人が知らなかったとはあり得ず、この言い訳に呆れ果てます。 政務活動費の不正支出の疑惑は他にもいろいろあるとのことです。 監査委員は、小林議員の4年間の政務活動費の97%(約1040万円)が不適切と指摘しています。 大阪維新の会の議員の政治家としての倫理はどうなっているのか、他市議会でも問題が多々明らかになっており、維新の会としての政治倫理が問われる事件です。 長谷川議員の1月1日付のブログには、福岡県飯塚市議会で、資産公開を廃止することになったことが書かれています。 また、東京都千代田区では、政務活動費を使途の公開の必要がない報酬に付替える答申が出されました。 まだ条例化はされていませんが、議会を不透明にして行こうという動きが少しづつ出てきているのではと、危惧せざるを得ません。 堺市議会の100条員会の果たす役割は大きく、真相解明がなされることを、期待しています。 1月1日 (金) 覚悟して臨む 新しい年が始まりました。緊張の年の幕開けです。 7月に予定されている参議院議員選挙は、衆院解散でW選挙ではとも言われています。 なぜW選か、安倍政権は、野党が弱い間に、衆参それぞれで3分の2を確保して、憲法を改正の発議をしようとしているからです。 敗戦により手にした日本国憲法を捨てるのか、立憲主義や民主主義ではなく独裁政治を選ぶのか、大きな岐路に私たちは今、立っています。 それを選ぶのが7月の参院選なのです。 選挙は7月の選挙間中だけではなく、それまでに、どれだけ支持を訴えたかが勝負です。 危機感を共有し、一人一人の意見を大切にしながら手をつなぎ、この夏までの闘いをがんばります。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 なお、今日の各社の社説です。 朝日 分断される世界 連帯の再生に向き合う年 毎日 2016年を考える 民主主義 読売 世界の安定へ重い日本の責務 日経 新たな時代の「追いつき追い越せ」へ 東京 年のはじめに考える 歴史の教訓を胸に 沖縄タイムズ [辺野古正念場]安保政策 根本から問え |
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