いきいき日誌

 

2014年9月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

最近の記事

過去の記事

   これより以前
9月30日 (火)   一般質問

午前10時から本会議が開かれ、昨日に続いて一般質問が行われました。11人の質問が終わったのは午後7時前でした。9月議会が終了しました。

今日は、私も、@子ども・子育て支援新制度について A都市計画道路高槻駅高垣線について、質問をさせていただきました。特にお願いしたかったのは、@については豊中市や吹田市のように、一般市民も含めた新制度についての説明会を開いていただきたいこと、Aについては、幅員や線形について、できるだけ地元の皆さんの負担の少ない幅員、線形を考えてほしいということでした。
私の質問は午後5時半からと遅い時間でしたが、お忙しいなか、傍聴にお出でくださった皆さん、ありがとうございました。

今日の一般質問では、学ぶことの多い質問がたくさんありました。6期目の一般質問も12月議会を残すのみです。しっかり準備をしてのぞみたいと思います。


9月29日 (月)   後半議会

午前10時から本会議が開かれました。4つの常任委員会委員長の報告の後、議案採決、議員提出議案5件の提案理由説明と採決、債権放棄の報告、議員派遣報告のあと、一般質問に入りました。今日は9人が行い、午後5時35分に終わりました。

樫田地区の皆さんから出されていた「樫田地区の良好な自然環境を守ることを求める請願について」は、全員賛成で可決されました。市は残土を持ち込ませない条例制定をめざすとしています。一刻も早い制定がのぞまれます。

明日は私も一般質問です。夕方になるのではと思われますが、がんばります!


9月26日 (金)   権利擁護

午後1時から、高槻地域フォーラム2014・講演会「権利擁護が支援を変える〜地域生活支援の展望〜」が開かれ、参加しました。主催は高槻市、障害児者社会参加促進事業で、企画・運営は高槻市障害児者団体連絡協議会でした。
講師は竹端寛さん(山梨学院大学法学部教授、山梨県障がい者自立支援協議会在座長」で、36枚にスライドを使われ、事前予防型、納得をもたらす当事者中心の「枠組み外し」の旅、「どうせ」「しかたがない」を超える権利擁護支援の必要性語られました。高槻でも自立支援協議会が動き始めていますが、どう動かすか、大きな課題です。

講演会終了後、一般質問について、最後のヒアリングをしました。週が明ければ月曜日から本会議ですので、実質、今日が最後のヒアリング日でした。担当課の皆さんには、何度もお時間をとっていただきましたが、次から次へと調査しなければならないことが出てきます。


9月25日 (木)   協議会資料

今日も一般質問準備に追われました。

9月議会の4つの常任委員会協議会では、下記の報告がありました。
必要なものがあれば、ご連絡下さい。

(総務消防委員会協議会)

1.高槻アクティブシニア応援ビジョンの策定について
2.「高槻市ネーミングライツ導入に関する指針」の策定について
3.訴訟事件の現況について

(都市環境委員会協議会)

1.総合交通戦略の策定について
2.都市計画道路網の見直しについて
3.都市再生特別措置法の改正に伴う立地適正化計画の策定について
4.自転車の安全利用促進に向けて
5.山手緑町線JRトンネルの検討について
6.下水道事業の地方公営企業法適用について
7.土砂災害対策について
8.新名神高速道路等の進捗状況について
9.植木団地について
10.高槻市木材利用基本方針について

(福祉企業委員会協議会)

1.「災害時要援護者支援事業」の実施について
2.介護保険事業所等の人員、運営等に関する基準を定める条例概要に対するパブリックコメントの実施結果について
3.「子どもが主役となる拠点」整備基本計画(案)の概要について
4.子ども・子育て支援新制度における利用者負担額について(1号認定児童)

(文教市民委員会協議会)

1.高槻市樫田地区空き家情報バンクについて
2.市民会館建替基本計画について
3.2013年度高槻市教育委員会事務点検及び評価の結果報告について
4.2013年度高槻市立小中学校におけるいじめ・不登校の現状について


9月24日 (水)   議事運営

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。9月議会では後半議会の追加議案はありませんでした。
29日(月)、30日(火)の議事運営については、29日(月)は、4つの常任委員会委員長報告、議案採決、議員提出議案の提案理由と質疑、採決、そして一般質問となります。29日は6時半をめどに、9番目まで準備しておくことになりました。
私は、16番目ですので、30日(火)の午後からです。お時間がありましたら、ぜひ、市議会傍聴においで下さい。
なお、一般質問は、9月議会では20人が行います。一般質問項目が、議会HPに掲載されました。

議事運営が決まったあと、来年から実施予定の議会録画中継について、現行のカメラ等設備を利用する方法に決まりました。私は、新らしく設備更新をすべきだと考えていましたが、残念です。

午後からは、一般質問の準備でした。がんばります!


9月23日 (火)   憲法アピール

午後1時半から第37回憲法アピールでした。JR高槻駅南陸橋で、「集団的自衛権行使反対!」を「変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本」の皆さんと訴えました。
私自身はいつもと違う場所でチラシを配布したのですが、チラシを手にするや読みながら歩かれる方が多いのに、びっくりしました。
拒否する人もおられますが、何が書いてあるのか、関心を持っておられる方がこんなにいらっしゃるなんて、心強い限りです。
9月29日からは臨時国会が始まります。重要なことが山のように議論されることでしょう!国会の議論にあわせて、私たちも街頭で訴え続けようと思います。

午後4時からは、「ヘイト・スピーチを許さない市民の会」の会合でした。9月11日から16日まで行われた凛風やまと・獅子の会主催の「検証〜いわゆる従軍慰安婦展」について、情報共有と意見交換でした。


9月22日 (月)   共通番号制

午後6時半から個人情報保護運営審議会専門分科会が開かれ、傍聴しました。案件は、番号制導入に係る高槻市個人情報保護条例の改正についてでした。
個人情報と特定個人情報の関係性について、特定個人情報の収集に係る制限規定を設けることについてなど、条例と番号法との整合性について、議論が続きました。
議論を聞かせていただくと、あらためて番号法が消化できます。
委員の皆さんも法の解説書をよみながら議論をしておられました。次回の傍聴からは、私も予習していこうと思います。


9月21日 (日)   小出裕章さん

午前10時から、小出裕章さん講演会が島本町ケリアホールで開かれ、参加しました。主催は「ぴあ・ネット/100万年の会」です。
小出さんは、「未来を担う子どもたちのために」と題して、70分、熱く語られました。
「東海村の核燃料工場で起きた被曝事故の実態」「被曝という放射線の巨大な破壊力」「政府は100_シーベルト以下なら安全としているが、国際放射線防護委員会の2007年勧告でも、100_シーベルト以下でも放射線リスクはあるとしている」「原子力発電はお湯を沸かしてボイラーを動かすために、厖大な放射性物質を生み出している」「都会のために過疎地に危険をおしつける不公平・不公正は許せない」「3.11福島事故で放出されたセシウム137は、大気中分だけでも広島原爆168発分」「セシウム137汚染は偏西風で、アメリカ東岸やカナダなど、世界に広がった」「福島県東半分を中心に、東京都の一部までの広範なエリアに、放射線管理区域としなければならない汚染が広がっている」「原子力を選んだことに責任のない子どもこそ、放射線に敏感」「原子力マフィアは忘れさせようとしている」「大切な自己責任」として、最後に、「原子力の暴走を許した大人の責任として、子どもを守らなければならない!」と強く結ばれました。
子どもに被曝させない、原発ゼロをめざして、私たち一人一人の生き方が問われています。できることから一歩一歩、私もがんばろうと決意新たにした講演会でした。

今日は会場で、ロシナンテ社の四方さんおススメで小出さんの本を2冊買ってきました。
『原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし』(小出裕章監修、野村保子著、クレヨンハウス)
『熊取6人衆の脱原発』(今中哲二、海老澤徹、川野眞司、小出裕章、小林圭二、瀬尾健、七つ森書館)

『原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし』は、「子どもから大人まで、原発と放射能を考える」副読本と表紙タイトルの上に小さく書かれています。そして、「本当に大切なものはなんなのか?自分で考え、自分で決める『ひと』になって下さい。わたくしもまた、自分で考えながら歩きます」との吹き出しもあります。子どもさん向けに、振り仮名もついていて、カラーの写真や図も豊富です。2冊とも、ぜひ、ご一読ください。二木事務所においています。


9月20日 (土)   芸術の秋

市立幼稚園入園希望者に対する保育費の説明会が、午前10時半から総合センター12階の教育委員会室で開かれ、参加しました。来年4月から始まる子ども・子育て支援新制度についてと、それに伴い保育料がどのように変わるかの説明が行われました。そのあと、質疑応答でした。保育料の問題は家計に直接かかわる問題だけに、熱心に聞いておられました。

総合センター1階にある生涯学習センター・展示ホールでは、「たかつき福祉就職フェア」が開かれていました。2014合同就職説明会で、保育・児童・障がい、高齢の分野の民間社会福祉法人19団体が参加、各法人ごとにブースをつくり、ていねいに説明しておられました。福祉の現場は人の確保が大きな課題です。

高槻現代劇場では、第53回高槻市美術展覧会が開かれていました。日本画、洋画、写真、立体造形・デザイン、工芸など、計427点すべてを鑑賞しました。圧倒される作品もあり、久々に芸術を満喫しました。


9月19日 (金)   一般質問通告

午前10時から公営企業審議会が開かれ、傍聴しました。今後5年間の市バスの事業計画を策定するために開かれています。無料パスを廃止した場合の収支予測が示されるなど、委員の質問に答える形で、多くの資料が出されています。白熱の議論が続いていますが、無料パスを廃止した場合のバス事業の収支予測の議論を聞いていると、経営の観点のみが強く出されていて、廃止された場合の、高齢者の生活に与える影響など、まったく考慮されていないように感じました。民間バスと公営バスの果たす役割は違うはずなのにと、叫びたくなってしまいました。

午後3時からは教育委員会定例会を傍聴しました。案件は2件でした。

今日の正午が、後半議会に行われる一般質問通告の締切でした。20人から通告がありました。29日(月)の本会議で何人まで終えるかは、24日(水)の議会運営委員会で決まります。
私は16番目ですので、30日(火)の午後になると思われます。質問項目は、@子ども・子育て支援新制度 A都市計画道路高槻駅高垣線 についての2点です。
@は9月議会の条例議案では不明な点について、A安満遺跡公園の南側の道路についてです。
お時間がありましたら、市議会傍聴にぜひおいで下さい。


9月18日 (木)   お詫び

午前10時から、総務消防委員会が開かれました。少し遅れての傍聴でしたが、ちょうど委員会が終わったところで、協議会のみ傍聴できました。

その後は、後半議会の一般質問に向け、調査活動でした。

夜は、「変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本」の世話人会でした。9月末から臨時国会が始まります。安全保障も大きな問題です。いろいろ話し合いました。

この間、訪問して下さった皆様、日誌が更新できていなくて、すみませんでした。12日の本会議質疑、17日の都市環境委員会での質疑の準備や多くの課題への対応に追われていて、議員としての説明責任が果たせず、心苦しい限りです。ほんとうに申し訳ありませんでした。
おかげさまで、ようやく疲れが回復してきました。空白の日誌は、近日中に書き込みます。
今後とも毎日更新でがんばりますので、ご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


9月10日 (水)   本会議初日

今日は9月定例議会・初日でした。午前10時から本会議の予定でしたが、急きょ、議会運営委員会が開かれました。

案件は、島本町のパスポート発給事務を高槻市が委託を受ける件についてです。現在、開会中の島本町議会では、この委託に関する議案が2件あったのですが、1件(規約)は僅差で可決されたものの、もう1件(高槻市への事務委託費を含む補正予算)が5日(月)の本会議で否決されたのです。
規約と事務委託費の議決結果という、委託する島本町側の意向が明確になってから、委託を受ける側の高槻市でこの件を審議することになっていました。3日に告示された議案には議案118号としてこの規約案が入っていますが、5日の議会運営委員会では、10日(水)の本会議で提案理由説明、12日(金)の本会議で議案質疑、18日(木)の文教市民委員会で審議することになっていました。
ところが、この島本町議会の議決結果では、島本町の、高槻市への事務委託の意思が明らかではありません。

さらに、この議決結果に対し、島本町側は、14日(日)に臨時の本会議を開き、事務委託費を含む補正予算の修正案を提案可決し、高槻市議会の18日(木)の文教市民委員会での審議に間に合わせようとしているようなのです。これでは、12日(金)の高槻市議会のこの件に関する本会議質疑に対し、なんら配慮してないということになります。本会議での議案質疑は重要であり、まさかという思いです。
このような島本町の対応に、議会運営委員会では疑問が出されました。このまま、12日の本会議でこの状況を徹底的に議論すればいいという意見、それでいいのか、島本町の意向が明確でない以上、委託を受ける高槻市側では審議すべきでないという意見など、厳しい意見が続きました。議案の提案権はあくまでも市長にあります。
休憩ののち、再開された議会運営委員会で、市長は、議案から規約案を取り下げることを明らかにしました。
9月議会の議案は39件でしたが、これで38件になりました。
ここに至るまで、地方分権推進特別委員会でも議論を重ねてきましたが、最後の段になって、島本町側のこの対応に、正直、驚きました。

なお、9月議会の高槻市の補正予算には、島本町からの事務委託費は計上されていません。総合市民交流センター1階にあるパスポートセンターの拡張改修費が計上されていますが、これは、島本町のパスポート発給事務を引き受けるためではなく、これまでも市民から狭すぎるとの指摘があったため、市民のために改修するのだということです。

本会議は午前11時20分から始まり、市長のあいさつのあと、3件の即決案件を可決、残る議案の提案理由説明が続きました。昼食をはさみ、午後2時に閉会となりました。

その後、12日(金)の本会議質疑に向け、担当課とのヒアリングを続けました。


9月7日 (日)   議案調査

9月議会の議案の中に、来年4月から始まる子ども・子育て支援新制度に係る条例案が6件あります。議案書のページ数を数えると78頁になりました。うち新規条例制定が4件です。一番条文の多い条例では、54条あります。すでに条例概要のパブリックコメントが行われているのですが、やはり条文を読むとなると、時間がかかり、用語解説を横に置きながらです。

この間、腰痛に悩まされ、体にゆがみが出てきていました。腰が悪いのではと、声をかけて下さる方もありました。そこで、今日は思い切ってカイロをはりました。するとどうでしょう、痛みが消え始めました。かなり冷えていたようです。カイロ様様です。
また、夕方に美容院へ、いつものように短くカットしてもらってきました。体が軽くなった気分です。気分一新、がんばります!


9月6日 (土)   議案調査

午前中は、来週からの議会にそなえ、家事に集中しました。
午後からは事務所で来客が続きました。議案調査はなかなかはかどりませんが、体調には気を付けて、がんばります!


9月5日 (金)   議事運営

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。市から9月議会の議案概要説明ののち、議事運営が決まりました。議案は39件です。主要内容が市のHPに掲載されました。

議事運営は、10日(水)の本会議は、まず、人事案件2件と契約案件1件の提案理由説明、質疑、採決が行われます。その後、残りの議案36件の提案理由説明のみです。
12日(金)は、この議案36件の質疑です。
36件の議案のうち、2013年度の決算関係13議案は、決算審査特別委員会に付託され、10月20日(月)、21日(火)、23日(木)、24日(金)の4日間で審査されます。決算委員は、3人以上の会派から選出できることになっていて、公明3人、民主・元気ネット2人、自民2人、市民連合1人、共産1人、自民・市民の会1人、みんな・維新1人の11人で構成されます。
決算関係以外の計23件の議案は4つの常任委員会に付託され、17日(水)は都市環境、福祉企業、18日(木)は文教市民、総務消防の各委員会で審査されます。

なお、市長提案の議案以外に、請願が1件出されました。「樫田地区の良好な自然環境を守ることを求める請願書」で、高槻市樫田地区連合自治会田能地区林地開発対策協議会から出されています。12日(金)に提案理由の説明があり、17日(水)の都市環境委員会で審査されます。

また、議員提出議案は9件出されています。18日(木)までに会派間調整が行われます。

議会のネット中継については、来年度から録画中継を実施予定です。今年度は調査することになっていて、すでに議会運営委員会が、ネット中継をしている2市議会を視察しています。
そして、今日の議会運営委員会では、2つの案が示され、各会派で議論してくることになりました。
1案は、今あるカメラ等現設備活用案です。これで総額約80万円ですが、カメラを手動で動かさなければならず、発言し始めてもカメラが間に合わず、カメラ移動中の画像も放映されることになります。また、カメラの画素等の性能も落ちます。
2案は、現設備も利用しますが、プリセット機能付きカメラを3台入れるなど、新設備も導入するもので、総額約1000万円です。これだと、カメラ移動時間は短く、テロップも入れることができます。
映像をご覧になる市民の皆さんにとって、どちらが見やすいかという視点で考えるなら、私は2案のほうがいいと思います。経費は、もっと違うところで削減すべきで、議会中継は、市民の皆さんへの説明責任を果たす大きな一歩で、経費がかかるかからないで判断すべきではないと思うのですが。他の議会の中継もよく見ますが、パソコンの小さな画面で見る時には、画素もある程度きれいでないと、見づらいものがあります。

夜は、事務所で議案検討会を開きました。貴重なご意見を伺うことができますし、質問にお答えし、言葉にすることで、私自身の理解も深まります。いつもご参加下さる皆さん、ほんとうにありがとうございます。


9月4日 (木)   消費税廃止!C
 

湖東先生の報告の続きです。

<消費税は全額社会保障に使うというウソ>

消費税を導入してから、社会保障が果たして厚くなったのでしょうか?年金額は下がっていますし、健康保険料は上がっています。医療の窓口負担も上がっています。厚くなった実感はまったくありません。しかし、法人税と高額所得者に対する所得税は下がっていて、恩恵を被っているのです。
また、2014年度の財務省主計局・理財局が発表する予算及び財政投融資計画の説明を見ると、消費税の国分は約12兆円とありますが、一般会計に入っていて、その分で社会保障充実に充てられているわけではないのです。
また、人口比から、現在は若者3人で高齢者1人を支えていますが、2030年には若者一人が高齢者一人を支えるので、今からその準備をしておかなかればならないと言われています。しかし、湖東先生は、2030年は高齢者も働く社会なので、人口に占める労働人口の割合は現在の51%から53%に増え、心配しなくてもよいと言われました。

<税金は、あるところから取る「応能負担原則」>

消費税は滞納が増える、欠陥税です。税は、ないところからはとらず、あるところから取る「応能負担」を原則にすべきです。
では、消費税にかわる財源がほかにあるのでしょうか。湖東先生は、不公平税制をただせば、国税、地方税、合わせて18兆7千億円税収が増えると試算されていました。納得です!この額は2014年度の消費税分です。そして、中小企業を大切にし、消費税を廃止すれば、日本経済は活性化すると、強く締めくくられました。

湖東先生の講演を聞いて、自信をもって、「消費税廃止!」を訴えます。
税の不公平、格差社会の不公平をこれ以上拡大させないため、安倍政権の消費税10%は、なんとしてもなんとしてもストップさせなければなりません!!!

    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

朝から雨、天気が悪かったため外出を控え、自宅、事務所で、議案調査、資料整理をしました。がんばります!



9月3日 (水)   消費税廃止!B

湖東先生の講演の続きです。

<消費税は景気の後退を招く>

消費税増税は、結果的に、消費者に物価として負担を求めることになります。4月に8%になって以来、電気、ガス、水道、電車、バス、電話、郵便などの公共料金が上がりました。家計は厳しくなり、食費や外食、衣類など買い控えが起きています。買い控えにあったお店や中小企業は売り上げが減少しています。しかし、消費税は増税ですから、小見誠也中小企業は消費税を払えず、滞納が激増すること間違いありません。現に、1997年に3%から5%に上がった際、激増していました。その結果、倒産・廃業が増え、失業者が増大、景気は後退するのです。
また、消費税の仕組みは給料に課税することになっているので、給料を下げると会社の納税額が減少します。そのため、正社員を派遣や外注に切り替えることになるのですが、このような形で人件費を引き下げれば、結果的に内需は減少し、景気は後退するのです。
自公政権は、食料品や生活必需品などに軽減税率導入を検討しているようですが、湖東先生は、軽減税率を入れても、物価は下がらず、消費者にとっては無意味だと断言されました。たとえば、ペットボトルの飲料水に軽減税率を導入しても、中身の水だけ軽減税率で、容器のペットボトルや自販機の経費などは軽減税率は適応されず、物価は下がらず、逆に飲料水メーカーだけが、減税で儲かるとのことです。えっ!と、ここでもため息です。
消費税増税は、物価が上がり、私たちの生活が苦しくなり、景気は悪くなる一方です。社会保障との関係は明日に書きます。やっぱり消費税は廃止すべきです。

    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

今日は9月議会の告示日でした。2013年度一般会計決算書類などもあり、分厚い議案書をいただきました。
議案は39件です。内訳は、人事案件2件、契約案件1件、認定案件11件、報告案件2件、条例案件12件、その他5件、補正予算案件6件です。
議案概要は、5日(金)の議会運営委員会後に市のHPに掲載されます。


9月2日 (火)   消費税廃止!A

昨日に引き続き、湖東先生の講演からの報告です。

<消費税で、輸出大企業はぼろ儲け>

「付加価値税」を最初に導入したのはフランスです。1954年のことです。ガット協定(現在のWTO)では、輸出企業に補助金を出したり、税の優遇措置を禁じていました。そこで、輸出品には「付加価値税」はゼロ%としたのです。これは、フランスの大発見でした。

たとえば、A自動車の年間売り上げが1000億円、うち輸出分が500億円、国内分が500億円、また、年間仕入額は800億円とします。
売上のうち、輸出分には、消費税はゼロ%ですから、実際は国内分の500億円にだけかかり、消費税8%なら40億円となります。
年間仕入額は800億円ですから、その8%は64億円です。
結果、年間売り上げの8%である40億円から、年間仕入の8%である64億円を引くと、24億円マイナスとなり、この分、税務署から還付してもらえるのです。

まさか!と思いますが、最新の有価証券報告書に基づき、湖東先生が試算されると、トヨタは消費税還付金が1402億円になりました。年間売り上げの65.7%が輸出です。日産も794億円の還付金があることになりました。
現に、消費税収入が赤字になっている税務署があるのです。トヨタ本社がある愛知県豊田税務署は1423億円(2012年度分)の赤字ですし、日産本社がある神奈川税務署は426億円の赤字でした。
輸出大企業は、消費税は納めるのではなく、還付を受けるものなのです。湖東先生が推算された輸出還付金額上位20社には、三井物産、住友商事、ソニー、キャノン、三菱重工業、新日鉄住金、任天堂など、有名企業がずらりと入っていました。
ちなみに、湖東先生は茨木税務署管内を調べて下さったのですが、2012年度、9947社のうち、消費税の還付を受けているのは436社、計107億円とのことでした。

消費税増税にかこつけ、便乗値上げで物価があがり、毎日の生活を切り詰め、私たちはつつましやかな生活をしているのに、輸出大企業は還付を受けているなんて、怒り心頭です。

湖東先生は言われました。還付というのは、年末調整など、自分が納めた税金が多かった時に戻してもらうものです。輸出大企業の輸出還付金は、下請け企業が納めた税金を輸出企業がもらう、いわば「横領」だと。

また、消費税が10%になれば、試算すると還付金は多くなりました。輸出大企業優遇措置の消費税、これは、不公平そのもの、廃止すべきです。

     ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

デング熱、高槻市内でも3人、患者が発生しました。いずれも代々木公園に行かれていたようです。症状は安定しているとのことで、ホットですが、蚊にはご注意下さい。

今日は、9月議会の議案の説明を受けました。明日は告示日、議案書をいただきます。しばらくは、市役所で議案調査に集中させていただきます。


9月1日 (月)   消費税廃止!@

昨日の湖東先生の講演からの報告です。今日は2点です。

<消費税は間接税ではなく、事業者が払う直接税である>

消費税は、個々の商品に課税されていると思い込んでいませんか?
実は、消費税は、年間売上げの8%から年間仕入の8%を引いたものを、事業者が消費税として税務署に払っているのです。したがって、消費者が負担する間接税ではなく、事業者が負担する直接税です。私たち消費者は消費税分として事業者に払い、事業者が預かって納税しているのではないのです。私たち消費者は一度も消費税を払っていないのです。ご存知でしたか!

この4月、消費税が8%に上がったからとして、商品の価格を消費税分として引き上げるのは、「便乗値上げ」です。

ヨーロッパや北欧で消費税があるように言われていますが、正確には「付加価値税」と言います。消費税の本名は「付加価値税」です。
「付加価値税」は際限なく引き上げる欠陥があります。世界で一番高い付加価値税は、ハンガリーの27%ですが、湖東先生は、このままだと、日本もいずれ20%、25%に上がるとのことです。なぜなら、@政府は財源が欲しい(1%で約3兆2千億円増収)、A財界は法人税を下げたい、B輸出企業は還付金が欲しい からです。

いわゆる先進国で、個々の商品に課税しているのは米国だけで、「小売売上税」として州税になっています。率は州により違います。
米国に隣接するカナダでは、付加価値税を1991年に7%で導入しましたが、現在、引き下げ中です。
米国は、付加価値税は貿易上不利になるため、反対です。日本が消費税率をあげれば、必ず米国とぶつかるとのことです。

<消費税は欠陥税であり、膨大な滞納を招いている>

国税のうち、滞納発生第1位は消費税です。国税庁の資料をもとに、湖東先生が試算された結果、2013年度の国税新規発生滞納額は5477億円、そのうち51.3%は消費税です。ご存知でしたか!
そのため、税務署は厳しい取り立てをしています。滞納が起こる税はいい税ではありません。
4月からの8%の増税で滞納がどれくらい増えるのか、深刻な事態だと推測されます。そして、その結果が明らかになる前に、10%増税の判断をしようとしていますが、10%になればますます滞納が増え、中小企業の倒産を含め、深刻な事態になることは必須です。なんとしても、これ以上の増税はまずとめなければなりません。

    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

月の初めの今日、月刊誌や各地の市民運動のニュース等が13も届きました。先週末、皆さん発送して下さったのでしょう。光景を思い浮かべながら読ませていただいています。元気の出る報告や記事、ありがとうございます。
 

■ご意見・ご要望はこちらから
wasabi@osk3.3web.ne.jp

     
         

©二木洋子事務所